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アヴァンギャルド精神世界 https://blog.goo.ne.jp/naitoukonan

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

本当のなつかしさ、本当のやさしさ、そういったしみじみとしたものだけが好みです。 気になるもの 錬金術、冥想、瞑想、オカルト、坐禅、気功、ヨーガ、オーパーツ、超能力、霊能力、前世記憶、PTSD、トラウマ、修験道、アトランティス、レムリア、ケルト、クンダリーニ,チャクラ、洗脳、情報操作、テレビっ子、個人主義、疎外、おひとり様、悟り世代、アセンション、無私、敬虔、清貧

naitoukonan
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2013/11/11

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  • 2019年の終わり

    ◎科学、ライフスタイル、日本の未来預言今年も一年間、拙ブログにご来訪ありがとうございました。ついに訪問者も3百万IPを越え、内容的に難しいという声も多いブログとしては、読んでくれている人も着々とふえているのかなと思います。今年は、災害の連続する年で、特に10月の連続した台風では、将来の日本の文明壊滅を予感した人が多かったのではないかと思います。そうした中、今年の主な関心は次の三つでした。1.七つの身体論を基軸にした科学、すなわち物質・肉体次元を超えた科学と冥想の世界2.我らの一見無色透明に見えるライフ・スタイルそのものが、大きな問題を孕んでおり、それがこの世の地獄を拡大し、やがて更に激しい超監視社会なる牢獄国家を招くこと3.連続する自然災害で自ずと誰にでも感じ取られる日本の将来、世界の将来の予言※天国と地獄の結...2019年の終わり

  • 現代の日常生活はますます危険にあふれている

    ◎ナイーブな人間と実は深刻な影響を与えるツールたち人はもっと金を儲けようとしたり、もっと便利になるものを買ったり使ったり、もっと快適になるものを買ったり使ったりする。それは具体的には、転職だったり、資金運用だったり、宝くじを買ったり、住宅を買ったり、スマホや車を買い替えたりすること、異性に愛を語ることなどである。そのようなことは、自分が意図しているか意図していないかに係わらず、人格の特徴や自分の世界観、自分の将来の運命に影響を与えているものである。現代は99.9%以上の人が大悟覚醒という、密教なら入我我入という体験を経ていない。こうした人の行動を功過格風に評価した場合、大半の行動は白でも黒でもなく、黒(悪)が多く、白(善)が少ない。神仏の目から見れば、いわば現代人のほとんどは何が善で何が悪かわからないままに行動...現代の日常生活はますます危険にあふれている

  • 釈迦とイエス

    ◎大衆宗教向けに再構成釈迦は、王子として誕生し、セレブな生活を満喫し、美人でクラマーな妻もいたが、その厭世観もだし難く、妻子も捨て、地位も捨て熱帯雨林での冥想修業に入った。様々な意識レベルを自在に往来し、やがて菩提樹下での悟りが起こり、臨終に際しては、四禅から涅槃ニルヴァーナに入った。死後、何回か釈迦の教えは結集され、次第にその教義は、発達変化していく。冥想手法の分類で見れば、密教系(クンダリーニ・ヨーガ系)、只管打坐系、マントラ・ヨーガ系などに分類されるが、釈迦は、これらすべてをマスターした超大物聖者であることは間違いない。死後まもなくの経典は原始仏教と呼ばれるが、時代の変遷により、釈迦の説いたのではない法華経などのネオ仏典が多数登場し、厳密には釈迦オリジナルの教えではない教義が大衆宗教向けとして発展整理され...釈迦とイエス

  • 笠地蔵、日本の黄金伝説

    ◎貧しく無欲な老翁、老嫗の物語キリスト教の黄金伝説は、超能力、奇跡のオンパレードで、かつ聖人が主人公なので、謙虚で控えめな日本人にとっては面映ゆいところがある。笠地蔵は、舞台は雪降る年の瀬の寒村。お爺さんが作りためた笠を町に行商に行く。人出は多いのに笠は大して売れず、売れ残った笠を背負って、吹雪の中をお爺さんは帰り道を急いでいると、吹雪に頭から雪まみれになった七体のお地蔵様のところを通りかかった。お地蔵様も寒かろうとて、お爺さんは、笠をお地蔵様にかぶせ、笠が足りなかったので、自分の笠もお地蔵様にかぶせ、最後のお地蔵様には自分の手ぬぐいをかけて差し上げた。帰宅してお婆さんにその仔細を話すと「それは善いことをされました」と喜んでくれた。その夜更け、雪の中、家の外で何かどさっと重い物が落ちた音がする。老夫婦が戸を開け...笠地蔵、日本の黄金伝説

  • 危ういけれどナイーブな中年婦人たち

    ◎神仏から期待された進歩はほとんどなくクリスマスが明けて、さる中年女性たちと会話することがあった。どの方もクリスチャンではない。彼女たちは、クリスマスにはケーキを買ったりワインを飲んだりするのだが、イエス様の伝記などは読んだことがないという。それにしても海外のキリスト教聖地や寺院に行くと、イエスの誕生から死と復活までを描いた紙芝居風の巨大絵画や壁画は定番である。それらを目にしても、綺麗とか美しいとかだけを気にして、なぜイエス一人が世界十億人以上を統べる巨大宗教にあり得たかを疑問に思わないのだろう。2000年前に、広告代理店に頼んでテレビやスマホにコマーシャルを打ってもらったから巨大宗教になったわけではない。中東の寒村の一介の大工の息子で大工だった人物に何かが起きて、それが世界宗教になった。その何かに関心すら持た...危ういけれどナイーブな中年婦人たち

  • エン・ソフとアイン

    ◎カバラ神人合一の道『神は存在しない。神は存在を超えている。神はアイン・・・〈無〉である。無からエン・ソフまたは〈無限全〉が出てくる。そのエン・ソフの〈限界のなさ〉から、何かが〈現れいでてない実在〉に出てくる。それは〈全くの不動〉のなかで見えず、完全な静寂に隠されていた。あるカバリストはこれを終わりのない場所という。』(カバラの道/ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ/出帆新社P33から引用)無と全なる有は、それぞれニルヴァーナとアートマンであり、正統的な表現である。無の側は、インドでは独存と呼び、古事記では『独身にして隠身(視ること語ることのできない)』とする。無限全とは、すべてのすべてであり、有の側。終わりのない場所とは意味深長だが、隠されているともあるので「隠身」と同期する。これは「今ここ」であって、今しかないこ...エン・ソフとアイン

  • 聖パトリキウスが異教徒の十字架に気づかない

    ◎形式と実態聖パトリキウスは、5世紀の人。ブリタニア生まれだが、16歳で海賊にアイルランドに拉致され、奴隷として売り飛ばされた。そこで羊飼いとして6年を過ごした間に回心を体験。以後聖職者となり、アイルランド布教を生涯の目標とした。黄金伝説から。聖パトリキウスは、十字架を通りかかると拝礼するのを常としていた。ある時大きな美しい十字架の前を気づかずに通り過ぎた。これを見た信者がどうして十字架に拝礼せずにスルーしたのかと問うと、聖パトリキウスは、神に問い、その十字架の下に埋葬されているのが異教徒であり、埋葬されるに値しないからだと分かった。聖パトリキウスは、十字架を他の場所に移した。聖者の心には、誠の信心を持っていない信者のことが浮かばないことがある。出口王仁三郎も、自分の心に名前が浮かばない信者がいるが、それはそう...聖パトリキウスが異教徒の十字架に気づかない

  • 12使徒の5番目の使徒ピリポ

    ◎龍で異教徒を脅して入信させるクリスマスイブなので黄金伝説から。12使徒の5番目のピリポは、20年間スキュティアの地(ウクライナ地方)で伝道した。最後に異教徒達に捕縛され、軍神マルスの立像に連れていかれ、香を捧げよと命じられた。するとこの柱の下から巨大な龍が出現し、供犠の火を焚いていた神官二名と二名の将官を殺し、周辺に毒を吐いたので、あたりの人は皆病気になった。ピリポは、偽りの神像マルスを壊して十字架を崇めるならば、死んだ者も生き返らせ、病気の者も治してやろうと言った。するとあたりの人は、これを承諾したので、ピリポが病気を治してやると、人々は偶像を壊した。そこでピリポは、龍を誰にも害を与えることのない荒野に送り出した。ピリポは、ここに1年滞在し布教した。ピリポは87歳で殉教した。乱暴狼藉が当たり前だった荒くれも...12使徒の5番目の使徒ピリポ

  • 西行の大仕事

    ◎なにごとのおはしますをばしらねども西行は、悟った人ではないが、以下の3つの大仕事をやった。崇徳上皇は、保元の乱を起こして敗れ讃岐に流された。そこで自らの舌を噛み切ってその血で書いた魔経を海に鎮めた。その経典には、「我願わくば五部大乗経の大善根を三悪道に抛(なげう)って日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」という天皇制そのものへの呪詛が書いてあったという。それを鎮めに行ったのが西行。言向け和す。西行は東大寺再興の援助を得るため、鎌倉の頼朝を訪問し、その足で平泉へ行き、黄金3万両を供出させ、東大寺まで運んだ。この輸送は、距離も距離だし、生半可な武装警備では成らない。さらに西行は、私幣禁断の上、仏僧の入ることも許されなかった伊勢神宮に入った。入った僧侶は西行が初めてで、数百人もの仏教信者を神宮に招き...西行の大仕事

  • マグダラのマリアによる福音書

    ◎世界全体を見る立場と姦淫、大淫婦マグダラのマリアによる福音書では、イエス磔刑後の直弟子団の動揺にさいして、女性でありながらほぼ高弟トップのマグダラのマリアがリーダーとして高弟に説くのだが、ペトロがこれに様々に疑念を持ちだして、マグダラのマリアが泣き出すシーンがある。それほどまでに磔刑直後の高弟たちの悟境はいまいちだったのだろう。マグダラのマリアによる福音書の冒頭『・・・・それなら〔物質〕はまったく破壊されるのでしょうか、されないのでしょうか」。2救済者が答えた、「一切の本性、すべての形ある物、すべての被造物は相互に関連して存在する。3そして再びそれらはそれ自身のあるべき根源へと解体していく。4物質の本性は、その本性に属するところのものへと解体されるからである。5聞く耳のある者は聞くべし!」。』(マグダラのマリ...マグダラのマリアによる福音書

  • ニルヴァーナに向け感情の抵抗をなくす薬物

    ◎ケタミンと自我の喪失感薬物ジャングルの探検者ティモシー・リアリーが妙なことを書いている。『ケタミンが引き起こす遊体離脱体験はしばしば浮遊感を伴い、トンネルを通り抜けている感じに近いという。またどんなに高用量のサイケデリック・ドラッグも自我の喪失感では、ケタミン投与にかなわない。それを経験する者が誰もいないのに、宇宙の全情報がどうやって通り抜けていくのか、それをR.U.シリアスは不思議に思ったという。ケタミン体験において死はとてもリアルだ。この世界と次の世界との間の薄い膜を肌で感じることができ、しかもそれは恐ろしくない。他のサイケデリック・ドラッグでの死で体験するようなパニック感が、ケタミンの場合には皆無だ。ケタミン体験の最中は、置き去りにしてきた世界のことがほとんど気にならない。』(死をデザインする/ティモシ...ニルヴァーナに向け感情の抵抗をなくす薬物

  • 地球温暖化と中心地域の北上

    ◎日本有事とモンゴル地球温暖化について、取り上げるテレビ番組が多い。キューバで幻のコーヒー原木ティピカを捜す番組では、かつてのコーヒーの大生産国だったキューバが、地球温暖化でコーヒー樹の生育が悪くなり、同時にサイクロンの直撃と病気の蔓延により生産量が激減したことを伝えていた。ブルゴーニュでも、温暖化の影響で、ぶどうの糖度が上がり、出来上がるワインが重くなりがちとなり、函館の近くにワイナリーを開く話が報道されていた。地球温暖化による中心地域の北上は、まず農業から始まったわけだ。日本の中心が北上する時に、北海道ではなく、モンゴルが予定されているというのは、よくよく考えてみるべきことだろうと思う。日本魂を持つ大和民族は、温暖化などにより北海道ではなく、モンゴルを目指すのだろう。出口王仁三郎の一代記は、その人生自体が、...地球温暖化と中心地域の北上

  • 北海道預言 By 出口王仁三郎

    ◎艮の金神、芦別山の幽閉を脱す出口王仁三郎によれば、北海道は、日本全体を龍体として見れば、宝冠が台湾、鰓の玉が琉球、お尻(尾)が北海道である。北海道は、世界と日本の相似モデルとしては、拡大図が北米にあたる。『爆買いされる日本の領土/宮本雅史/角川新書』では、北海道の喜茂別町に中国人専用ゴルフ場があるとか、平取町豊糠では中国資本にほぼ村ごと買収されたとか書いてある。星野リゾートトマムもサホロリゾートも中国資本に買収された由。その他小樽、釧路、そして水源地が中国資本に戦略的に買収されているという。終戦時にソ連が留萌-釧路以北を割譲するという要望があったという話があるそうだが、その話は微妙に生きているのかもしれない。今、中ロ連携して北海道がアブナイのだろう。北海道への中国の蚕食は、霊的にはアメリカへの中国の蚕食とパラ...北海道預言By出口王仁三郎

  • 最深の思い、想念、考えをクリアする

    ◎注意力、検査、見逃さない只管打坐をしていると、浮かんできた雑念は相手にしないなどという。雑念に心的エネルギーを与えて賦活することを避ける。すべての雑念、思い、想念をほっておくためには、それらに気づいていなければならない。気づくためには、ある注意力を以ってすべての雑念、思い、想念の発生をチェックせねばならない。そのチェックする姿を、検査するとか、気づきとか、注意力などと言う。注意力は、散漫になることは許されず、はっきりしている時とぼんやりしている時があってはならない。ぼんやり、昏沈していては取り逃がす。OSHOバグワンは、こうしてあらゆる考え、思いをチェックする作業をしていくと、いつも出てくるもの、何度も繰り返し浮上してくるものがあることに気づくとする。これは、セックスだったり、金だったり、怒りだったり、貪欲だ...最深の思い、想念、考えをクリアする

  • 琉の玉と球の玉、ぬぶしぬ玉

    ◎沖縄の未来預言出口王仁三郎によると、沖縄は太古北島と南島に分かれていて、それぞれに龍の鰓の玉である、琉の玉と球の玉がご神体として崇敬されていた。昭和3年、出口王仁三郎は、那覇の波の上宮参拝時に、境内に2個の玉(小石)を発見し、随行した山川日出子に無言のままで手渡したという。斎垣(いみがき)の小石貰ひて琉球の国魂神と永久(とは)に斎かむ(出口王仁三郎)2個の玉は、琉の玉と球の玉だったが、長く山川日出子氏のタンスの底に眠っていた。戦後の出口王仁三郎逝去後、夫人の出口スミにそのことを問うと、それは、琉球の国魂の大神であると指摘した。昭和47年漸く奉斎することができたという。玉は、国がまえをつければ国という漢字になるので、琉の玉と球の玉はまさに琉球国のご神体。琉球は、四国の型であり、オーストラリアの型。琉球国は、戦後...琉の玉と球の玉、ぬぶしぬ玉

  • 何秒間呼吸を意識し続けられるか

    ◎ヴィパッサナー秘伝ヴィパッサナーは呼吸覚醒と言い、呼吸を意識し続ける冥想法。これは、呼吸をしながら、呼吸を意識し続けるということで、窮極のながら冥想法。ながらを強いるのは珍しい。OSHOバグワンは、相当に醒めている一般人であっても、6秒以上呼吸を意識し続けることはできないと言う。OSHOバグワンによると、息が入り、息が出ていく。そこには息のない隙間が2種ある。一番目の隙間は内側、二番目の隙間は外側。息が入り息が出る。この間が一番目の隙間。息が出て息が入る。この間が二番目の隙間。二番目の隙間を意識する方がより難しい。OSHOバグワンは、第一番目の隙間に自分の中心、宇宙の中心がある、これは人の内なる中心。第二番目の隙間にも宇宙の中心がある。これは人の外側の中心。最初に内なる中心に気づき、次に外なる中心に気づく。最...何秒間呼吸を意識し続けられるか

  • 悪い冗談を言わないこと

    ◎悪魔的風潮チベット古代の覚者アティーシャは、「悪い冗談を言わないこと」と唱える。OSHOバグワンは、これを他人を陰でくささないことだと唐突に指摘する。聖者、覚者は、最も深刻で、真摯で、親身な連中のことだ。まず彼らの言行録に冗談めいたものは出てこない。人間の限界への自嘲はあるかもしれないが、それなりに誇り高いものであって、他人をいたぶったり、他人を批判するようなものはまずない。パワハラ芸、どつき漫才のように日本のお笑いシーンでは、他人を傷つけて傷つけられた方を嗤うという悪魔的風潮が半分残っている。またこうした傾向はよりスレた都市部や関西で顕著に見られるものであるように思う。さらにこれは幼少期から学歴偏重で高得点崇拝で、敗者を蹴落とそう蹴落とそうと日夜思ったり思い込まされてきた結果でもある。社会に出てからも減点主...悪い冗談を言わないこと

  • 目標は高く、だがこの身このままで

    ◎現代人は生きること自体が公案冥想修業は奇怪である。目標とそれに至る手段が逆方向を向いているように見えるからである。身心脱落、ニルヴァーナ、モクシャ、元真、禅の無、入我我入、道の大原、アイン。これらの冥想修行者の目標はこれ以上ないものだ。地上の栄華繁栄も天国極楽での安楽な暮らしにも満足せず、更に永遠に毀たれることのない衰えることのない幸福を求めようとしているからだ。これは、ある意味で自己実現のエゴとしては最高に強固なものだ。一人で数兆円の資産を保有する個人投資家も驚く強欲ぶりであって唾棄すべきものとされても抗弁の余地はないかに見える。そういう願望が出てくる根源は、人は皆死によってすべてを失うという不安に脅かされているものであり、それに自分を誤魔化して生きている9割以上の人がやっているのが今の社会である。自分の不...目標は高く、だがこの身このままで

  • 覚者の深浅高低

    ◎二刀流と両性具有悟った人。これは、神仏道をワンタッチしたり、一目でも見た人が、最初に登場する。天竺渡来のグルと称する人の大半がそうだとも言われる。神仏道をワンタッチとは、禅の十牛図の第三図のことだが、それだけでは危ういのは、至道無難の指摘にある。次は、即身成仏、神人合一、ニルヴァーナを果たした人。これは非常に少ない。そしてそこから生還して来れる人は更に少ない。何の問題もないからだ。こうした人は世間に知られる人ばかりではない。無名の人も多く、死ぬ間際で悟る人などは無名の覚者ではある。ニルヴァーナに至る冥想法として、只管打坐とクンダリーニ・ヨーガがある。道教大周天、古神道の鎮魂も最後の方はクンダリーニ・ヨーガと同じなのではないかと思う。道教大周天、古神道の鎮魂もクンダリーニ・ヨーガ型に分類し得るのだろうと思う。こ...覚者の深浅高低

  • 猫に自分を見る

    ◎猫の時代と万人の大悟現代人は、知性が発達している。知に働けば角が立つ(夏目漱石)が、知性はその旺盛な好奇心が裏付けであって、知性の強い人は猜疑心が強い。怜悧であって執拗なのだ。怜悧であって執拗とは、出口王仁三郎による猫への評言。この時代、世界的に猫が歓迎されているのは、人類は、自分の特徴を猫に見ているのだろう。もっとも出口王仁三郎は猫のことを霊的に怜悧、執拗と言ってはいる。猫は霊を追うので。知性の発達と、悟りに堪え得るボディは獲得された。後は冥想するだけだ。神仏道と日常的にコンタクトできれば冥想の必要性を殊更に説く必要はない。クリシュナムルティは、只管打坐で悟った日常とは何かを盛んに説いたが、冥想せよと説かなかった。たまたま彼を子供の頃から知る老女がいて、彼の50年間のすべての講演に出席していたが、彼に『どう...猫に自分を見る

  • 本当にしっくり来るものを求める時代

    ◎バーチャル・リアリティーは頭の延長バーチャル・リアリティーは低層霊界であることは、以前述べた。頭、マインドは、視覚や聴覚で得られる情報で世界を構築したがる。見えるもの、聞こえるもので大枠を構成し、見えない部分、聞こえない部分は過去の経験や推測で補う。これがバーチャル・リアリティーの姿。中世日本人は、肚人間であって、人間は肚ができているかどうかが問われた。現代は、悪いことを人に隠れてやっていても、頭・マインドが良いことが第一とされる頭人間の時代。感覚刺激と既成概念だけで作り上げた世界には珍奇、物珍しさはあるかもしれないが、人をうんと唸らせる本物感と神秘の深みはない。バーチャル・リアリティーを感じさせるゴーグルの開発が盛んだが、数時間の着用でも頭が痛くなったりするのだろう。バーチャル・リアリティー用ゴーグルは、洞...本当にしっくり来るものを求める時代

  • 誰にでも起きる天地創造と終末SEKAI NO OWARI

    ◎チベット死者の書と世界の運命10代、20代でチベット死者の書を買う人は多くとも、ちゃんと読み進める人は意外に多くないのではないだろうか。多くの若者にとって死は暗いし、わけわからないし、楽しいことの方がいいし、ゲテモノ好きしか読まないのが、チベット死者の書だろう。かつての自分もそうだった。チベット死者の書では、肉体にまつわる四大(地水火風)の各元素が滅び切る8ステップを過ぎると、天地創造である『光明=原初の光、一切空』が起こる。屁理屈かもしれないが、この原初の光を起点に死の8ステップを逆順にたどれば、肉体が創造されるのだろうという説も成り立つ。世界全体の成立プロセスを語る時に個人間から窮極のモクシャに至るルートがあって、それと逆にモクシャ(ニルヴァーナ)から個人間が発出されるプロセスがあるというのは、定説という...誰にでも起きる天地創造と終末SEKAINOOWARI

  • 天上と地上の往復タイム

    ◎パノラマ現象など世界は、太古に創造されたことになっており、悠久の時間を経て現在に至る。そういうものが、時間のある世界での時間認識。だが、そういうものは、幻影であり、今ここが過去から現在、未来に至るまで無限に変転展開していると認識する『今ここ』という非二元な立場もある。この立場は、いわば二時間の映画が一巻のフィルムとして存在しているのに似ている。スイスの地質学者アルバート・ハイムが登山中に落下した。その5秒か10秒間に起きたことは、まるで遠い舞台で彼の過去の人生すべてが次々と果てしなく演じられているのを見ているような気がしたという(出典:時間の発見/コリン・ウィルソン/三笠書房/P130)。これは、パノラマ現象と呼ばれ、数秒のうちに過去現在未来を見るものであって、どちらかと言えば、現在が展開しているフィルムを一...天上と地上の往復タイム

  • 危険な沖縄、期待された沖縄

    ◎ダンテス・ダイジの超宗派的冥想『危険な沖縄親日米国人のホンネ警告/ケント・ギルバート/ロバート・D・エルドリッジ/産経新聞出版』は平成28年の本だが、尖閣に中国船は入ってきても文句を言わない県知事が辺野古反対ばかり唱える事象を筆頭に、ほとんど中国の一自治区みたいになった沖縄の実態を浮かび上がらせる。沖縄は、地理的にみて、上海、台北、釜山、福岡からほぼ等距離にあり、中国、台湾、韓国を睨むには絶好で、軍事的要衝であり、これがゆえに米軍基地が多い。ペリー提督が日本来航前に沖縄を測量したのは、その軍事的価値の故である。だから戦前沖縄が捨て石作戦の犠牲になったから手っ取り早く沖縄に米軍基地が多くなったということではないと理解している。ダンテス・ダイジは、自らの禅的悟りの修行場として沖縄を選んだ。なぜ沖縄を選んだかについ...危険な沖縄、期待された沖縄

  • 娼婦、男娼、風俗産業など

    ◎前世では女性だったり男性だったり映画『新宿スワン』や『探偵はBARにいる』を見て、世の中には娼婦をスカウトする人たちがいて、結構金回りは良いが、いろいろなハードシップに見舞われるものであることを知った。男娼にも類似した状況があるのだろうが、娼年はそういうのとは違う映画。『中世娼婦の社会史/ジャック・ロシオ/筑摩書房』を見ると、女性の性暴力被害者が、地域のスカウトにマークされ、やがて娼婦となっていく例が多いなどとショッキングなことが書いてある。コンベンショナルで、よそ者以外出会う人すべてが誰であるか知られた社会での娼婦はそのように残酷に発生するものなのだろうと思った。性暴力は、加害者の半数以上が顔見知りであるが、政治学者三浦瑠麗さんのカミングアウトは、有名人がそれをカミングアウトするということそのものがエポック...娼婦、男娼、風俗産業など

  • 意識と自由

    ◎愛をもって自由に生きる道意識が自由に七つの次元を動くと言っても、人間の人間たる所以は社会性と幸福にある。社会性があるということは、孤独でないという側面である。幸福に生きるというのは、生まれたということはやがて死ぬということであり、死により現世に築き上げたすべてを失う運命を片目で見ながら、それでも満足できるということ。すべての人間はそうした過酷な運命に生きるが、それでも自由に生きたいと願う。20世紀以降、愛なしで自由に生きる道と、愛をもって自由に生きる道の二つが起きた。これは、ライフ・スタイルの孤立化に伴って起きて来た。愛なしで自由に生きる道とは、金儲け、出世、名誉、リッチな生活など自己実現専一の道で、わりと他人のことはおかまいなし。これは、高い離婚率と独身者の多さに反映されている。全体として見れば地獄拡大、不...意識と自由

  • エネルギーと次元

    ◎多次元を貫くエネルギー、一気通貫量子力学の発展により、物質レベルは漸く半物質の世界に踏み込もうとしている。だが、そこは本丸ではなく、まだまだ入り口付近のようなものだ。意識は、顕在意識、潜在意識とあるように、あるいは欲界、色界、無色界とあるように、複数の層の次元を自由に動く。エネルギーは意識だから、多次元を自由に動くエネルギーがあるということである。これは、道教慧命経の挿絵化身図第六などに端的に表現されている。肉体からエネルギーが出離して、真源あるいは法界にジャンプアウトするのだ。肉体はその肉体・物質次元を出ず、気なるエーテル体もそのエーテル次元を出ないが、多次元を貫くエネルギーがある。道家がこれを一気通貫と表現したのは、誠に痛快な表現だと思う。これだけでは霊能力指向、超能力指向になりがちだが、各宗派では最終ス...エネルギーと次元

  • エネルギーは意識である

    ◎クンダリーニ、ガネーシャの鼻、アスクレピオスの杖の蛇仏教では、淫欲食欲など物質を対象に欲望する欲界があり、清らかで純粋な物質を欲望する色界があり、精神的なものを欲望する無色界があるとする。これらに共通する考え方が、意識、思念は現実化するものであり、エネルギーは、精妙な側の意識から粗雑な側の意識に働きかけて物質を現実化するものだということ。意識とは、その現実形成力ゆえにエネルギーである。想念とか感情とかのままで現実化する以前の意識は、エネルギーの形態としてはやや精妙であって、その中は意識、無意識に区分され、個人の意識の層の奥には、様々なレベルでの集合的無意識がある(家系の集合的無意識、地域の集合的無意識、組織の集合的無意識、人種の集合的無意識、国家の集合的無意識等々)このあたりは、エネルギーの活躍の場の区分。神...エネルギーは意識である

  • 私はソーマを飲んだのか?

    ◎天上の神々なぞ私の爪の垢にも匹敵せぬソーマ賛歌は、古代インドのヴェーダの中にも類似したものがあり、向精神性薬物であるソーマにより大悟徹底、神人合一、宇宙意識への突入を目指すものであるという立場が明らかにされているが、散佚したのか、最初からバラバラに採録されたのかは解らないが、通して読んでも盛り上がりを欠く。そこで、ダンテス・ダイジが、それを翻案し、『ソーマ賛歌』を歌い上げた。『ソーマ賛歌果てしなく吹きあれる嵐のごとくそれが私の眼を目覚ましめた私はソーマを飲んだのか?たくましき軍馬が戦車を引いて天翔るようにそれが私を限りなく成長させた私はソーマを飲んだのか?母なる牛が子牛を抱くように激しい歓喜が私を包んだ私はソーマを飲んだのか?戦士が戦車のうちに魂をこめるように私はこの歓喜にすべてを委ねた私はソーマを飲んだのか...私はソーマを飲んだのか?

  • 美術館巡り、博物館巡り、寺社巡り

    ◎代替品を捨てる真善美を見るため、宗教画、仏像、イコン、曼荼羅、伽藍を見に美術館や博物館や寺社巡りをする人はいる。だが、そこに神仏の属性である真善美はない。それは、本来何か神聖なものであって、触れたり、見たり、描いたりできないものなのではないか。冥想修業の窮極に身心脱落、神人合一、即身成仏などと称する状態が存在する。それは、第七身体ニルヴァーナに到達した状態で、そこに居ることをニルビカルパ・サマディーなどと呼び、坐っている個が存在しないような姿である。これぞ神聖な状態であるが、これを長く続けるのは、なかなか大変な技である。ラーマクリシュナは、しばしば太母カーリー女神と合体したが、トランス状態、三昧にあって、その間何もできない状態が続き、醒めては、虚弱体質で、日常家事などもなかなかできないほどであったらしい。ニル...美術館巡り、博物館巡り、寺社巡り

  • 人類は死にかけていると見る

    ◎死の不安と意識の裂け目をふさぐ努力死にかけている人は、例の死の受容のステップにあるように、初期段階では、死と葛藤する。その葛藤の中で、残された時間が少ない中で、何かをものすごくしたいという衝動に駆られることがある。不安とは、凍りついた恐怖のこと。その恐怖を内部で押し殺すことで不安の内的圧力は増大し、動作はせかせか、緊張は高まり何が刺激があると極めて敏感に即時に反応しがちで、呼吸も心拍も上がる。人類を何十回も全滅できる核兵器が世界じゅうにはりめぐらされ、それを知っていたり、管理したりする人たちの恐怖が、集合的無意識経由で大衆に感知されて漠然とした不安となる。人類は、予期せぬ誰かの核の一撃をきっかけにプログラムで定められたように核で全面反撃し、ある日突然自殺できるのだと内心知っている。人類を洗脳する手法は、共産主...人類は死にかけていると見る

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