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髭仙人の気まま歌日記 https://blog.goo.ne.jp/santasanda2000

こんな へんてこな 爺も おりますぞ。 約35年ぶり、作歌を本格再開。

 どうへんてこか。  ◎目指すは「ハリーポッター」のダンブルドア先生   そろそろ20cmの長い髯  ◎越中褌常用40年超。絶滅危惧種の一匹。    ◎引き出し多し。短歌、シナリオ、童話、心理小説         合唱、園芸、ギタ−、旅、歴史、宗        教、障害者福祉・・・  

髯仙人の気まま歌日記
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倉敷市
出身
倉敷市
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2014/08/28

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  • 想宙苑便り ⑧ 清明節

    <想宙苑便り>⑧清明節新暦平成二十七年四月五日(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載します)木琴の撥の玉なる芍薬の蕾奏づる春の雨音さみどりの庭苔の上いづくより風運びしやさくら花びら木蓮の花むらさきや旧家(ふるいへ)の主(あるじ)の矜持いまに偲ばゆ庭めぐるうぐいすの声いつしかに曲啼きの域春たけにけり咲き盛るさくら愛ほし村人らみな老いゆきて春はめぐり来(付録)満開のさくら賞づるや老いの春・・・さくら咲く無常の春に浮かるるや花は散るもの人は逝くもの想宙苑便り⑧清明節

  • 想宙苑便り ⑦ 春分節

    想宙苑便り⑦春分節新暦平成二十七年三月二十一日(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載春や春木々に花咲きうきうきと人待ち顔の庭となりけりまぼろしのあまたの児らがはしゃぐがに黄色き声に連翹さかるまんまるい木瓜の蕾の登る枝登りきったら春だ咲け咲け料亭のおかみの凛と裾さばき位置をたしかにつばき花咲く春霞射抜きて飛ぶや目に見えぬ電波が花のたよりを運ぶ想宙苑便り⑦春分節

  • 想宙苑便り ⑤

    <想宙苑便り>⑤啓蟄節新暦平成二十七年三月六日木精(こだま)たち!万の馬酔木に白き灯を点せ!お山に春が来る来る!大地より春が噴き出る力とも黄なる連翹一気に開くそこはかの香に魅かれしや枝垂れ梅二歳になりし孫娘(こ)が見上ぐ淡雪にさみどりさやかおちこちに赤き椿の咲き初めにけり辞書引けば四十年(よとせ)昔の母正し沈丁花をばちんちょうげとも云ふ想宙苑便り⑤

  • 想宙苑便り ⑤

    想宙苑便り⑤(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載します)万華鏡のぞくに飽いて春の空春近し綿雲空に散らばりて照りて翳りて翳りて照りて沈丁の万蕾赤くスタンバイぬくくなったら人を招こう児も猫もをらねば鳥のあそび場でヒヨドリメジロを追ひかけてゐる冬の間に苔はみどりに生え変わり遠くに想う人を待ちわぶ遠き人春に来たれよ刈り込みの万の小枝が小首上げ待つ想宙苑便り⑤

  • 起きくれば銀世界なり声高の太郎次郎が三郎起こす雪

  • もどり寒

    湯屋出(い)でて剃刀創に風寒し他人事でも悪口耳にしまるまりし剪り竹の秀(ほ)木枯に転がりゆきて児ら嬉々と追ふもどり寒

  • 想宙苑便り ④

    <想宙苑便り>④ー立春節新暦平成二十七年二月四日(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載します)頬白に庭の木の実も尽きかけて「一筆啓上春立ちに候」小雪舞ふ庭の奥処(おくど)でオギャーギャオ猫の恋歌春呼ぶ声す春立つや猫が尾を立てまだ寒き月照る屋根で呼ばひ初むかな陽だまりの梅ほころびて春立ちぬ噂話のひとつも恋し春めぐりくる日本の宙(そら)たかくけふも地球を有人船周る(付)つくねんとひとり炬燵にこもる冬つぶやくが如き地震(なゐ)しばしなり(付)極東の清人(せいじん)の庭春立ちぬ中近東の戦火は止まず想宙苑便り④

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    林道にズラリ縦列軽トラは入会山に草刈る爺らの老いたれば前を隠すの恥もなしいやいや滑って転ばぬやふに「オヤジアブナイ」爺が親爺を入れているこの山の湯もいつまで続く常連の爺ちゃんひとり来ずなりぬ途中山道軽トラ落とし・・・八,九十の爺が気がつき言ふことにゃ「あんた遅れとるの」わが越中褌湯あがりの目にさやかなる春気配排水溝のみどり広ごる記事のタイトルを入力してください(必須)

  • 歯に衣着せぬ

    人質も首相あなたも死刑者も空爆犠牲者同じきいのち思ふても言ふてはならぬ人の道働けざるもの食(くら)ふべからず至るところ託老所ある平成で白痴放送ぼんやり観てるイスラムの人質騒動固唾飲み全豪オープン観ながら憂ふ脛かじるニートの倅はや不惑年金暮らしのその父は古希年金の捨扶持あてに希望なく迷惑ばかりの長寿を呪ふ今の世の文盲なりきITに戸惑ふ老いら卑屈に生きる目覚むれば一夜のうちにしんしんと深く積もれり雪は真白く歯に衣着せぬ

  • 想宙苑便り ③

    <想宙苑便り>③ー大寒節新暦平成二十七年一月二十日(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載します)玉の輿夢見るやうに寒中に牡丹の花芽日々に膨らむ枯れ茂みおっとどっこいフライング連翹ちらほら寒中を咲く過ぎし日の棘々しこと思い出づ寒の陽射に柊光るいそいそと馥郁の香を育てゐむ寒の日向の沈丁の蕾寒風にひゃうひゃう腕を踊らせてボケた振りして百日紅立つ想宙苑便り③

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