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職業作家への道 https://towriter.hatenablog.com/

現在、会社員をしておりますが、いつの日か職業作家へ。これまで執筆してきた応募歴、執筆の心得、本の感想から執筆道具まで。様々なことをご紹介していきます

teckham
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2013/11/17

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  • DM250XY Crystal Neon Yellowが抽選販売されます

    突然ですが、キングジムから新しい色のポメラが抽選販売されます 【限定】デジタルメモ「ポメラ」DM250XY Crystal Neon Yellowkingjim.com これまでも、ポメラDM250に関しては、黒以外の色が限定販売されてきました 発売当初は白が限定販売されていましたし、途中でクリスタルというモデルも限定販売されました そして、次はクリスタルの蛍光色となります ちなみに、Xでフォローすれば、三名の方に無料プレゼントですが、私はXを持っていないので応募の権利はありません・・・ ちなみに、色の違い以外は現行のDM250と変わりはなさそうです キングジム デジタルメモ「ポメラ」 DM2…

  • 『本の雑誌2025年3月号 私はこれで書きました』

    もう三月ですが、明けましておめでとうございます いよいよ三月末の締め切りが近づいてきております すばる文学賞、新潮新人賞、文藝賞の三つですね 私も群像新人文学賞は落ちたと思って、自作に取り組んでおります 一作は完成したので、どれかには送ります もう一作は現在執筆中ですが、何となくあと一ヶ月では終わらなそうです そうなると、次は六月の文學界新人賞か、十月の群像新人文学賞に狙いを定めます これは毎年のルーチンなので、特に目新しいことはありません 本日は面白い雑誌を見つけたのでご紹介です 本の雑誌501号2025年3月号 本の雑誌社 Amazon あまり雑誌の類いは買わないのですが、ついつい衝動買い…

  • 自宅PCをWindowsからMacBookへ切り替えました

    私はずっと自宅PCはWindowsだったのですが、初めてMacBookに乗り換えてしまいました とはいえ、Macは初心者ではなく会社でMacを強要されたことがあり、そこで一通りの使い方はマスターしておりました 最初はそんなつもりもなかったのですが、AI PCというのが流行ってきていたので、それを調べていたのです AIによってパソコンも新しいフェーズへ進むという風潮もあり、強く興味を持っていました ですが、過渡期ということもあり、Copilot+PCと言われるものも、いろいろ調べてみると、今の時点ではたいしたことは出来なそうだということがだんだん分かってきました しかも、AIを持つMicroso…

  • 『富士山』平野啓一郎(後編)

    では、いよいよこの素晴らしい短編集の中身に踏み込んでいきたいと思います この小説は全部で5篇あります 同じ短編という括りですが、長さはそれぞれ全然違います 数ページで終わるほど短いものもあれば、それなりに長いものもあります ちなみに、帯に書かれた文言が秀逸だったので、紹介させていただきます 「富士山」 結婚を決めた相手のことを、人はどこまで知っているのか。 「息吹」 かき氷屋が満席だったという、たったそれだけで、 生きるか死ぬかが決まってしまうのだろうか? 「鏡と自画像」 全てを終わらせたいとナイフを手にしたその時、 あの自画像が僕を見つめていた。 「手先が器用」 子どもの頃にかけられた、あの…

  • 『富士山』平野啓一郎(前編)

    ものすごく久しぶりの更新になってしまいました もしかしたらこのままフェードアウトしてしまうのではなかろうか、、、とご覧いただいている方以上に、私が思ってしまいました 更新しないと、と思いつつもだらだらとここまで来てしまいました 3月末締め切りに向けた執筆活動は続けていますが、特に変わらない日常を過ごしております 書きたいことがないわけではないので、今後も色々と書いていきます! お時間あれば、ご覧いただけますと幸いです では、本題に入りたいと思いますが、先日平野啓一郎が新しい短編集を出したことを知りました 2024年10月に出版されたようですが、なんと私は12月に知ることになったのです よく、ネ…

  • 群像新人文学賞に応募しました

    またまたブログの更新が滞ってしまっておりました 表題の通りなのですが、群像新人文学賞に応募しました これまで最終候補にも残ったことがあるのですが、しばらく足が遠のいていました ちなみに過去の応募歴については、下記の記事をご参照ください ちょうど一年くらい前にこの記事を書いたようです 色々ある賞の中で、どうして群像を選んだかと言えば、単純な話です 執筆していたものがあったのですが遅々として進んでいませんでした それが、9月中旬ごろからぐんぐんと進み、10月頭の時点で完成が見えてきたのです その時点で、頭の中にはうっすらと群像の締切が10月末くらいだったという記憶はありました そこで講談社のページ…

  • 『自分とか、ないから。』しんめいP

    知り合いに強く勧められて読みました 人から何か本を勧められても、私はすぐに読もうとしないタイプなのですが、タイトルが面白いのです 『自分とか、ないから。』うーん、素晴らしいです すぐにでも読みたくなってしまいます そして結構売れているみたいで、書店売り上げランキングでもトップ10に入っているようでした ものすごく簡単に言うと、内容は東洋哲学を分かりやすく説明してくれる、と言うことになります 類似の本は割と多くあるのかもしれませんが、この本の最も特徴的なのは、ご自身の人生の息苦しさと照らし合わせる形で、東洋哲学を紹介してくれるのです 冒頭から結構引き込まれます この方は大学まで順調に進んできたの…

  • 『雨・赤毛』モーム

    私は一度読んだ本はあまり再読をしません とはいえ、稀に何度も読んでしまう貴重な作家がいて、その中の一人がモームです モームの小説は大半読んだことがあるのですが、お気に入りの作品のみ何度も読み返しております 最近、仕事であまり英語を使っていないので、英語の力が錆びついている(?)気がしたので、書棚に置きっぱなしにしてあった、下記の本で本格的に勉強することにしました 英文精読術 東大名誉教授と名作・モームの『赤毛』を読む 作者:行方昭夫 Gakken Amazon また『赤毛』というのがいいではないですか 私も記憶力がよくないので、『赤毛』の内容をほとんど忘れてしまっています そして、対訳のような…

  • はるか昔の軽井沢

    これまで軽井沢には二度ほど行ったことがありました 最初に軽井沢へ行った頃、私はまだかなり若くて何もかもに興味がありました 巨大なショッピングモールには何日かかっても見切れないほどの膨大な量の商品があるように見えましたし、旧軽井沢までの散歩道には数知れない秘密が隠されているような気がしました 軽井沢という場所には貴重な歴史があり、歩いている時も油断せずに少しでもそういった残り香を吸い込もうとしていました 私が何を知っているわけでもありませんが、何か特別なものが軽井沢という場所にはあるような気がしていたのです 最初の軽井沢はせいぜい二泊三日程度でしたが、軽井沢に行ったことを無駄にしないためにも、私…

  • 美容室問題について

    人が定期的におこなっていることはたくさんあります 例えば、何かを食べたり、旅行に行ったり、歯を磨いたり、映画を見たり、サウナに行ったり それなりに高い頻度で行くにも関わらず、ほぼ会話に出てこないものの中に、美容室があります もちろん、自分で切ったり刈ったりする人もいるので、美容院に行っていない方も一定数いらっしゃいます いずれにしても、髪は伸び続けるにもかかわらず、どこでどれくらいの頻度でどのように切っているかという話題をすることはあまりありません それは私が男だからかもしれません 女性は知人と頻繁に美容室についての話をするものなのでしょうか 少なくとも、私がどこで髪を切っているかを知っている…

  • KEYS-TO-GO 2の補足(電池の交換)

    KEYS-TO-GO 2について、補足をさせていただきます 先日、紹介の記事を掲載させていただきました towriter.hatenablog.com その後、やはり電池の交換がかなり特殊のため気になり、T5ドライバーを購入してみました 電池は3年ほど持つらしいので、この記事も3年後くらいに一斉に読まれるかもしれません 私としても、ここにメモをしておかないと忘れそうな気がしています ですので、数年後のバッテリー切れに備えて、やり方を記載しておきます とはいえ、手順は簡単です ①T5ドライバーを購入する ②T5ドライバーで二つのネジをゆるめる(ただし、ネジは取れない。ぶらぶらしている状態) ③二…

  • KEYS-TO-GO 2を買いました

    KEYS-TO-GO 2を買いました 本日(2024/6/27現在)は会社の健康診断で、都会に行くことになりました そこには大型の家電量販店があるので、これ幸いに、とKEYS-TO-GO 2を買うことにしました 以前からお伝えしているように、私の据え置き型キーボードナンバーワンはMX keys miniです そして、そのロジクールから満を持して、持ち運び型キーボードが誕生しました それが、このKEYS-TO-GO 2というわけです 名称にgoと入っているくらいですから、どれだけ持ち運びやすいのかというのが焦点になります なんと、ふた付きで222gという恐るべき軽さです ちなみにApple純正の…

  • 勝浦紀行その3

    かなり疲労していましたが、官軍塚で大きな満足も得て、次の場所に向かいます この辺りを歩いている人はほとんどいません いるとしても、近くに車を置いて、軽く歩いている人だけでした 次の目的地の勝浦灯台は残念ながら閉まっていましたが、普段から空いてないだけなのかもしれません その辺りの道から、とてつもない豪邸がちらちらと現れます 山と山の間にはさまれているのですが、自分の家だけのプライベートビーチがあり、バスケットコートも備え付けている豪邸もありました 次は八幡岬公園ですが、すでに完全に体力は消耗していて、早くゆっくりしたい願望の方が強くなっています すでに三時間はノンストップで歩いていました 八万…

  • 勝浦紀行その2

    いよいよ勝浦に到着しました 時間はまだ朝の9時にもなっていません 相当な時間を自由に過ごすことができます ちなみに私は事前に勝浦のことをある程度調べて、どこをまわるか決めてきています とはいえ、面白そうなところがあったら、ルートを変えて別のことをする余裕は残しておきます 帰りの特急の予約などもしておりません ゴールデンウィークの日曜日ということもあり、終点の勝浦で降りた人は結構います ですが、改札を過ぎて歩き始める時にはすでに私一人になっていました ですが、気にしません 最初の目的地である覚翁寺に向かいました 途中ですでに廃墟になった産婦人科を見つけました 五階建てですが、蔦が絡まっていていか…

  • 勝浦紀行その1

    特に忙しい日々というわけでもないのですが、一日フリーの時間ができたので、勝浦へ一人で日帰り旅に出てみることにしました 勝浦というのは、一度だけ行ったことはあるのですが、その時は慌ただしくて行きたいところへ行けずじまいでした 今回、水筒に水を入れて、ポメラDM250を携えてMILLETのリュックを背負い、モバイルバッテリーも備えて、支度はばっちりです なぜ、勝浦にしたかといえば、執筆のためのいくつかの場面やディテールが必要で、どこか適当な街を散策したかったからであります 舞台が勝浦というわけではないのですが、東京から特急で一本で行けて、それなりのローカルな街だからです ちなみに勝浦というのは、確…

  • 執筆はポメラで一本化

    前も書いたかもしれませんが、私はVaio Type pというパソコンが人生で最も好きでした 8インチでお尻のポケットに入るという衝撃的なパソコンで、トラックポイントも付いている横長のパソコンでした 五年くらい使っているうちに、さすがにパフォーマンスの悪さが気になり、それからあまり使わなくなりました ですが、別のパソコンを使いながらも、そのコンパクトさやキータッチの良さ、外観の美しさを思い出さずにはいられませんでした 現に、私は使わなくなったパソコンはすぐに売却するのですが、Vaio Type pだけは未だに持っています そして時は経ち、ひっそりとうり二つと言わんばかりの端末が登場しています そ…

  • BOOX Palmaを買ったのでレビューします!

    現在時点、E inkの製品でこれ以上の端末は存在しないと言っても過言ではありません そして、カバーなしでもめちゃくちゃ肌触りがよいです! このブログで結構前に買うかもしれないとお伝えさせていただきましたが、結局、本当にBoox Palmaを購入してしまいました かなり長考したのですが、自分を食い止めることができませんでした 使用しながら思うのですが、これは職業作家を目指す人びとには、買ってよかったと思える、すごく役に立つアイテムだと感じました もちろん、スマホを持っている方からすれば、サイズからしてもスマホの劣化版では?という疑問は生じるかもしれません たしかに、スマホにモバイルバッテリーさえ…

  • 『空白の五マイル』角幡唯介

    最近はあまりテレビを見なくなっていたのですが、たまたまテレビを点けた時に、『スイッチインタビュー』という番組がやっていて、そこに探検家の作家と紹介されている角幡唯介という方がいました www.nhk.jp 私はその方を存じ上げなかったのですが、静かなのですが熱を持った話し方がひどく印象に残りました この人は誰なのだろうと思って調べてみると、早稲田の探検部のようでした 早稲田の探検部といえば、以前もご紹介したことがある高野秀行が有名ですが、角幡唯介はまた少し違った味わいの人物のようでした towriter.hatenablog.com 高野秀行が遊び心満載の冒険家だとしたら、角幡唯介はシリアスな…

  • 『本心』平野啓一郎

    ご無沙汰しております 何があったわけでもありませんが、更新が滞っておりました 私も経験がありますが、ずっと長く続いていたブログが突然更新されなくなると、身内でもないですが、だいじょうぶかな、、、と心配になりますよね もし、そんな思いをされていたらすみません とはいえ、何となくお気づきかもしれませんが、アクセス数の少ないブログなので、杞憂かもしれません いずれにしても、長く見てくださっている方もいてくださるので、更新頻度は低くとも長く続けていきたいと考えております 今回は本の感想になります ブログタイトルにもある通り、平野啓一郎の『本心』になります いつも新刊が買えるほどの余力はないのですが、そ…

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします ところで、本当に久しぶりに紅白歌合戦を見ながら過ごしました 知っている曲はほとんどありませんでした ですが、それは昔からそれほど変わらないかもしれません というのも、昔も後半の演歌はほぼ知らない曲ばかりだったからです 翻って今は若い人たちの曲ばかりで、ほとんど知らなくなってしまいました そういう意味では、どの世代も知らない歌手(アーティスト?)が多すぎて、フラストがたまるのが紅白歌合戦なのかもしれません それでも、私は今年どの曲もきちんと聞いてみることにしてみました というのも、私自身の知っている音楽と、昨今の若者で流行っている音…

  • 2023年末のご挨拶

    いよいよ2023年も終わろうとしています 歴史的な目で見ると、この2023年というのはコロナが収束したという記念的な年になるかと思います 教科書には2023年というものが、そういう祝うべき年号の一つとして載るのだと思いますが、今を生きている私たちからすれば、「え、まだみんなコロナに罹ってるし、とりあえず無理やり終わった宣言がされただけっぽい感じもするんだけど。。。ぜんぜん歴史的な年の感じはしないかなぁ」という意見もたくさんありそうです とはいえ、私が申し上げたいのは、コロナが本当に終わったとか、本当は終わってないかとか、そういうことではございません なんとなく、コロナのことを考えていたら、歴史…

  • 『逃げてゆく愛』ベルンハルト・シュリンク

    久しぶりの更新ですみません今回は本の感想でいきたいと思います 本当に素晴らしい短篇小説を二冊選べと言われたら、一冊は下記です towriter.hatenablog.com もう一冊を選べと言われたら、私は迷わずこちらを選びます 逃げてゆく愛 (新潮文庫) 作者:ベルンハルト シュリンク 新潮社 Amazon ベルンハルト・シュリンクは『朗読者』がベストセラーになったことで有名かもしれません この小説も個人的には嫌いではなかったのですが、後半は少しだれてしまった記憶があります前半部分での物語の引き込み方は素晴らしかったということもあり、この作家は長編よりも短篇に力を発揮するのかもしれないと思い…

  • 「ポメラ」15周年キャンペーンの副賞が当たりました!

    キングジムが15周年キャンペーンをしており、それに応募しておりました 詳細は下記のページをご覧いただければと思います 私のポメラ愛を力説した結果、、、 副賞の当選となりました!ありがとうございます!!! このビックリマンシールのような副賞をもらえて嬉しい気持ちと、クリスタルモデルをゲットできなかった残念さと、非常に複雑な感情が入り混じっております ですが、前回のDM200Xの応募の時は副賞も当たりませんでしたので、少しだけ前進したといっていいのかもしれません 次のキャンペーンの時は本体をもらえるようにがんばりたいと思います!!!

  • MX Mechanical miniの青軸を買いました

    ずいぶん前から欲しいなと思っていたのですが、あまりにキーボードばかり買いすぎているので、自ら気持ちを封じ込めていました 本当は先日ご紹介したBOOX Palmaに気持ちが向いていたのですが、MX Mechanical miniの青軸を買ってしまいました 私はたくさんのキーボードを持っているのですが、ゲーミングキーボードというか、メカニカルキーボードは持っていませんでした なぜならパソコンゲームはあまりやらないからなのですが、敬愛するロジクールから正当的なメカニカルキーボードが出ていて、気になっていたのです ところが厄介なことに、このメカニカルキーボードというのは軸という概念があり、赤軸というの…

  • ポメラDM250のスケルトンモデルDM250X Crystalが当たります!

    またもやキングジムが素晴らしいキャンペーンをしてくれました スケルトンモデル、美しすぎます www.kingjim.co.jp 先着200名はなんとこのスケルトンモデルが購入できるのですが、初日の本日すでに売り切れております・・・ 私もアンケートに答えて応募しました 皆さんも応募してみてはいかがでしょうか! ちなみに私のアンケート内容を公開します (当然のことながら、、コピペして応募はしないでくださいね!まあ、しませんか。。) もし当たったら、レビュー記事を書かせていただきますね 「ポメラ」に対する想いなどご記入くださいDM10が発売された時からの大ファンです。それから全てのモデルを購入してき…

  • 文學界/群像/すばる/新潮/文藝の予選通過状況まとめ

    公募小説に応募される方は、他の人がどれくらい予選を通過してきているか、お知りになりたいと思います ですので、この前久々に予選通過をしたこともあり、私が公募に小説を応募してきた作品の、予選通過状況をまとめてみることにしました 【目次】 ・予選通過状況と残り人数・予選通過回数合計・各予選の生存確率・予選通過と最終候補の関連ページ一覧 【予選通過状況と残り人数】 順番 賞名 結果 最終候補 3次選考通過 2次選考通過 1次選考通過 応募総数 自作の人称 1 すばる文学賞 3次予選通過 11 33 79 1,315 一人称 2 すばる文学賞 1次予選通過 70 1,961 三人称 3 文學界新人賞 2…

  • ALLDOCUBE iPlay50 mini 8.4インチタブレットを買いました

    私は長いことAndroidタブレットを持っていませんでした 最後に持っていたAndroidは、ソニー Xperia Z3 Tablet Compact SGP612 ブラックという8インチのタブレットでした このタブレットは優れもので、8インチなのに270gという超軽量でした iPad miniを持っていた時期もありますが、300gを超えますし、高価だからケースなど必要になり、そうなるとさらに重くなります 肌触りが私とは相性が合わず、裸でも持つ気になれませんでした ソニーのタブレットはAndroid OSの更新がされなくなり、パフォーマンスも悪くなっていったので、売却してしまいました その後も…

  • BOOX PalmaはDM30を再現できるのか

    久しぶりに欲しいと思えるガジェットが登場しました その名もBOOX Palmaです スマホのように見えて、スマホではなく、電子書籍を読むためのE-ink端末という位置づけです かつて、このような製品を見たことはありません 普通は書籍のように6-8インチのように通常の本に近い電子書籍端末が多かったです ですが、これは薄く細く、見た目はスマホのように見えます BOOX Palmaは画面サイズが小さいのでおそらく漫画などを読むにはかなり厳しいと思います 小説は快適に読むことができると思われます だったら、Kindleもあるし、iPadとか他の電子書籍端末もあるから、こんな製品要らないのでは?と思われ…

  • たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(後編)

    念願だった宗吾参道へ日帰りで行った旅行の続きです 宗吾霊堂の大本堂は神聖な雰囲気で、お坊さんらしき人が歩いていたりします お寺を一周しながら、私は宗吾御一代記館へ向かいます 宗吾御一代記館というのは、宗吾の生涯をなんと等身大人形66体で再現されているという、今回の日帰り旅行の目玉ポイントです ですが、、、まさかの月曜定休日でした・・・ 気軽な旅というのは計画性がなく、こういうことになることが多々あります そして、月曜日というのは定休日のことが多いような気がするので、みなさまお気をつけください・・・ そうそう来ることがないので、あまりに残念で、入り口付近をうろうろしていましたが、誰も構ってくれな…

  • たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(前編)

    全く知らない土地を歩くのが私は好きなのですが、そうは言っても、いきなりどの街に行けばいいのだろうという迷いが生まれます どこでもいいとはいえ、「じゃあ、適当に電車に乗って気になったところで降りよう」というような、ぶらり途中下車ほどの度胸はありません なんか面白そうだなぁと思えるところにある程度狙いを定めて向かう、というのが初心者のやり方になってしまいます 知らない町散策を得意とする知人がいれば、いろいろとお勧めポイントなどを教えてもらえるのかもしれませんが、私にはそういう知人も残念ながらおりません そういうわけで、いろいろな書籍を読んだりして気になったところをメモして、後日の候補とする、という…

  • 『天路の旅人』沢木耕太郎

    新刊の単行本は高いので、ほとんど買わないのですが、表題の作品はついつい買ってしまいました 理由は二つあります 一つは、無料お試し版という一章だけ読むことができるものを読んで、続きが気になって仕方なくなってしまったことです もう一つは、その期間であればキンドル版でしたら半額分のポイントが付与されるということで、実質的には半額で買えたからです 沢木氏の作品を気に入っている方でしたら、問答無用で楽しめる内容になっています 戦前から戦後の七年間にかけて、スパイとして中国からチベットを辿りインドへ行った旅人、西川一三の話です そして、同じ時期に同じようにスパイとしてチベットに潜伏した木村肥佐生の人間性や…

  • 新潮新人賞の結果と一人何篇出せるのか

    小説公募の新人賞で最終選考に残っている場合は、途中経過をブログに公開してはいけないと思われますが、すでに終わったのでしたら問題ないと思います ということで表題の通りですが、新潮新人賞の予選を通過しておりました 残念ながら最終選考までは到達できておりません とはいえ、久しぶりに予選に通ったので少し嬉しいです かつて、最終選考までいったことがあるので、これくらいで喜んではいけないのかもしれませんが、数年くらい予選通過できていなかったので、少しほっとしました このままもう二度と予選通過もできないのではなかろうかと危惧を覚えていたので、まだまだいけるという自信を取り戻しました ちなみに、これまでの私の…

  • たまに思い出す人(後編)

    このシリーズも今回で最後です 中学三年生の受験シーズンに、会田くんは車の事故でお母さんを亡くしてしまいます そして、会田くんは例のプレハブの家から出ていくことになりました ただ、それは大家さんから出て行けと言われたわけではなく、近隣に会田くんを引き取ると言ってくれた人がいたからでした 会田くんはヘルニアのために腰痛があり、普段から整骨院に通っていました そこの整骨院の院長さんが、整骨院の二階にちょっとしたスペースがあるから、今後はそこに住んだらいいと引き取ってくれるということでした その整骨院はその地域では有名で、会田くんもその院長先生の話をたまに私にもしていたくらいなので、私は胸をなでおろし…

  • たまに思い出す人(中編)

    前回は、会田くんの家に行き、アダルトなビデオを見るというところまでお話ししました 会田くんの家の扉を空けると、すぐ目の前に居間があり、右にはキッチンの流しがあり、全てを合わせても6畳くらいの家でした 左奥にはトイレがありましたが、お風呂はありませんでした ですので、お風呂は近くの銭湯に行くと言っていました 実は、会田くんは部活の中で体臭が強いと言われていたのですが、自宅にお風呂がないことも一因なのかもしれないと思いました いずれにしても、私たちは会田家の居間でこたつに入りながら(その時は冬でした)会田くんがいそいそとVHSのビデオをセットするのを今か今かと待っていました そして、私たちはその映…

  • たまに思い出す人(前編)

    特に仲が良かったわけではないのに、ある場所を通り過ぎたり、あるものを見たりすると思い出されてくる人というのが、誰にでもいるかもしれません 私にとって会田くん(仮名)というのが、それにあたります 会田くんとは中学時代の知り合いでした 特に仲が良かったわけではなく、同じ部活というのが唯一の共通点でした 私は中学の途中で引っ越しをすることになりました とはいえ、隣町に引っ越す程度の移動で、中学校は変わ離ません 同じ地区内で引っ越した場合、中学生にとって何が大きく変わるかといえば、登下校するメンバーということになるかもしれません 私は会田くんとあまり親しくはなかったのですが、引っ越してからは帰り道は同…

  • 太宰治賞2023

    私はいつも五賞などと言って、ひとくくりにしております ご存じの通り、文學界新人賞、群像新人賞、新潮新人賞、すばる文学賞、文藝賞の五つをまとめております これに太宰治賞を入れてもいいのではないか、というご意見もあるかもしれません なぜなら、そうそうたる顔ぶれの作家を輩出していますし(吉村昭、加賀乙彦、金井美恵子、宮尾登美子、宮本 輝など)、ちくま書房という文学関連にも強い出版社が主宰している賞だからです 文芸誌を出していないのが五賞との違いですが、確かに入れてもいいくらいの知名度になりつつあるのかもしれません 応募総数も1000通を超えているので、受賞も簡単ではありませんし、プロ作家への道にもつ…

  • いつでも好きなキーボードをPCにのせられます

    YouTubeを見ていると、一番上の方に自分の興味あるものが表示されるのかもしれません 私が探し求めていたようなアイテムが現れました 以前、下記のような記事を書かせていただきました ですが、結局私はこのキーボードブリッジを買うことはありませんでした いくつか理由はあるのですが、一番は自分のパソコンで使用できるのかという問題でした 特にこれらの製品は、Macを強く意識しているように見えたので、買ったものの自分のWindowsPCで使用できなければ目も当てられません さらには、今のPCでは使えたとしても、今後PCを変えていく中で使えなくなってしまう可能性が高い気がしました もちろん、直置きで尊師ス…

  • 公募小説の落選の受け止め方

    今年も3月末締切(文藝賞、新潮新人賞、すばる文学賞)のとある賞に応募したのですが、最終候補の連絡はこなかったようです 長く新人賞に投稿している方は、最終候補の連絡がだいたい7月の下旬くらいまでにはくるだろうな、などある程度の予想はできていると思います それくらいまでに連絡が来ていなければ、誌面での一次選考での発表の前に、どこまでいったかは分からないものの、最終候補には残っていないのだと気付きます とはいえ、誰しもそれなりに忙しい日常を過ごしているので、電話連絡がくるかを毎日気にしているわけにもいかないと思います 気付けば8月になっていて、「ああ、この時期に連絡がこないということは、今回もダメだ…

  • 自選小説『バンガロー』

    「バンガロォー、バンガロォー」 ヌンがそう言えば、旅行者達はとりあえずこちらを向いてくれる すぐに目を逸らしたって、また戻ってくることが多い 諦めずに声を張り上げることが肝心だ 客が通り過ぎた後にも、ヌンの声は彼らの耳に残っている 他のバンガローが気に入らないと引き返してきて、ヌンのバンガローを確認させてくれという人は多い ヌンはいつものように娘のコイを抱かかえながら、バンガローと叫び続けていた ヌンは夫とバンコクで出会い、結婚した 夫は電車技師をしていたが、バンコクでの慌ただしい生活に嫌気がさし、辞めてしまった 夫は昔訪れたことのある島で宿を経営したいと言い始めた ヌンは当然、反対した バン…

  • 干渉しない人が、愛されるのか

    たまには親孝行をしようと思い立ち、この前、両親を常磐ハワイアンズというところに連れて行きました この常磐ハワイアンズというところは、名前の通り、ハワイをモチーフにしたレジャー施設で、宿泊などもできます フラダンスのショーやファイヤーダンスがあったり、大きな温泉や露天風呂などもあり、かなり広大な敷地です 個人的には、それほど行きたい場所ではなかったのですが、なぜか母が一度は行ってみたい場所の一つだということで、連れて行ってあげることにしました 交通の便は悪いのですが、近隣の主要都市からバスが出ているので、お年寄りでも比較的楽に行くことができます 朝食も夕食もバイキングで、小さいお子さんも多かった…

  • 『夏の流れ』丸山健二

    かつて栄華を誇った作家の方々が現代に現れたら同じ評価をされるのだろうか、というようなことを考えることがたまにあります 個人名を挙げることは避けますが、現代でも同じように評価してもらうことは難しいような気がします とはいえ、その作家も現代に生きていたら、また違う発想をしているはずなので、私のこんな夢想にほとんど意味はありません 最近たまにマイケル・ジョーダンが現代のNBAで通用するのかという記事を見たのですが、それと似ているのかもしれません サッカーもラグビーもそうですが、十年くらいでとてつもなく技術や戦術が進化しているようです ですから、かつて栄華を誇ったプレーヤーが少し古く見えてしまうのはや…

  • 有給休暇を堪能(後編)

    前回からの続きです 近くにある街中華を検索して見つけたので、そこに向かいます ママチャリ電動自転車で、何の変哲もない国道のような道を走ります ドラッグストアだったり、老人ホームだったり、コンビニエンスストアだったりと、ありきたりな道なのですが、とてつもなく古い鮮魚店などがたまに現れたりして、少し楽しくなります どんな道であっても、通ったことがない道はわくわくします これは会社が休みだという事も多いに関係しているのでしょう その街中華に到着して、中に入ろうとすると張り紙があります 「ワンオペレーションのため、提供するのに時間がかかります。お支払いは現金のみです」と書かれていました そうなのです …

  • 有給休暇を堪能(前編)

    久しぶりに有給を取得して、一日休んで平日を自由に過ごすことにしました どこに行こうか色々迷った挙句、前に行ったことのあるルートをもう一度自転車でまわることにしてみました そのルートに何か特別なものがあるわけではありません かなり古いお寺があったり、目立たない美術館があったり、博物館のようなところがあったり、という地味なところです しかも、何となく覚えているので、目新しいものは皆無ということも分かっていながら、出発しました ちなみにサイクリングとは言っても、私の場合は細いタイヤでびゅんびゅん走るスポーティなものではなく、ママチャリ電動自転車です この低調な速度が心地よくて、さらに必死に漕がなくて…

  • 私の執筆道具

    これまでぱらぱらと執筆道具と言いながらガジェットを紹介してきましたが、今どういう道具を使って執筆してきているかという現状はあまりご紹介してきませんでした ということで、場面によって執筆には何を使っているのかをまとめてご紹介していきたいと思います 【自宅】 自宅ではシンプルにPCを使っています 使っているのはDirect PMというもので、以前もこのブログでご紹介させていただきました メインパソコンをLAVIE Direct PMにしました(前編) - 職業作家への道 メインパソコンをLAVIE Direct PMにしました(中編) - 職業作家への道 メインパソコンをLAVIE Direct …

  • 『その可能性はすでに考えた』井上真偽

    幸運なことに、私の街には昔からある古本屋さんが一軒だけ残っています 昔は隣り町にも、その隣の街にも、古本屋さんはたくさんありましたが、現在はブックオフなどに駆逐されて、ほとんどその姿を消してしまいました 敷地がそれほど広くないので、何かいい本ないかなと探すときはうってつけですし、価格も妥当な気がします 最近のブックオフは、百円でない棚がひどいものになっています 定価800円の本が、500円で売られていることは当たり前です 同じ本で比較してみましたが、街の古本屋では300円でした しかも状態も非常にきれいですので、どう考えても街の古本屋で買った方がお得です 少し時間があったので、何か最近の作家さ…

  • Ewinの新しい折りたたみキーボード

    もちろん認めたくはないのですが、私は嘘つきです 確かHHKBの記事で、キーボードの旅は終わったと書いたと記憶しますが、それでも私はまだキーボードを買い続けています なんでしたら、先日もマイクロソフトのキーボードのことを肌触りが良いという一点で買ってしまっています どれだけ良いものを入手できたとしても、科学技術が発展する限り私のキーボードの旅が終わることはないのでしょう というわけで、私がまた性懲りもなく新しいキーボードを買ったという話になります 今回購入したキーボードは下記で、折りたたみ式になります Ewin 折りたたみ式 Bluetooth5.1 キーボード 日本語配列 無線 ワイヤレス か…

  • 『地上に星座をつくる』石川直樹

    ここのところ、あまり紙の本を買わなくなってきております いくつか理由があると思っていますが、電子書籍を抜きに語ることはできません 最近の書籍は、紙と電子を同時に発売します そこで私は苦悶してしまうのです 紙と電子のどちらを買うべきだろうか、と これは毎回本当に悩みます それで、紙の本屋さんでは決断できずに、家に帰ってきて電子書籍を買おうか検討するのですが、そこでも決着がつかずに眠ることにします 翌日になると、購買意欲はかなり減っていて、仕事をしたりするうちに忘れてしまいます 結局、そうやって毎日を過ごすうちに、まあいいかなぁと思って、買わなくなってしまうのです つまり、電子書籍の台頭によって、…

  • 新人賞の選考過程について

    ブログの趣旨に沿い、たまには選考について私が知っていることも書いてみることにいたします ただ、もちろん私も全て知っているわけではなく、これまで見聞きした話を元に書かせていただきます 最近は新人賞に応募する人がずいぶん増えてきました 大量に応募された作品を選ぶと言うのはかなり大変なお仕事のようです 特に最近ではネットで応募も可能になっているので、編集部の方も前裁きをする必要があります 例えば、拡張子がおかしくてファイルが開かなかったり、明らかに途中までしかないファイルだったり、といろんなことがあるとのことです 厳しい出版社でしたら、それで落とすこともありそうです ですが、私が以前にお会いした編集…

  • 知らない土地を日帰りで歩いてみる

    平日はサラリーマンをしておりますが、土日は少し時間ができるようになってきたので、少し遠いところに電車で行って散歩して帰る、ということをしてみることにしました 私の住んでいるところは、都会ではないのですが都心にも通勤圏内のようなところであります (とはいえ、新幹線などを使えば結構どんな遠いところに住んでいても通勤できるという話もありますね・・・) 今回、私が行ってみようと思ったのはローカル線で東京まで二時間くらいはかかってしまう、、、というようなところです それほど気合が入った外出でもないので、昼くらいに家を出て夕方過ぎに帰ろうという程度のものです 軽装で、軽いキーボードだけかばんに入れて、時間…

  • 原寮さんを偲んで

    すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、原寮さんが逝去されました 私は純文学志向ではありますが、それだけではなくノンフィクションにもミステリーにも歴史にも興味があります 純文学以外の分野で、私に強いインパクトを与えてくれたのが原寮さんでした 私が原さんの本を手に取った瞬間を今でも覚えています このミステリーがすごい、という冊子を読んだ時に彼の名前があって、頭の中に残っていました 当時、私は週に一度、近くにある古本屋に行って、好きな本を五冊くらい買って、コンビニでジュースやお菓子を買って、家でだらだら過ごすという生活を規則正しく送っていました その古本屋は今はもうなくなってしまったのですが、倉…

  • 防災用リュック

    自ら言うことでもないのですが、私は防災意識があまり高くありません ですので、緊急の時に持ち出す一式などは、ほぼ準備しておりませんでした それは、私が本当に悲惨な地震にまだ遭遇したことがないということもあるかもしれません かの東日本大震災の時、私はオフィスで仕事中で、机の下に潜ったもののあまりに激しい揺れのため、ゴミ箱と共に床をごろごろ転がってしまいました その日は結局電車が動かなかったので、同僚はオフィスに一泊していました 幸いなことに私の勤務地は自宅から歩いて十五分のところでしたので、家に戻ることができました いつもの通勤路は水道管が破裂しているらしく、いたるところで水が吹き出していました …

  • マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードを買い直しました

    みなさま、ご無沙汰しております 久しぶりの更新になってしまいました 今回のお話はガジェットになります これまでも、マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードについて、ぱらぱらと書かせていただいたことがあります その時は、非常に満足して使っていたのですが、徐々に使わなくなってしまいました このガジェットは、非常にバランスの取れた製品でした。iPhoneでも使えるし、Windowsでも使えるし、正当的なキー配列で、エンターも大きくて、スペースも広いです そして三台切り替えが可能で、バックスペースの上にDelキーがあり、持ち運びも容易にできる軽さと薄さでもあります 通常のノートパソコンのキーボード…

  • また公募の3月末がやってきました

    ご無沙汰してしまいすみません そこまで忙しかったというわけではないのですが、恒例の三月末日締切りの新人賞があったため、時間さえあれば執筆に時間を費やしておりました つい先日、ようやく脱稿して応募できたので、またブログへと戻ってきました 引き続き、よろしくお願いいたします 今回はかなり集中して一本を仕上げたので、複数の賞に応募するのは難しそうです どこに応募したかといえば、新潮新人賞です かつて最終選考に残ったことがあるのですが、そういうツテを使わず普通に応募することにしてみました 力があれば、受賞までいってくれると信じて! とはいえ、選考の過程については沈黙を貫く予定です 以前お伝えしたように…

  • おそるべきchatGPT(後編)

    chatGPTが何に強くて何に弱いか、というお話を前回いたしました 個人的な所感ですが、現時点では歴史や文学など文系科目には弱く、数理には強いという印象を受けました chatGPTは今時点では理系のお方のような気がしました さて本題ですが、小説も書けるという噂なので、ちょっと書いてもらいました ちなみに、このchatGPTというのは、なかなかコンピューターっぽくなく、同じ質問をしても同じ回答をほぼしないのです そういう変則的なところもあるので、こちらがいかにうまく質問するかというのが非常に重要になってきます 質問の仕方によって、よい小説にも悪い小説にもなりそうです では、私とchatGPTのや…

  • おそるべきchatGPT(前編)

    よくAIが人類の仕事を奪うと言われたりしています 一方で、そんな簡単に人類の仕事は奪われないと言う人もいます 技術革新をしたらした分だけ、また人類は新しい仕事を見つけるだろう、と 私にはどちらが正しいか分かりません そして、そこまで興味も湧いていませんでした いずれにしてもAIが実用化されるのは随分と先のような気もしていましたし、私が今サラリーマンとしてやっている仕事がAIに奪われても、まあ別にいいかなぁなんて思っていたからです ですので、最近何かと話題のchatGPTがリリースされたと聞いても、あまり興味がありませんでした ですが、あるニュースを読んで、少し驚きました 冒頭にchatGPTの…

  • かつての仲間(後編)

    前回からの続きです 学生時代、書店のアルバイトをしていた時の山田くんという人の話です 私が学生の頃は、就職浪人というのはよくありました どうしても行きたい会社があれば留年する人は珍しくなかったです そして、また一年が経ち、山田くんは大手の出版社を受けていきます その中でとうとう、ある出版社の最終選考まで残ることになりました もう名前は出してしまいますが、その会社は超大手の文藝春秋です 彼は『Number』というスポーツ雑誌をこよなく愛していて、それもあって文藝春秋は第一志望でした 出版社というのは本当に狭き門で、たしか数千人受けて、数人しか内定をもらえないというレベルです それがなんと、最後の…

  • かつての仲間(前編)

    私は大学生の頃、書店でアルバイトをしていました そのことは、これまでも当ブログでいくつか書かせていただいております その書店は3フロアで、各フロアに二人組で入ることになっていました ですので、ヒマな時は二人でいろいろと喋ったりできる楽しい環境でした 夜の時間帯はほとんどが大学生のアルバイトで、仲良くわいわいやっていて、仕事終わりに翌朝まで飲んだりすることもありました かなり昔の話になるので、私の中では少し風化しつつあります 今でも顔は思い出せるのに名前を思い出せなかったり、苗字は思い出せるのに下の名前が思い出せなかったりします すでに過ぎ去った人たちで、うっすらとこんな人がいたなと思い出すこと…

  • 『「君が代少年」を探して―台湾人と日本語教育』村上政彦

    少し更新をさぼってしまいました・・・ 久しぶりの本の感想になります 昭和十(一九三五)年、日本の台湾統治時代に、台湾で大地震がありました そこで君が代を歌いながら死んでいった少年がいたという話が残っています 『「君が代少年」を探して―台湾人と日本語教育 』はその少年を追いかけるノンフィクションです 一見、壮大なものを感じさせるかもしれませんが、良い意味であまりごてごてしていない日記風のノンフィクションでした 君が代少年だけではなく、著者の身辺のことも少なからず書いてあります この本では、「君が代少年」について、人々にどんどん聞いていきます そして、その聞いたことをそのままと言っていい形で載せて…

  • あけましておめでとうございます

    みなさま、あけましておめでとうございます このブログをはじめて、それなりの年月が経ちましたが、アクセス数はそれほど増えておりません もっと増やす努力をした方がいいとも思うのですが、なんかサボってしまい、思った時に思ったことを書くというペースに流れてしまっています というわけで、本年も昨年と同じくらいの更新になると思いますが、引き続き、よろしくお願いいたします 私は本日一月二日に、この文章をロッテリアで書いております お正月に一人で何しているんだ、と言われそうですが、いろいろあってちょっと外出しなければならなくなり、適当なところを見つけて、ブログを書いているというわけです ちなみに、iPhone…

  • Moftの新しい商品

    MOFTの新しい製品を買いました 中国から出荷されるということで、納期にはかなり時間がかかりました しかも充電の製品は税関で厳しいチェックがあるようで、さらに時間がかかるということでした 私が注文したのは、下記の二つです スタンドパワーセットのスタンドは持っているのでバッテリーのみを買いました あとはフラッシュウォレット&スタンドです 注文してから自宅に到着するまでに、13日かかりました Snap スタンドパワーセット(MagSafe対応)www.moftjapan.com MOFT フラッシュウォレット&スタンド - MagSafe対応www.moftjapan.com ですので、これから発…

  • 父のこと(その三)

    前回からの続きです いよいよ松竹庵(仮名)に入っていきます 店は広くて、きれいに内装されていました 私もほぼ無関係とはいえ、少し緊張します 接客にきてくれた若い男性の店員さんが、まさかその女性の息子さんかもしれないとか、いろいろと考えてしまいます 「店はきれいになっているけど、あの厨房の感じとかは同じだ」 私たちは奥の方のテーブル席に座ることにしました 「その子はさ、よし子(仮名)ちゃんって言うんだ」 父はそう言いました それが何を意味するかは分かりませんが、何だかお店の人に聞いてみたくなります 「すみません、このお店によし子さんという方はいらっしゃいますか?」 試しに聞いてみました 「いや、…

  • 父のこと(その二)

    前回からの続きです 久しぶりの家族旅行は、とりあえず車で近くの海に行き、新鮮な魚介類を食べて近くの観光地に寄って帰ることになりました 運転は姉がしてくれることになりました かなり久しぶりの家族旅行でしたが、特に何か感慨に浸るわけでもなく、いつも実家で話している時のように普段通りに進んでいきます ランチまで少し時間があったので、地元の博物館に寄って、近くにある明治期に建てられた古い家などを見学したりしました これは完全に私の趣味でしたが、他の三人は特に反対もせずに、ややつまらなそうに付き合ってくれました そして、いよいよメインのランチの場所へ向かおうとしたときに、車内でもあまり喋っていなかった父…

  • 父のこと(その一)

    私の父は少し変わった人です(ちなみにまだ生きています) 基本的には、とてつもなく無口な人なのですが、自分の趣味のことになると機関銃のように喋り始めて、飽きたらまた黙ります 特に厳しいことを言うわけでもなく、何かを強制するわけでもなく、かといって親しみを持って子供に接するわけでもなく、未だに彼が何を考えているのか私にもよく分かりません 父は長いサラリーマン時代があり、その頃はそれなりにつらいことはたくさんあったのだと思います ですが、文句のようなことは一言も言わずに、働き続けていました サラリーマンをしていて、時おり楽しいこともあったようですが、基本的には出世にも縁がなく、仕事に情熱を持っていた…

  • 尊師スタイルとは!?

    以前、理想のキーボードとして、HHKBをご紹介させていただきました 打鍵感はあいかわらずピカ一なのですが、ノートパソコンしか持っていない私は、なかなかHHKBを常用することができずにいました iPhoneをスタンドに立てかけて使うことが多かったです ちなみにiPadで使うのもいいのですが、Wordが使えなかったりで、HHKBとはあまり組み合わせていませんでした というわけで、せっかくうち心地のいいキーボードを入手したのに、小さなスマホの画面になってしまい、”使い倒す”というところまでいっておらず、「うーむ、どうしたものか、、、」と思案していました そんな時に、タイトルの尊師スタイルというものを…

  • 自選小説『ダンディー2』

    『ダンディー2』 その店で働こうと思ったのは、お店から海が見えるからだった。 もともと、私が通っていた女子校には毎日バスで行っていたから、その時からこのお店のことは知っていた。 朝に座れることは滅多にないから、私は手すりにつかまるしかなかった。 バスは電車に比べるとあまりに揺れすぎていて、立ちながら参考書を読むことなんてできない。 電車だったら単語の一つや二つは覚えることができたのに、バスではそれができなかった。 車内でできることといえば、眠い目で海を眺めることくらいだった。 海と反対側に立った時は、お店がにぎやかに立ち並んでいる通りだから、その風景を見ていた。 高校生だった私には無縁のお店が…

  • 『ここから世界が始まる』カポーティ

    作家になる前、もしくは作家になりたての時、多くの人は長い文章は書けないと思います もちろん、これは一般論です とてつもない才能の方はそんなことはないのかもしれませんし、単に長くなるか短くなるかは気質の問題ということなのかもしれません ただ、私が知っている偉大な作家でも、やはり出だしの時は本当に短い小説で、長い年月書いていくうちに長編に取り組みだしているという印象があります 例えば、先日ご紹介した三島由紀夫もそうですし、大江健三郎、そして今回ご紹介するカポーティもそうです(モームは違いますね。珍しく逆パターンです) ちなみに、過去にこんな記事を書いておりましたので、ご参考までに・・・ 他にもそう…

  • 『何でも見てやろう』小田実

    現在はもう2022年になっておりますが、それでも『何でも見てやろう』を今読む意義は大きいと感じました 先日のブログで『深夜特急』とは似ても似つかぬ作品と申しましたが、読後もやはりその感想は変わりませんでした それは、もう小田実と沢木耕太郎のお二方の人物像が全く異なっているからです 時代というのもあるかもしれませんが、この小田実という作者は文中でも語られていますが、”日本の代表者”という自覚で世界各地を見てきています ですから、全てが批評的で、思想の奥底には我が国日本というものが内包されています だからと言って安易な日本賛美ではなく、卑下でもなく、極めて自分の内面に対して誠実に世界と向き合ってい…

  • 飲みながら裁量について考えてみる

    少し時間に空きがあったので、とある立ち飲み屋でビールとレモンサワーを飲んでいました このあと、夕食の予定があったので、おつまみは何も頼まなず、お酒だけを飲んでいました そこで飲みながらブログを書いているのですが、目の前にはとある中華弁当屋の店員さんが、てきぱきと弁当の並びのフォーメーションを変えています そして、タイムセールの時間がきたようで、半額にしたり、20パーセントOFFにしたりと、いろいろと戦略を変えていました それなりにお客さんが多かったのですが、そのお店は店員さんは彼女一人で、孤軍奮闘していました 私は彼女がアルバイトなのか、社員なのか、オーナーなのかは知りません ですが、彼女のや…

  • 『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎

    前回のブログで、三冊の本を並行して読んでいるとご紹介させていただきました その中でご紹介した一冊を本日は読了したので、ご報告です 最初に読み終わったのは、『哲学の先生と人生の話をしよう』でした タイトル通りではありますが、哲学者である著者が34のお悩み相談に答えるという本です 最近、ネットニュースを見ていると、ニュースとは思えない内容のものがたくさんあります その中で、著名な芸能人がお悩み相談を受け付けていて、その回答内容がニュースになったりしています もしかしたら、現在はちょっとしたお悩み相談ブームなのかもしれません 私も実際、それらのニュースを興味深く読んだりすることもありますし、その回答…

  • 複数の本を平行して読む

    つい先日まで暑くてクーラーをつけていましたが、本日からコタツが欲しいくらい急激に寒くなりました ということは、読書の秋がやってきたということになります なぜ秋なのか、私もよく知らないのですが、確かに四季を通して秋が最も本を読みやすいような気がしますし、衝動的に何か読みたくなるような季節ではあります そんな季節ということもあるかもしれませんが、今の私は平行して三冊を読んでおります 普段はあまりそういう読み方をしないのですが、たまたま読みたい本がいくつも合わさっている状態なのかもしれません かつ、それらの本はちょっとした時間を有効活用できるような、区切りの良い本だからというのもあります 重厚長大な…

  • 通勤ということ

    私が元々作家を志したのは、文章を書くのが好きということが初めにありましたが、その他にも複合的な理由がありました その中の一つが、どんな場所でも仕事ができるというところです 現代では、どんな場所でも仕事ができるようになったと言いますが、ご存じの通り前提があります それはネットワークです ネットワークがなければ、今言われている「どこでも仕事ができる職」というのは、難しくなってきます ですが、作家というのはネットワーク以前からどこでも仕事ができました 私がポメラに固執しているのも、基本的にネットワークと連動しない孤立性に、ロマンを感じているということなのかもしれません 話は全然変わるのですが、私はサ…

  • 『転がる香港に苔は生えない』星野博美

    かつて香港に行ったことがあります その頃すでに返還はされていて、街に何かが起こりそうな気配はありませんでした 確かに香港は賑やかで活発な、まるで生き物のような都市でしたが、私はどちらかと言えば、すこししっとりしたマカオに魅力を感じたものでした 『転がる香港に苔は生えない (文春文庫)』 二年間香港に暮らし、返還を自分の目で見ようとした人の香港体験記です この著者の文章はもしかしたら少し癖があるように読む方もいらっしゃるかもしれません 一人で思索している内容もどこか他人の目を意識している風に思えますし、比喩なども万人受けするものではないでしょう ですが、それは些細な問題に過ぎません 香港返還とい…

  • 良い眺望の物件

    みなさんはどのような家に住まれているでしょうか もしかしたら、海辺に住んでいて窓からは美しい海が見えるかもしれませんし、東京の夜景が一望できるところに住まれているかもしれません ですが、誰もがそのように恵まれた環境ではないと思います 私も自宅からはろくな景色が見えません 近所は住宅街ですので、窓からは切り取られたみたいな空がわずかに見えるだけで、景色というには値しないひどいものです ましてや、ゴミ捨て場が見えて、ゴミの日はカラスが大暴れしていて、うんざりします 本当はよい眺望の家に住みたいですが、それを望むとそれなりの賃料もしくは購入費がかかってしまいます しかも眺望のために物件を買うというの…

  • 長旅に持って行きたいもの

    コロナもそのうち収まりそうに思っていましたが、一向に収まる様子もありません むしろ、感染者数という意味では過去最高になっているということで、数年前にコロナが始まった時に誰が予想したでしょうか ただ、感染者数を数えることはあまり意味がないという風潮になっているようで、カウントしないという方向になりそうです そういった意味では、本当にコロナというものは、少なくとも私たちが生きている間は収束しないということになるのかもしれません 今後どうなるかは分かりませんが、やはり海外に行きたいという思いは抑えきれないので、また性懲りもなく、長旅に持って行くものリストを妄想したいと思います 恥ずかしながら、気分は…

  • 夏休み明けのひとびと

    夏休みがどれほど退屈で全く楽しくないとしても、それが明けてしまって学校なり会社へ行く当日の朝は、ひどく憂鬱な気持ちになってしまうものです でも、それはなぜなのでしょうか 例えば、夏休みがあまり好きではない子供がいるとしましょう(やや考えにくいですが、たまにいるようです) なぜあまり好きではないかと言えば、たくさん宿題が出て夏期講習もあって友達と遊べなくなり、うんざりしながら過ごしているからです そういう子がいたとして、彼ら彼女らは夏休み明けの初日、嬉々として通学するのでしょうか まだ暑くて、むわっとする朝に、ランドセルや手提げの鞄に夏休みの宿題をぱんぱんに入れて、学校に向かいます 途中で級友の…

  • 写真を撮る人

    普段、見知った街を散歩していても何か大きな発見があるわけではありません 何かを考えているような、何も考えていないような、自分でもよく分からない感覚で散歩をしています たまに、昔この場所はこんなビルなんか建ってなくて田んぼだらけだったんだろうなぁとか、そんなことを空想することはあります もし、タイムスリップして、百年くらい前の景色を散歩できたら楽しいのにと思ったりします ですが、よくよく考えてみれば、百年後の人からしたら、私は今百年前の風景を散歩しているわけです だから、そういう気分で、つまり未来からタイムスリップしてきた人の気持ちで歩いてみようと思うのですが、そういう空想に浸ってみたところで、…

  • 予選が通らなくなっています

    タイトル通りなのですが、最近は五賞の一次選考通過も難しくなってきています もともと私が小説を書き始めた頃は、一次予選も通過しませんでした 何本も送っていたのですが、自分の名前が紙面に載ることはありませんでした そして、ある時期から自覚的に一次選考は通過するように工夫をするようになりました そのあたりは前述しているので、今回は端折らせていただきます その作戦がうまくいき、何を出しても一次選考くらいは通過するという状態になりました その状態が十年くらい続いたのですが、最終選考に二度落ちてからは、少し勢いがなくなり、かつ私生活でもいくつかの変化があり、執筆時間が激減しました それでもたまに時間を見つ…

  • サラリーマンの夏休み

    今週、私は夏休みをとっております 久しぶりの長い休暇です 何をしようかと考えて、それなりの計画を立てますし、それなりに実行しますが、夏休み中に何かちょっとした成果を上げたことはなかったように記憶します では、夏休み以外の時にお前は何か成果を上げているのか、と聞かれたら困るのですが、何かあるとしたら、少なくともそれは夏休みの期間ではなかったように思いますというのも、サラリーマンの夏休みというのは短すぎますが、一方でまとまった休みなので意外と自分のリソースが他のことに割かれてしまいますご両親のところに帰省される方もいるでしょうし、奥さん旦那さん、お子さんだけではなく、お孫さんをお持ちの方や祖父母を…

  • 『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ

    皆さんは、同じ本を何度も読むタイプでしょうか それとも乱読と言いますか、手当たり次第読むタイプでしょうか 私は後者でありますが、前者の方に対して少し憧れがあります 私のような読み方の方が、確かにたくさんの本を読むことができるかもしれません ですが、やはりやや速読気味で、結論を急ぐような読み方になってしまいます そのためか、私の記憶力の問題かは分からないのですが、比較的早くにどんな物語だったのか、記憶から抜け落ちてしまいます もちろん人によって違うとは思います 多読でも、それぞれの小説の細部まで覚えてる方もいるでしょう ただ、精読の人は同じ本を何度も丁寧に読むところから、細かいところまで読み切っ…

  • ポメラDM250をしばらく使ってみて

    ポメラDM250を購入した日から、連日使いまくっております 以前、DM200からそれほど進化していないと書きましたが、少し訂正が必要です 確かに、何年も待って期待したほどの進化はしておりませんが、実際はほぼ完成品に近づいていることは事実です まず、ふたを開いたら以前DM200よりも早く起動している感じがします さらに、体感的にはバッテリーがかなり長持ちします 本当に二泊三日くらいだったらバッテリーなしでいけそうな気がします そして、スマホとの連携はPomera linkで非常に楽にできます DM250からPomera linkを使って、直接クラウドアプリにアップすることができることも分かりまし…

  • ポメラ DM250が届きました!

    なんだかんだ言って、結局購入してしまいました そして、現在購入したDM250でこの記事を書いております ちなみに購入先はヨドバシカメラです 本来は白を買おうと思っていたのですが、発表その日に売り切れてしまったので、買えませんでした ただ、当日の夕方くらいまで白はまだ買えたので、自分の判断の遅さを後悔するのみです とはいえ、白は汚れやすい可能性があるので、ダークグレーでよかったと自分を慰めております あとは、ヨドバシカメラのポイントが10パーセントつくので、6000円ほど得をしたということになります DM250が届くまではキングジムのサイトを見たり、YouTubeを見たりして、ぬかりなく事前学習…

  • 新型Pomera DM250が発表されました

    みなさま、大変お待たせいたしましたとうとうポメラの新作が発表されましたその名もDM250です www.kingjim.co.jp ご存じの方も多いと思いますが、この数字には意味がありまして、DM10のように二桁の場合は、折りたたみを意味しますそして、桁数の数字も意味があります一の位が変わっただけであればマイナーチェンジ、十のくらいでしたらメジャーチェンジですそして、今回は数字が三桁なので、十の位が変わったということでマイナーチェンジということになりますこれだけ待ったのですから、メジャーチェンジのものを期待していたのですが、ポメラが廃番にならなかっただけでも感謝しなければなりませんですが、金額は…

  • 『死刑について』平野啓一郎

    こちらは小説ではありません 岩波書店から出版されている評論のようなものになります そして、作家は平野啓一郎なのですが、私はこの作家の誠実さに心から敬意を表します 現代にも素晴らしい作家はたくさんいますが、日本全体そして未来のことを憂慮するスケールの作家はそれほど多いとは思えません そして過去に対する学習も欠かしません そういった意味でも、平野啓一郎氏は現代作家の中でも規格外です この死刑の問題というのは、本当にセンシティブであり、どんな状況であれ議論したり意見を言うことがはばかられるような主題です これはおそらく憲法の専門家であっても、人権団体の方であっても、同様だと思います しかも、昨今は少…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法3_表紙の作り方

    では、いよいよ表紙をつくってみましょう 著名な作家さんでしたら、名前だけで検索されてヒットして購入されるという運びになりますが、無名な私ではなかなかそういうわけにもいきません では、無名の人がKindle出版して、買ってもらうためにはどのような工夫が必要でしょうか それはもうこの二点に尽きるようです タイトルと、表紙デザインの二つのようです もちろん、売れ始めて評価がつきだすと、内容勝負になるのだと思いますが、無名の人がインパクトのないものを出しても、驚くほど誰も買ってくれません というわけで、タイトルにはインパクトを、表紙デザインには玄人っぽさを出すことは必須ですので、今回表紙のためだけに1…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法2_コンテンツの作り方

    Amazonデスクトップパブリッシングで登録する流れは前回ご説明させていただきました では、そこで書籍情報などを入力する前に、コンテンツをどのように作るのか、というお話をさせていただきます これまではepubのようなファイルに変換するなど極めて面倒な作業が必要でしたが、現在ではword一本で作成することができます ちなみに、コンテンツで必要な要素は下記のものになります 表紙:JPEGをCanvaで作成 中の表紙:Wordで作成 本文:Wordで作成 奥付:Wordで作成 挿絵や図を挿入したい場合は、描画ソフト、エクセル、パワーポイントなどで作成して、Wordに添付するだけです 写真でしたら、そ…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法1_全体的な流れ

    前回は、私が出版したKindle本をご紹介して、簡単に作れたというお話をさせていただきました。 ではどのようにすれば出版できるか、さっそく全体の流れを見てみましょう! ****************** 1. AmazonのKDPサイトへ行く セルフ出版 Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング 2.アカウント情報を登録する(著者情報/支払いの受け取り方法) 3. 電子書籍の詳細情報を入力 4. 電子書籍のコンテンツの入力 5. 電子書籍の価格の入力 6. 出版へ ****************** ちなみに、1-6に分類していますが、基本的には全てAmazonサイト内の…

  • Kindle出版しました『外資系企業での生き残り方』

    前からKindle出版の方法を書こうと思っておりましたが、やり方が結構ややこしかったので、少しためらっておりました ですが、いろいろと調べていると、最近ではかなり簡単なやり方で出版できるようになったようです 何年か前は、印税を銀行に振り込んでもらうのもかなり手間でした USでの税金が引かれないように、英語で文書を書いたりして、USの担当者から英語で電話まできた記憶があります (それに対して、何と答えたかは記憶にございません・・・) ですが、その税金問題も今ではないようで、日本の銀行口座を登録すればOKとのことです とはいえ、登録できる銀行はそれほど多くないので、事前にチェックください そして、…

  • 『君の名残を』浅倉卓弥

    私はあまり時代劇を読めていないのですが、思わぬところで時代劇を読むことになりました 『君の名残を』という本です 『四日間の奇蹟 (宝島社文庫)』を読んだ時から浅倉卓弥という著者は、そうとうな力技を持っていると感じていました 宝島の、このミスがすごい大賞を最初にとったということで、ミステリーですが読んでおりました ミステリーの枠を完全に超えていて、文章にも品格がありストーリーもうまく整えられていて、新人とは思えない筆力でした 今回ご紹介する『君の名残りを』は前作よりもかなり分厚いです 現代の高校生三人が落雷によりタイムスリップし、平安末期(源平の時代)へ行ってしまうというストーリーです え・・・…

  • 自選小説『ダンディー』

    『ダンディー』 そこは、海沿いにある観光地だった。 海岸沿いの道路には二階建ての建物が並んでいて、一階部分は様々な店舗になっていた。 マリンスポーツ、イタリアンレストラン、コンビニエンスストア、釣具屋、居酒屋、結婚式場、あらゆる店がそろっていた。 その並びに一店のコーヒー屋があった。 看板には富士珈琲と書かれていた。 店は丸太小屋のような木造の建屋で屋根は赤かった。 海の見えるテラスもある。 観光の季節になるとテラスも全て埋まり、オフシーズンだと店は静かに始まり、静かに終わった。 その男は富士珈琲に、毎朝決まって同じくらいの時間に現れた。 着席すると同時にホットコーヒーを頼んでいた。 それがど…

  • アイデアから小説へ

    3月末の応募も終わり、会社の方の仕事が忙しくなり、しばらくは執筆があまりできない生活が続いていました それでも、合間に少しずつ短編を書いていました 普段からスキを見ては、小説になりそうなことを探しているので、それらしいストックはたまっております ただ 、これは単にたまっているだけで、本当に使えるかどうかは、実際に検討しなければなりません それでも実際に行けると思っても、書きはじめてみると崩壊することもしばしばあります もしくは、思ったよりも分量が伸びなかったり、自分でもあっさりと物語が終わろうとすることもあります さらには、短編として書いたものをどうしても長編に変えたくなったこともありました …

  • 『猫を棄てる』村上春樹

    最初に村上春樹を読んだのは高校生の時でした それまでは、赤川次郎のような推理小説か、国語の本に載っているような文学しか読んだことがなかったので、彼の作品は衝撃的でした 記憶はおぼろげですが、最初に読んだのは『羊をめぐる冒険』だったように思います 図書館で借りてきて面白かったから、読んでみたら?と母に言われて読み始めました それから私は彼の本を図書館で借りてきて、何冊も読むようになりました もちろん異論はたくさんあるとは思いますが、『アフターダーク』以前と以降で彼の作風は大きく変わったように感じています その辺りからは、彼はおそらく総合小説のような方向へ舵を切ったのではないでしょうか それまで一…

  • 『黄昏』DVD

    私の身に何があったわけでもないのですが、久しぶりの更新ですみません 本日は映画の感想になります 最近の映画はCGの技術がとてつもなく進歩しています 例えば映画のハリーポッターシリーズでも、初期と後期ではCGの美しさがかなり異なっていることが分かります 少しの年月で、一気に進化するもののようです ただCGというのは、きわめてコストが高いという話を聞いたことがあります 確かにあれだけ細かい画素のものを人が手で埋めていくのは相当な労力でしょう(ある程度までは機械化とかAI化しているのかもしれませんが) ただ、映画の制作者としてCGにこだわるというのは、なかなかに難しいことで、どれだけビジュアル的な完…

  • 『作家の履歴書』

    このブログを読んでくださっている方は、職業作家を志しているのか、それともそれとは関係なく訪れてくださっているのか、私は存じておりません このブログでは、本の感想のようなものを書いていたり、ガジェット関係のことを書くこともあるので、作家になりたいという希望は特にない読者の方もいらっしゃると思います ですので、タイトルにあるこの本をご紹介しても、あまりぴんとこない方がいらっしゃるかもしれないので、この本が万人向けではないと、事前にお断りさせていただきます 私はある時期まで、自分が作家になれないことが悔しくてたまらず、芥川賞の授賞式の放送など、正視できないことがありました 今ではそこまでひどくありま…

  • 今年も3月末締切の季節がきました

    先日のブログはすみません ちょっと言わずにはおれなくなって、衝動的に書いてアップしてしまいました ですが、我ながら言葉にすると青臭いので、英語で書くことにしました (そうしたら、少し羞恥心がなくなるので・・・) 呼びかけたい対象も外国人だったというのもあります 職業作家を志す人も、そうではない人も、このロシアのウクライナ侵攻については、心を痛めない人はいないと思います そして、断じて許すことはできません こんなことがまかり通る社会にしては決していけません と、何者でもない私がこれ以上力説するのはやめておきます (当たり前のことを言って正義感ぶっていると不快になる方もいるかもしれませんので) と…

  • To Russian president and presidents of other countries

    To Russian president and presidents of other countries Please imagine when you were child age. I believe you had some dream and some rebelious spirit for all adults. So you promised with yourself you will create another world for well living for all people. As you know, "all people" is including Ukr…

  • 『世界青春放浪記』ピーター・フランクル

    世界を旅して生きていきたいという願望が私には昔からありました わずかでも構わないから好きな事で収入を得て旅ができたらな、と 厚かましい話ではありますが、そんな生活に憧れていました 今も憧れているものの、ちょっと叶わぬ夢と化してきています もしかしたら、私だけではなく多くの人が夢見ているものの、なかなか実現することは難しいものなのかもしれません ですが、やはり世界は広いものです そういう生活をして生きている人がいたのです! ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ピーター・フランクルという方です 『世界青春放浪記 僕が11カ国語を話す理由 (集英社文庫)』『僕が日本を選んだ理由 世界青春放浪記…

  • HHKBについて、もう少しだけ

    HHKBキーボードが素晴らしいということは、先日のブログで書かせていただきました towriter.hatenablog.com ですが、もう少しだけ、いろいろと書いてみたくなったので、お付き合いいただければと思います かれこれ一か月ほど、このHHKBキーボードを使ってきました 私の場合、基本的には小説を書くということに特化して使っております 仕事と兼用にしてもいいのですが、それは前回書かせていただいた通り、ファンクションキーを多用するため、仕事ではMX Keys miniを使っております あとは、仕事は平日の朝から晩までやっていて、気付けば部屋が暗くなっているので、キーボードライトがあった方…

  • 美術館再訪

    前にも書かせていただきましたが、私は昨年のある時期に転職をしました その転職休暇の時に、たまたまよい美術館を見つけました あれからもう半年以上が経ち、再訪することになりました あの時、私は転職前の有給休暇を活かして、電動自転車に乗って自宅近くののお寺や神社を周っていました ひどく疲れているところで、この美術館を発見して中に入り、いくつかの絵画を見たあと一階の喫茶店に入ったのです この喫茶店はガラス張りになっていて、大通りを見渡すことができるくつろげる場所でした 私はその時、会社を辞めることが決まっていて、有給を消化している最中でした 朝起きて、どこへ行っても何をしてもいいという、学生時代以来久…

  • 『旅の終わりの音楽』エリック・フォスネス・ハンセン

    タイタニックという映画がかつて流行りました 私も見たことがありますが、心に残る作品でした 今でも、冒頭のおばあさんのシーンは覚えています そこからタイタニック沈没の記憶を呼び起こすという構成でした ところで、同じタイタニックの話でも、とてつもない小説があることをご存じでしょうか とはいえ、『旅の終わりの音楽 (クレスト・ブックス)』はタイタニック号に乗る音楽隊ということ以外は完全なフィクションです 主人公が誰というわけではありません 主要なメンバーが七人ほどいる、という構成です 彼らがタイタニック号に乗るまでの話が並列的に語られています それぞれの話が独立していて、タイタニックという設定にしよ…

  • 『ドナウよ、静かに流れよ』大崎善生

    私が大崎善生を読むきっかけになったのは、彼が将棋の奨励会にまつわるノンフィクションを書いていたからでした 私は将棋が好きですが、ひどく弱いです ですから、棋士たちの頭脳のとてつもなさに、尊敬の念をいだいています ですから、棋士のノンフィクションと聞けば、それだけで読んでみたくなるのです 皆さまは奨励会というものをご存じでしょうか 棋士になる方は、それこそ小学生とか中学生の頃から入会してプロになります とてつもなく厳しい世界で、年齢制限もあります 大崎善生は、奨励会では若くして才能を試され、実力のないものは退会を余儀なくされる、この厳しい世界の挫折者たちを丁寧に書いていました 『将棋の子 (講談…

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