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職業作家への道 https://towriter.hatenablog.com/

現在、会社員をしておりますが、いつの日か職業作家へ。これまで執筆してきた応募歴、執筆の心得、本の感想から執筆道具まで。様々なことをご紹介していきます

teckham
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2013/11/17

  • マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードを買い直しました

    みなさま、ご無沙汰しております 久しぶりの更新になってしまいました 今回のお話はガジェットになります これまでも、マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードについて、ぱらぱらと書かせていただいたことがあります その時は、非常に満足して使っていたのですが、徐々に使わなくなってしまいました このガジェットは、非常にバランスの取れた製品でした。iPhoneでも使えるし、Windowsでも使えるし、正当的なキー配列で、エンターも大きくて、スペースも広いです そして三台切り替えが可能で、バックスペースの上にDelキーがあり、持ち運びも容易にできる軽さと薄さでもあります 通常のノートパソコンのキーボード…

  • また公募の3月末がやってきました

    ご無沙汰してしまいすみません そこまで忙しかったというわけではないのですが、恒例の三月末日締切りの新人賞があったため、時間さえあれば執筆に時間を費やしておりました つい先日、ようやく脱稿して応募できたので、またブログへと戻ってきました 引き続き、よろしくお願いいたします 今回はかなり集中して一本を仕上げたので、複数の賞に応募するのは難しそうです どこに応募したかといえば、新潮新人賞です かつて最終選考に残ったことがあるのですが、そういうツテを使わず普通に応募することにしてみました 力があれば、受賞までいってくれると信じて! とはいえ、選考の過程については沈黙を貫く予定です 以前お伝えしたように…

  • おそるべきchatGPT(後編)

    chatGPTが何に強くて何に弱いか、というお話を前回いたしました 個人的な所感ですが、現時点では歴史や文学など文系科目には弱く、数理には強いという印象を受けました chatGPTは今時点では理系のお方のような気がしました さて本題ですが、小説も書けるという噂なので、ちょっと書いてもらいました ちなみに、このchatGPTというのは、なかなかコンピューターっぽくなく、同じ質問をしても同じ回答をほぼしないのです そういう変則的なところもあるので、こちらがいかにうまく質問するかというのが非常に重要になってきます 質問の仕方によって、よい小説にも悪い小説にもなりそうです では、私とchatGPTのや…

  • おそるべきchatGPT(前編)

    よくAIが人類の仕事を奪うと言われたりしています 一方で、そんな簡単に人類の仕事は奪われないと言う人もいます 技術革新をしたらした分だけ、また人類は新しい仕事を見つけるだろう、と 私にはどちらが正しいか分かりません そして、そこまで興味も湧いていませんでした いずれにしてもAIが実用化されるのは随分と先のような気もしていましたし、私が今サラリーマンとしてやっている仕事がAIに奪われても、まあ別にいいかなぁなんて思っていたからです ですので、最近何かと話題のchatGPTがリリースされたと聞いても、あまり興味がありませんでした ですが、あるニュースを読んで、少し驚きました 冒頭にchatGPTの…

  • かつての仲間(後編)

    前回からの続きです 学生時代、書店のアルバイトをしていた時の山田くんという人の話です 私が学生の頃は、就職浪人というのはよくありました どうしても行きたい会社があれば留年する人は珍しくなかったです そして、また一年が経ち、山田くんは大手の出版社を受けていきます その中でとうとう、ある出版社の最終選考まで残ることになりました もう名前は出してしまいますが、その会社は超大手の文藝春秋です 彼は『Number』というスポーツ雑誌をこよなく愛していて、それもあって文藝春秋は第一志望でした 出版社というのは本当に狭き門で、たしか数千人受けて、数人しか内定をもらえないというレベルです それがなんと、最後の…

  • かつての仲間(前編)

    私は大学生の頃、書店でアルバイトをしていました そのことは、これまでも当ブログでいくつか書かせていただいております その書店は3フロアで、各フロアに二人組で入ることになっていました ですので、ヒマな時は二人でいろいろと喋ったりできる楽しい環境でした 夜の時間帯はほとんどが大学生のアルバイトで、仲良くわいわいやっていて、仕事終わりに翌朝まで飲んだりすることもありました かなり昔の話になるので、私の中では少し風化しつつあります 今でも顔は思い出せるのに名前を思い出せなかったり、苗字は思い出せるのに下の名前が思い出せなかったりします すでに過ぎ去った人たちで、うっすらとこんな人がいたなと思い出すこと…

  • 『「君が代少年」を探して―台湾人と日本語教育』村上政彦

    少し更新をさぼってしまいました・・・ 久しぶりの本の感想になります 昭和十(一九三五)年、日本の台湾統治時代に、台湾で大地震がありました そこで君が代を歌いながら死んでいった少年がいたという話が残っています 『「君が代少年」を探して―台湾人と日本語教育 』はその少年を追いかけるノンフィクションです 一見、壮大なものを感じさせるかもしれませんが、良い意味であまりごてごてしていない日記風のノンフィクションでした 君が代少年だけではなく、著者の身辺のことも少なからず書いてあります この本では、「君が代少年」について、人々にどんどん聞いていきます そして、その聞いたことをそのままと言っていい形で載せて…

  • あけましておめでとうございます

    みなさま、あけましておめでとうございます このブログをはじめて、それなりの年月が経ちましたが、アクセス数はそれほど増えておりません もっと増やす努力をした方がいいとも思うのですが、なんかサボってしまい、思った時に思ったことを書くというペースに流れてしまっています というわけで、本年も昨年と同じくらいの更新になると思いますが、引き続き、よろしくお願いいたします 私は本日一月二日に、この文章をロッテリアで書いております お正月に一人で何しているんだ、と言われそうですが、いろいろあってちょっと外出しなければならなくなり、適当なところを見つけて、ブログを書いているというわけです ちなみに、iPhone…

  • Moftの新しい商品

    MOFTの新しい製品を買いました 中国から出荷されるということで、納期にはかなり時間がかかりました しかも充電の製品は税関で厳しいチェックがあるようで、さらに時間がかかるということでした 私が注文したのは、下記の二つです スタンドパワーセットのスタンドは持っているのでバッテリーのみを買いました あとはフラッシュウォレット&スタンドです 注文してから自宅に到着するまでに、13日かかりました Snap スタンドパワーセット(MagSafe対応)www.moftjapan.com MOFT フラッシュウォレット&スタンド - MagSafe対応www.moftjapan.com ですので、これから発…

  • 父のこと(その三)

    前回からの続きです いよいよ松竹庵(仮名)に入っていきます 店は広くて、きれいに内装されていました 私もほぼ無関係とはいえ、少し緊張します 接客にきてくれた若い男性の店員さんが、まさかその女性の息子さんかもしれないとか、いろいろと考えてしまいます 「店はきれいになっているけど、あの厨房の感じとかは同じだ」 私たちは奥の方のテーブル席に座ることにしました 「その子はさ、よし子(仮名)ちゃんって言うんだ」 父はそう言いました それが何を意味するかは分かりませんが、何だかお店の人に聞いてみたくなります 「すみません、このお店によし子さんという方はいらっしゃいますか?」 試しに聞いてみました 「いや、…

  • 父のこと(その二)

    前回からの続きです 久しぶりの家族旅行は、とりあえず車で近くの海に行き、新鮮な魚介類を食べて近くの観光地に寄って帰ることになりました 運転は姉がしてくれることになりました かなり久しぶりの家族旅行でしたが、特に何か感慨に浸るわけでもなく、いつも実家で話している時のように普段通りに進んでいきます ランチまで少し時間があったので、地元の博物館に寄って、近くにある明治期に建てられた古い家などを見学したりしました これは完全に私の趣味でしたが、他の三人は特に反対もせずに、ややつまらなそうに付き合ってくれました そして、いよいよメインのランチの場所へ向かおうとしたときに、車内でもあまり喋っていなかった父…

  • 父のこと(その一)

    私の父は少し変わった人です(ちなみにまだ生きています) 基本的には、とてつもなく無口な人なのですが、自分の趣味のことになると機関銃のように喋り始めて、飽きたらまた黙ります 特に厳しいことを言うわけでもなく、何かを強制するわけでもなく、かといって親しみを持って子供に接するわけでもなく、未だに彼が何を考えているのか私にもよく分かりません 父は長いサラリーマン時代があり、その頃はそれなりにつらいことはたくさんあったのだと思います ですが、文句のようなことは一言も言わずに、働き続けていました サラリーマンをしていて、時おり楽しいこともあったようですが、基本的には出世にも縁がなく、仕事に情熱を持っていた…

  • 尊師スタイルとは!?

    以前、理想のキーボードとして、HHKBをご紹介させていただきました 打鍵感はあいかわらずピカ一なのですが、ノートパソコンしか持っていない私は、なかなかHHKBを常用することができずにいました iPhoneをスタンドに立てかけて使うことが多かったです ちなみにiPadで使うのもいいのですが、Wordが使えなかったりで、HHKBとはあまり組み合わせていませんでした というわけで、せっかくうち心地のいいキーボードを入手したのに、小さなスマホの画面になってしまい、”使い倒す”というところまでいっておらず、「うーむ、どうしたものか、、、」と思案していました そんな時に、タイトルの尊師スタイルというものを…

  • 自選小説『ダンディー2』

    『ダンディー2』 その店で働こうと思ったのは、お店から海が見えるからだった。 もともと、私が通っていた女子校には毎日バスで行っていたから、その時からこのお店のことは知っていた。 朝に座れることは滅多にないから、私は手すりにつかまるしかなかった。 バスは電車に比べるとあまりに揺れすぎていて、立ちながら参考書を読むことなんてできない。 電車だったら単語の一つや二つは覚えることができたのに、バスではそれができなかった。 車内でできることといえば、眠い目で海を眺めることくらいだった。 海と反対側に立った時は、お店がにぎやかに立ち並んでいる通りだから、その風景を見ていた。 高校生だった私には無縁のお店が…

  • 『ここから世界が始まる』カポーティ

    作家になる前、もしくは作家になりたての時、多くの人は長い文章は書けないと思います もちろん、これは一般論です とてつもない才能の方はそんなことはないのかもしれませんし、単に長くなるか短くなるかは気質の問題ということなのかもしれません ただ、私が知っている偉大な作家でも、やはり出だしの時は本当に短い小説で、長い年月書いていくうちに長編に取り組みだしているという印象があります 例えば、先日ご紹介した三島由紀夫もそうですし、大江健三郎、そして今回ご紹介するカポーティもそうです(モームは違いますね。珍しく逆パターンです) ちなみに、過去にこんな記事を書いておりましたので、ご参考までに・・・ 他にもそう…

  • 『何でも見てやろう』小田実

    現在はもう2022年になっておりますが、それでも『何でも見てやろう』を今読む意義は大きいと感じました 先日のブログで『深夜特急』とは似ても似つかぬ作品と申しましたが、読後もやはりその感想は変わりませんでした それは、もう小田実と沢木耕太郎のお二方の人物像が全く異なっているからです 時代というのもあるかもしれませんが、この小田実という作者は文中でも語られていますが、”日本の代表者”という自覚で世界各地を見てきています ですから、全てが批評的で、思想の奥底には我が国日本というものが内包されています だからと言って安易な日本賛美ではなく、卑下でもなく、極めて自分の内面に対して誠実に世界と向き合ってい…

  • 飲みながら裁量について考えてみる

    少し時間に空きがあったので、とある立ち飲み屋でビールとレモンサワーを飲んでいました このあと、夕食の予定があったので、おつまみは何も頼まなず、お酒だけを飲んでいました そこで飲みながらブログを書いているのですが、目の前にはとある中華弁当屋の店員さんが、てきぱきと弁当の並びのフォーメーションを変えています そして、タイムセールの時間がきたようで、半額にしたり、20パーセントOFFにしたりと、いろいろと戦略を変えていました それなりにお客さんが多かったのですが、そのお店は店員さんは彼女一人で、孤軍奮闘していました 私は彼女がアルバイトなのか、社員なのか、オーナーなのかは知りません ですが、彼女のや…

  • 『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎

    前回のブログで、三冊の本を並行して読んでいるとご紹介させていただきました その中でご紹介した一冊を本日は読了したので、ご報告です 最初に読み終わったのは、『哲学の先生と人生の話をしよう』でした タイトル通りではありますが、哲学者である著者が34のお悩み相談に答えるという本です 最近、ネットニュースを見ていると、ニュースとは思えない内容のものがたくさんあります その中で、著名な芸能人がお悩み相談を受け付けていて、その回答内容がニュースになったりしています もしかしたら、現在はちょっとしたお悩み相談ブームなのかもしれません 私も実際、それらのニュースを興味深く読んだりすることもありますし、その回答…

  • 複数の本を平行して読む

    つい先日まで暑くてクーラーをつけていましたが、本日からコタツが欲しいくらい急激に寒くなりました ということは、読書の秋がやってきたということになります なぜ秋なのか、私もよく知らないのですが、確かに四季を通して秋が最も本を読みやすいような気がしますし、衝動的に何か読みたくなるような季節ではあります そんな季節ということもあるかもしれませんが、今の私は平行して三冊を読んでおります 普段はあまりそういう読み方をしないのですが、たまたま読みたい本がいくつも合わさっている状態なのかもしれません かつ、それらの本はちょっとした時間を有効活用できるような、区切りの良い本だからというのもあります 重厚長大な…

  • 通勤ということ

    私が元々作家を志したのは、文章を書くのが好きということが初めにありましたが、その他にも複合的な理由がありました その中の一つが、どんな場所でも仕事ができるというところです 現代では、どんな場所でも仕事ができるようになったと言いますが、ご存じの通り前提があります それはネットワークです ネットワークがなければ、今言われている「どこでも仕事ができる職」というのは、難しくなってきます ですが、作家というのはネットワーク以前からどこでも仕事ができました 私がポメラに固執しているのも、基本的にネットワークと連動しない孤立性に、ロマンを感じているということなのかもしれません 話は全然変わるのですが、私はサ…

  • 『転がる香港に苔は生えない』星野博美

    かつて香港に行ったことがあります その頃すでに返還はされていて、街に何かが起こりそうな気配はありませんでした 確かに香港は賑やかで活発な、まるで生き物のような都市でしたが、私はどちらかと言えば、すこししっとりしたマカオに魅力を感じたものでした 『転がる香港に苔は生えない (文春文庫)』 二年間香港に暮らし、返還を自分の目で見ようとした人の香港体験記です この著者の文章はもしかしたら少し癖があるように読む方もいらっしゃるかもしれません 一人で思索している内容もどこか他人の目を意識している風に思えますし、比喩なども万人受けするものではないでしょう ですが、それは些細な問題に過ぎません 香港返還とい…

  • 良い眺望の物件

    みなさんはどのような家に住まれているでしょうか もしかしたら、海辺に住んでいて窓からは美しい海が見えるかもしれませんし、東京の夜景が一望できるところに住まれているかもしれません ですが、誰もがそのように恵まれた環境ではないと思います 私も自宅からはろくな景色が見えません 近所は住宅街ですので、窓からは切り取られたみたいな空がわずかに見えるだけで、景色というには値しないひどいものです ましてや、ゴミ捨て場が見えて、ゴミの日はカラスが大暴れしていて、うんざりします 本当はよい眺望の家に住みたいですが、それを望むとそれなりの賃料もしくは購入費がかかってしまいます しかも眺望のために物件を買うというの…

  • 長旅に持って行きたいもの

    コロナもそのうち収まりそうに思っていましたが、一向に収まる様子もありません むしろ、感染者数という意味では過去最高になっているということで、数年前にコロナが始まった時に誰が予想したでしょうか ただ、感染者数を数えることはあまり意味がないという風潮になっているようで、カウントしないという方向になりそうです そういった意味では、本当にコロナというものは、少なくとも私たちが生きている間は収束しないということになるのかもしれません 今後どうなるかは分かりませんが、やはり海外に行きたいという思いは抑えきれないので、また性懲りもなく、長旅に持って行くものリストを妄想したいと思います 恥ずかしながら、気分は…

  • 夏休み明けのひとびと

    夏休みがどれほど退屈で全く楽しくないとしても、それが明けてしまって学校なり会社へ行く当日の朝は、ひどく憂鬱な気持ちになってしまうものです でも、それはなぜなのでしょうか 例えば、夏休みがあまり好きではない子供がいるとしましょう(やや考えにくいですが、たまにいるようです) なぜあまり好きではないかと言えば、たくさん宿題が出て夏期講習もあって友達と遊べなくなり、うんざりしながら過ごしているからです そういう子がいたとして、彼ら彼女らは夏休み明けの初日、嬉々として通学するのでしょうか まだ暑くて、むわっとする朝に、ランドセルや手提げの鞄に夏休みの宿題をぱんぱんに入れて、学校に向かいます 途中で級友の…

  • 写真を撮る人

    普段、見知った街を散歩していても何か大きな発見があるわけではありません 何かを考えているような、何も考えていないような、自分でもよく分からない感覚で散歩をしています たまに、昔この場所はこんなビルなんか建ってなくて田んぼだらけだったんだろうなぁとか、そんなことを空想することはあります もし、タイムスリップして、百年くらい前の景色を散歩できたら楽しいのにと思ったりします ですが、よくよく考えてみれば、百年後の人からしたら、私は今百年前の風景を散歩しているわけです だから、そういう気分で、つまり未来からタイムスリップしてきた人の気持ちで歩いてみようと思うのですが、そういう空想に浸ってみたところで、…

  • 予選が通らなくなっています

    タイトル通りなのですが、最近は五賞の一次選考通過も難しくなってきています もともと私が小説を書き始めた頃は、一次予選も通過しませんでした 何本も送っていたのですが、自分の名前が紙面に載ることはありませんでした そして、ある時期から自覚的に一次選考は通過するように工夫をするようになりました そのあたりは前述しているので、今回は端折らせていただきます その作戦がうまくいき、何を出しても一次選考くらいは通過するという状態になりました その状態が十年くらい続いたのですが、最終選考に二度落ちてからは、少し勢いがなくなり、かつ私生活でもいくつかの変化があり、執筆時間が激減しました それでもたまに時間を見つ…

  • サラリーマンの夏休み

    今週、私は夏休みをとっております 久しぶりの長い休暇です 何をしようかと考えて、それなりの計画を立てますし、それなりに実行しますが、夏休み中に何かちょっとした成果を上げたことはなかったように記憶します では、夏休み以外の時にお前は何か成果を上げているのか、と聞かれたら困るのですが、何かあるとしたら、少なくともそれは夏休みの期間ではなかったように思いますというのも、サラリーマンの夏休みというのは短すぎますが、一方でまとまった休みなので意外と自分のリソースが他のことに割かれてしまいますご両親のところに帰省される方もいるでしょうし、奥さん旦那さん、お子さんだけではなく、お孫さんをお持ちの方や祖父母を…

  • 『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ

    皆さんは、同じ本を何度も読むタイプでしょうか それとも乱読と言いますか、手当たり次第読むタイプでしょうか 私は後者でありますが、前者の方に対して少し憧れがあります 私のような読み方の方が、確かにたくさんの本を読むことができるかもしれません ですが、やはりやや速読気味で、結論を急ぐような読み方になってしまいます そのためか、私の記憶力の問題かは分からないのですが、比較的早くにどんな物語だったのか、記憶から抜け落ちてしまいます もちろん人によって違うとは思います 多読でも、それぞれの小説の細部まで覚えてる方もいるでしょう ただ、精読の人は同じ本を何度も丁寧に読むところから、細かいところまで読み切っ…

  • ポメラDM250をしばらく使ってみて

    ポメラDM250を購入した日から、連日使いまくっております 以前、DM200からそれほど進化していないと書きましたが、少し訂正が必要です 確かに、何年も待って期待したほどの進化はしておりませんが、実際はほぼ完成品に近づいていることは事実です まず、ふたを開いたら以前DM200よりも早く起動している感じがします さらに、体感的にはバッテリーがかなり長持ちします 本当に二泊三日くらいだったらバッテリーなしでいけそうな気がします そして、スマホとの連携はPomera linkで非常に楽にできます DM250からPomera linkを使って、直接クラウドアプリにアップすることができることも分かりまし…

  • ポメラ DM250が届きました!

    なんだかんだ言って、結局購入してしまいました そして、現在購入したDM250でこの記事を書いております ちなみに購入先はヨドバシカメラです 本来は白を買おうと思っていたのですが、発表その日に売り切れてしまったので、買えませんでした ただ、当日の夕方くらいまで白はまだ買えたので、自分の判断の遅さを後悔するのみです とはいえ、白は汚れやすい可能性があるので、ダークグレーでよかったと自分を慰めております あとは、ヨドバシカメラのポイントが10パーセントつくので、6000円ほど得をしたということになります DM250が届くまではキングジムのサイトを見たり、YouTubeを見たりして、ぬかりなく事前学習…

  • 新型Pomera DM250が発表されました

    みなさま、大変お待たせいたしましたとうとうポメラの新作が発表されましたその名もDM250です www.kingjim.co.jp ご存じの方も多いと思いますが、この数字には意味がありまして、DM10のように二桁の場合は、折りたたみを意味しますそして、桁数の数字も意味があります一の位が変わっただけであればマイナーチェンジ、十のくらいでしたらメジャーチェンジですそして、今回は数字が三桁なので、十の位が変わったということでマイナーチェンジということになりますこれだけ待ったのですから、メジャーチェンジのものを期待していたのですが、ポメラが廃番にならなかっただけでも感謝しなければなりませんですが、金額は…

  • 『死刑について』平野啓一郎

    こちらは小説ではありません 岩波書店から出版されている評論のようなものになります そして、作家は平野啓一郎なのですが、私はこの作家の誠実さに心から敬意を表します 現代にも素晴らしい作家はたくさんいますが、日本全体そして未来のことを憂慮するスケールの作家はそれほど多いとは思えません そして過去に対する学習も欠かしません そういった意味でも、平野啓一郎氏は現代作家の中でも規格外です この死刑の問題というのは、本当にセンシティブであり、どんな状況であれ議論したり意見を言うことがはばかられるような主題です これはおそらく憲法の専門家であっても、人権団体の方であっても、同様だと思います しかも、昨今は少…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法3_表紙の作り方

    では、いよいよ表紙をつくってみましょう 著名な作家さんでしたら、名前だけで検索されてヒットして購入されるという運びになりますが、無名な私ではなかなかそういうわけにもいきません では、無名の人がKindle出版して、買ってもらうためにはどのような工夫が必要でしょうか それはもうこの二点に尽きるようです タイトルと、表紙デザインの二つのようです もちろん、売れ始めて評価がつきだすと、内容勝負になるのだと思いますが、無名の人がインパクトのないものを出しても、驚くほど誰も買ってくれません というわけで、タイトルにはインパクトを、表紙デザインには玄人っぽさを出すことは必須ですので、今回表紙のためだけに1…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法2_コンテンツの作り方

    Amazonデスクトップパブリッシングで登録する流れは前回ご説明させていただきました では、そこで書籍情報などを入力する前に、コンテンツをどのように作るのか、というお話をさせていただきます これまではepubのようなファイルに変換するなど極めて面倒な作業が必要でしたが、現在ではword一本で作成することができます ちなみに、コンテンツで必要な要素は下記のものになります 表紙:JPEGをCanvaで作成 中の表紙:Wordで作成 本文:Wordで作成 奥付:Wordで作成 挿絵や図を挿入したい場合は、描画ソフト、エクセル、パワーポイントなどで作成して、Wordに添付するだけです 写真でしたら、そ…

  • どこよりも分かりやすいKindle出版の方法1_全体的な流れ

    前回は、私が出版したKindle本をご紹介して、簡単に作れたというお話をさせていただきました。 ではどのようにすれば出版できるか、さっそく全体の流れを見てみましょう! ****************** 1. AmazonのKDPサイトへ行く セルフ出版 Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング 2.アカウント情報を登録する(著者情報/支払いの受け取り方法) 3. 電子書籍の詳細情報を入力 4. 電子書籍のコンテンツの入力 5. 電子書籍の価格の入力 6. 出版へ ****************** ちなみに、1-6に分類していますが、基本的には全てAmazonサイト内の…

  • Kindle出版しました『外資系企業での生き残り方』

    前からKindle出版の方法を書こうと思っておりましたが、やり方が結構ややこしかったので、少しためらっておりました ですが、いろいろと調べていると、最近ではかなり簡単なやり方で出版できるようになったようです 何年か前は、印税を銀行に振り込んでもらうのもかなり手間でした USでの税金が引かれないように、英語で文書を書いたりして、USの担当者から英語で電話まできた記憶があります (それに対して、何と答えたかは記憶にございません・・・) ですが、その税金問題も今ではないようで、日本の銀行口座を登録すればOKとのことです とはいえ、登録できる銀行はそれほど多くないので、事前にチェックください そして、…

  • 『君の名残を』浅倉卓弥

    私はあまり時代劇を読めていないのですが、思わぬところで時代劇を読むことになりました 『君の名残を』という本です 『四日間の奇蹟 (宝島社文庫)』を読んだ時から浅倉卓弥という著者は、そうとうな力技を持っていると感じていました 宝島の、このミスがすごい大賞を最初にとったということで、ミステリーですが読んでおりました ミステリーの枠を完全に超えていて、文章にも品格がありストーリーもうまく整えられていて、新人とは思えない筆力でした 今回ご紹介する『君の名残りを』は前作よりもかなり分厚いです 現代の高校生三人が落雷によりタイムスリップし、平安末期(源平の時代)へ行ってしまうというストーリーです え・・・…

  • 自選小説『ダンディー』

    『ダンディー』 そこは、海沿いにある観光地だった。 海岸沿いの道路には二階建ての建物が並んでいて、一階部分は様々な店舗になっていた。 マリンスポーツ、イタリアンレストラン、コンビニエンスストア、釣具屋、居酒屋、結婚式場、あらゆる店がそろっていた。 その並びに一店のコーヒー屋があった。 看板には富士珈琲と書かれていた。 店は丸太小屋のような木造の建屋で屋根は赤かった。 海の見えるテラスもある。 観光の季節になるとテラスも全て埋まり、オフシーズンだと店は静かに始まり、静かに終わった。 その男は富士珈琲に、毎朝決まって同じくらいの時間に現れた。 着席すると同時にホットコーヒーを頼んでいた。 それがど…

  • アイデアから小説へ

    3月末の応募も終わり、会社の方の仕事が忙しくなり、しばらくは執筆があまりできない生活が続いていました それでも、合間に少しずつ短編を書いていました 普段からスキを見ては、小説になりそうなことを探しているので、それらしいストックはたまっております ただ 、これは単にたまっているだけで、本当に使えるかどうかは、実際に検討しなければなりません それでも実際に行けると思っても、書きはじめてみると崩壊することもしばしばあります もしくは、思ったよりも分量が伸びなかったり、自分でもあっさりと物語が終わろうとすることもあります さらには、短編として書いたものをどうしても長編に変えたくなったこともありました …

  • 『猫を棄てる』村上春樹

    最初に村上春樹を読んだのは高校生の時でした それまでは、赤川次郎のような推理小説か、国語の本に載っているような文学しか読んだことがなかったので、彼の作品は衝撃的でした 記憶はおぼろげですが、最初に読んだのは『羊をめぐる冒険』だったように思います 図書館で借りてきて面白かったから、読んでみたら?と母に言われて読み始めました それから私は彼の本を図書館で借りてきて、何冊も読むようになりました もちろん異論はたくさんあるとは思いますが、『アフターダーク』以前と以降で彼の作風は大きく変わったように感じています その辺りからは、彼はおそらく総合小説のような方向へ舵を切ったのではないでしょうか それまで一…

  • 『黄昏』DVD

    私の身に何があったわけでもないのですが、久しぶりの更新ですみません 本日は映画の感想になります 最近の映画はCGの技術がとてつもなく進歩しています 例えば映画のハリーポッターシリーズでも、初期と後期ではCGの美しさがかなり異なっていることが分かります 少しの年月で、一気に進化するもののようです ただCGというのは、きわめてコストが高いという話を聞いたことがあります 確かにあれだけ細かい画素のものを人が手で埋めていくのは相当な労力でしょう(ある程度までは機械化とかAI化しているのかもしれませんが) ただ、映画の制作者としてCGにこだわるというのは、なかなかに難しいことで、どれだけビジュアル的な完…

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