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ノマドが在宅収入で必死に生き抜いてみる! http://pyureri.blog.fc2.com/

ノマドの人生を歩む男の日記です。在宅で収入を上げる方法や、紹介をしています。

記事作成の仕事でご飯を食べております。 ノマドとしての生き方、どうしたらノマドで暮らしていくことができるかを体験談として語れるようにしたいです。

山猫
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摂津市
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本庄市
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2013/11/22

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  • 幸せそうな後ろ姿

    早朝から台所に向かっている。幸せそうな後ろ姿。いつも朝は不機嫌なのに、今日はニヤニヤしている。観察していると、私たちはラップにくるまれた。1本は自分用、もう1本はあの人用かな?まだ薄暗い外では、カラスが元気よく鳴いていた。...

  • 期待と不安が入り混じる午前6時

    これからお出かけ。お弁当箱に、作った料理を詰め込む。あなたは喜んでくれるかな。どんな顔してくれるかな。ワクワクと不安がわたしを襲う。爪楊枝をラップにくるみ、お弁当箱と一緒に風呂敷に包んだ。どうか、素敵な時間になりますように。...

  • 定位置の無い者の末路

    私たちには定位置がない。使われたら最後。元の場所に戻れるのは稀だ。あの子とは相性が良かった。離れたくなかった。でも現実は残酷。あの子は資料を止めるために、旅立った。その後ろ姿は、夕日に照らされ輝いていた。...

  • 夕日に照らされた仲間

    今から緊張している。本番は明日だというのに。クリップで止めた資料に、もう一度目を向ける。同僚が「落ち着けよ」とばかりに、コーヒーを持ってきてくれた。飲みながら自分を落ち着かせる。時刻は午後6時。帰り支度する仲間の顔が、夕日に染まっていた。...

  • あなたの指が私に触れ、私は汚れた。

    わたしの先端は、あなたの指で汚れてる。何度もわたしをつまんで、同じページを見返していたね。あなたは幸せそうだった。でも今は、同じページを見て泣いている。机のそばに立ち尽くしながら。月明りが差し込む薄暗い部屋に、あなたの泣く声だけが響いていた。...

  • 思い出との決別

    あの日に付けた付箋が目に付く。大切な思い出。見返せるように、思い返せるように付箋を付けた。でも、もう無意味。楽しい思い出も、思い出すのがツラくなったから。付箋を指でつまみ、思い出の1ページを開く。ページごと日記帳から破り、付箋と共にゴミ箱へ捨てる。私はゴミ箱に背を向け、激しく泣いた。窓から差し込む月明りが、濡れた頬を優しく照らしていた。...

  • 家族の健康は、わたしの笑顔

    あなたはいつも忙しそう。昨日は買い物、今日は掃除のリストが書かれた。裏紙がどんどん少なくなる。家族の健康と清潔を守るため、奮闘しているんだね。私はそばにいるネコとイヌと共に、忙しく働くあなたを見ていた。これがあなたの日常。忙しいけれど、あなたの顔はどこか幸せそうだった。そんな午前9時。外では鳥のさえずりが聞こえていた。...

  • 家族を想う、穏やかな時間

    明日は買い物の日。カレンダーの裏紙に、買うものを書き出す。毎日の献立を考えるのは、正直面倒。でも家族の健康を考えながら、買い物リストを書くこの瞬間は好き。クリップで止めた裏紙を1枚取り出し、財布に入れた。人を想う穏やかな時間が、静かに過ぎていった。...

  • 23時に上がる悲鳴。わたしは言葉を失った。

    洗面台から悲鳴が聞こえてきた。体重計に乗ったんだろう。戸棚に閉まってあった私は、そろそろ出番だなと感じた。そう思っていると戸棚が開き、蛍光灯の明かりが茶色い私を照らす。私はポテチから引き離された。ものすごい勢いでポテチが胃袋に消えていく。私はコーラと顔を見合わせ、その食欲に言葉を失った。時刻は23時。ダイエット3日目の出来事だった。...

  • 悲鳴を上げる、ダイエット3日目

    恐る恐る体重計に乗る。表示された数字を見て悲鳴を上げた。何でこうなったのか分からない……。呆然としながら戸棚の奥に隠していた、ポテチの袋を取り出す。輪ゴムをほどき、ポテチを数枚取り出し口に入れた。そして、大好きなコーラで流し込む。縛ってあった輪ゴムと飲みかけのコーラが、「それが原因だよ」とつぶやいていた。...

  • 猫とコーヒーと、つぶれた私

    穏やかな日差しが心地よい午後2時。ネコが窓辺で日向ぼっこしている。時刻を刻む音と、ゴシゴシという音だけが部屋に響く。仲間が無残な姿になり、ゴミ箱に捨てられる。仲間のすりつぶされた体を見て、思わず叫んだ。「私たち繊細なの。優しくこすって!」と。でも、無駄だった。四角のわたしは強く握られ、体液を出しながらぺちゃんこになった。飲みかけのコーヒーと眠たそうな猫が、憐れむ目で私の最期を見ていた。...

  • ゴシゴシゴシ

    冷たい風が窓を揺らす。窓越しに太陽の温もりを感じ、コーヒーを飲む。もう20分ほどは格闘している。こいつを何個ダメにしたことだろう。新しいこいつを取り出し、窓から離れフライパンに向かう。飲みかけのコーヒーが、「頑張れ」と応援していた。...

  • 蒸し暑い夏の夜に見せた涙

    花火の音が聞こえなくなった。花火大会が終了したらしい。浴衣を着て出かけたあなたは、とても幸せそうだったね。でも、すすり泣きながら、あなたは帰ってきた。そしてわたしは突然捕まれ、心の汚れを取ってと無理難題を言われた。室温は32℃。とても暑い夏の夜だった。...

  • ねえ、心の汚れを取ってよ

    またケンカした。良い雰囲気だったのに。いつも、余計なことを言って台無しにしてしまう。自分がイヤになる。ねえ綿棒お願い。わたしの心の汚れを取ってよ。握りしめた綿棒が、涙で濡れていた。...

  • スプーンの切実な思い

    プリンに体半分が突っ込まれた。またプリンだ。もう何回目だろう。たまには違うものに埋もれたい。隣の子は昨日カレーだって。自慢してる。羨ましい。ねえ、お願い!せめて今度はヨーグルトにして。必死にお願いする午後8時。外は雨が降っていた。...

  • プリンと思い出と雨音

    プリン食べるためにスプーンを手に取る。こいつとは長い付き合いだ。初めて一人暮らしをした時だから、もう10年以上前になる。あの時のワクワクと不安が蘇る。食器類は何もなかったな。急いで買いに行ったっけ。思い出が、プリンの味をさらに美味しくした。そんな午後8時。...

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