【主な乗り物:夜行高速バス「ラピュータ」号、「奥能登特急バス」金沢-輪島線】横浜駅西口ロータリーのバス乗り場を、時刻表通りの22時00分に発車した金沢行き夜行…
旅日記・紀行文が主体です。長距離高速バスや鉄道の一人旅が好みですが、その他日々のつれづれも。
高速バスと鉄道で、四季折々の日本の風土と、その地に生きる人々の姿に思いを馳せながら、ひと通り48都道府県をめぐりました。「思い出のバス紀行」「鉄路遥かなり」「高速バス風土記」は日本各地を回った旅の懐かしい思い出を、「愛車放浪記」は家族とのドライブを綴りました。「ある医療現場の素描」は僕の仕事のこぼれ話などです。 長文が多いのですが、内田百間・宮脇俊三のファンですので御容赦下さい(笑)
東京発寝台特急の挽歌 番外編 ~寝台急行「銀河」特急と同等に東海道を走り続けた孤高の急行列車~
何度か、夜の大阪の街を彷徨ったことがある。いずれも、交通機関を乗り継ぐ待ち時間のことで、思い起こせば心が暖まる、というような楽しいひとときではなく、退屈で遣り…
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【主な乗り物:夜行高速バス「ラピュータ」号、「奥能登特急バス」金沢-輪島線】横浜駅西口ロータリーのバス乗り場を、時刻表通りの22時00分に発車した金沢行き夜行…
【主な乗り物:「関越高速バス」池袋-金沢線、夜行高速バス東京-福井線、京福電鉄三国芦原線】東京・池袋から金沢まで直行する高速バスが開業したのは、北陸自動車道が…
【主な乗り物:夜行快速「ムーンライト」、佐渡汽船「おおさど丸」、新潟交通バス両津-相川線、新潟交通電車線、JR弥彦線】 北陸に向かう列車に、新宿駅で乗る─…
【主な乗り物:寝台特急列車「北陸」、「北陸道特急バス」名古屋-金沢線、夜行高速バス「ドリーム」号】 前夜に東京駅を発つ夜行高速バス「ドリーム」号から、名古屋…
【主な乗り物:「関越高速バス」池袋-富山線】 平成の半ばに、愛車で信州に向かっていた時のことである。目白通りと環状八号線が交差する谷原の交差点で信号待ちをし…
【主な乗り物:特急「しらさぎ」、夜行高速バス「ドリーム」号、特急「雷鳥」、北陸鉄道浅野川線】 「しらさぎ」の話をしたくなった。鳥ではなく、名古屋と北陸を結ぶ…
【主な乗り物:「関越高速バス」池袋-新潟線】 昭和60年頃の白昼のことだったと思う。新目白通りで、白地に緑のストライプが目立つ新潟交通のバスとすれ違った。背…
【主な乗り物:特急「白山」、特急「はくたか」、急行「妙高」】僕が小学校高学年になると、年に1~2回ほど、父が金沢に連れて行ってくれるようになった。実家のある長…
「関東のりもの風土記」、お楽しみいただけたでしょうか。 僕は40年近くも東京に住んでいますので、関東の乗り物を体験する頻度が高いのは想定内でしたが、まさか66…
【主な乗り物:高速バス東京-境町線、高速バス東京・新宿-伊勢崎線、境町自動運転バス、朝日自動車バス東武動物公園-境町線、東武特急電車「りょうもう」】 東京駅…
【主な乗り物:京浜急行リムジンバス「空91系統」羽田空港-横浜線、東京空港交通バス羽田空港-中野・練馬線、東急バス「反01系統」、横浜市営バス「7系統」、東京…
【主な乗り物:高速バス渋谷-軽井沢・草津温泉線、JRバス関東長野原-草津温泉線】 渋谷マークシティバスターミナルを定刻9時35分に発車した軽井沢・草津温泉行…
【主な乗り物:小田急バス「宿44系統」、ちゅうばす「是政循環」、京王バス「寺91系統」、西武多摩川線、西武国分寺線、西武新宿線、特急「小江戸」】 令和28年9…
【主な乗り物:高速バス「マロニエ東京」号、「マロニエ新宿」号】 平成28年11月の休日の朝、僕は、晩秋とは思えないほどの鮮烈な日差しが真上から照りつけている…
【主な乗り物:高速バス品川・羽田空港-大多喜線、新宿-木更津線、いすみ鉄道、小湊鉄道】 夜を徹して東海道を上ってきた寝台特急「サンライズ出雲」が、終点の東京…
【主な乗り物:東武鉄道特急「しもつけ」、東京地下鉄銀座線】 浅草から東武電車に乗る時は、いつも心が弾む。 もちろん、浅草と言う街が魅力的であるのも間違いないが…
【主な乗り物:京成「スカイライナー」、リムジンバス成田空港-新宿線】 人間は速さに憧れる生き物である。陸上競技のアスリートは秒単位で競い合い、乗り物でも、超音…
【主な乗り物:多摩動物公園ライオンバス】 多摩動物公園のライオンバスのことを初めて知ったのは、幼少時代に読んだ絵本だったと記憶している。青と白のツートンカラー…
【主な乗り物:東武東上線「TJライナー」、秩父鉄道、西武特急「ちちぶ」】池袋駅の構内に足を踏み入れると、どことなく違和感に戸惑うことが少なくない。30年前に上…
【主な乗り物:つくばエクスプレス線快速電車】 東京が急に暖かくなって、観測史上2番目という早咲きの桜が満開になっていた、平成25年の3月末の平日のこと、南風に…
【主な乗り物:寝台特急「ゆうづる」、急行「八甲田」、青函連絡船、特急「北斗」】 北海道に初めて足跡を印した昭和62年の初夏から半年が経った師走に、僕は、再び…
【主な乗り物:急行「八甲田」、青函連絡船、特急「北斗」、道南バス洞爺湖-室蘭線、特急「ライラック」、JR北海道バス札樽高速線、特急「はつかり」、東北新幹線「や…
このブログにお越しいただきありがとうございます。 僕が乗車してきた鉄道、高速バスなどを中心に、旅行記を書いて来たこのブログですが、最後までとっておいた故郷信州…
令和5年の大型連休の前半が終わり、翌日から後半の5連休が始まるという中日に、今回の旅が始まった。 新宿駅南口の改札を出て、甲州街道の向かいで煌々と明かりを灯し…
渋谷マークシティバスターミナルを定刻9時35分に発車した軽井沢・草津温泉行きの上田バスは、道玄坂上の交差点に出る流出路を、滑らかに下っている。 平成30年1…
夜行快速列車「ムーンライト信州」は、定刻23時54分に新宿駅10番線を発車した。日中からどんよりと雲が垂れ込めて蒸し暑かった、平成28年7月中旬の週末の夜であ…
(「蒼き山なみを越えて 第64章 平成27年 北陸新幹線『はくたか』~前編~」 の続きです)小松空港で金沢カレーを食べたおかげで、次の金沢行きリムジンバスの発…
新宿駅西口地下街にあるカレー専門店「イマサ」は、馴染みの店である。30年も前の話であるが、僕が通った昭和大学教養学部が富士吉田市にあり、新宿西口高速バスターミ…
信州の高速バスや鉄道の思い出を綴りながら、昭和から平成の後期までたどってきた「蒼き山なみを越えて」シリーズですが、ここで1回、時を巻き戻して、昭和59年の汽車…
週末の三宮の高速バスターミナルは混雑していた。 乗り場の隅に佇んでいる僕の視界に、次から次へと様々な人々が現れては消えていくが、大半は、互いに言葉を交わすわけ…
(「蒼き山なみを越えて 第62章 平成25年 快速『信越リレー妙高』~中編~」 の続きです)平成25年の5月に常磐線不通区間の北端である相馬駅や原ノ町駅を訪れ…
(「蒼き山なみを越えて 第62章 平成25年 快速「信越リレー妙高」~前編~」 の続きです)平成25年11月初旬の連休に、金沢から長野を経由して前橋で1泊した…
蛍の光は 遠い日の送り火か小さく見える景色は 陽炎か出会いも別れも夕暮れに預けたら自分の影を探しに 西へ行くああ 日本のどこかに私を待ってる人がいるいい日旅立…
金沢市内の病院に母を見舞い、意外と元気そうな様子に安堵して、金沢駅に戻ったのは、日曜日の午後4時過ぎだった。予約した東京行き夜行高速バスの時間まで、かなりの時…
夜も深まった千葉中央駅は人影も少なく、静まり返っていた。昼から降り続く雨に濡れた路面が、街灯の光を反射して鈍く輝いている。 平成25年10月の夜である。僕は…
平成25年9月上旬の日曜日の話をしたい。夜勤明けだったので、慌ただしく自宅に帰って妻と一憩すると、腕時計を気にしながら、再び自宅を飛び出した。 当時の僕と妻…
平成20年の7月の週末のこと、立川駅で中央線快速電車を降りた僕は、北口のバス乗り場に歩を運んだ。ペデストリアン・デッキに出ると、真夏の太陽の眩しさにくらくらし…
昭和30年代から50年代にかけて、帰省バスが全国を走り回っていた時期があった。お盆や年末年始などの多客期に、殺人的な混雑を呈していた鉄道を補完して、地方から大…
新宿駅西口高速バスターミナルが面した狭隘な路地を抜け出したバスは、高層ビル街を抜けて甲州街道から山手通りに右折し、一路信州を目指して走り始めた。 関越自動車…
平成18年の真夏に、珍しい旅をした。埼玉県のさいたま新都心から仙台へ向かう昼行高速バス、仙台から前橋・高崎へ向かう夜行高速バス、前橋から新潟へ向かう昼行高速バ…