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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

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2013/11/11

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  • 陶弘景

    ◎冥想と成道陶弘景(456-536)は、万巻の書を読み、天文・暦算・医薬・地理・博物など学識高く、当初役人として、斉国の王子の侍読をやっていたが、その時でも読書と冥想の生活を送っていた。やがて官を辞し、茅山に三層の楼閣を立てて隠棲した。上層に陶弘景が住み、弟子は中層、来客は下層としたが、来客が来ても陶弘景は会うことを厭い、一人の家僕以外は上層に入室することを許さなかった。彼は85歳まで生き、真誥など多数の著作をものしたが、成道は最晩年であって、弟子の桓闓(かんかい)の方が先に成道した。その際、桓闓に陶弘景の成道が遅れた理由を問うと、陶弘景は陰徳は十分積まれているが、肉食で遅れていると答え、それによって陶弘景は、肉食を断ち成道したという。その著作の一つ真誥はチャネリングの書だが、当時は先端技術だったのだろう。当時...陶弘景

  • 一厘の秘密から一厘の仕組へ

    ◎古事記と霊界物語霊界物語第一巻第35章が一厘の秘密、第36章が一厘の仕組。一厘の仕組のことは、開祖出口ナオは知らなかったが、出口王仁三郎は、知っていた。そうすると開祖出口ナオの出した大本神諭は、大団円まできちっと描かれていないのではないかと不安に思うが、さに非ず。大本神諭を解釈して世に出したのは出口王仁三郎だからである。一輪の秘密とは、三個の神宝であって、この潮満の珠、潮干の珠、真澄の珠を秘匿する話。第三十三章を読むと、真澄の珠は風、潮満の珠は水、潮干の珠は火と、風水火のシンボル。第35章一厘の秘密で三個の神宝を地上に世界の終末のために隠し置くが、第36章一厘の仕組では、悪者チームが三個とも奪いに来る。これを珠を守る国魂神が珠の霊力で追い払おうとするが、事前に珠の精を抜いておいたため、霊力攻撃は不発に終わり、...一厘の秘密から一厘の仕組へ

  • どうしてこんな時代になってしまったんだろう

    ◎とある予言冬の初めに起こった武漢肺炎。霊界物語の見立てが正しいとすれば、1年では沈静化しない。この大恐慌は1年以上続くということなのだろう。これは思いつきだが、2020年3月31日は年度末決算なので株式市場に与える影響に配慮して、同日夜、緊急事態宣言になれば、にわかに準戦時体制モードとなる。そこで、多数の企業の3月末の赤字決算を踏まえ、大小リストラが一斉に始まり、なんと一か月後の2020年4月末には、一気に倒産件数が増えて失業者だらけというのは、あり得る。既に米国は感染拡大の中心地であって世界中が麻痺している。言論、SNSも忖度モードになり、玉串を座布団に隠す時代が始まる。業務継続計画(BCP:BusinessContinuityPlan)では、地震、原発事故、大水害は、想定されていたかもしれないが、まさかの...どうしてこんな時代になってしまったんだろう

  • アッシジのフランチェスコ

    ◎第二の死アッシジのフランチェスコは、出家してまもなくの頃、森の中で神への賛美をフランス語で歌っていた時、山賊の一団に襲われた。誰何されて、フランチェスコは、『私は偉大なる王の伝令だ』と答えたものの、はなから相手にされず、金目のものもなかったせいか、さんざんに打ちのめされ、雪がたまった溝に投げ込まれたという。(アッシジの聖フランチェスコジャック・ルゴフ/[著]岩波書店P50)アッシジのフランチェスコは、若い頃、みすぼらしいサン・ダミアノの小聖堂で神の声を聞いている。また死の2年前には自分の死を予感している。彼の身体には、晩年にスティグマタ(聖痕)が発生していたが、肉体は眼病、マラリア、胃腸病、結核など多病に苦しんでいた。最晩年に太陽の賛歌に追加された部分。『私の主よ、あなたは称えられますように、私たちの姉妹であ...アッシジのフランチェスコ

  • ハタ・ヨーガのうがい

    ◎乏しきに影響されない春先は黄砂やPM2.5の混じった空気でそれでなくともほこりっぽいものだ。そこでハタ・ヨーガ経典ゲーランダー・サンヒターから、うがいのやり方。1.食事の後で、水をのどいっぱいに詰まるほど飲む。2.それからしばらく上を向いてから、飲んだ水を吐き出す。これをいつもやると粘液と胆汁の違和が除かれる。普通にやっているうがいは、ガラガラできるように水の量はそこそこに抑えるもの。ただ、口腔内の形状により、水が届いていない部分もあるのだろうと思う。このやり方なら、鼻腔には水は届かないがそれより下の方は水が届き洗浄される。コロナ騒ぎは、習近平訪日延期、五輪延期となって、いよいよ新型コロナ防疫のために本腰を入れた対策を打ち始めている感がある。遅きに失していないとよいのだが。海外発の金融恐慌発生も懸念され、さら...ハタ・ヨーガのうがい

  • 主神と主神を立てない宗教

    ◎『有』の蔭に『無』あり主神を立てる宗教は多い。アフラマズダ、大日如来、天御中主神、父なる神、エンソフ、アラーなどなど。他方主神を立てない宗教も少なくはない。ウパニシャッドの伝統を踏まえた釈迦仏教には、涅槃ニルヴァーナはあっても、ある程度の人格を彷彿させる主神はなく、主神宗教に慣れ親しんだ人々には奇異な感じを与えるものだ。主神とは七つの身体論で言えば、第六身体アートマンであり、モーゼの出会った神あってあるもの、禅の本来の自己のことである。この『有』、あらゆる物質現象とあらゆる精神現象の総称がアートマンのことだが、個的人格は付与されていない。この『有』のことを主神として、各宗派がてんでんばらばらに名称を付けている。実態は同一のものであるにもかかわらず。そしてまともな宗教であれば、『有』の蔭に必ず言葉では表現できな...主神と主神を立てない宗教

  • 予言の読み方

    ◎スモール・イベントとビッグ・イベントアカシック・レコードと言えば、一定不変のシナリオがあって、それが進行していくものと思うかもしれないが、さに非ず。未来は刻々と変わる現在の様相に対応してどんどんその姿を変えて行く。そしてメイン・シナリオは不変で、サブ・シナリオはしばしば変わるということ。出口王仁三郎は、『〇風水火今度来るのは風水火だ。もう戦争はない。小競り合いくらいだ。(昭和二十年8月27日)』(新月の光/下巻/八幡書店P297から引用)などと言っているが、一方でダンテス・ダイジは、『巨大な火の玉が無数に空で燃え上がる』という数少ない予言を披歴している。飢病戦はスモール・イベントで、風水火がビッグ・イベントであることには変わりはない。いままさにコロナ禍というスモール・イベントが進行中。大災害の予言と至福千年の...予言の読み方

  • 薫り、臭気、だが嗅ぎ直しはできない

    ◎ペストと悪臭など湿度の低いフランスでは、体臭の強い女性が香水ポワゾンをつけていても、すれ違った人はさほど気にならないのに対し、日本でそのようなポワゾンをつけた外人女性と面談していると十分くらいで頭が痛くなるのは、日本の湿度のせいだろうか。欧州では、下水の整備が立ち遅れていたため、度重なるペストの襲来の記憶から不快な臭いは健康や生命に害を与えるものと考えられていた。19世紀まで、下水溝、死体置き場、墓地、汚物だめ、沼地などから立ち上る悪臭は、病気の原因であり、死の原因であると考えられていた。よってペストといえば、欧州人には臭いとして直観的に理解されていたのだろうと思う。よくベルサイユ宮殿にはトイレがなかったというが、それは清朝以前の中国はし瓶文化だったのと同じ。清朝末期の北京ですら、下水整備がなされておらず、ひ...薫り、臭気、だが嗅ぎ直しはできない

  • スターリンの謎

    ◎アンゴルモアの大王出口王仁三郎側近の聞き書きから。『〇スターリンスターリンは日本で鉄男(てつおとこ)ということになる。鉄があるので金銀を取ってしまった。いったんスターリンが天下を統一する。それから神様にやられる。(昭和二十年9月4日)』(新月の光/下巻/八幡書店P297から引用)このスターリンは、鉄のカーテンのスターリンではあるまい。鉄と言えば火星(mars)。火星の一時的な天下統一は、次の二つに見られる。楠木正成が四天王寺で見た聖徳太子未来記に書かれていた人間より下のものである『ミ猴(ミコウ:猿の意味)』(ミ猴のごとくなるもの天下を掠(かす)むること三十余年)による世界支配三十余年。人間よりやや落ちるものとしての猿は、マニピュラ・チャクラのシンボルと見れば次代の目標のアナハタ・チャクラに至らない者のシンボル...スターリンの謎

  • 行くところまで行かないと止まらない

    ◎時代の地獄化と天国化この30年バーチャルリアリティーの進展によって、ゲームなど仮想の世界に閉じこもって、自分の欲望とか感情に没入し自分をコントロールできなくなっている人が増えている。これは、最近のコロナ禍一色のSNSの中でも、コロナの話題などどこ吹く風で、最新のゲームの進捗を自慢したり、裏技、珍アイテムを自慢したりと、異彩を放っていることで、気づかされる。クンダリーニ・ヨーギ本山博は、カルトの特徴は、以下の三つだとする。1.自分の教団の教えだけが正しいと主張し、他の教団をやっつけること。2.いっぱいお金を要求すること。3.各人が自分で考えて行動する自主性自立性を奪って、信者をカルトの長の道具にしてしまうこと。カルトの定義は他にももっと精緻なものもあるが、これは端的でわかりやすい。モバゲーなどのバーチャルリアリ...行くところまで行かないと止まらない

  • パンデミックと易経の沢火革

    ◎爛熟の時代と疫病過去、爛熟の時代には、聖人が出て時代を革正した。現代の爛熟の時代には、クリシュナムルティ、OSHOバグワン、ダンテス・ダイジなどが出て先行して、万人が神に出会う時代の先鞭をつけた。易経では、爛熟の時代のシンボルとして水風井が置かれている。上が水、下が風。易は六層の爻で成るが、水風井の最初は、泥が底溜まって飲めない、第二は、水はあるが井戸の壁から漏れて飲めない。第三は、井戸は浚(さら)われて水はきれいになったが、誰も汲み上げない。これは、正しい姿勢、考え方、あるいは冥想手法はあるが、顧みられないことを言う。四段目、五段目と進み、冷えた泉として大いに飲むことができるようになり、最終六段目では、正しい見方、正しい冥想手法は、隠し覆うことなく世に広がる。ところが水風井は爛熟のシンボルであり、清流は見え...パンデミックと易経の沢火革

  • 膨大な心的エネルギーを冥想により正常に

    ◎万人が引きこもりとなった時期イベント自粛、集会自粛、移動自粛、各国の出入国禁止措置の結果、飛行機も8割とも言われる大幅な減便。新幹線はガラガラで走り、バスも電車もガラ空き。例年春休みの今頃はそうなのだが、程度が全く異なる。そうすると人は買い物ぐらいにしか外出はしなくなり、自ずと引きこもる。家では家事と気晴らし。気晴らしも家事に打ち込むのも限界がある。一方各企業が株式を売却するなど目先の資金繰りに苦しむ中で、政府と中央銀行は、流動性供給に必死。そうした中で引きこもり者が増えることで、モバゲー各社は空前の好決算となるのではないか。空陸海の交通を止め、集会を止め、SNSはあるもののコロナの話題だけでは飽きがくる。そこで、自らに向き合いなさいという千載一遇かつ最後のチャンスを神は与えたもうたという風に見える。以前から...膨大な心的エネルギーを冥想により正常に

  • 神の許し給う限界

    ◎富者の家には、殺気と災の種がいっぱい2020年3月18日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルス感染に伴う景気悪化不安が再燃し、下げが止まらずダウ工業株30種平均は、2月には3万ドルをうかがう勢いだったのに2万ドルの大台を割り込んでいる。株価は1か月で三分の二に下落した。貿易などの実需よりマネーがマネーを産むマネーゲームの方の金額規模の方が大きくなって久しいが、1990年以降一貫して最大限そのメリットを享受してきたのは、外征国家アメリカだった。マネゲーム注力は、産業の足腰を弱めるものだが、いつのまにかアメリカは世界の警察官をやめると外征国家の看板を下ろそうとするまでになっている。大雑把に言えば、何もしないで自然に財産が増えて収入が入ってくるというのは、人間を迷いに落とすものだ。朝鮮の神人朝鮮の神人姜甑山に...神の許し給う限界

  • ベテランと若者たちの本棚の違い

    ◎自分の核になる石を拾う田舎の高校生だった頃、OSHOバグワンの記事や言説に触れると訳はわからないが期待に胸が高鳴ったものだ。大学生になってからは、高橋信次もの、生命の実相、大本神諭、霊界物語など霊界ものを前半には読んでいたのだが、後半になってから、クリシュナムルティ、OSHOバグワンなどの宗派なき冥想道系のものを読み進めた。だが、訳がわからず読み進めていたことには、変わりはなかった。OSHOバグワンには、膨大な著書(訳書)があるが、彼の死後の方が優れた本が出ているように思う。究極の旅は、冗長に過ぎ、老子も同じような調子。瞑想-祝祭のアートは、全体にほのめかし程度。これが調子が上がってきたのは、ユニオ・ミスティカ、ダンマパダなど。アティーシャ知恵の書は隠れたヒット。奇跡の探求と秘教の心理学をもって頂点と考える。...ベテランと若者たちの本棚の違い

  • 悟りのテクニシャン

    ◎私自身の愛と全智全能と合一ダンテス・ダイジの未公刊の詩集『老子狂言』から。『悟りのテクニシャン私は宇宙のカラクリを見抜くテクニシャン。すべての道術家がそうであるように私はこのテクニックに、すべてをかけているつもりだ。そしてすべての答え——私自身の愛と全智全能とをいくたびか知り、そして、それと合一した。が、私は何も知らない。尾底骨が痛むように···』(老子狂言/ダンテス・ダイジから引用)道術家は、肉体の調子を呼吸法と食事、柔軟体操で整える。そしてできれば働かなくても食べていけるようにする。道術家は、必要に応じて正師にアドバイスと指導を受けながら、マントラ念唱、気功導引、観想法、カーマ・ヨーガ、ソーマ・ヨーガなどのテクニックを繰り出す。道術家は形のない冥想にも技の冴えを見せ、クンダリーニ上昇して、宇宙の中心太陽に...悟りのテクニシャン

  • 一回きりの人生か肉体乗り換えか

    ◎もののあわれと潔さ肉体乗り換えという発想は、日本人的な潔さ、あるいは天命に随うという姿勢からは反則技に見えるものである。もののあわれ、わびさびなど、およそものごとは滅びる、人間の一生は一回きりという大前提があっての感傷、感慨、現実認識であって、桜が咲き潔く華やかに散って後悔などないところにそれは在る。そこであるがまま、出来事は移ろい行くが、それに影響されぬ本来の自己があるという見方が成立している。肉体乗り換えという技術は、大富豪やマッド・サイエンティストが利用できるとなったら、その巨富や肉体的若さを維持しようなどと真っ先に願望するだろう類のものである。現代で一人何兆円も資産を有している人は、ウォーレン・バフェットとか、ビル・ゲイツや中国〇〇省の省長が挙げられる。そこで、そういう人たちが肉体乗り換えしたら、人類...一回きりの人生か肉体乗り換えか

  • スポーツ、芸能エンタメのない日々

    ◎前夜あるいは小康の時代テレビは、ゴールデンに相変わらずバラエティばかり並べているが、集会自粛のためにほとんどのプロスポーツが中止か無観客になっている。このためテレビのスポーツ枠では過去の再放送ばかりやっている。エンタメはライブが無観客ばかりとなり、テレビ画面ではかつてとかわらないように見せているが、気の抜けたビールのような雰囲気は隠しようもない。このようにして、テレビやマスメディアによる『気晴らしの皮を被ったマインド・コントロール』の半分以上が、改めてスポーツ、芸能エンタメに負っていたことを実感している人が多いのではないか。昔、ダンテス・ダイジがこの時代はマスコミを除くとほとんど何も残らないと言っていた主旨を、こうして自ら感じ取る時期を迎えた。TVで言えば残った番組はコロナ関連とバラエティが大半。これでは、大...スポーツ、芸能エンタメのない日々

  • 驢馬の頭を持つ狐

    ◎ブリタニア列王史からブリタニア列王史から。以下の部分は、『狐の時代には、蛇が生まれて人間を滅ぼそうとする』の前段にあたる部分。この蛇は核兵器だったり、新型コロナウィルス肺炎covid-2019だったり。『(39)それからは、カラテリウムの森から青鷺が現われ、島の周囲を二年間も飛び廻るであろう。その青鷺は夜に泣き叫んで翼あるものたちを呼び集め、あらゆる種類の小鳥たちが群れ集い仲間となるであろう。彼らは人間の耕作地に押し入って、あらゆる収穫物を貪りあさるであろう。(40)飢餓が人びとを襲い、そして恐ろしい死がその飢餓のあとに続くであろう。しかし、このような大きな災厄が終わりを告げると、この厭わしい鳥である青鷺はガラベスの谷へ近づき、この谷を隆起させ聳え立つ高山とするであろう。その青鷺はまたその山頂に樫の木を植えて...驢馬の頭を持つ狐

  • グルジェフのだるまさんがころんだ

    ◎坐相の絶対性西洋には、だるまさんがころんだはないらしい。グルジェフには、研究所の生徒はすべて、停止命令が出た瞬間に、何をやっていようがその姿勢、表情、視線などをその瞬間と同じままに保持し続ける訓練があった。これは日本では、だるまさんがころんだ、でお馴染み。グルジェフの狙いは、動作は、筋肉の緊張と弛緩に結びついているだけでなく、動作と姿勢が思考や感情と結びついていることに気づかせることにあった。それは、特定のポスチャー(坐相)の惹起させる心理が特定の心理状態、ひいては特定の体験とはいえない体験と結びついていることを示す。ある特定の冥想姿勢は、特定の心理状態と連動し、心理以上のものへのパイロットとなり得るということ。ダンテス・ダイジは、更にこれを一歩踏み込んで、人はその坐相の絶対性に気づかないなどと言っている。只...グルジェフのだるまさんがころんだ

  • グルジェフの寿命を延ばす方法

    ◎時間とは連想の流れであるグルジェフは、人間の寿命とはぜんまいで駆動する時計のようなもので、人間には思考のぜんまいと感情のぜんまいがあるとする。たとえば、ある人には思考のぜんまい70年用と感情のぜんまい40年用が備わっているのだが、40歳経過すると感情を持たずに思考のぜんまいだけで生きている。グルジェフは、時間は主観的で、連想の数で測れるとし、時間とは連想の流れであると云う。さらに連想とは、思考だけでなく、感情でも起こるっぽいことを言っているが、意志でも起こるのかもしれない。集中している時は、時間はあっという間に過ぎ、連想は少ししか起こらない。寿命を延ばす秘訣とは、意識して思考などしてぜんまいを緩慢に『意図的に』消費していくことだとする。だから寿命を延ばすとは、このぜんまいをよりゆっくり駆動させることができるだ...グルジェフの寿命を延ばす方法

  • 至高者自身の目をもって至高者を見る

    ◎忘我(エクスタスイー)の目的新プラトン主義の創始者プロティノス。彼の表現の仕方では、『至高者自身の目をもって至高者を見る』というのが、体験とは言えない体験に当たる。『プロティノスによれば、哲学の究極的目的は神的全一者との完全な接触、結合を達成することである。とはいえこのような接触は忘我の境(エクスタスイー)においてのみ達せられうる。「忘我においては理性の働きは休止し、すべての知的作用および、あえて言えば、自己そのものすら休止状態にはいる」。また魂はそれ自身から完全に吹き去られて全一者が威厳をもって己を啓示される境域へと連れ昇られる。「他のいかなる原理の光によってでもなく、至高者自身の目をもって至高者を見ること、これこそ魂の真の目的である。・・・・しかしこれはどのようにしてなしとげられるのか。汝自身よりすべての...至高者自身の目をもって至高者を見る

  • 疫病と、三人の男が原因で起こるこのうえなくおぞましい戦争と飢饉

    ◎セザールへの手紙の疫病言及部分ノストラダムスが息子セザールに宛てた手紙は、故意に散漫に書かれた予言集『諸世紀』を読み解く鍵である。セザールへの手紙で言うところの8千年紀は、至福千年、弥勒の世のことであり、当代は7千年紀で7チャクラに照応。8千年紀は、グノーシスでいう第八の天球みたいな言い方。またセザールへの手紙の『大変革』とは、この世の終わりのことで、この世が至福千年に切り替わる時期のこと。至福千年は土星の支配する時代とも言われる。宝瓶宮の支配星は土星である。大変革の時代、大峠の起こる時代の直前には、マスコミ、文化人がこぞって『悟り』『冥想』『体験とは言えない体験』を喧伝すると言われるが、まだ全然そんな風にはなっていない。それはある意味で人類の成熟のバロメーターであり、それが起こらないうちは、大変革の時代、大...疫病と、三人の男が原因で起こるこのうえなくおぞましい戦争と飢饉

  • 姜甑山のネガティブ予言

    ◎これからは東洋と西洋が一体となる時代ネガティブ予言を読む基本は、預言者はそれを成就させないために出しているということ。姜甑山の予言。『七八年間古国城画中の天地一餅成る黒衣北風に飜(ひるがえ)り風千里白日西に傾き夜五更東に青雲起こり空しく影有り南に赤豹来たり忽ち声無し虎兎竜蛇相会目す無辜の人民、万に一生』(回天の聖者/姜甑山先生顕彰会刊P157から引用)七八年間は、1945年~2023年か。南北朝鮮は、この間独立朝鮮として存続しえた。虎兎竜蛇は、寅卯辰巳であり、周辺を囲む四勢力が会目するのだろうが、その際無辜の人民、万に一生であるということか。なお寅年は2022年。朝鮮戦争では、南北朝鮮人口3千5百万人中犠牲者3百万人とも言われるが、それでも『無辜の人民、万に一生』というまでのことはなかった。朝鮮には伝統的に鶏...姜甑山のネガティブ予言

  • 部屋に五人が集まって坐りにくくなる時代

    ◎朝鮮の神人姜甑山朝鮮の神人姜甑山(普天教)は戦前の朝鮮の大聖者であって、出口王仁三郎の教団との連携は、彼の死後に成った。だが、彼の記録を読めば読むほど、見識の高さに驚かされるところがある。『一八八又、この時代は追々、道路は二人が一緒に歩きにくくなり、部屋には五人が集まって坐りにくくなるであろうが、そうなったら知ることも知らぬふりをして、適当に掴みどころのないようにして対処すべきだと言われた。』(回天の聖者/姜甑山先生顕彰会刊P160から引用)この予言は、70年以上にわたる戦後の安穏の中では、どんなシチュエイションのことか想像もつかなかったが、今パンデミックに遭って初めてこのことだとわかる。感染の恐れがあるため、集会は実質的に禁止されている。だが都市封鎖が長引き、物流が減少してくると都市住民には飢えと拘束感が忍...部屋に五人が集まって坐りにくくなる時代

  • 釈迦前生譚から=あらゆるこの世のしがらみを捨てる

    ◎成熟する時期が満つれば卒業小学生の時に近所のお寺の坊さんが釈迦のインドのジャングルでの冒険譚を話してくれたことを記憶している。とても釈迦が有能で魅力的な人物だったけれど、わが身を犠牲にしなければならないものかと、とまどったことは覚えている。それが釈迦前生譚の一つであったことを知ったのは30年も後のことだった。釈迦前生譚539話では、釈迦は父王を殺害されシングル・マザーの子として成長するが、王国再興の望みを持ちながら、異国でシーヴァリ妃の夫選びに当選し、いきなり王となった。王位就任式は結跏趺坐で行われた。このマハージャナカ王の統治は7千年続き、その後で王は出家して冥想生活に入る。これを出離というのだが、出離とは修行僧という社会的立場になることがメインのように思われている昨今だが、出離の眼目は、すべてを捨て去るこ...釈迦前生譚から=あらゆるこの世のしがらみを捨てる

  • トイレットペーパー不足と弱肉強食

    ◎釈迦、弱肉強食を見て入神する若い頃は、老いるなどということは想像もつかないものであって、ましてや、老とは毎日が軽い病気にかかったようなものであるなどということは、読んだり聞いたりしたことがあったのかもしれないが、気にも留めなかった。さて10歳の釈迦は、新嘗祭のような国家的な農耕祭に王子として出席していた。折しも長い冬の寒さから暖かい春に向かう頃であって、犂き起こされた土の中から小さな昆虫が掘り出され、それを見つけた小鳥は飛んできて、ついばみ去る。さらにその小鳥は猛禽に襲われるというスペクタクルが展開した。周囲の人はこれを大いに面白がったが、釈迦だけは、弱肉強食の浅ましさがいかに悲惨なものかを感じ入り、入神・トランス状態に入ったところ、さる奇跡が現じた。周囲の人はこの奇跡に大いに驚いたという。トイレットペーパー...トイレットペーパー不足と弱肉強食

  • ただ油断なく覚めている

    ◎意識の本質は鏡であることOSHOバグワンは、意識の本質は、ただ鏡であることだと説く。鏡であって何も選択もしないし、判断もしない。善悪美醜も何も選ばない。価値観や好き嫌いで解釈を始めた瞬間から鏡は分解され、ありのままに映し出すことを止める。この時、頭=マインドが思考を回転させ始める。どうすれば何も好き嫌いのない選ばない鏡になれるのか。それは『ただ油断なく覚めていることだ』と説く。(参考:信心銘/OSHO/P136~137)ただ油断なく覚めていれば、そこで一瞬の啓示が起きマインド(頭、思考)が落ちる。『ただ油断なく覚めている』とは、スローガンでも主張でもなく、只管打坐の要領なのだ。ただ油断なく覚めていない人には、一円相も十牛図もわからない。鈴木正三の仁王禅ではただ油断なく覚めていることはできないのではないか。マン...ただ油断なく覚めている

  • 蜀の人、李意期

    ◎占断結果を口で言わない李意期は、三国志の時代に劉備玄徳と会談した記録があるが、世間の噂によると、世々代々ずっと生き通しであったとのことである。妻もなく子もなく定まった家もなかったが、一箇所に20年も30年も住み続けることもあり、気が変われば飄然と他所に去って行った。遠方に旅する人がいれば、その人の腋の下に朱筆で呪文を書いた神符をつけて送り出すと、その人は一日で遠方まで用を足して帰宅してきた。これは、アストラル・トリップだろうか。李意期は、よく珍しい他国のことや宮殿のことを話す際に、聞き手がわからないでいると、暫く一つまみの土を捏ねまわすと、他国の宮殿や人馬の往来を眼前に出現させた。が、それもまもなく土くれに戻るのだった。彼は通常、都市の片隅に穴ぐらのようなものを作って住み、夏冬着物は単衣一つだった。ほし肉や棗...蜀の人、李意期

  • 不要不急の外出禁止と集会禁止

    ◎冥想すべき最後のチャンスを与えられた日本人新型コロナウィルス肺炎対策で、学校も休校、不要不急の外出禁止と集会禁止と相成った。これでは皆がひきこもらざるを得ないが、できた時間の過ごし方は、今の状況では、1.スマホなどによるモバゲー、youtube2.テレビ3.映画が上位三傑というところで、残念ながら冥想は入って来ないのだろう。人間は、居ながらにして刑務所に押し込められたような姿になったのだから、ベテルギウスのオリオン座の異変が地に成就している。ところが、人間が一室に閉じ込められるようになると、余剰の肉体エネルギー、心的エネルギーは出口を求めて昂進しがちなものである。それは性的放縦だったり、他者(家族、部下、社会)への暴力だったり、内に向かえば狂気だったりするのだが、冥想の道もある。冥想の道はこうした心的エネルギ...不要不急の外出禁止と集会禁止

  • 大本言霊学

    ◎言霊学を説く資格大本言霊(ことたま)学は、20年ほど前に神保町の書泉グランデの4階で手書原稿を複製した本をみかけたことがあったように記憶している。ちらと立ち読みしたのが、図表が多く、手書き文字で読みにくいし、値段も高いので、入手をあきらめた。ところが最近ネットでkindle本で、この大本言霊学を販売するようになったのは結構なことだと思う。さて大本言霊学は、天の巻と火の巻で成る。天の巻と火の巻と言えば大本神諭も同じ。大本言霊学を管見すれば、世の中の事物はすべて火水に二分されるが、最終的には抱一される。それは、物質レベル、エーテル体レベルの微細身にとどまらず、天地創造の原理とその深奥にまで至る原則を説く。これを七つの身体論から見れば、どのレベルどの身体で言っているのかが判別できる『体験とはいえない体験』を経ねば、...大本言霊学

  • コリアンダー、パクチー、香菜(シアンツァイ)から天の露

    ◎クンダリーニ上昇と薬物刺激と暴走、暴発天の露コアンドロとは、香味野菜。英語ならコリアンダー、タイ語ならパクチー、中国語なら香菜(シアンツァイ)、胡荽(こすい)。オレンジの香り高いリキュール=コアントロー(仏:Cointreau)は、コアンドロとは関係なく、コアントロー兄弟が製造したからコアントロー。だがベネディクティンなど古来修道院などで醸造されたという伝統的なリキュールを口にするときに、北欧神話の“蜜酒”を思い起こすのは私だけだろうか。さて道教では、道教では、辛く臭気の強い次の野菜の食用を禁じていた。にんにく、にら、らっきょう、油菜(あぶらな)、胡荽(コリアンダー)がそれ。道教には、クンダリーニを上げる行法もあるので、こうした性欲を刺激する薬草摂取は修行の成果を無にしかねない。西洋錬金術では、重要な局面で性...コリアンダー、パクチー、香菜(シアンツァイ)から天の露

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