週末に迫った亡き父の分骨に合わせて、写経をしました。心を落ちつけて一字づつ。般若心経は読み慣れているというもの、習字の心得も身、字はうまく書けません。下手な字だけど、これで赦してほしいと亡き父にお詫びつつ、書き終えました。メインサイト『琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ ...
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 2020年に日本列島を北海道から鹿児島まで徒歩で縦断しました。
★全国を歩いて探した9000種類、1万枚を超える画像を収録した、ホーロー看板の別サイトも開いています。
歩き遍路の旅はいよいようどん県の香川県に突入。74番甲山寺を打ち、遍路道を75番善通寺に向かいました。すると、「宮川製麺所」と書かれたうどん屋の看板が。15時を回っているのに、嬉しいことに営業中でした。空腹だったので、にわかに巡礼モードから煩悩モードに切り替わってしまいました。店内に入ると、そこはモロに製麺所。もちろんセルフでうどんを作ります。メニューは讃岐うどんの冷か温のみ。小(1玉)、大(2玉)、特(...
お遍路の途中で立ち寄った店です。全国には『北京飯店』という屋号は星の数ほどあるでしょうね。午後をかなり過ぎていましたが、店内は満席。リュックを担いだお遍路姿の私を見て、入口の少し広いスペースに案内してくれました。周りのテーブルを見ると、唐揚げを食べているお客が多いようです。店員さんに「おススメは?」訊くと、すかさず「唐揚げです」という返答。ということで、鶏のからあげ定食(950円)を注文しました。出て...
カミさんと劇団四季『キャッツ』名古屋公演に行ってきました。ミュージカルを観るのは『オペラ座の怪人』以来6年ぶり。『キャッツ』は25年ほど前にニューヨークのブロードウェイで観ました。その時の感動が忘れられずに、もう一度観たかったんですが、その後の名古屋、仙台公演でも観ることが叶わず今日まできてしまいました。今回は名古屋で21年ぶりのロングラン公演ということで、3ヵ月ほど前にチケットを予約しました。S席前列1...
首都圏を巡る夫婦旅も最終日。今日も雲一つない快晴。梅雨の中休みにうまくはまった三日間となりました。連泊した水天宮のホテルを出て、まずは日本橋に向かって歩きます。スーツケースを転がしながら歩くのはなんともカッコ悪いですが、東京駅までの辛抱です。茅場町にはかつて私が勤めていた会社の本社があり、日曜の朝ということもあって閑散としたビジネス街から会社の前を通って、日本橋へ。カミさんが見たいと言っていた麒麟...
はとバスでの鎌倉ツアーは最後の目的地・江の島へ。これまで何度も島の風景を眺めながら素通りしていますが、上陸したのは初めてです。それにしても人が多いです。ウィンドサーフィンをする人やちょっと早い海水浴客も多くいる砂浜もそうですが、海鮮料理屋が並ぶ海岸から、江島神社に続く狭い参道には溢れんばかりの人の波。もうこれだけで酔ってしまいそうでした。神社の石段を最後まで登ることは諦めて、途中で下りてきました。...
2023年初夏 首都圏を巡る旅④~鎌倉はとバス観光・高徳院と長谷寺
午後になり、鎌倉はとバスツアーは大仏さんの高徳院へ。長谷寺の駐車場に停まったバスを降りて、ガイドさんの先導のもと向かいました。県道沿いの狭い歩道は両側とも観光客でごった返し。日本人より外国人の方が多いくらいでした。鎌倉は人気あるんですね。高徳院の山門をくぐると、見えました。大仏さん。デカイです。50年ぶりの再会ですが、これは圧倒されますね。大仏さんの周りをぐるっと回って、背中もチェック。後ろから見た...
2023年初夏 首都圏を巡る旅③~鎌倉はとバス観光・鶴岡八幡宮
旅の二日目です。今回のメインですね。はとバスで鎌倉を巡るツアーに参加しました。昼食付で二人で14000円。全国旅行支援割引と神奈川クーポン2000円分が付いたお得なプランです。この日は土曜日とあって、ツアーは2号車まで出る盛況ぶり。紫陽花寺で有名な長谷寺を回るとあって、鎌倉ツアーは数あるはとバスツアーの中でも人気が高いようです。東京駅丸の内口を8時30分にスタートして、鶴岡八幡宮、高徳院、長谷寺、江の島を回る...
小田原を後にして向かったのが、横浜。今夜の宿は東京駅近くなので、夕食を中華街で取ろうというのが目的です。小田原からはJR東海道線を乗り継ぎ、横浜駅から石川町駅へ。そこから中華街へはすぐですが、平日の夕方というのに、けっこうな観光客。首都圏はどこに行っても人が多いですね。中華街の門をくぐると、やはりすごい熱気。この雰囲気は、何度来てもワクワクします。今回はオーソドックスにリーズナブルな店で定食を食べよ...
このブログにも書きましたが、4月の北陸の温泉旅は私の体調悪化によるヘマで、宿を目前にリターンするということになってしまいました。お遍路の時にできた足のマメが原因で、そこから菌が入ってしまい熱が出るという症状でした。春と秋の年二回の夫婦旅行を楽しみにしていたカミさんには謝っても謝り切れず。ようやくリベンジできたのが今回の旅です。計画は2泊3日で東京方面を回るというもの。1日目 小田原→横浜→東京2日目 ...
4月の歩き遍路で立ち寄りました。歯長峠から遍路道を一気にくだり、道引大師から県道29号線に沿って進み、14時近くになってようやくありついたのが、明石寺近くにある『大介うどん』さん。セルフということですが、そのシステムが良く分からず、店内に入ってからとりあえず人の列に並んで、案内板をしげしげと見ました。ザルのお椀に入れられたうどんを4玉入れて450円です。ちなみに3玉まで(350円)は白いどんぶりになり、4玉以...
4月の歩き遍路で立ち寄った店です。足摺岬にある38番金剛福寺を打った後に取ったルートは、西回りで岬をぐるりと一周し、土佐清水市に向かうというもの。それこそ、イヤいやというほど青い海を見て歩くのだが、問題は岬を出てから食べるところが一切ないという状況。空腹を紛らすために、ペットボトルの水を飲みながら歩くが、さすがにもう限界…というところで、見つけたのがクルクル回る喫茶店の回転灯。『喫茶 緋羅里』の扉を開...
四国から帰って一週間が過ぎたのに、毎日のようにお遍路をしている夢を見ます。草深い山道を登り詰めた山門だったり、最後の88番大窪寺の境内だったり…。その上、体内時計がお遍路をしているときのままで、決まって朝4時頃に目が覚めてしまい、それからうとうとといつもの起床時刻の6時過ぎまで布団で過ごしています。呼ばれているのでしょうか。結願して帰ったばかりなので、まだ早いです。二度目のお遍路は考えたこともありま...
四国遍路で立ち寄った道の駅あるレストラン『風人』さんです。土佐久礼から雨の国道を歩き、ずぶ濡れになりながら七子峠へ。高知名物の塩けんぴで冷えた体にエネルギーを送り込んで、ようやくたどり着いたのが『道の駅あぐり窪川』。濡れた雨具を脱ぎ、人心地ついて注文したのが、ここの名物のカツ丼(1080円)。肉は少し薄いですが、なんといってもその柔らかさが素晴らしい!とろとろふわふわの玉子もいいですね。空腹だったこと...
成島出監督作品の『銀河鉄道の父』を観てきました。封切って1ヶ月が経過し、しかも平日の午後とあって、観客は私たちを入れて7名でした。この映画は門井慶喜の同名の原作が元で、直木賞を獲った作品です。四国お遍路から帰ってきて、真っ先に読了した作品ですが、まだ映画が上映されていることを知り、カミさんを誘って足を運んだ次第です。内容は、最後のシーンを除いて、ほぼ原作に忠実だったところが好印象です。しかし、いかん...
岡山駅『倉敷うどんぶっかけふるいち』ぶっかけうどん&肉うどん
3~5月にかけてお遍路の旅の四国への中継点として下りた岡山駅。都合三度も立ち寄ったのが、新幹線上りホームにある『倉敷うどんぶっかけふるいち』さんです。ずっと以前に、倉敷駅前の店(ぶっかけ亭本舗ふるいち)で食べた味が忘れられず、ホームにある立ち食いという条件にも関わらず、満を持して突入です。3月のお遍路で食べたのが、ぶっかけうどん(大700円)。この時は、大盛がまさか2玉もあるということを知らず、そのボリ...
お遍路から帰還して5日が経ち、マメの痛みも癒え、今日から日課のウォーキングを始めました。昨日は、孫の1歳の誕生祝に長男宅を久しぶりに訪ね、お遍路で間があいた私は、3週間ぶりに孫を抱くことができました。成長が少し遅いので、まだ歩くことはできませんが、それでも一生懸命につかまり立ちをしようとする姿が健気で可愛いです。私たち夫婦は、親バカならぬ、爺バカ、婆バカなので、日々の単調な暮らしの中で、週末に孫の...
一昨日、四国遍路から帰宅し、文字通りぐた~となっています。老体にムチ打って歩いた区切り打ち3回目のお遍路、無事に結願を果たすことができました。というわけで、5月は17日からのお遍路の旅出発もあって、読書はそれまでに読んだ5冊にとどまりました。今月はしばらくのんびりと本を読んでみたいと思っていますので、本棚にある積読崩しをしていきたいですね。5月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1735ナイス数:...
結願後、その足で高松から高速バスを乗り継ぎ、大阪難波のホテルに投宿。チェックすると、左右の足にマメが6個もできていた。右足はかなり腫れており、じっとしていもジンジンする痛みがある。こんな状態で高野山に行けるのだろうか?いったん帰宅して、それから出直してもいいかな?弱気の自分が情けなくなったが、それを押し殺して、どんな状態でも行くことに決める。翌日、3090円の【高野山フリーきっぷ】を購入し、早朝6時の南...
結願の日を迎えた。ドンピシャで雨である。これまでも、ここぞという日はいつも雨にやられていた。室戸岬の最御崎寺、久万高原の岩屋寺、石槌の横峰寺、そして昨日の屋島寺等々。まぁ、40日間も歩いていれば、仕方がない。一晩お世話になった旅館を朝6時に出発。大窪寺から出る14時のバスに間に合わせるためだ。87番長尾寺までは県道3号線と、そこから逸れる遍路道を行く。雨は強くないので、雨具は着けずに傘を差して歩く。今日は...
「ブログリーダー」を活用して、つちのこさんをフォローしませんか?
週末に迫った亡き父の分骨に合わせて、写経をしました。心を落ちつけて一字づつ。般若心経は読み慣れているというもの、習字の心得も身、字はうまく書けません。下手な字だけど、これで赦してほしいと亡き父にお詫びつつ、書き終えました。メインサイト『琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ ...
本が溢れてきたので、新たに本棚を買い足すことにしました。といっても、文庫本用の小さくてスリムなカラーボックスです。Amazonで注文したのは、下の計2セット4台 ・幅60㎝ ブラック 2台セット ・幅42㎝ ブラック 2台セット60㎝と42㎝の棚はそれぞれ違う業者で注文しました。60㎝のほうは何事もなく届きましたが、問題は45㎝のほう。届いたのは60㎝のカラーはホワイト。梱包には「Made in China」が。まったくの別物でした...
バラが見ごろを迎えた『ぎふフラワーガーデン』に行ってきました。自宅からクルマで30分ほど。香りが強い午前中が勝負ということで、オープンの9時を狙って走りました。平日だとうのに開門ゲートにはチケットを買う人の行列が。やはり、この時期は人気があるんですね。入場料は1000円でした。パーク内は広いし、バラばかりではなく森林浴が楽しめる散歩コースもあるので、ウォーキングの出で立ちで歩きました。それにしてもバラの...
すっきりと晴れ上がった空の下、白河市内を抜けて須賀川に向かう。白河から先は青森県津軽半島の三厩まで続く奥州奥道中と呼ばれ、85の宿場があったといわれている。おそらくこれに踏み込んだら数年かがりのチャレンジになりそうだが、熊野古道や二回目の四国遍路など、その前にまだ行きたいところがあるので、今回はほんのさわりの須賀川まで歩いて打ち止めにする。白河宿の脇本陣や本陣跡がある国道294号線を進み、「せんだいあ...
予報は当たり、雨の朝を迎えた。6時に起床し、7時まで様子を見るが、雨は激しくなるばかりで、窓を叩いている。これではとても出発する気にならない。8時近くまでふて寝を決め込んだ。どのみち10時のチェックアウトで、ホテルからは放り出される。往生際が悪いが、出発するしかない。雨具上下に傘、ザックカバーで防水対策をした完全装備で一歩を踏み出した。ホテルから鍋掛小学校前を通り、鍋掛宿がある県道72号線に合流した。途...
テントの一夜は暗くなれば眠るだけ。疲れていたのか20時過ぎに就寝した。早朝4時にテントを叩く風の音とやかましいほどの野鳥の鳴き声で目覚めた。シュラフにくるまってまどろんでいると、遠くから近づいくる人の足音が。テントの脇を過ぎたと思ったら、戻ってきて立ち止まった。(おい、おい、まさか注意されるんじゃないだろうか)(まだ、4時だぞ…)そんなことを思って息を殺していると、踵を返して足音の主は去っていった。そ...
4月の日光街道に続いて奥州街道を歩く旅をした。五街道の最後を飾る旅である。日光街道の旅では、スマホの画像を誤ってすべて削除してしまい、特にホーロー看板の画像を無くしたことがものすごいショックで、落ち込んでしまった。今回は一日を割いて宇都宮までのルートを再度トレースしながら、ホーロー看板を撮影しリベンジした。奥州街道のスタートは5月18日。栃木県の宇都宮駅から福島県の須賀川までの約115㎞を歩く旅である。...
相差の民宿で一泊し、近鉄電車で伊勢市に向かいました。雨はすっかり上がり、天気は上々。風も爽やかで、ウォーキング日和です。近鉄五十鈴川駅から伊勢神宮までの3㎞を歩きます。朝のウォーキングにはちょうどいい距離でしょうか。伊勢神宮の参道であるおはらい町は、平日の朝とあって人も少なかったです。これが週末となればまっすぐ歩けないくらいの混雑となるそうですが、想像したくもありません。おはらい町を抜け、大鳥居か...
忌明けもしたし、伊勢神宮に参拝がてら美味しい魚料理を食べようとなりました。雨の平日の午後、カミさんと向かったのは、三重県の鳥羽市。近鉄鳥羽駅からの送迎をお願いした民宿のクルマで、相差へ。女性の願いを叶えると言われる石神社近くの『民宿おくのせこ』さんで厄介になりました。ここは料理自慢の人気の民宿ですが、平日ということもあり泊り客は私たちのみ。大浴場も露天風呂も貸し切りでした。そして、お待ちかねの夕食...
朝からぐんぐん気温が上がり、快晴に恵まれた子供の日。岐阜県と愛知県の県境にまたがる旧国鉄中央西線の廃線ウォーキングに行ってきました。ここには明治33年(1900年)に開通し、昭和41年に廃線となったトンネル群がそのままに保存されており、春と秋の年二回一般公開されています。自宅からは至近ですが、公開期間はいつも凄い人出になるので10年ほど前の秋に訪れてからは足を運んでいません。付近に駐車場がないのも理由ですが...
昨年亡くなった元同僚を偲んで飲み会をしました。定年再雇用でそのまま会社に残り、赴任先の大阪で持病のために亡くなりました。64歳、早すぎる一生でした。彼とは生年も同じで、在職中に同じ部署だったこともあり、会社帰りに連れだってよく飲みに行ってきました。今回は連休で帰省していた現役後輩の声かけで、気の抜けない仲間4名が集まりました。私は61歳で再雇用をリタイヤしましたが、他のメンバーは65歳まで勤め上げ、昨年...
連休明けから昨年に続いて二度目の歩き遍路に行こうと思い、着々と準備をしていましたが、延期することにしました。2019年の膵臓の手術によって持病となってしまった、糖尿病の血糖値が悪いのがその理由です。今年からHa1cの数値が7.0を切ることがなくなり、あえなく投薬開始となりましたが、運動や食事に気を使っていても数値は改善せず。直近の数値は空腹時血糖134、ha1c7.9になってしまいました。主治医の見立てでは加齢もある...
旅を終えて帰宅してレポを書いてます。実は、どんくさいことに、スマホの画像データを誤って削除してしまいました。なので、旅の4日目の画像はありません(泣)。帰宅してからデータ復活ソフトなどを使って試してみましたが、復元できず。スマホのゴミ箱から削除したことがすべての過ちでした。日光街道の画像よりも、道中で撮影した50枚余りのホーロー看板の画像のほうが自分にとっては重要で残念です。いつの日にかリベンジしなく...
昭和レトロな宿は親切な女将さんのおかげでゆったりと過ごすことができた。今日は石橋までの32㎞の行程となるので、女将さんに見送られて6時30分に出発。強風に翻弄された昨日とは、うって変わって穏やかな晴天となった。早朝の古河宿は、朝日が古い民家に反射して美しい。古河の町を抜け、国道4号線を歩く。いつの間にか栃木県に突入し、野木、間々田、小山までは見るべきものもなく黙々と歩いた。小山市内に入り、須賀神社に参拝...
強風に翻弄された一日となった。ほうほうの体で宿にたどり着き、ようやく一息ついてこのレポを書いている。早速風呂に入ったら、頭から耳の穴まで砂でジャリジャリだった。黄砂と花粉のダブルパンチ。今日は記憶に残る日となるかもしれない。南千住から電車で昨日ゴールした北越谷駅まで戻る。6時30分に出発。今日は38㎞の行程なので、早朝スタートである。北越谷から粕壁宿まではとくに見所もないまま歩道もない県道を歩いた。春...
花粉症の悪化で延期していた、日光街道の歩き旅を本日からスタートした。高速夜行バスで東京駅に着いたのは早朝5時18分。定刻通りの到着だったが、思った通りまったく眠れなかった。東京駅から日本橋の五街道の起点に向かう。天気は良さそうだ。昨年の甲州街道以来の麒麟像を前に、日本橋三越に向かって日光街道を歩きだす。日光までは約150㎞。今日から5日間の行程である。日光街道は平坦な道を歩くので、他の街道と違って峠越え...
一夜明けて全身が筋肉痛です。夏のような暑さに見舞われた昨日、退職した会社のOB会のイベントで、タケノコ堀りに行ってきました。場所は先輩社員が所有する三重県の竹林。着いてみて驚いたのは、その広さ。半端じゃないくらいの規模で竹林が広がっていました。訊くと、収穫の今の季節は毎日のように掘っているそうです。タケノコ堀り専用の重い鍬を借りて、いざ。10センチほど頭が出ているタケノコを探して鍬を入れる。鍬の入れ方...
青春18キップの旅で、偶然立ち寄った店です。地元では人気店のようで、ランチタイムとあって店内は混んでました。カウンターに座って注文したのは、定番のラーメン(650円)。はなから替え玉(150円)を頼むつもりなので、ここは単品勝負です。麺はふつうとカタメの中間を。出てきたラーメンはいたってシンプルです。スープは久留米ラーメンらしい少し粘り気があるとんこつ。飲んでみると、思った以上にさっぱりした味わいです。細...
岐阜県恵那市の山里にあるしだれ桃が見頃を迎えたということで、今年も出かけてきました。ここは知る人ぞ知る隠れお花見スポットですが、つい二日前に新聞の地方欄で取り上げられたこともあり、多くの人で賑わっていました。山里は、まさに百花繚乱。昨年よりも10日も遅い満開となりました。帰路に立ち寄った同じ恵那市にある樹齢300年の「ひよものしだれ桜」(岐阜県指定天然記念物)は、ちょっとばかし時期が遅かったのか、落花...
花粉症が少しばかし良くなったので、三重県へホーロー看板を探しに行ってきました。名二環の通行止めと東名阪の集中工事に阻まれて、国道はとんでもない渋滞。木曾三川を渡るのに、一時間くらいかかりました。自宅を出てから2時間以上かけてようやく三重県に入って、山里へ。桜は散り始めでしょうか。今年は桜の名所も行けなかったし、花見に関してはどうにも中途半端で終わっしまいました。真珠漬の大きな看板が貼られた建物を見...
3~5月にかけてお遍路の旅の四国への中継点として下りた岡山駅。都合三度も立ち寄ったのが、新幹線上りホームにある『倉敷うどんぶっかけふるいち』さんです。ずっと以前に、倉敷駅前の店(ぶっかけ亭本舗ふるいち)で食べた味が忘れられず、ホームにある立ち食いという条件にも関わらず、満を持して突入です。3月のお遍路で食べたのが、ぶっかけうどん(大700円)。この時は、大盛がまさか2玉もあるということを知らず、そのボリ...
お遍路から帰還して5日が経ち、マメの痛みも癒え、今日から日課のウォーキングを始めました。昨日は、孫の1歳の誕生祝に長男宅を久しぶりに訪ね、お遍路で間があいた私は、3週間ぶりに孫を抱くことができました。成長が少し遅いので、まだ歩くことはできませんが、それでも一生懸命につかまり立ちをしようとする姿が健気で可愛いです。私たち夫婦は、親バカならぬ、爺バカ、婆バカなので、日々の単調な暮らしの中で、週末に孫の...
一昨日、四国遍路から帰宅し、文字通りぐた~となっています。老体にムチ打って歩いた区切り打ち3回目のお遍路、無事に結願を果たすことができました。というわけで、5月は17日からのお遍路の旅出発もあって、読書はそれまでに読んだ5冊にとどまりました。今月はしばらくのんびりと本を読んでみたいと思っていますので、本棚にある積読崩しをしていきたいですね。5月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1735ナイス数:...
結願後、その足で高松から高速バスを乗り継ぎ、大阪難波のホテルに投宿。チェックすると、左右の足にマメが6個もできていた。右足はかなり腫れており、じっとしていもジンジンする痛みがある。こんな状態で高野山に行けるのだろうか?いったん帰宅して、それから出直してもいいかな?弱気の自分が情けなくなったが、それを押し殺して、どんな状態でも行くことに決める。翌日、3090円の【高野山フリーきっぷ】を購入し、早朝6時の南...
結願の日を迎えた。ドンピシャで雨である。これまでも、ここぞという日はいつも雨にやられていた。室戸岬の最御崎寺、久万高原の岩屋寺、石槌の横峰寺、そして昨日の屋島寺等々。まぁ、40日間も歩いていれば、仕方がない。一晩お世話になった旅館を朝6時に出発。大窪寺から出る14時のバスに間に合わせるためだ。87番長尾寺までは県道3号線と、そこから逸れる遍路道を行く。雨は強くないので、雨具は着けずに傘を差して歩く。今日は...
雨になった。予報が外れてくれたらと思っていたが、きっちりと当たった。雨具上下と傘を差す、完全防水スタイルで7時に出発。通勤ラッシュが始まった国道11号線を屋島に向かう。琴電潟元駅から84番屋島寺に続く坂を登っていくが、雨が激しくなってきた。住宅街を過ぎ、遍路道は石畳のように整備された道となった。弘法大師ゆかりの「屋島御加持水」や「食わずの梨」といったポイントを通過するが、雨が激しく、立ち止まって写真を...
雨の朝となった今日、四国が梅雨入りした。結願まで天気は大丈夫と踏んで、5月18日に愛媛県の内子を出発したお遍路だったが、想定外の梅雨入りに掴まった日となった。朝7時30分にホテルを出発し、JR高松駅から昨日ゴールした国分駅に向かう。下車すると、同じ電車からSさんが降りてきた。彼と会うのは二日ぶり。昨日は79番を打って、国分駅まで歩いたという。今日は80番国分寺から81→82と回り、高松に出るということだ。連れだって...
76番金倉寺近くのゲストハウスを6時に出発。宿泊客は宿の規定により室内では食事ができないので、玄関脇に置かれた小さなテーブルがある狭いスペースで食べることになっている。前日に買っておいたパンを食べようと思って部屋を出ると、女性二人がお化粧の真っ最中。とても食事どころではなく、仕方がないので、チェックアウトをしてから近くのコンビニで食べた。しばらく県道25線を歩き、脇道から77番道隆寺に向かうが、化膿して...
右足の小指にできたマメの痛みにもだえながら、午前7時に出発。この痛み、もう三日も苦しんでいる。今日は痛みを我慢できず、ほんの100メートルも歩かぬうちに、ロキソニンを飲んだ。観音寺駅前を通過し、財田川に沿って70番本山寺に向かう。昨日、雲辺寺で会った年配のお遍路さんに追いつき、しばらく話をしながら歩く。千葉県の人で、野宿をメインに宿泊まりを交えて通し打ちをしているという。お遍路は3回目。一見するとホーム...
「民宿岡田」の名物おじいちゃんは95才。夕食後のひととき、宿泊客の5人は翌日に打つ雲辺寺のルートについて、おじいちゃんからレクチャーを受けた。 背筋をピンと伸ばしたかくしゃくとした姿、歯切れの良い話かたはとても1928年(昭和3年)生まれとは見えない。テレビ番組でも取り上げられたという四国遍路では有名人で、まさしく生き字引のような人だった。6時30分にエプロンをしたおじいちゃんに見送られて出発。お接待でいただい...
ビジネスホテルで昼食のおにぎりのお接待を受け、6時30分に出発。おにぎりには、私の名前と「道中、お気をつけて!」の付箋が付けられていた。お遍路を始めてから、多くの人たちの優しさに触れている。ありがたいことだ。国道11号線と松山自動車道を横切り、65番三角寺に向かう遍路道に入った。遅い田植えが始まった棚田の風景が目に和む。遍路道は車道から山道になるが、クモの巣を払いながら緩やかな勾配をずんずん行く。右足の...
朝6時に西条駅前のビジネスホテルを出発。今日は札所の参拝はないので、予約した宿がある四国中央市の伊予三島までひたすら歩く行程となる。国道11号線に出ると、早朝にも関わらず、交通量が多い。疾走する大型トラックの騒音が半端ではないので、できるだけ国道を避けたい。野口の交差点から旧街道に続く遍路道に入る。しばらく行くと、民家の前で「お遍路さん、お接待」と、小柄なおばあちゃんから呼び止められた。昭和時代から...
ゲストハウス「BEKKU」の泊まり客は、自転車でお遍路をしている26才フリーターのR君と、私の二人。オーナーの女将さんと3人で夕食を取りながら、話がはずんだ。公然とお接待や送迎を要求してくる客や、予約もせずにいきなりやってくる客、連絡なしのキャンセルなど、同じお遍路とも思えない傍若無人ぶりの話に驚く。これでは人としての常識が疑われる。お遍路をするに値しない人がいることで、四国遍路の価値を下げていると言って...
大西駅前のビジネスホテルを朝6時に出発。泊まり客は私一人だというのに、85才のオーナーの女将さんが、玄関まで見送ってくれた。別れ際に今治タオルのハンカチをお接待でいただいた。思えば、私が到着するのを見計らって、風呂を沸かしてくれていたし、洗濯も手伝ってくれた。ホテルは古く、決してきれいとはいえないが、女将さんのその気持ちに感謝したい。さて、今日は54番延命寺から59番国分寺までの6つの寺を打つ、忙しい一日...
女将さんの見送りを受けて、朝6時に旅館を出発。リポビタンDのお接待もいただいた。道後温泉街から松山大学のキャンパスを抜け、52番太山寺に向かう。日曜日とあって、多くのウォーキングの人たちとすれ違った。白衣を着て金剛杖の姿の私は、ここでは珍しくもないようで、皆さんが「お気をつけて」と声をかけてくれた。お遍路さんが歩いているのは、松山では当たり前の風景のようだ。太山寺の山門を潜ってから、更に250メートル進...
6時30分に、一夜を過ごした「遍路宿 桃李庵」のご主人に見送られて出発。私が寝ている間に、濡れたシューズを薪ストーブで乾かしてくれた、さりげない気遣いに感動。標高650メートルの宿から国道33号線を更に登り、登りきったところで遍路道に入った。霧が立ち込める三坂峠は標高710メートル。かつては、伊予と土佐を結ぶ重要な街道だったという。所々に石畳も残っており、古道としての雰囲気は抜群である。しかし、歴史は残酷でも...
昨夜は宿での豪華な夕食に舌鼓を打ったまではよかったが、酒に酔った同宿のオヤジに絡まれて、どっと疲れてしまった。それがあってか熟睡できず、浅い眠りのまま朝を迎えた。宿での楽しみは、同宿のお遍路さんたちとの交流にもあるが、皆がみな紳士とは限らない。そこには得てして、鬱陶しい人も混ざってくる。昨夜のオヤジはまさにそれ。歩き遍路を10数回やっていることを自慢し、宿の批判や寺の対応に対して鬱憤をかます。更に、...
今日から区切り打ち3回目の歩きお遍路をスタートする。結願を目指す2週間の旅である。6時から始まるホテルの朝食サービスを、急いで流し込んで出発。国道56号線をしばらく直進し、「道の駅内子フレッシュパークからり」を横目に、久万高原町に向かう国道379号線に入った。歩き始めから体が重い。数日前から右足裏に鈍い痛みがあり、昨日の7時間の電車移動が堪えたのか、腰痛も出てきたので、ロキソニンを飲んで歩いている。今日は4...
朝自宅を出発して、新幹線と在来線を乗り継いで、愛媛県の内子に来ました。前回4月24日に中断してから、3週間ぶりの内子駅です。それにしても暑いですね。まだまだ5月というのに、気温は29度です。この季節外れの暑さ、明日からのお遍路が心配です。と言いながら、天気は崩れるようです。今日はウォーミングアップとして、内子の町並みを歩いてみました。大正時代に造られたという内子座や、白壁が軒を並べる町並みは、見所たくさ...
明日から四国お遍路を再開します。今年3月から始めた区切り打ちの3回目で、今回は愛媛県の内子から歩き、久万高原にある44番大宝寺からのスタートとなります。体調に問題なければ、2週間後の結願を目指す予定です。さて、このところ夢中になって読んでいた遍路本。森哲志著『男は遍路に立ち向かえ』(長崎出版2009年)ですが、正直言って、最後まで読まなきゃよかったと後悔しています。前回中断した43番明石寺までのくだりで止め...