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オアシスが来日だそうで。~~~オアシスを聴く時二人の女性を思い出す。でも Don’t Look Back In Anger心に波は立たない。...
アーナルデュル・インドリダソン/著 柳沢由実子/訳『悪い男』読了
レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。男はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、バーやレストランで出会った女性にクスリを混入した飲み物を飲ませて意識を失わせ、レイプしていた常習犯らしい。被害者による復讐か?犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のエリンボルクは現場に落ちていた一枚のスカーフの香りを頼りに捜査を進める。内容(「BOOK」データベ...
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アルコールが一滴もないはずの閉鎖病棟で泥酔を繰り返す、かつての人気作家。キックボクシングの王者決定戦、勝利の瞬間にリングで死亡したチャンピオン。かたや厳重な警備の病院で、こなた千人以上の観客が見守る中で、それでも起きた奇妙な「密室」事件。摩訶不思議な2つの謎に対し、天才医師・天久鷹央がくだした「診断」とは?書き下ろし掌編「後輩、朝霧明日香」収録。内容(「BOOK」データベースより)尊厳死。本書は「天久...
厚生労働省による依存症啓発プロジェクト「Butterfly Heart」アルコールだけでなく薬物、ギャンブルなど依存症に対する理解と偏見をなくそう。そんな僕達にとって感謝してもしきれない活動です。~~~これからも僕は、プロジェクトに関わる全ての方に感謝し続けるとともに依存症は病気だからと言って、誰かに甘えない。自分にも甘えない。その様に努めてまいります。他方、プロジェクトの意義に反してしまうのだけれど、皆様には...
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだがー。内容(「BOOK」データベースより)イコールじゃない。本書は “電子書籍化絶対不可能...
バリカン。予想していたより切れ味が良い。簡単(一人でもやれる)。散髪後の後片付けも(それほど)面倒ではない。30年以上前、バリカンを購入して試したのだけれど、結果は散々だった(この時は同居人にやって貰った)その時の記憶から長年敬遠してきたのだけれど、もっと早く買えば良かった。バリカン。刈り上げが最高に気持ち良い。...
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アンディ・ウィアー/著 小野田和子/訳『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』読了
未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む! 『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント内容(出版社内容紹介より)ロングパス。本書は地球の危機を救うために発動されたプロジェクト、「ヘイル・メアリー」を描いた SF作品。謎の生命体とのファーストコンタク...
お手て無いない。...
西東京市にある廃病院で、看護師が転落死した。不治の病を苦にした自殺と見做されたが、彼女の娘・時山由梨はそれを頑なに否定。母が一人で死ぬはずがないと訴える。天才医師・天久鷹央は由梨の依頼を受け、事件を調べ始めるが、そこに「不可視の魔弾」の謎が立ちはだかる…。現役医師の著者のみが描ける驚天動地のトリック。その犯人とは?書き下ろし掌編「幽霊と鴻ノ池」収録。内容(「BOOK」データベースより)心。本書は「天久...
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ルーティンを愛する45歳事務職×ホスクラ通いの20代パリピ編集者。同じ職場の女から導かれて出会ったのは忘れかけていた本当の私ー。内容(「BOOK」データベースより)ナチュラルボーンドンキー。本書は45歳バツイチの女性・浜野さんの物語。ルーティンを愛する彼女に訪れた “イレギュラー” な日々がありました。内容はバッサリ略で一言、とても良かったです。それは浜野さんが刺激(幸せ)を求めなくなった経緯と、それが破ら...
鏡を見る。...
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副署長田添杏美が勤める旭中央署は、未解決の少女行方不明事案を抱えていた。そこに新たに女性署長が赴任した。だが杏美に本部の監察から声がかかる。署長に関する極秘の案件だった。同時に手配犯の捜査が動きだし、不審な転落死が発生。剛腕の捜査一課長指揮のもと、事件は異様な展開にもつれこむ…。内容(「BOOK」データベースより)プライド。本書は『女副署長』シリーズの第三弾にして完結編(1,2,3)組織のしがらみや地域の慣...
安倍晴明、蘆屋道満…そんな平安時代の陰陽師に連なる存在として、複数の大学が調査を行っていた呪詛師・蘆屋炎蔵。だが、彼の墓を調べた研究者たちが相次いで体調を崩し、さらに翠明大学准教授が謎の焼死を遂げる。殺人か、呪いか。皆が疑心暗鬼に陥る中で、鷹央は事件に潜む「病」を看破するが、それは新たな呪いの始まりでしかなかった…。書き下ろし掌編「新しい相棒」収録。内容(「BOOK」データベースより)「呪い」とは本書は...
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羊の群れに狼が潜んでいるなら、気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない。鮮烈デビューから作家生活10周年。『記憶屋』『花束は毒』の著者、最新本格ミステリー!内容(「BOOK」データベースより)知らぬが仏。本書は女性連続殺人事件を中心とした本格ミステリィ。同じマンションの住人が犯人では?と言う、疑心暗鬼が描かれていました。内容はバッサリ略で一言、面白かったです。それは無差別と思われた連続殺人事...
久しぶりに傘をさす。濡れたのは右肩だけ。...
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高校時代に探偵の真似事をして以来、森田みどりは人の“本性”を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。“子どもたち”をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが...
以前、バレエの記事で「芸術とは誰かの人生を食べるコト」と書いた。そしてバレエに魅了された僕も「人生を食べられた」と。谷桃子バレエ団所属のソリストに森岡恋さんがいる。【週5バイトのバレリーナ】家賃6万円、家具なし…「芸術とは誰かの人生を食べるコト」そんな僕の拙い主張の一例を。この動画(ドキュメンタリィ)は示している。機会があれば見て欲しい。~~~来春、谷桃子バレエ団 2025年新春公演「La Bayadère(ラ・バ...
愚鈍なる警察に告ぐー。都内近郊で相次いで起きた連続殺人。犯行はエスカレートし、遂には現場に殺人鬼からの声明文が残される。警察を嘲笑し、「私は既に死んでいる」と語る犯人。その言葉通り、DNA鑑定で容疑者が死んでいることが判明する…。これは死者の復活か。真犯人のトリックか。天才医師vsシリアルキラー、究極の頭脳戦。書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」収録。内容(「BOOK」データベースより)生まれながらの殺人者...
コロナで自粛されていたビラ&ティッシュ配り。今年から再開しました。でもなんやかんやあって、ビラ配りの場所が一転二転。開催日なんか二転三転。結局、いつもの立川から、はじめて福生駅前での配布となりました。~~~皆様におかれましては美味しく楽しくお酒を飲んで欲しいな、って思います。事故や違反を気にしながら飲むなんて、お酒が勿体ないですよ?...
「姦通」していた男女が熊に殺されたー。閑静な別荘地で起きた事件は、愛に傷ついた管理人の男女と、6組の夫婦に何をもたらしたのか。内容(「BOOK」データベースより)悲劇か喜劇か。本書は閑静な別荘地を舞台とした群像劇。愛の「度し難い」様子がいくつも描かれており、乱暴にまとめてしまえば「納得」の一言になりました。内容はバッサリ略で一言、とても面白かったです。それは人には他人には決して見えず、見せず。理解も共...
YouTube のショート動画。気が付いたら時間がワープしている。アルコールと同じだ。...
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凶悪事件が長年起きていない佐紋署に、田添杏美副署長は異動した。だが赴任早々、山間部で殺人事件が発生した。おりしも緊急配備の最中。ほぼ同時刻、さらに事件が発生。被害者は警官だった。初動捜査に当たるのは、父親の介護やシングルマザーなど様々な悩みを抱える警官たち。彼らの地道な働きは事件解明につながっていくが、事態は急転した!内容(「BOOK」データベースより)上に立つ者。本書は『女副署長』シリーズの第二弾(...
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群馬県警本部捜査一課の刑事、白澤蕗の前に、数年ぶりに現れた兄・然。小狡くて卑しい然とは縁を切っていたが、200万円を用立ててくれと泣きつかれる。然にとある負い目がある蕗は、追い詰められて署の証拠品保管庫から現金を盗み出す。数日後、元検事の小曾根に金を借り保管庫に戻すが、今度は小曾根から強請られる。借用書を取り返そうと小曾根宅へ侵入した蕗だったが、そこには目を疑う光景があったー元白バイ隊員の著者が挑...
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党員のケイを気まぐれに愛し、いつか熱烈に傾倒し破れ去る有似子。愛とは一体何なのか? 昭和三十九年度芥川賞受賞作【感傷旅行】。著者のやさしさが滲みでている【大阪無宿】等。内容(出版社内容紹介より)世はなべてこともなし。本書は第50回(1963年下半期)芥川賞受賞作。戦後のまだまだ貧しい日本を舞台に、女と男のあれやこれやがありました。ここからは一言感想を。『感傷旅行』この恋?はトラベルとジャーニーの違い。ニ...
最近、目薬が鼻から出る。...
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溶接加工会社勤務の入江悠斗が、何者かに刃物で胸を刺されて死んだ。悠斗は17歳のときに傷害事件を起こしていた。事件を担当する捜査一課の新田はかつての先輩警官・本宮、女性エリート警部・梓、その部下として働く能勢の捜査報告から、別の二件の殺人事件との関連性を疑う。そしてそれぞれの事件の容疑者が「あのホテル」に宿泊することが判明。新田は三度、潜入捜査を開始するー。内容(「BOOK」データベースより)意味がない...
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「ただ普通でありたかった。」中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。誰か教えてください。ぼくはどう生きればよかったのでしょうか。三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。内容(「BOOK」データベースより)うまくやれよ。本書は「普通」を願いながら転落した死刑囚・川辺優人の物語。格差社会において、枠に、ガチャに “外れた” ...
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不幸なことが続き、大切な人たちを失ってしまった少年は、将来が不安で泣いていました。その様子が心配になった旅人は、未来を見せてくれるというクスノキの女神に会いに行くように勧めました。様々な困難を乗り越え、出会えたクスノキの女神は、少年の願いを聞き未来の姿を見せてくれます。そこで見た未来の姿とは…。内容(「BOOK」データベースより)感謝しよう。本書は大ヒット作『クスノキの女神』の中で登場した絵本を書籍化...
併設の図書館も(が)混んでいました。期日前投票、出足は順調のようです。...
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息子の顔見たさに何かひとつ事を起こせばそのたびにパトカーがやってくる。わたしはこれまで三回パトカーに乗った。そのことが繰り返される。それがわたしの人生になる。わたしはパトカーに乗り慣れた老人になどなりたくないし、そんな母親の姿を息子に見せたくもなかった。そんな母親が自分の産みの母親だと知られるべきではなかった。人生を踏み外した女性の静かな決意。内容(「BOOK」データベースより)鳥が来る。本書はひき逃...
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作家森博嗣さんの日常はまさに“工作する哲学者”。「ミクロ思考」と「マクロ思考」の往復運動から導き出された「人生とは何か」「人間とは何か」が面白い!本書を読めば、あなたの日常は180度変わる!内容(出版社内容紹介より)平和。本書は『森博嗣』によるエッセイ集。著者の作家引退後も変わらない思考と、少しだけ変化した日常がありました。内容はバッサリ略で一言、普通です。勿論、本書にも適度に刺激的で、独特な思考(お...
ふう玉。...
大学院生の町村と指導教員の宇賀神は、ニセ科学批判の急先鋒・蓮見教授にある事実を知らされる。深海パワーが、がんを治すというニセ科学商品の開発に、宇賀神が想い続ける研究者・美冬が手を貸した後、消息不明だと。なぜ美冬は怪しいビジネスに加担したのか?内容紹介(「BOOK」データベースより)科学は救わない。本書は人の心に付け込む「ニセ科学」のお話。科学を中心に、人が理性と感情の間で揺れ動く様子がありました。内容...
シャンパンだと思った。※モエピンやドンピンの仲間だと思うじゃん。...
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騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。無気力な周囲をよそに、客を喜ばせたい一心で働くお末。名店と呼ばれた昔を取り戻すため、志を同じくする若旦那と奮闘が始まる。粋なもてなしが通人の噂になる頃、店の秘事が明るみに。混乱の中、八年に一度だけ咲く桜が、すべての想いを受け止め花開くー。美味絶佳の人情時代小説。内容(「BOOK」データベースより)受け継ぐ。本書...
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中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、人間との同居は彼らの掟では大罪だった。禁断の、だが掛けがえのない日々-。内容(「BOOK」データベースより)許さないで欲しい。本書は人間と吸血種族バンブーの許されない交流を描いた作品。三つの章で三世代を描いており、大河小説的なファンタジ...
たぶん芸術って誰かの人生を食べるコト。今日、僕はバレエダンサーの人生を味わい、彼等に人生を喰われた。...
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数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化!何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。内容(出版社内容紹介より)猫飼いあるある。本書は実在の猫「つしま(つーさん)」を中心とした猫漫画(1,2)。野良出身の「つしま」を中心に、ゴーイングマイウェ...
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確立されたスタイルと、全くのオリジナリティをもって、鋭く重く、既成の文学シーンに切り込んだ稀有の作家レイモンド・カーヴァー。確かな才能を明示する、そのデビュー短篇集から十三篇を収録。内容(「BOOK」データベースより)劣等感。本書はレイモンド・カーヴァーの処女短篇集。分冊されており、本書は前半の13編が収録されています(1,2)その多くに、日常に潜む “無いものねだり” がありました。内容はバッサリ略で一言、...
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立ち飲み屋のマドンナ、その正体は悪女だった。人情酒場の闇堕ちミステリー。新橋の老舗酒場の「あじろ」。常連客にも店主にも愛された清廉な美女が殺されてー。職業偽装、パパ活斡旋、深夜の奇行…彼女は嘘をいくつ重ねたのか?内容(「BOOK」データベースより)境界知能。本書は新橋の立ち呑み居酒屋「あじろ」を舞台とした物語。殺されたマドンナの隠された秘密に、意外なモノがありました。内容はバッサリ略で一言、残念です。...
夢でえるに会う。彼女は少し怒っていた。...
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幕末志士がひっそり訪ねる、ほっこり料理の隠れ家。内容(「BOOK」データベースより)料理よりお酒。本書は料理人・サヨの活躍を描いたシリーズ第二弾(1)板前茶屋として再出発したサヨの元に、一癖も二癖もある客人が集いました。ここからは一言感想を。『板前茶屋』麟太郎と同じく、僕もお酒が飲めません。なので、割烹やそれなりのレストランは(お店に申し訳なくて)苦手意識が先立ちます。また<さげ>にもあった様に、ヨー...
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クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルで女性の遺体が発見された。五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明。警視庁捜査一課の三ツ矢と戸塚警察署の田所は再びコンビを組み、捜査に当たる。そして、女性の指紋が、千葉県で男性が刺殺された未解決事件の現場で採取された指紋と一致。名前は松波郁子、ホームレスだったことが判明する。二つの不可解な事件は予想外の接点でつながるが!?彼女はなぜ殺されなければならなかった...
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野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。「自分の派閥のトップも説得できていなかったの?法案を通すつもり、本当にあったの?」死の前日の朝沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。朝沼の婚約...
TVアニメ『ガールズバンドクライ』。第9話のタイトルが『欠けた月が出ていた』だった。別に会いたくないし、気も遠くにならない。ただアニメなんか観ないグルーヴァーズ一筋な人を思い出して、少し笑った。おまけ:BGM: THE GROOVERS / 欠けた月が出ていた...
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任官七年目の裁判官、安堂清春は、東京からY地裁に赴任して半年。幼い頃、衝動性や落ち着きのなさから発達障害と診断され、専門医のアドバイスを受け、自身の特性と向き合ってきた。市長候補が襲われた詐欺未遂と傷害事件、ほほ笑みながら夫殺害を供述する女性教師、“娘は誰かに殺された”と主張する父親…。さまざまな事件と人との出会いを通じ、安堂は裁判官として、そしてひとりの人間として成長していく。生きづらさを抱える若...