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職業作家への道 https://towriter.hatenablog.com/

現在、会社員をしておりますが、いつの日か職業作家へ。これまで執筆してきた応募歴、執筆の心得、本の感想から執筆道具まで。様々なことをご紹介していきます

teckham
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2013/11/17

  • KEYS-TO-GO 2を買いました

    KEYS-TO-GO 2を買いました 本日(2024/6/27現在)は会社の健康診断で、都会に行くことになりました そこには大型の家電量販店があるので、これ幸いに、とKEYS-TO-GO 2を買うことにしました 以前からお伝えしているように、私の据え置き型キーボードナンバーワンはMX keys miniです そして、そのロジクールから満を持して、持ち運び型キーボードが誕生しました それが、このKEYS-TO-GO 2というわけです 名称にgoと入っているくらいですから、どれだけ持ち運びやすいのかというのが焦点になります なんと、ふた付きで222gという恐るべき軽さです ちなみにApple純正の…

  • 勝浦紀行その3

    かなり疲労していましたが、官軍塚で大きな満足も得て、次の場所に向かいます この辺りを歩いている人はほとんどいません いるとしても、近くに車を置いて、軽く歩いている人だけでした 次の目的地の勝浦灯台は残念ながら閉まっていましたが、普段から空いてないだけなのかもしれません その辺りの道から、とてつもない豪邸がちらちらと現れます 山と山の間にはさまれているのですが、自分の家だけのプライベートビーチがあり、バスケットコートも備え付けている豪邸もありました 次は八幡岬公園ですが、すでに完全に体力は消耗していて、早くゆっくりしたい願望の方が強くなっています すでに三時間はノンストップで歩いていました 八万…

  • 勝浦紀行その2

    いよいよ勝浦に到着しました 時間はまだ朝の9時にもなっていません 相当な時間を自由に過ごすことができます ちなみに私は事前に勝浦のことをある程度調べて、どこをまわるか決めてきています とはいえ、面白そうなところがあったら、ルートを変えて別のことをする余裕は残しておきます 帰りの特急の予約などもしておりません ゴールデンウィークの日曜日ということもあり、終点の勝浦で降りた人は結構います ですが、改札を過ぎて歩き始める時にはすでに私一人になっていました ですが、気にしません 最初の目的地である覚翁寺に向かいました 途中ですでに廃墟になった産婦人科を見つけました 五階建てですが、蔦が絡まっていていか…

  • 勝浦紀行その1

    特に忙しい日々というわけでもないのですが、一日フリーの時間ができたので、勝浦へ一人で日帰り旅に出てみることにしました 勝浦というのは、一度だけ行ったことはあるのですが、その時は慌ただしくて行きたいところへ行けずじまいでした 今回、水筒に水を入れて、ポメラDM250を携えてMILLETのリュックを背負い、モバイルバッテリーも備えて、支度はばっちりです なぜ、勝浦にしたかといえば、執筆のためのいくつかの場面やディテールが必要で、どこか適当な街を散策したかったからであります 舞台が勝浦というわけではないのですが、東京から特急で一本で行けて、それなりのローカルな街だからです ちなみに勝浦というのは、確…

  • 執筆はポメラで一本化

    前も書いたかもしれませんが、私はVaio Type pというパソコンが人生で最も好きでした 8インチでお尻のポケットに入るという衝撃的なパソコンで、トラックポイントも付いている横長のパソコンでした 五年くらい使っているうちに、さすがにパフォーマンスの悪さが気になり、それからあまり使わなくなりました ですが、別のパソコンを使いながらも、そのコンパクトさやキータッチの良さ、外観の美しさを思い出さずにはいられませんでした 現に、私は使わなくなったパソコンはすぐに売却するのですが、Vaio Type pだけは未だに持っています そして時は経ち、ひっそりとうり二つと言わんばかりの端末が登場しています そ…

  • BOOX Palmaを買ったのでレビューします!

    現在時点、E inkの製品でこれ以上の端末は存在しないと言っても過言ではありません そして、カバーなしでもめちゃくちゃ肌触りがよいです! このブログで結構前に買うかもしれないとお伝えさせていただきましたが、結局、本当にBoox Palmaを購入してしまいました かなり長考したのですが、自分を食い止めることができませんでした 使用しながら思うのですが、これは職業作家を目指す人びとには、買ってよかったと思える、すごく役に立つアイテムだと感じました もちろん、スマホを持っている方からすれば、サイズからしてもスマホの劣化版では?という疑問は生じるかもしれません たしかに、スマホにモバイルバッテリーさえ…

  • 『空白の五マイル』角幡唯介

    最近はあまりテレビを見なくなっていたのですが、たまたまテレビを点けた時に、『スイッチインタビュー』という番組がやっていて、そこに探検家の作家と紹介されている角幡唯介という方がいました www.nhk.jp 私はその方を存じ上げなかったのですが、静かなのですが熱を持った話し方がひどく印象に残りました この人は誰なのだろうと思って調べてみると、早稲田の探検部のようでした 早稲田の探検部といえば、以前もご紹介したことがある高野秀行が有名ですが、角幡唯介はまた少し違った味わいの人物のようでした towriter.hatenablog.com 高野秀行が遊び心満載の冒険家だとしたら、角幡唯介はシリアスな…

  • 『本心』平野啓一郎

    ご無沙汰しております 何があったわけでもありませんが、更新が滞っておりました 私も経験がありますが、ずっと長く続いていたブログが突然更新されなくなると、身内でもないですが、だいじょうぶかな、、、と心配になりますよね もし、そんな思いをされていたらすみません とはいえ、何となくお気づきかもしれませんが、アクセス数の少ないブログなので、杞憂かもしれません いずれにしても、長く見てくださっている方もいてくださるので、更新頻度は低くとも長く続けていきたいと考えております 今回は本の感想になります ブログタイトルにもある通り、平野啓一郎の『本心』になります いつも新刊が買えるほどの余力はないのですが、そ…

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします ところで、本当に久しぶりに紅白歌合戦を見ながら過ごしました 知っている曲はほとんどありませんでした ですが、それは昔からそれほど変わらないかもしれません というのも、昔も後半の演歌はほぼ知らない曲ばかりだったからです 翻って今は若い人たちの曲ばかりで、ほとんど知らなくなってしまいました そういう意味では、どの世代も知らない歌手(アーティスト?)が多すぎて、フラストがたまるのが紅白歌合戦なのかもしれません それでも、私は今年どの曲もきちんと聞いてみることにしてみました というのも、私自身の知っている音楽と、昨今の若者で流行っている音…

  • 2023年末のご挨拶

    いよいよ2023年も終わろうとしています 歴史的な目で見ると、この2023年というのはコロナが収束したという記念的な年になるかと思います 教科書には2023年というものが、そういう祝うべき年号の一つとして載るのだと思いますが、今を生きている私たちからすれば、「え、まだみんなコロナに罹ってるし、とりあえず無理やり終わった宣言がされただけっぽい感じもするんだけど。。。ぜんぜん歴史的な年の感じはしないかなぁ」という意見もたくさんありそうです とはいえ、私が申し上げたいのは、コロナが本当に終わったとか、本当は終わってないかとか、そういうことではございません なんとなく、コロナのことを考えていたら、歴史…

  • 『逃げてゆく愛』ベルンハルト・シュリンク

    久しぶりの更新ですみません今回は本の感想でいきたいと思います 本当に素晴らしい短篇小説を二冊選べと言われたら、一冊は下記です towriter.hatenablog.com もう一冊を選べと言われたら、私は迷わずこちらを選びます 逃げてゆく愛 (新潮文庫) 作者:ベルンハルト シュリンク 新潮社 Amazon ベルンハルト・シュリンクは『朗読者』がベストセラーになったことで有名かもしれません この小説も個人的には嫌いではなかったのですが、後半は少しだれてしまった記憶があります前半部分での物語の引き込み方は素晴らしかったということもあり、この作家は長編よりも短篇に力を発揮するのかもしれないと思い…

  • 「ポメラ」15周年キャンペーンの副賞が当たりました!

    キングジムが15周年キャンペーンをしており、それに応募しておりました 詳細は下記のページをご覧いただければと思います 私のポメラ愛を力説した結果、、、 副賞の当選となりました!ありがとうございます!!! このビックリマンシールのような副賞をもらえて嬉しい気持ちと、クリスタルモデルをゲットできなかった残念さと、非常に複雑な感情が入り混じっております ですが、前回のDM200Xの応募の時は副賞も当たりませんでしたので、少しだけ前進したといっていいのかもしれません 次のキャンペーンの時は本体をもらえるようにがんばりたいと思います!!!

  • MX Mechanical miniの青軸を買いました

    ずいぶん前から欲しいなと思っていたのですが、あまりにキーボードばかり買いすぎているので、自ら気持ちを封じ込めていました 本当は先日ご紹介したBOOX Palmaに気持ちが向いていたのですが、MX Mechanical miniの青軸を買ってしまいました 私はたくさんのキーボードを持っているのですが、ゲーミングキーボードというか、メカニカルキーボードは持っていませんでした なぜならパソコンゲームはあまりやらないからなのですが、敬愛するロジクールから正当的なメカニカルキーボードが出ていて、気になっていたのです ところが厄介なことに、このメカニカルキーボードというのは軸という概念があり、赤軸というの…

  • ポメラDM250のスケルトンモデルDM250X Crystalが当たります!

    またもやキングジムが素晴らしいキャンペーンをしてくれました スケルトンモデル、美しすぎます www.kingjim.co.jp 先着200名はなんとこのスケルトンモデルが購入できるのですが、初日の本日すでに売り切れております・・・ 私もアンケートに答えて応募しました 皆さんも応募してみてはいかがでしょうか! ちなみに私のアンケート内容を公開します (当然のことながら、、コピペして応募はしないでくださいね!まあ、しませんか。。) もし当たったら、レビュー記事を書かせていただきますね 「ポメラ」に対する想いなどご記入くださいDM10が発売された時からの大ファンです。それから全てのモデルを購入してき…

  • 文學界/群像/すばる/新潮/文藝の予選通過状況まとめ

    公募小説に応募される方は、他の人がどれくらい予選を通過してきているか、お知りになりたいと思います ですので、この前久々に予選通過をしたこともあり、私が公募に小説を応募してきた作品の、予選通過状況をまとめてみることにしました 【目次】 ・予選通過状況と残り人数・予選通過回数合計・各予選の生存確率・予選通過と最終候補の関連ページ一覧 【予選通過状況と残り人数】 順番 賞名 結果 最終候補 3次選考通過 2次選考通過 1次選考通過 応募総数 自作の人称 1 すばる文学賞 3次予選通過 11 33 79 1,315 一人称 2 すばる文学賞 1次予選通過 70 1,961 三人称 3 文學界新人賞 2…

  • ALLDOCUBE iPlay50 mini 8.4インチタブレットを買いました

    私は長いことAndroidタブレットを持っていませんでした 最後に持っていたAndroidは、ソニー Xperia Z3 Tablet Compact SGP612 ブラックという8インチのタブレットでした このタブレットは優れもので、8インチなのに270gという超軽量でした iPad miniを持っていた時期もありますが、300gを超えますし、高価だからケースなど必要になり、そうなるとさらに重くなります 肌触りが私とは相性が合わず、裸でも持つ気になれませんでした ソニーのタブレットはAndroid OSの更新がされなくなり、パフォーマンスも悪くなっていったので、売却してしまいました その後も…

  • BOOX PalmaはDM30を再現できるのか

    久しぶりに欲しいと思えるガジェットが登場しました その名もBOOX Palmaです スマホのように見えて、スマホではなく、電子書籍を読むためのE-ink端末という位置づけです かつて、このような製品を見たことはありません 普通は書籍のように6-8インチのように通常の本に近い電子書籍端末が多かったです ですが、これは薄く細く、見た目はスマホのように見えます BOOX Palmaは画面サイズが小さいのでおそらく漫画などを読むにはかなり厳しいと思います 小説は快適に読むことができると思われます だったら、Kindleもあるし、iPadとか他の電子書籍端末もあるから、こんな製品要らないのでは?と思われ…

  • たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(後編)

    念願だった宗吾参道へ日帰りで行った旅行の続きです 宗吾霊堂の大本堂は神聖な雰囲気で、お坊さんらしき人が歩いていたりします お寺を一周しながら、私は宗吾御一代記館へ向かいます 宗吾御一代記館というのは、宗吾の生涯をなんと等身大人形66体で再現されているという、今回の日帰り旅行の目玉ポイントです ですが、、、まさかの月曜定休日でした・・・ 気軽な旅というのは計画性がなく、こういうことになることが多々あります そして、月曜日というのは定休日のことが多いような気がするので、みなさまお気をつけください・・・ そうそう来ることがないので、あまりに残念で、入り口付近をうろうろしていましたが、誰も構ってくれな…

  • たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(前編)

    全く知らない土地を歩くのが私は好きなのですが、そうは言っても、いきなりどの街に行けばいいのだろうという迷いが生まれます どこでもいいとはいえ、「じゃあ、適当に電車に乗って気になったところで降りよう」というような、ぶらり途中下車ほどの度胸はありません なんか面白そうだなぁと思えるところにある程度狙いを定めて向かう、というのが初心者のやり方になってしまいます 知らない町散策を得意とする知人がいれば、いろいろとお勧めポイントなどを教えてもらえるのかもしれませんが、私にはそういう知人も残念ながらおりません そういうわけで、いろいろな書籍を読んだりして気になったところをメモして、後日の候補とする、という…

  • 『天路の旅人』沢木耕太郎

    新刊の単行本は高いので、ほとんど買わないのですが、表題の作品はついつい買ってしまいました 理由は二つあります 一つは、無料お試し版という一章だけ読むことができるものを読んで、続きが気になって仕方なくなってしまったことです もう一つは、その期間であればキンドル版でしたら半額分のポイントが付与されるということで、実質的には半額で買えたからです 沢木氏の作品を気に入っている方でしたら、問答無用で楽しめる内容になっています 戦前から戦後の七年間にかけて、スパイとして中国からチベットを辿りインドへ行った旅人、西川一三の話です そして、同じ時期に同じようにスパイとしてチベットに潜伏した木村肥佐生の人間性や…

  • 新潮新人賞の結果と一人何篇出せるのか

    小説公募の新人賞で最終選考に残っている場合は、途中経過をブログに公開してはいけないと思われますが、すでに終わったのでしたら問題ないと思います ということで表題の通りですが、新潮新人賞の予選を通過しておりました 残念ながら最終選考までは到達できておりません とはいえ、久しぶりに予選に通ったので少し嬉しいです かつて、最終選考までいったことがあるので、これくらいで喜んではいけないのかもしれませんが、数年くらい予選通過できていなかったので、少しほっとしました このままもう二度と予選通過もできないのではなかろうかと危惧を覚えていたので、まだまだいけるという自信を取り戻しました ちなみに、これまでの私の…

  • たまに思い出す人(後編)

    このシリーズも今回で最後です 中学三年生の受験シーズンに、会田くんは車の事故でお母さんを亡くしてしまいます そして、会田くんは例のプレハブの家から出ていくことになりました ただ、それは大家さんから出て行けと言われたわけではなく、近隣に会田くんを引き取ると言ってくれた人がいたからでした 会田くんはヘルニアのために腰痛があり、普段から整骨院に通っていました そこの整骨院の院長さんが、整骨院の二階にちょっとしたスペースがあるから、今後はそこに住んだらいいと引き取ってくれるということでした その整骨院はその地域では有名で、会田くんもその院長先生の話をたまに私にもしていたくらいなので、私は胸をなでおろし…

  • たまに思い出す人(中編)

    前回は、会田くんの家に行き、アダルトなビデオを見るというところまでお話ししました 会田くんの家の扉を空けると、すぐ目の前に居間があり、右にはキッチンの流しがあり、全てを合わせても6畳くらいの家でした 左奥にはトイレがありましたが、お風呂はありませんでした ですので、お風呂は近くの銭湯に行くと言っていました 実は、会田くんは部活の中で体臭が強いと言われていたのですが、自宅にお風呂がないことも一因なのかもしれないと思いました いずれにしても、私たちは会田家の居間でこたつに入りながら(その時は冬でした)会田くんがいそいそとVHSのビデオをセットするのを今か今かと待っていました そして、私たちはその映…

  • たまに思い出す人(前編)

    特に仲が良かったわけではないのに、ある場所を通り過ぎたり、あるものを見たりすると思い出されてくる人というのが、誰にでもいるかもしれません 私にとって会田くん(仮名)というのが、それにあたります 会田くんとは中学時代の知り合いでした 特に仲が良かったわけではなく、同じ部活というのが唯一の共通点でした 私は中学の途中で引っ越しをすることになりました とはいえ、隣町に引っ越す程度の移動で、中学校は変わ離ません 同じ地区内で引っ越した場合、中学生にとって何が大きく変わるかといえば、登下校するメンバーということになるかもしれません 私は会田くんとあまり親しくはなかったのですが、引っ越してからは帰り道は同…

  • 太宰治賞2023

    私はいつも五賞などと言って、ひとくくりにしております ご存じの通り、文學界新人賞、群像新人賞、新潮新人賞、すばる文学賞、文藝賞の五つをまとめております これに太宰治賞を入れてもいいのではないか、というご意見もあるかもしれません なぜなら、そうそうたる顔ぶれの作家を輩出していますし(吉村昭、加賀乙彦、金井美恵子、宮尾登美子、宮本 輝など)、ちくま書房という文学関連にも強い出版社が主宰している賞だからです 文芸誌を出していないのが五賞との違いですが、確かに入れてもいいくらいの知名度になりつつあるのかもしれません 応募総数も1000通を超えているので、受賞も簡単ではありませんし、プロ作家への道にもつ…

  • いつでも好きなキーボードをPCにのせられます

    YouTubeを見ていると、一番上の方に自分の興味あるものが表示されるのかもしれません 私が探し求めていたようなアイテムが現れました 以前、下記のような記事を書かせていただきました ですが、結局私はこのキーボードブリッジを買うことはありませんでした いくつか理由はあるのですが、一番は自分のパソコンで使用できるのかという問題でした 特にこれらの製品は、Macを強く意識しているように見えたので、買ったものの自分のWindowsPCで使用できなければ目も当てられません さらには、今のPCでは使えたとしても、今後PCを変えていく中で使えなくなってしまう可能性が高い気がしました もちろん、直置きで尊師ス…

  • 公募小説の落選の受け止め方

    今年も3月末締切(文藝賞、新潮新人賞、すばる文学賞)のとある賞に応募したのですが、最終候補の連絡はこなかったようです 長く新人賞に投稿している方は、最終候補の連絡がだいたい7月の下旬くらいまでにはくるだろうな、などある程度の予想はできていると思います それくらいまでに連絡が来ていなければ、誌面での一次選考での発表の前に、どこまでいったかは分からないものの、最終候補には残っていないのだと気付きます とはいえ、誰しもそれなりに忙しい日常を過ごしているので、電話連絡がくるかを毎日気にしているわけにもいかないと思います 気付けば8月になっていて、「ああ、この時期に連絡がこないということは、今回もダメだ…

  • 自選小説『バンガロー』

    「バンガロォー、バンガロォー」 ヌンがそう言えば、旅行者達はとりあえずこちらを向いてくれる すぐに目を逸らしたって、また戻ってくることが多い 諦めずに声を張り上げることが肝心だ 客が通り過ぎた後にも、ヌンの声は彼らの耳に残っている 他のバンガローが気に入らないと引き返してきて、ヌンのバンガローを確認させてくれという人は多い ヌンはいつものように娘のコイを抱かかえながら、バンガローと叫び続けていた ヌンは夫とバンコクで出会い、結婚した 夫は電車技師をしていたが、バンコクでの慌ただしい生活に嫌気がさし、辞めてしまった 夫は昔訪れたことのある島で宿を経営したいと言い始めた ヌンは当然、反対した バン…

  • 干渉しない人が、愛されるのか

    たまには親孝行をしようと思い立ち、この前、両親を常磐ハワイアンズというところに連れて行きました この常磐ハワイアンズというところは、名前の通り、ハワイをモチーフにしたレジャー施設で、宿泊などもできます フラダンスのショーやファイヤーダンスがあったり、大きな温泉や露天風呂などもあり、かなり広大な敷地です 個人的には、それほど行きたい場所ではなかったのですが、なぜか母が一度は行ってみたい場所の一つだということで、連れて行ってあげることにしました 交通の便は悪いのですが、近隣の主要都市からバスが出ているので、お年寄りでも比較的楽に行くことができます 朝食も夕食もバイキングで、小さいお子さんも多かった…

  • 『夏の流れ』丸山健二

    かつて栄華を誇った作家の方々が現代に現れたら同じ評価をされるのだろうか、というようなことを考えることがたまにあります 個人名を挙げることは避けますが、現代でも同じように評価してもらうことは難しいような気がします とはいえ、その作家も現代に生きていたら、また違う発想をしているはずなので、私のこんな夢想にほとんど意味はありません 最近たまにマイケル・ジョーダンが現代のNBAで通用するのかという記事を見たのですが、それと似ているのかもしれません サッカーもラグビーもそうですが、十年くらいでとてつもなく技術や戦術が進化しているようです ですから、かつて栄華を誇ったプレーヤーが少し古く見えてしまうのはや…

  • 有給休暇を堪能(後編)

    前回からの続きです 近くにある街中華を検索して見つけたので、そこに向かいます ママチャリ電動自転車で、何の変哲もない国道のような道を走ります ドラッグストアだったり、老人ホームだったり、コンビニエンスストアだったりと、ありきたりな道なのですが、とてつもなく古い鮮魚店などがたまに現れたりして、少し楽しくなります どんな道であっても、通ったことがない道はわくわくします これは会社が休みだという事も多いに関係しているのでしょう その街中華に到着して、中に入ろうとすると張り紙があります 「ワンオペレーションのため、提供するのに時間がかかります。お支払いは現金のみです」と書かれていました そうなのです …

  • 有給休暇を堪能(前編)

    久しぶりに有給を取得して、一日休んで平日を自由に過ごすことにしました どこに行こうか色々迷った挙句、前に行ったことのあるルートをもう一度自転車でまわることにしてみました そのルートに何か特別なものがあるわけではありません かなり古いお寺があったり、目立たない美術館があったり、博物館のようなところがあったり、という地味なところです しかも、何となく覚えているので、目新しいものは皆無ということも分かっていながら、出発しました ちなみにサイクリングとは言っても、私の場合は細いタイヤでびゅんびゅん走るスポーティなものではなく、ママチャリ電動自転車です この低調な速度が心地よくて、さらに必死に漕がなくて…

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