お念仏を申すこと - 4 私たちは、真実を求めて日常生活を重ねていきましても、それは、やはり人間のことでありますから、なかなか真実に至ることはできません。この…
岐阜の安さんが日常で気にした事柄と 仏教系詩人 坂村真民さんの作品などを紹介してます。
お寺へ参拝のきっかけは 西国観音霊場のご詠歌に心地良さを感じた私は 両親の供養に相方と共に西国をお参りする事にしました それが 事の始まりで 以来日本100観音霊場等の寺院を参拝しているのですよ。
お念仏を申すこと - 4 私たちは、真実を求めて日常生活を重ねていきましても、それは、やはり人間のことでありますから、なかなか真実に至ることはできません。この…
五月廿五日雨、あがりさうであがらなかつた。行乞には出かけられない、もう物資が乏しくなつたのに。あざみをあやめに活けかへる、『見かけはつらき鬼薊、さわれば露の一…
お念仏を申すこと - 3 これは、なにも浄土真宗に限ったことではなく、真実に目覚めるということが仏教の基本でありまして、お釈迦さま以来、いろいろな方法があり…
五月廿四日今朝も早いも遅いもなかつた、ちつとも眠れなかつたのだから。老いて眠れない、老いて眼がよくない、老境しみ/″\だ。どうも私はクヨ/\しすぎる、ケチ/\…
お念仏を申すこと - 2ところで、学問の上で、お念仏を称えるということは、どういう意味があるかといいますと、信心正因・称名報恩であって、南無阿弥陀仏と称えるの…
五月廿三日晴、今朝も寝過した、六時に近かつた。腹工合が悪いので、行乞は止めにして、洗濯したり畑仕事をしたり、読書したり執筆したりして暮らした。蕗の佃煮をこしら…
お念仏を申すこと - 1最近、いろいろな方がたから 「 浄土真宗の教えはたいへん難しい 」という感想をよく聞きますが、どうでしょうか。 皆さまも、よくご承知の…
五月二十一日雨、ほどよい雨だつた。昨日、樹明君が持つてきてくれた茄子苗を植ゑる。今夜も樹明君は来てくれた、一杯やりたいな、しかし我慢する。敬坊遂に来らず、失…
松山英樹選手は先週の全米プロゴルフ選手権で予選落ちしてしまったので、翌週の試合をやりながら調整したいという感じがあり早速参戦手続きをしたのです。 その試合は米…
報恩講に寄せてー 5 そういったことを越えた人生、そういう罪悪の問題、あるいは限りある生命である生死の問題、そういった問題は、ただ単に、ご先祖の恩に感謝する…
五月十九日帰庵したのが六時半、夕あかりに雑草がはびこつてゐるのに驚かされた、あやめが咲いてゐた、棗が若葉を出してゐた。樹明君のニホヒは残つてゐたが、姿は見えな…
報恩講に寄せてー 4 しかしながら、み仏の真実、浄土真宗の真実の上から照らしてみますと、やはり、ものの生命をとって生きるということは、そのまま正しい、それで…
五月十九日早く起きて、そこらを歩く、田園の朝景色はよいかな、帰心が水の湧くやうにおこる。徳山行乞、八時から二時まで。今日の特種としては、下駄店の主人が間違つて…
報恩講に寄せてー 3 ご先祖の恩に感謝するということは、確かに意味の深いことでありますし、同時にまた、ご先祖でなくても、現在生きていらっしゃるご両親、または近…
五月十八日雨、曇、そして晴。昨夜はよい一夜だつた、ありがたい一夜だつた。下松まで二里、五時間あまり行乞する。妙見社参詣、溜池に重なりあつてゐる亀はあはれであつ…
報恩講に寄せてー 2 数年前に宗門で作成されまして、広く皆さま方にもお配りしたことがありますが、そこに 「 報恩講 」 のことが書いてありますので、ちょっと…
五月十七日霧雨、ぼうとして海も山も見えない。松原の宿といふ気分はよかつた。早朝、合羽を着て出立、島田を経て呼坂へ、そして勝間へ、行程六里。薊が咲きつゞいてゐた…
報恩講に寄せてー 1ちょうど今ごろ(11月)になりますと、全国の真宗のお寺では「 報恩講 」 が営まれているのではないかと思います。「 報恩講 」 は、地域に…
五月十六日まだ降つてゐる、残酒残肴を飲んで食べる、うまい/\、そしてM氏のために悪筆を揮ふ。 朝酒は身心にしみわたる、酔うて別れる、誠二さんはすでに出勤、書置…
「 家の宗教 」 に思う - 5 人間がふつうにもっております幸せへの願いは、せいぜい、健康で、長生きをしたい、自分を含めて、家族・身内が、幸せであればいいと…
五月十五日曇、とう/\雨になつた、半月ぶりの雨だらう、 室積の人々には、せつかくの最後の書入日が駄目になつて気の毒だが、天を怨む訳もない。私はこゝへきてゐてよ…
「 家の宗教 」 に思う - 4 宗門は、ここ何百年もの歴史をもっておりますが、そういうお念仏の家庭が代々つながって、お念仏が受け継がれてきたということに、私…
五月十四日とろ/\まどろんですぐ起きた、そして街から浜を歩いた。晴は晴だが、時々曇、雨が近いことはたしかだ。朝から酒、朝酒はうまいこともうまいがこたへることも…
先週の米男子ツアーの「トゥルーイスト選手権」で松山英樹選手の成績は通算7アンダー17位タイで大会を終えた。 ―最終日を振り返って この内容なので仕方ないと…
「 家の宗教 」 に思う - 3 西洋の哲学者は 「 単独者 」 などという言葉を使っているようでありますが、そういう私以外の人に代わってもらうことができない…
五月十三日 (室積行乞)まだ明けないけれど起きる、まづ日暦を今日の一枚めくり捨てゝから空模様を見る、有明月の明るさが好晴を保證してゐる。今日はいよ/\行乞の旅…
「 家の宗教 」 に思う - 2 日本の宗教、とくに仏教は、従来から、家の宗教ということばで、いろいろと批判をされてまいりました。特に、本願寺派では、ここ十…
五月十二日晴、上々吉の天候でもあり気分でもあつた。旅立の用意いろ/\、これも身心整理の一端だ。八時頃から行乞と出かける、山口まで急行、四時間あまり行乞、帰庵の…
「 家の宗教 」 に思う - 1今月(1978年10月)の初めに、東京を中心といたしまして、世界仏教徒会議・日本大会が開かれました。これは、世界各国の仏教徒が…
五月十一日起きてまづ空を仰ぐ、そして日暦をめくり捨てる、――けふもすばらしいお天気だ、 あれこれしてゐるうちにおそくなつて、とう/\行乞に出そこなつてしまつた…
力強く生き抜く道 - 5 何もしなくても、また何か活動すればするで、私の人生というのは、さまざまな問題を持っております。そこに、人間の力だけでは解決しないこの…
五月九日晴、酔うて労れて、いつもより寝過した、六時前ではあつたが。樹明君は腫れぽつたい顔をしてゐる、お茶も御飯も食べないで、さう/\帰つていつた。私も過飲過食…
PGAツアーの全米オープンの前週大会「トゥルーイスト選手権」に参戦している松山英樹選手の3日目 昨シーズンの年間ポイントレース上位50人をはじめとする選ばれし…
力強く生き抜く道 - 4 浄土真宗の教えは、従来、そして今日でも、たいへん消極的な教えのように、一般に受け取られております。人間は罪悪生死の凡夫であるというふ…
五月八日曇、暑くもなく寒くもない、まさに行乞日和。草花を見まはる、やつぱり秋田蕗がよいな。九時頃から四時頃まで嘉川行乞、まことに久しぶりの行乞だつた、行乞相も…
力強く生き抜く道 - 3 親鸞聖人の 『 ご和讚 』 の中に、曇鸞大師のことを讃えていらっしゃるところがあります。 罪障功徳の体となる こおりとみず…
五月七日晴、待つてゐる。――黎々火さんが予想よりも早くやつてきてくれた、草花の苗をどつさり持つて、――さつそく植ゑる、――縞萱、小米桜、桔梗、雁皮草、熊笹蘭、…
力強く生き抜く道 - 2 よく、宗教というのは、何か悩みをもった人が入っていくところである、というふうに受け取られておりますし、そういう考え方も、必ずしも間違…
五月六日 立夏。早起すぎた、明けるのが待遠かつた。晴、ネルセルシーズンだ。入雲洞君の手紙はありがたかつた、黎々火君のはがきはうれしかつた、しげ子さんのたよりは…
松山選手 体調はどうですか最新のランキングは次のようです参戦できてないのでランクがどんどん下降してきますね 【世界ランク】7位変わらず。【賞金ランク】10位変…
力強く生き抜く道 - 1皆さまの中には、指導者の立場に立って若い青少年を引っぱっていってくださる方もあれば、自らが中心になって運動をしていらっしゃる方もありま…
五月三日曇、風が出て寒かつた。草取、入浴、散歩。……樹明君が帰宅の途中を寄つてくれる、忠兵衛もどきで酒を捻出して飲む、精進料理のよい酒だつた。句もなく苦もなし…
み光に照らされて - 6 そして、それは、自分自身の中に、自分の依りどころを積み上げて作っていくということではなくて、真実のみ仏が南無阿弥陀仏となって、ただ一…
五月二日曇、明るい雨となつた。早朝、樹明来、ほがらか/\、素湯とわさび漬で、節食、どうやら過飲過食の重苦しさがなくなつた。何だか泣きたいやうな気分になる、老い…
み光に照らされて - 5 頼るべきものが自分自身のなかにない、ということを知ることは、宗教的には、私は、一つの正しい考え方だと思います。しかし、それだけに終わ…
五月一日くもり、だん/\晴れて、さつきの微風が吹く、雨後の風景のみづ/\しさを見よ。山蕗を採つて煮た、半日の仕事だつた。何日ぶりの入浴か、身心さつさうとしてか…
み光に照らされて - 4 私は、ある程度、社会生活を担っていく上で、そういう人間の能力を基準にして、ある種の能力のある人、そうではない人、という区別をすること…
四月三十日曇、をり/\雨、夕方からどしやぶり。晩春から初夏へうつる季節に於ける常套病――焦燥、憂欝、疲労、苦悩、――それを私もまだ持ちつゞけてゐる。 ・春もど…
み光に照らされて - 3 人間をみつめるということは、簡単なようで、なかなかやさしいことではございません。最近、科学の分野でも、心理学とか人間学とか、いろいろ…
四月廿九日天長節日和とでもいはうか、まことにのどかな日だつた。 前の竹藪の持主から筍を頂戴した、掘りたてのホヤ/\だ、ありがたかつた。午前は山を歩いた、若葉の…
演歌のアイドル石原詢子さんは出身が同郷なので今更ながらファンの会にご参加 普段着姿の詢子さん普段着姿の詢子さん-2洋子さんと詢子さん和装が似合う石原詢子さん和…
み光に照らされて - 2 現在、地球上には、さまざまな問題が起こっております。南と北に分かれての政治的な対立の問題、経済的な問題、さらには核兵器による地球全…
四月廿七日晴、冷、このあたりでは苗代風といふ。昨夜も飲みすぎ食べすぎ、そしてまた朝酒。雑木を雑草に活けかへる。散歩、――新国道を嘉川まで、釈迦寺拝登、御開扉会…
み光に照らされて - 1皆さま、すでに新聞などで少し耳にしていらっしゃる方もあるかと思いますが、今月の一日から、明日の六日まで、世界仏教徒会議・日本大会という…
四月廿六日ふと水音に眼がさめた、もう明けるらしいので起きる。身も心もすべてが澄みわたる朝だつた。正法眼蔵拝誦、道元禅師はほんたうにありがたい。 ・春雨の夜あけ…
生きるということ - 5 みなさまとともに拝読いたしました 『 お正信偈 』の中にも 「 難中の難これに過ぎたるはなし 」 というおことばがありましたように、…
四月廿三日明けて飲み、暮れて別れた、とにかく忘れることのできない一日一夜だつた、めでたくもありめでたくもなし、喝。戻つて来て、室内を掃除し、茶を沸かし飯を食…
生きるということ - 4 そのほかにも、科学・技術で解決できないことは、さまざまにあります。人間の命が限りあるものである、ということも解決できないことであるし…
ビッグニュースです西郷真央選手が日本女子5人目のメジャー優勝賞金は120万ドル(約1億7230万円)をゲットし賞金ランキングも一躍 1 位に。休暇中の松山選手…
四月二十二日快晴、しかし何となく気が欝ぐ、この年になつて春愁でもあるまい、もつとも私は性来感傷的だから、今でも白髪のセンチメンタリストかな。山へのぼつた、つつ…
生きるということ - 3 九月一日は、皆さまよくぼ承知の関東大震災の記念日であります。私は、東京の築地本願寺の分院という形をとっております、慈光院というところ…
四月十九日曇、雨となつて、花見もおしまひ。まつたく泣笑の人生だ、泣くやうな笑ふやうな顔だ、いや、笑ふことが泣くこと、泣くことが笑ふことになつてしまつたのだから…
生きるということ - 2 ただ、聞法といいましても、必ずしも本堂に座って法を聞くだけが聞法ではありません。僧侶がおらなくても、一人でみ仏の前に座って、あれこ…
四月十七日残つてゐた酒をあほつたら、ほろ/\になつた、ふら/\と出かけて樹明君から米代を借りた(といふよりも奪つた)。飯をたべたら身心が落ちついてきた、――私…
生きるということ - 1皆さま方は、一般に、お寺というと、どんなところとお感じになっていらっしゃるでしょうか。ちょっと、頭の中で思いめぐらしていただきたいと思…
四月十五日どうやら晴れるらしい。さびしいかな、樹明君の酔態。酒だけはあるから酒だけ飲む、飲めば酔ふからおもしろい。ワヤに大小なし、高下なし。ぐでん/\に酔つぱ…
聞くということ - 5 今日、さまざまな問題が起こっておりますが、特に人間のつながりで大きな問題となるものに差別ということがあります。これは、私たちが、互いに…
四月十二日うら/\と春景色である。ぢつとしてゐられなくなつたから、こゝで一杯、そこで一杯と借りて飲んだ、そして米を少しばかり借りて来た、あはれといふもおろかで…
聞くということ - 4 ごく最近、目にふれましたあるパンフレットの一部に、次のようなことが出ておりました。皆さんも、よくご承知のように、家庭的、あるいはさまざ…
四月十一日日本晴、春や春、春の春。うらゝかな空腹だ(いやな行乞はやめとかう)。天地荘厳、摂取不捨。今日は絶食的断食である、絶食は他力的、断食は自力的、具体的に…
聞くということ - 3 聞くということばは、私たちは、ふつう、いろいろな意味に使っております。ラジオのニュースを耳で聞き、そうであるかという聞き方もあります。…
四月九日まだ降つてゐる、書入れの日曜日が台なしになつて困つた人が多からう、まことに花時風雨多しである。寝て暮らした、寝るより外になかつたから。暮れてから、招か…
聞くということ - 2 浄土真宗の喜びは、このような喜びではないのであります。真実の教えに遇った喜び、真実を聞かせていただいた喜びでなければならないと思います…
四月七日花ぐもり、雨となつた。今朝はさすがの私も飲みたくない、飲めない、飲みすぎ食べすぎのたたりで気分がすぐれない、 午前中は山野を逍遙した。酒には溺れるべし…
聞くということ - 1浄土真宗で、教えを受ける、お念仏の生活をするということについて、 いろいろな面から味わうことができますが、私は、一口にいって、喜びである…
四月六日ごろ寝から覚めて、あれやこれやと忙しい(私の貧しい寝床は大前さんに提供したから)、冬村君が手伝つてくれる、樹明君もやつてくる。其中庵の春、山頭火の春。…
真実のよろこび - 6 最近、いろいろな家族の問題が起こっております。その多くは社会の問題が複雑にからみあって起こったものですが、その中で感じることは、人間が…
四月四日雨、回光返照の雨。樹明君は学校へ、敬治君は自宅へ、私は其中庵主として。――閑寂のよろこび、自分の長短がはつきり解る。何年ぶりかで牛乳を飲む(樹明君が敬…
真実のよろこび - 5 おそらく何十年か前の日本では、子どもが生まれるのも、また生命をまっとうし、この世を往生されるその姿も、家庭の中の出来事として、家族そろ…
四月三日くもり、花ぐもり、宿酔の気がある。敬坊をKから連れて戻る、ちいちやんを借りて来る。山のぼり会は雨となつたので、たゞの飲み会となつてしまつた、樹、敬、山…
真実のよろこび - 4 ところで、現代社会がかかえている問題については、皆さまそれぞれのお立場で、多くの問題を感じていらっしゃることと思います。私も私の立場で…
四月二日けさも早かつた、そして寒かつた、うらゝかな春日。敬坊は脱線したらしい、何となく気にかゝつてゐた、そこへさうらうとして彼がやつてきた、うれしいやうな、か…
真実のよろこび - 3 学校で、教室で、あるいはその他いろいろな所で学ぶような普通の知識でありましたならば、誰が聞いても同じ理解をするのが当然であります。しか…
四月一日起きたのは五時前、何と身も心ものびやかな弥生のあけぼの!霜がふつてゐる、なか/\つめたい。三八九の仕事、倦けると畑いぢり、ほうれんさうはおしまひになつ…
真実のよろこび - 2 ただし、喜び、あるいは喜びにともなう感謝の気持ちといっても、どんな喜びでもいいというわけではありません。私たちの普通の喜びというのは、…
三月三十一日曇后晴。敬坊起きるよりヨーヨー、春はのどかである、間もなく出立帰宅。うれしいたより、とりわけて緑平老からのそれはうれしいものであつた。友人知己への…
能登半島の七尾近く能登島も満開 最高の季節になりました能登半島地震から1年3ヶ月余七尾地域の被災建物 も4月7日から公費解体が始まったそうです 長男の嫁の母親…
真実のよろこび - 1最近思いますことは、お念仏をいただいて生きるということは、どんな意味をもっているのだろうかということです。特に現代では、私を含めた多くの…
三月三十日昨日の今日だから、さすがに胃腸の工合がよろしくない、酒の飲みすぎ餅の食べすぎ、――お粥をこしらへる。こゝろたのしく、朝、昼、晩、お粥ですました。朝、…
今季メジャーの初戦マスターズの第3ラウンドで自己最悪の「79」をたたいて12位から48位に後退した「松山英樹」選手は、 一夜明けた最終日に7バーディ、1ボギー…
み教えに聞く - 5 そういう世の中に住んでいますから、私たちは、しばしば、心が落ち着かず、不安になります。 いくら科学が進歩したと言いながらも、科学の教えに…
三月廿九日快晴、春霜、なか/\寒い。近郊散策、七句拾ふ。アスフアルトプラント(新国道舗装用の)を観る、人間と機械、機械と自然、この関係をはつきり理解しなければ…
み教えに聞く - 4 また同じような例として、小さな子どもさんがピンポン台にぶつかってころんだところ、このピンポン台が憎らしいと言って台を手でなぐった、という…
三月廿七日どうやら霽れさうだ。ちよつと郵便局まで、冬村君の工場でしばらく話した、花見の約束をする、ハナ(花)ノシタより、ハナ(鼻)ノシタ!すみれ、げんげ、なの…
み教えに聞く - 2 親鸞聖人の時代も、私たち歴史の素人にはどこまで理解できておるのかわかりませんけれども 「 源平の戦い 」があり、ちょうど社会が大きく変…
三月廿六日日本の春、小鳥の声、人間の声。朝酒はよいかな、敬君はまだこのよさを解しない(解すれば不幸だが!)。飯の白さも四日ぶり、敬君ありがたう。俊和尚からうれ…
み教えに聞く - 1浄土真宗の根本が、聴聞・聞法であるということは、よくご承知のことと思います。しかしそれは、口に出して言うだけではなく、常に自らに言い聞かせ…
喜び合える信の世界 - 5 自力のおよばない信心、他力廻向の信心ですから「 同発菩提心 」 - 同じく菩提心を起こす。信心を起こす、ということであります。しか…
「ブログリーダー」を活用して、岐阜の安さんをフォローしませんか?
お念仏を申すこと - 4 私たちは、真実を求めて日常生活を重ねていきましても、それは、やはり人間のことでありますから、なかなか真実に至ることはできません。この…
五月廿五日雨、あがりさうであがらなかつた。行乞には出かけられない、もう物資が乏しくなつたのに。あざみをあやめに活けかへる、『見かけはつらき鬼薊、さわれば露の一…
お念仏を申すこと - 3 これは、なにも浄土真宗に限ったことではなく、真実に目覚めるということが仏教の基本でありまして、お釈迦さま以来、いろいろな方法があり…
五月廿四日今朝も早いも遅いもなかつた、ちつとも眠れなかつたのだから。老いて眠れない、老いて眼がよくない、老境しみ/″\だ。どうも私はクヨ/\しすぎる、ケチ/\…
お念仏を申すこと - 2ところで、学問の上で、お念仏を称えるということは、どういう意味があるかといいますと、信心正因・称名報恩であって、南無阿弥陀仏と称えるの…
五月廿三日晴、今朝も寝過した、六時に近かつた。腹工合が悪いので、行乞は止めにして、洗濯したり畑仕事をしたり、読書したり執筆したりして暮らした。蕗の佃煮をこしら…
お念仏を申すこと - 1最近、いろいろな方がたから 「 浄土真宗の教えはたいへん難しい 」という感想をよく聞きますが、どうでしょうか。 皆さまも、よくご承知の…
五月二十一日雨、ほどよい雨だつた。昨日、樹明君が持つてきてくれた茄子苗を植ゑる。今夜も樹明君は来てくれた、一杯やりたいな、しかし我慢する。敬坊遂に来らず、失…
松山英樹選手は先週の全米プロゴルフ選手権で予選落ちしてしまったので、翌週の試合をやりながら調整したいという感じがあり早速参戦手続きをしたのです。 その試合は米…
報恩講に寄せてー 5 そういったことを越えた人生、そういう罪悪の問題、あるいは限りある生命である生死の問題、そういった問題は、ただ単に、ご先祖の恩に感謝する…
五月十九日帰庵したのが六時半、夕あかりに雑草がはびこつてゐるのに驚かされた、あやめが咲いてゐた、棗が若葉を出してゐた。樹明君のニホヒは残つてゐたが、姿は見えな…
報恩講に寄せてー 4 しかしながら、み仏の真実、浄土真宗の真実の上から照らしてみますと、やはり、ものの生命をとって生きるということは、そのまま正しい、それで…
五月十九日早く起きて、そこらを歩く、田園の朝景色はよいかな、帰心が水の湧くやうにおこる。徳山行乞、八時から二時まで。今日の特種としては、下駄店の主人が間違つて…
報恩講に寄せてー 3 ご先祖の恩に感謝するということは、確かに意味の深いことでありますし、同時にまた、ご先祖でなくても、現在生きていらっしゃるご両親、または近…
五月十八日雨、曇、そして晴。昨夜はよい一夜だつた、ありがたい一夜だつた。下松まで二里、五時間あまり行乞する。妙見社参詣、溜池に重なりあつてゐる亀はあはれであつ…
報恩講に寄せてー 2 数年前に宗門で作成されまして、広く皆さま方にもお配りしたことがありますが、そこに 「 報恩講 」 のことが書いてありますので、ちょっと…
五月十七日霧雨、ぼうとして海も山も見えない。松原の宿といふ気分はよかつた。早朝、合羽を着て出立、島田を経て呼坂へ、そして勝間へ、行程六里。薊が咲きつゞいてゐた…
報恩講に寄せてー 1ちょうど今ごろ(11月)になりますと、全国の真宗のお寺では「 報恩講 」 が営まれているのではないかと思います。「 報恩講 」 は、地域に…
五月十六日まだ降つてゐる、残酒残肴を飲んで食べる、うまい/\、そしてM氏のために悪筆を揮ふ。 朝酒は身心にしみわたる、酔うて別れる、誠二さんはすでに出勤、書置…
「 家の宗教 」 に思う - 5 人間がふつうにもっております幸せへの願いは、せいぜい、健康で、長生きをしたい、自分を含めて、家族・身内が、幸せであればいいと…
岐阜県岐阜市に隣接する関市。夏の風物詩である鵜飼の関市長良川の1000年を超え受け継がれてきた長い歴史がある関市の「小瀬鵜飼」。 そんな小瀬鵜飼の予約が受付開…
一月十二日 曇、陰欝そのものといつたやうな天候だ。外は雪、内は酒――憂欝を消すものは、いや、融かすものは何か、酒、入浴、談笑、散歩、等、等、私にあつては。 雪…
能登デスク 能登半島広域観光協会さんより金沢駅金沢観光案内所にて能登半島への旅のご案内をしております。細かい交通情報やおすすめの回り方などをゲットして素敵な…
一月十日 雪が積んでゐる、まだ降つてゐる、風がふく、寒く強く。近来にない寒さだつた、寒が一時に押し寄せたやうだつた、手拭も葱も御飯も凍つた、窓から吹雪が吹き込…
55年の歩みを貴重映像で紹介する2時間番組 BSテレ東で5月26日放送 未公開映像も入手 今年デビュー55周年のちあきなおみ。55年の歩みを貴重映像で紹介する…
一月八日 朝のうちはうらゝかな晴れだつたが、午後は曇つた。今朝は嫌な事と嬉しい事とがあつた、その二つを相殺しても、まだまだ嬉しさが余りあつた、――といふのは…
【目的が無ければ、そもそも手段自体も存在しない】 『真実』が分かって初めて何が『方便』だったかが知らされるあなたはこんな経験をされたことはないでしょうか? 初…
一月六日 雨、何といふ薄気味の悪い暖さだらう、 そして何といふ陰欝な空模様だらう。昨日は大金(今の現状では)を費つたが、今日は殆んど費はなかつた、切手…
“空海と真言密教の源流”神護寺の展覧会が東京国立博物館で - 国宝《両界曼荼羅》など約100件を公開創建1200年記念 特別展「神護寺 ─ 空海と真言密教のは…
一月五日 霧が深い、そしてナマ温かい、だん/\晴れた。朝湯へはいる、私に許された唯一の贅沢だ、日本人は入浴好きだが、それは保健のためでもあり、享楽でもある、殊…
釈尊の教えを知るための仏教講座デジタルクリエイター「天美 春介」さんの講話より 「原因と結果の法則」を『根幹』とした教えが仏教です。 「過去の因を知らんと欲す…
一月四日 曇、時雨、市中へ、泥濘の感覚!昨日も今日も閉ぢ籠つて勉強した、暮れてから元寛居を訪ねる、腹いつぱいお正月の御馳走になつて戻つた。一本二銭の水仙が三輪…
釈尊の教えを知るための仏教講座デジタルクリエイター「天美 春介」さんの講話より 【目標も大事だが目的は最も大事:生まれて来た目的と仏教】 「なりたい目標」が、…
一月三日 うらゝか、幸福を感じる日、 生きてゐるよろこび、死なゝいよろこび。――昨夜の事を考へると憂欝になる、彼女の事、そして彼の事、彼等に絡まる私の…
釈尊の教えを知るための仏教講座デジタルクリエイター「天美 春介」さんの講話より 【一流の科学者・各分野の研究者・哲学者などが 仏法を称賛する理由】全てのこと…
一月二日 曇后晴、風、人、――お正月らしい場景となつた。吉例によつて、お屠蘇とお雑煮だけは缺かさない、独り者にも春は来にけり、さても結構なお正月で御座います、…
とにかくわかりやすい! すべての面を、解説してあって分かりやすいと思いました。 内臓治療も、骨の場所とか内臓の場所が書かれてるので、わかりやすいと思いました。…
一月一日 雨、可なり寒い。いつもより早く起きて、お雑煮、数の子で一本、めでたい気分になつて、Sのところへ行き、年始状を受取る、一年一度の年始状といふものは無用…
先週は初日の開始直前に腰から背中にかけての痛みから 何も出来ずにリタイアした松山英樹 今週はケンタッキー州に於いての「全米プロゴルフ選手権」だ練習日に見せてい…
十二月卅一日 曇つて寒い、暮れてからは雨になつた、 今年もおしまひだ。嚢中に四銭しかない、三銭で入浴、一銭でヒトモジ一把、文字通りの無一物だ、いか…