フランスで結婚、出産。フランス、ベルギー、日本で子育て。文化の違いはおもしろい!
異文化や社会、アートの話題まで、自分自身の経験を踏まえて、日々思うことを書いています。
通訳者は見た(コロナ前の話ですみません) - 外国人ジャーナリストのモラルはピンキリ
フランス人ジャーナリストの名誉のために、まずは良い体験の方から(*^^*)確か1990年代の日本でのことでした。当時フランスでけっこう人気があった週刊誌のジャーナリストが通訳を必要としているということで、インタビューに同行しました。まずはある学者さんへのインタビュ
欧州サッカーでのファンの凶悪差別発言と、デンべレ&グリーズマンの一線を超えた悪ふざけ
欧州サッカーで優勝を逃したイングランド代表にあまりにも酷い言葉が投げつけられ、イギリス首相は差別を非難。外国人労働者に厳しいジョンソン首相でさえ差別は許さないということですね。ロンドン警察も動き出し、世界の話題は優勝したイタリアよりむしろイギリスのサッカ
日本では、子どもが「大きな夢を叶えるために」ボールを追う、という言い方をします。フランスのサッカー少年の中には、「親を楽にしてやりたいから」必死になってボールを追う、そんな子どもたちが一定数います。その子どもたちは多くの場合、家でも練習場でも差別的なジョ
デンべレとグリーズマンの炎上発言、地元メディアはどう伝えているか
デンベレとグリーズマンのビデオでの言葉。差別に当たるのか当たらないのか?フランスの大新聞がどう伝えているか見てみましょう。まずはフランスで最古の新聞、平均32万部以上のル・フィガロ。(日本の新聞に比べると発行部数が少ない印象ですが、フランスでは新聞はキオス
フランス代表でバルセロナに所属しているサッカー選手、グリーズマンとデンべレのビデオ炎上が続いています。SNSに投稿した謝罪文も火に油を注ぐことに。そうなったのも当然の内容ですが、背景と実際のフランス語を押さえておかないと的を得た批判とはなりえないでしょう。実
フランスに住んでいた頃、夏休みに家族連れで日本に来たこともありました。今から十年くらい前、大きな水族館に子どもを連れて行ったときの出来事です。入り口に入ったら、いきなり知らない女性に勝手に写真を撮られました。その若い女性は派手なコスチュームを着ていて、水
シャドーイングは難しいですか? - リスニング力アップのために
リスニング力アップのためには、とにかく毎日聞くこと、そしてリピートやディクテーション、オーバーラッピング、シャドーイングが有効ですね。難しく感じたら、最初は音声をゆっくりめに設定するのもいいでしょう。もちろん最終的にはナチュラルスピードに慣れる必要があり
10年以上前に行ったモロッコへの家族旅行の続きです。山登りで崖をよじ登ってる途中でした。無理。私にはこれ以上登れない。飛び降りることならできそうだけど。やっぱり別のルートをお願いしてみようか?上を見ると、幼い息子がガイドさんの肩の上から私を見下ろしています
(今は旅行どころではありませんが、モロッコへの家族旅行の思い出です)山登りのガイドさんはベルベル人。ナイキの靴と靴下を履いていました。いわゆる登山靴が必要な山ではなく、山頂に着くまでは子連れでも余裕でした。山頂には滝があり、売店で飲み物などを売っていまし
(今は旅行どころではありませんが、フランスに住んでいたときに家族でモロッコへ行ったときの話の続きです。)日帰り+幼稚園児連れで登れる山に行くことになりました。その日はタクシーを使って案内してもらったのですが、ふもとに着くと、運転手さんにガイドを頼んだ方が
なぜ日本人が国際結婚すると、その子どもは二つの国籍を持てないの!?
ヨーロッパに住んでいた時、国際結婚のカップルとその子どもたちに大勢出会った。ヨーロッパの別の国同士、北米、南米、アフリカなど。その子どもたちは、成人した後も母親の国籍と父親の国籍の両方を持っていた。カップルの一人が日本人の場合はそうはいかない。日本は原則
液体ミルクと粉ミルク - メリットとデメリット - 日本とフランス
日本でも液体ミルクが解禁となり、待ち望んでいた方々にはまたとない朗報だろう。液体ミルクに関する報道で私が不思議でならないのは、値段の話が一切出てこないことである。我が家では子どもが幼かった頃フランスに住んでいて、母乳+粉ミルクで育てていた。フランスで
高校受験で推薦を取るためには、もちろん中学校の成績表が良くなくてはならない。「良い」の基準は当然学校によって違う。偏差値の高い高校なら、ほぼオール5(10段階評価ならオール10)という数字が要求される。ただ、英検や漢検、部活などで補うことも出来るので、学校の
フランスやベルギーで買い物をしたり、カフェやレストランに入ると、イライラすることもあるかもしれない。フランスで暮らし始めて間もない頃、個人商店のクリーニング屋さんに行くと、よく待たされたものだ。別に「行列のできるクリーニング屋さん」だったわけではない。前
外国人労働者の受け入れを増やすこと。受け入れ態勢が十分整っているかどうかという問題を別にしても、メリットとリスクがある。一部の人々が懸念していることの一つに、犯罪増加の可能性が挙げられる。マナーの低下を心配する人もいる。抑止となる方法は色々あるだろうが、
前の記事で、1980年代に日本語学校が急増した時の悲惨な実態について書いた。今では、留学生のアルバイトに関して様々な規制がある。働いてよい時間数は厳密に決められている。まぁ、時間数は当時も決められていたけれど。今ではいわゆる風俗店では絶対にアルバイトできない
過酷な状況で働いている技能実習生が多いと聞くと、1980年代に雨後のタケノコのように日本語学校が建てられた時のことが思い出される。私はそうしたタケノコの一つで日本語を教えていた。当時は、日本語教師の資格というものさえ存在しなかった。受け入れ体制が整っていなか
外国人労働者の受け入れを拡大し、日本語教育もきちんと行うという。仕事自体にどのくらいの日本語力が必要かはともかくとして、日本社会で生活するということを考えれば、ある程度の日本語ができた方がいいに決まっている。さて、問題は彼らを受け入れる用意が出来ているか
10月にTOEICを受けた人は、もうスコアが出ていると思う。正しい方法で勉強していれば、早さの差こそあれ、700点台までは段々と上がっていく。半年以上、自習を含めて週4回以上英語に触れているのに500点に達しない場合は、勉強の仕方を見直した方がいいだろう。さて、700点台
翻訳を読んだだけではわからないニュアンスの一つとして、言い換えの問題がある。フランス語もこの点では英語と似ていて、同じ単語を繰り返し使うのを嫌う。「カルロス・ゴーンは…。カルロス・ゴーンは…。カルロス・ゴーンを…。」等と書く代わりに、彼を表す他の単語で言
まだ詳細が不明だからか、フランスのメディアでは罪状そのものよりゴーン氏の拘留条件に関する報道が目立つ。実際に拘留されたことがあるフランス人カメラマンや日本人弁護士にもインタビューしている。私の日本人の知人が痴漢容疑で拘留された体験談と一致している点もある
フランスではどう報道されているのかな?と、いくつかの有名新聞や雑誌をオンラインで見てみた。経済紙として最も知られているレゼコーは「カルロス・ゴーン:計略にはめられたという説は信頼に足るのか」という見出しで、「ゴーンが拘束されたというニュースが流れると、日
人間には他人に迷惑を掛けないで羽目を外す場が必要、と前の記事で書いたけど、そもそも、普段からもう少し柔らかければそこまで羽目を外さずに済む、とも言える。 バングラデシュからの留学生がこう言っていたことがある。「日本人が働いているところを見たら、 ロボットみ
ヨーロッパでハロウィンといえば、お墓参りだった。そのヨーロッパでも、一部のサッカーファンが羽目を外しすぎて周りの人達に迷惑をかけてしまうことなどがある。だからサッカーなんて大嫌いだ、というヨーロッパ人もいる。ヨーロッパの人なら皆サッカーが好きなわけではな
なぜここまで加熱してしまったのか?と考えてみると、ハロウィンがかつての祭のような役割を担っているからかもしれない。日本各地に残る奇祭とハロウィンの違いはなにかと言えば、祭には社会のコンセンサスがあるけどハロウィンにはない、この一つに尽きるだろう。祭の役割
ノーベル医学生理学賞、2018年は本庶佑先生に決定。昨夜その報せを告げるニュースを見ていて、気がついたことがある。受賞した研究者があまりにも美男子であることだ。まるで二枚目俳優。(これまで受賞した先生方も、もちろん素敵なお顔をなさっていました、念のため。)今76
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