さて、カランコエの希少種というのは結構多く、最初に発見されて記載された(新種として学術論文等で命名規約の要件を踏まえて紹介されることと思ってください)だけで、その後は発見されていないものがある。またある場所でたまたま採れた標本は、A種だと思っていたが別の未記載種だったということもある。こういうことはカランコエに限った、さらには植物に限った例ではないが、所謂子宝草にも見られるケースである。そんな希少例も含めて、まだ見ぬ子宝草について紹介してみたい。 「まだ見ぬ」と書いたが文字通りの意味で、私が現物を見たことがないという例を挙げると非常に多くなってしまうので、いろいろ情報をあたっても写真すらろくに見ることができない子宝草という意味で捉えて頂きたい。 当ブログではこのところずっと当たり前のように「子宝草」という言葉を使っているが、このブログの外の世界では「葉縁に不定芽を形成する..