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国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

asikawa
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2013/12/23

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  • 観戦記~アンヘル・アヤラ vs 矢吹正道~

    IBFフライ級タイトルマッチ王者:アンヘル・アヤラvs挑戦者:矢吹正道結果:矢吹12RTKO勝ち■分析~アヤラの場合~ホセ・アントニオ・アギーレ、ジョン・マイケル・ジョンソンのような細身の好戦的パンチャー。そのスタイルと戦績からディフェンスにおける粗さは予想されたがジャブを上下に打ち込まれ、相手のクイックステップについて行けず、高速クロスレンジでのガード位置など粗さというより現代ボクシングに対応できてない。鼻血も止めることができなかったり、セコンドやトレーナーなどは20年前の感覚なのでは。何度もスイッチしていたのは苦し紛れのように見えた。■分析~矢吹の場合~配信記事などで試合後のコメントは『切ってからずっと視界が見えなくて』『弱気になった部分があったので俺弱えなと』『効いてるそぶりも見せずに打ち合ってきた...観戦記~アンヘル・アヤラvs矢吹正道~

  • Classic~ジョー・フレージャー vs ジョージ・フォアマン~

    1973年1月22日世界ヘビー級タイトルマッチ王者;ジョー・フレージャーvs挑戦者:ジョージ・フォアマン結果:フォアマン2RKO勝ち■分析~フォアマンの場合~トレーニングの映像は意外と少ないがサンドバッグに右フックを連続で打ち込むものはバックが”く”の字に曲がり、まるでバッグを破壊するために行われているようだ。それはパフォーマンスなのか、実際のトレーニングなのか。試合でもフックをブン回し、一点にパワーを集中させるものではなく、軌道のどこで当たっても効かせるパンチ。テレフォンで距離感もディフェンスもあったものではない。何故あたるのだ?それは当時まで残るヘビー級シーンでの強者イズムの風習によるものだろう。アリはスピード、リズム、フットワークで革命を起こした。そして80年代はコンビネーションが台頭した。ありがち...Classic~ジョー・フレージャーvsジョージ・フォアマン~

  • Classic~ナナ・コナドゥ vs アブラハム・トーレス~

    1998年2月21日WBAバンタム級タイトルマッチ王者;ナナ・コナドゥvs挑戦者:アブラハム・トーレス結果:コナドゥ2RTKO勝ち■分析~コナドゥの場合~Wジャブからの強烈な右。それだけで世界をKOした。前に出ながらのWジャブは2発目に威力がつき、体に勢いがついているので続く右はウェイトが乗る。速筋の塊のような体躯によりWジャブは踏み込みも全身もハンドスピード、どれもあり、そのうえ肩が入っているので重く強い。続く右の繋ぎのクイックでナチュラルで体の捻りが利いているのでハードなソリッドパンチ。KOシーンの1発目の右はハンマーを打ち付けるようで2発目は右を打ち込む位置への瞬間的なシフトウェイトは動物的勘のようで相手のアゴを刈るようなフック。まさにガーナの超特急。ボクシングは進化していると言われるが本当か?堤、...Classic~ナナ・コナドゥvsアブラハム・トーレス~

  • Classic~チャコフ・ユーリのデビュー戦~

    1990年2月1日ジュニア・バンタム級6回戦チャコフ・ユーリvsアラン・田中結果:ユーリ3RTKO勝ち■分析~ユーリの場合~ソ連ペレストロイカその風貌からまるで地球外の惑星から来た生命体の様相。1発目の右ストレートで宇宙に飛んだ。2発目の右ストレートで銀河に飛んだ。3発目の右ストレートでブラックホールに落ちた。右カウンターの鋭さ、タイミングはいったい何なのか。眉間にセンサーが付いていて相手が射程位置に入った時、コンマ何秒以内に右が放たれるシーケンスが作動しているようだ。前足のつま先にもセンサーがあり相手の距離に応じてステップバック、右カウンターを的確にヒットさせる距離が自動計測されるようだ。右肘のジョイントは全方向へのアングル可能で伸縮自在であるかのようだ。これが35年前のボクシング?ボクシングは進化して...Classic~チャコフ・ユーリのデビュー戦~

  • 観戦記~寺地拳四朗 vs ユーリ阿久井政悟~

    WBA・WBCフライ級タイトルマッチWBC王者:寺地拳四朗vsWBA王者:ユーリ阿久井政悟結果:寺地12RTKO勝ち■分析~寺地の場合~広いスタンスで前後左右に動けるのは膝下の筋力(脹脛、アキレス腱、爪先等)にある。3年前あたり防衛戦から脹脛の筋肉が目立つようになった。動いた位置で角度を付けてジャブを打ち込む。それを12R通して出来るのは持続筋のスタミナ。意外に相手の右を多く食った。相対すると左ガードに隙がある。スナッピーなジャブはガードが下がるから。劣勢から一気に攻勢を取れる能力はvsオラスクアガ、vs京口で培ったキャリアにもよるだろう。■分析~阿久井の場合~上体で角度を付けてジャブを打ち込む。右ストレートはオンガードからナチュラルに放たれる。まさにユーリだ。右にパンチングパワーがあるからプレッシャーを...観戦記~寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟~

  • 観戦記~アンソニー・オラスクアガ vs 京口紘人~

    WBOフライ級タイトルマッチ王者:アンソニー・オラスクアガvs挑戦者:京口紘人結果:オラスクアガ判定勝ち■分析~オラスクアガの場合~強者感を全面に出したストロングスタイルは頗るカッコよいが余裕だしている瞬間は相手が技巧派ならばパシパシ打たれたり相手が強打者ならばダメージングブロー受けたり危険が伴う。それでも相手のガードの上からなぎ倒すような右フックはそれだけで十分て感じ。ファミリーネームのカタカナの6文字はどれがどこなのか時々判らなくなる。日本を主戦場にするなら日本人に馴染みやすいリングネームにした方がよいのでは。アンソニー・オスカーアンス・オラーガアンソニー浜田とか。■分析~京口の場合~両ガードを顔の横に置いたままスリップ、ダック、ウィービングするのが特徴的。直後にパンチが多彩でなくなるが顔面にヒットさ...観戦記~アンソニー・オラスクアガvs京口紘人~

  • 観戦記~坪井智也のデビュー戦~

    スーパーフライ級8回戦坪井智也vsブーンルエン・ファヨン結果:坪井2RTKO勝ち■分析~坪井の場合~静岡県のボクシングレベルは残念ながらかなり低い。県出身者で世界挑戦したのは5人もいないだろう。挑戦者はどれも技術レベルでの惨敗。理由はジムの環境と指導者の質。管理人は2人だけ優秀な指導者を認識しているがおそらく坪井はその1人に指導を受けたことがあるようだ。如何にもなアマスタイル。詰めて連打、間をおき、詰めてコンビ、間をおく。右ボディパンチがフックであることが特徴的。詰めた時、頭は至近距離にあるが連打が頗る速いので相手は守るか食うかのみ。相手に事前研究され易いスタイルではある。■分析~ブーンルエンの場合~KOシーンは一瞬宙に浮いてから大の字に倒れるとは助演男優賞ものだ。タイは経済発展著しいが現代もこのようなボ...観戦記~坪井智也のデビュー戦~

  • 観戦記~那須川天心 vs ジェイソン・モロニー~

    バンタム級10回戦那須川天心vsvsジェイソン・モロニー結果:那須川判定勝ち■分析~那須川の場合~このカッコつけたボクシングをこの相手にこの試合展開で10R貫けるのは感心する。攻防の高いスキルがベースにあり、イメージング豊かで、高い心肺および循環機能。そして強固なナルシシズム。ジムで練習してるとカッコつけてばかりいる奴は必ずいるのだわ。見学者「あの人カッケー」トレーナー「お前何やってんだ」他のボクサー「あいつバッカじゃねーの」管理人もそんなボクサーだったな。■分析~モロニーの場合~サウスポー苦手なボクサーと言ったら?ジュリアン・ジャクソンですね。(残念すぎた)意外にホリフィールドも。突然の右、いいですね~。6Rのシルエットは左右逆ではあるが、ダニエル・サラゴサvs辰吉Ⅰをデジャブに見るようだった。■PS判...観戦記~那須川天心vsジェイソン・モロニー~

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