「ロイ・ビーン」、これが映画の面白さ!
おすすめ度☆☆☆西部劇好き☆☆☆★NHKBSプレミアム鑑賞1972年製作実在した名物判事ロイ・ビーンの生き様を、ユーモラスかつノスタルジックに描いた異色ウェスタン。力で正義を守り、町を築いていった男。荒くれ者の仲間と無法者達を次々に吊るし上げ平穏な西部をつくった男。実在の人物を基に、荒削りだが愛すべき西部の男たちの物語で胸が熱くなる。文明が進歩が置き去りにしていった古き西部の男達。法律が一人歩きして正義がかすんでいくなかでの最後の戦いは痛快。やがて何もかも焼き尽くされ残った町にようやく男の憧れの女優が訪れる。彼女に宛てた恋文・・・。このラスト・シーンは秀逸。テキサスの無法地帯に辿り着いた流れ者、ロイ・ビーンは町に居座り酒場を法廷に改造して判事として町に君臨する。右手に拳銃、左手に大女優リリーのポスターを携...「ロイ・ビーン」、これが映画の面白さ!
2024/11/30 20:04