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2014/04/22

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  • 遺小説

    遺小説(いしょうせつ)でネット検索すれば読めるようになりました。是非、読んでください。

  • 遺小説という題名で一挙掲載中

    体調不良で、少しずつしか掲載できないブログでの掲載を断念します。アルファポリスと小説家になろうで「遺小説」という題名で掲載しています。何とか、そこでお読みいただければこれほそうれしいことはございません。よろしくお願いします。

  • 中断です

    体調不良のため、掲載を中断させてください。今まで読んでくれて有難うございます。

  • 小説30

    祖父の通夜の晩に事件が起きた。 本家の庭で達夫と遊んでいた。明るい夜だった。 突然、住職が僧衣を持ち上げ、廊下を飛び越えて、走り去っていった。下駄も履かずに。そのあと、本家の叔父が出てきた。 「弱みに付け込みやがって・・・。姉ちゃんに...

  • 小説29

    祖父は台風に備えて、屋根を修理中に屋根から落ちたのがもとで死んだ、と母は言った。 屋根から落下後はずっと寝込んでいたが、一向に治らないので、医者に診てもらった。腹を切ると、金盥いっぱいの膿が出た、と母は言った。 祖父の葬儀は子供には大...

  • 小説28

    11 私と保井の関係が狂い始めたのは、あの保井家の応接間に行ってからに違いなかった。保井に「筑後守」と初めて呼ばれた、あの日だ。 私は保井にそう呼ばれるたびに嫌な顔をしたのだろう。でも、それは...

  • この章は・・・

    この章が終わりました。K学園の樫村の決断はどう理解できますか。成宮の行いはどうでしたか?戦後の混乱期は私の経験しないことなので、時代的背景がどうなのか心配ではあります。ご批判、お願いします。

  • 小説27

    成宮はなかなか次の話に進めなかった。話題を変えることにした。疑問に思っていたことを唐突だと思ったが、思い切って質問した。 樫村には全く予期しないことを成宮は発した。 「一つ聞いていいですか。この学園は女子児童のための教護院と聞いたので...

  • 小説26

    考えることがあって、樫村は学園で引き取ることにした。が、名前は伏せた。便箋の存在は樫村しか知らない。伏せた理由は捨てた親が引き取りに来ても返すつもりはないからだ。佐宗千佳子に白紙の人生を歩ませたかった。この学園に居さえすれば、千佳子の幸せ...

  • 小説25

    成宮は座すと、次のように切り出した。 「こちらの赤ちゃんについてお聞きしたいことがあります。どのような経緯で引き取ることになったのかお教えいただきたいのですが。」 引き取ってから半年ほどが経過していた。保護者が来ることは覚悟していたが...

  • 千佳子の詳細が・・・

    この章では千佳子の生い立ちが分ります。ほかの物語との絡みは・・・

  • 小説24

    10 千佳子の子である生後3か月の乳呑児を引き取ってから、4日が経過していた。 千佳子が「内ゲバで死亡」と新聞に報じられたので、千佳子を知る者が訪ねてくることを期待した。この5年、千佳子がどう生...

  • 内ゲバ事件の次は?

    冒頭に登場した内ゲバ事件の新聞記事。その続きが次回から始まります。一体、現代と過去にどう絡んでいくのか、乞う、ご期待を!!!

  • 小説23

    その年の十二月、三郎は幸太に思い切って聞いてみた。 何故、寿々を姫と呼ぶのか、と。 幸太は言った。 寿々は母上の子で、母上は寿々をつれて、保井の家に来た。父が母と寿々を二人に紹介したその夜、幸太と甚助に寿々を姫と呼ぶように父は命じた...

  • 小説22

    9 保井の家は奇妙だった。 保井と保井の奥方の関係が特に異質だった。 保井筑後守は奥方を名前はもちろん、なんとも呼ぶことはなかった。呼んではいけないと思っているかのように、呼ばなかった。不...

  • 小説21

    「ここは、昔、幸田村と呼ばれていて、おれんちとおまえんちがここに最初に住んだんだ。クサワケって言って、偉い侍だったんだぞ。」 二人は保井の母家の端にある、大きな畠に面した応接間にいた。二人が向かい合った、木目の浮き上がった、鮮やかな大き...

  • 小説20

    8 保井壮夫と私はどこか馬が合った。そこに波が立ったのは保井の一言からだった。 保井が「これからは俺を筑後守と呼べ。俺はお前を因幡守と呼ぶから」と言ったのは二人が幸田小学校5年生となった、昭和3...

  • 小説19

    保井は農閑期になると、仏像を彫った。当麻の山本という刀鍛治がそれを買ってくれた。 山本は小田原に刀剣を納めている程の有名な刀剣鍛治で、最初は炭をそこで買ってもらっていたが、ひょんなことから仏像の話になり、保井が彫っていると伝えると、是非...

  • ここまでのあらすじ

    姥伝説の村、幸田村は何度も洪水がおこり、人が住んでは去りを繰り返した。そこに、保井一家が移住してきた。 其のころ、新興勢力である北条氏は相模に勢力を広げていた。その拡大政策の一つとして、相模への移住者を募っていた。 太田三郎は移住者と...

  • 小説18

    7 保井筑後守には三人の子がいた。 長男 幸太、次男 甚助、そして一番下の長女 すずの三人だ。幸太は三郎と同年齢で、甚助は二つ下、すずは六つ下だった。 三郎は保井の家に同居した。 保井は三...

  • 小説17

    「セキガハラノカッセンって、あの有名なやつだよね。まさか、ご先祖様がそんな合戦に参加しているとはねえ。それは、やっぱり、凄いことなんだろうね」と叔父は、未だ読み終わっていない私に声をかけた。明らかに、同意を求めていた。 私は顔をあげて、...

  • 小説16

    私が小学校の中学年にあがる頃から、叔父は滅多に笑わなくなった。いつも渋面だった。特に叔父より二つ上の姉である私の母や二つ下の弟の反対を押し切って電器屋をやめて呉服屋に業容を変えてから、その印象しかない。だから、この時の笑顔は忘れられない。...

  • 小説15

    6 私が「太田家系譜」の存在を知ったのは、都内のT大学に進学した1970年の夏のことだ。 大学に入学すると私はすぐに母のもとを離れ、板橋区にある大学寮に転居した。 母を一人にしてしまうことに心...

  • 小説14

    幸田川は2間に満たない幅の小さな川だった。ところどころに川を渡るための丸木が架けられていた。こんな小さな川にも船は浮かんでいた。幅が狭いが水量はあった。雑木を積んだ舟もあった。 「これから向かう地は、この川が氾濫を繰り返すから、人が住み...

  • 小説13

    海から離れても、相模川の川幅は広く、わずかに狭くなっただけで、人や荷物を積んだ何艘もの船が交差していた。 「この川を暫く上った先の、その向かい側に幸田村はある。どこかでこの川を渡らなくてはならない。ここは川幅もあるし深いが、もっと上流には、...

  • 小説12

    5 早朝のほんの僅かな時間だけだった。すぐに焼け付く暑さになった。草鞋を履いていても砂の熱さは防ぎきれなかった。 「このところ、何日も雨が降っていない。我が村は大丈夫だが、水に恵まれていないところは大変だろう・・・。」 陽を右手で遮り...

  • 小説12

    船は途中、三島に立ち寄り、三郎が乗る船ともう二艘の船の船人の一部が降りた。三郎が乗る舟の残りは20人ほどとなった。その目的地は皆相模だと関口太兵衛が、上陸して岸壁に集い手を振る船人を眺めていた三郎にぽつ理といった。 伊豆を越えて、相模に...

  • 小説11

    4 三郎のように、新たな土地を求めて、30人ほどがこの船に乗っていた。同じような船が5艘。移住者は150人はいるということか。 移住者のほとんどは一...

  • ここまでのあらすじ

    Y市幸田地区に残された姥伝説の裏に隠された真実とは・・・この答えを求めて、物語は進行するのか。内ゲバで殺害された女子学生。現在の物語の進行が予想される。過去の事件とどう絡んでいくのか。 幸田村の草分けの一人、太田三郎を中心に、草創期の幸田...

  • 小説10

    だれもが不幸を抱えている。希望が見いだされたら・・・。それだけを聞きたくて集まっている。 どの者たちも弁士の話に心が動いていた。 夏の暑い日だった。人々の汗と熱気が重なり異様な空気があたりに充満していた。三郎の心も高揚した。 巨大地震...

  • 徒然なる

    戦国時代の記述が続きますが、つまらなくありませんか。内ゲバ事件はどうなってるのか、村の亡霊女の話は・・・。気になりますか。気になるところです。

  • 小説9

    母の下半身は潰れた屋根や瓦礫に埋もれていたが、上半身は瓦礫の隙間から見ることができた。 母の頭から大量の血が吹きだしていた。 近くに血に塗れた大きな石があった。前年の台風の際に、屋根に乗せられた木皮が風で飛ばないよう二人で積んだ大石だ...

  • 小説8

    今も父と二人の兄の死体は見つかっていない。だから、本当は死んだのかどうかもわからない。近くの岩場に行ったのだと思うが、どこに行ったのかもわからなかったから、探しようも無かった。帰ってこないから、死んだとしか考えられないのだ。 母は気丈だ...

  • 小説7

    三郎は、一度目の地震の際、津波で父と2人の兄を失った。あの日のことを三郎は今も鮮明に覚えている。 父と兄たちは日が上がる前から磯釣りに出かける準備をしていた。 父と釣りにでかけるのは久しぶりだったから、兄たちは朝から陽気だった。三郎は...

  • 小説6

    三郎は、一度目の地震の際、津波で父と2人の兄を失った。あの日のことを三郎は今も鮮明に覚えている。 父と兄たちは日が上がる前から磯釣りに出かける準備をしていた。 父と釣りにでかけるのは久しぶりだったから、兄たちは朝から陽気だった。三郎は...

  • 小説5

    更に太兵衛の熱弁は続いた。 「伊勢殿は伊豆から相模に進出したばかり。相模の民は今、様子を見ている。殿は民の心を掴むことに腐心している。新たに獲得した未開拓地を殿の家来が開発する、その地の農民が見捨てた土地、そこを開発する、そして成功すれば...

  • 小説4

    3 後に幸田村と名付けられたこの村は太古の昔から、人が住んでは去り、住んでは去りを繰り返した。東西を分断する、村のほぼ中央を流れる幸田川がたびたび氾濫するからだ。 その廃墟の村に、再び人が移...

  • 小説3

    2 「内ゲバか?バールで殴打 世田谷 女子大生死亡」 六日未明、東京都世田谷区代沢二丁目の丸山アパート1階1号室に住む、T大生佐宗千佳子さん(24歳)が、頭部をバールで...

  • 小説続き2

    概略はこうだ。 亡霊となった女の夫は修験者だった。 夫は家を空けることが大半で、常に諸方を歩き回り、ついには家に帰らなくなった。女は夫を諦めきれず、探しめぐった末に、悲しみのあまり発狂した。そして、村民に危害を加え始めた。困り果てた村...

  • 小説紹介

    小説に対する意見をお聞きしたいです。連載みたいに少しずつ掲載します。 1 鷹狩りに向かう途中か、その帰りだったのだろう。 中原街道を西へと向かう途上、滝山街道と交差する辺りで、家康は、この...

  • 小説が完成しました

    お久しぶりです。 小説がようやく完成しました。 もし、読んでいただけるのならうれしいです。 「小説家になろう」というサイトで、有難哉という名前で連載します。小説の名は「あらざらむ」です。

  • もう いい ~最終章~

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 一つだけ、疑問が残った。 母は私を息子と本当に認識していなかったのだろうか。 母は私をどんなふうにも呼ぶことはなかった。息...

  • 与作

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/ranking.html ] 自宅にもどっても、寝ていることが多いQちゃんでしたが、今日、初めて、パソコンに収録されている歌謡曲集を見...

  • ドキドキの始まり

    下の英文に、ポチっとお願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] いい写真でなくて、申し訳ありません。 おうちですやすやのQちゃんです。マスクは酸素を十分...

  • 退院の日

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 在宅医の先生が見つかりました。私も探し、病院も探し、一致したところになりました...

  • 退院の条件

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 言葉が足らず、誤解があるかもしれないので、補足させていただきます。 在宅酸素の場合には、お医者さんを探さなくてはいけないので...

  • 動画集について

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] PCの前に座って、一番Qちゃんがしたいことは歌を歌うことです。 心身の健康に...

  • 写真集 その3

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 今ある写真集を紹介させていただきます。(既紹介写真集を除く) �「この人 だ...

  • 写真集 その2

    [[img( https://care.blogmura.com/care_zaitaku/img/care_zaitaku88_31.gif )]]出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmu...

  • 写真集について

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] お年寄りの中には、昔の記憶はあるが、最近の記憶が抜け落ちる方がいると言われる。...

  • 当面の方針について

    出来れば、下の英文に、ポチっと、お願いします。 [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] Qちゃんの健康状況についてですが、通常の状態に戻ったと言えます。下痢も嘔吐もあ...

  • 異変2 その4

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 昨日の報告以降、今朝2時半に下痢。総計1回きり。嘔吐なし。 風邪薬の服用中止。正露丸の服用に変更。 昨日の午後より、様...

  • 取りたいの!

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 「Qちゃん、何やってるの?」 「取りたいの!」 「それは取っちゃだめ。怪我をなおしているんだから」 Qちゃんは、今日...

  • 異変2 その3

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] ご心配をおかけしておりますQちゃんの病状ですが、回復途上にあるとはっきりと言える状況がみられます。 昨日午後より、下痢症状は...

  • 異変2 その2

    [ https://care.blogmura.com/care_zaitaku/ranking.html ] 皆さんのQちゃんの病状についての見解のなかにもありましたが、胃腸炎を伴う風邪のようです。風邪薬を服薬してから体調の改善がみ...

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