2019年7月
遺小説(いしょうせつ)でネット検索すれば読めるようになりました。是非、読んでください。
体調不良で、少しずつしか掲載できないブログでの掲載を断念します。アルファポリスと小説家になろうで「遺小説」という題名で掲載しています。何とか、そこでお読みいただければこれほそうれしいことはございません。よろしくお願いします。
体調不良のため、掲載を中断させてください。今まで読んでくれて有難うございます。
祖父の通夜の晩に事件が起きた。 本家の庭で達夫と遊んでいた。明るい夜だった。 突然、住職が僧衣を持ち上げ、廊下を飛び越えて、走り去っていった。下駄も履かずに。そのあと、本家の叔父が出てきた。 「弱みに付け込みやがって・・・。姉ちゃんに...
祖父は台風に備えて、屋根を修理中に屋根から落ちたのがもとで死んだ、と母は言った。 屋根から落下後はずっと寝込んでいたが、一向に治らないので、医者に診てもらった。腹を切ると、金盥いっぱいの膿が出た、と母は言った。 祖父の葬儀は子供には大...
11 私と保井の関係が狂い始めたのは、あの保井家の応接間に行ってからに違いなかった。保井に「筑後守」と初めて呼ばれた、あの日だ。 私は保井にそう呼ばれるたびに嫌な顔をしたのだろう。でも、それは...
この章が終わりました。K学園の樫村の決断はどう理解できますか。成宮の行いはどうでしたか?戦後の混乱期は私の経験しないことなので、時代的背景がどうなのか心配ではあります。ご批判、お願いします。
成宮はなかなか次の話に進めなかった。話題を変えることにした。疑問に思っていたことを唐突だと思ったが、思い切って質問した。 樫村には全く予期しないことを成宮は発した。 「一つ聞いていいですか。この学園は女子児童のための教護院と聞いたので...
2019年7月
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