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陶芸ギャラリー・光 http://tougeihikari.blog.so-net.ne.jp/

小さな陶芸作品を写真で紹介します。60過ぎの手習い。クラブの窯使用、サイズ限定、全てオリジナル作品。

たりらんらん
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2013/10/26

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  • お猿の三番叟。予告編。

    お猿の三番叟。予告編。 来年の干支は「申」ですね。 お目出度く、 お猿に「三番叟」を踊ってもらうことにしました。 三番叟の舞は、 五穀豊穣を寿ぐと言われていて、 前半の「揉ノ段」と後半の「鈴ノ段」に分かれています。 このお猿さんたちが踊っているのは「鈴ノ段」です。 種まきを象徴するような形があって、 豊作祈願の踊りだということがうかがえます。 それにしても、 踊りというものは難しいですね。 ことに、 易しそうに見えるものほど難しいものです。 速い踊り、飛んだり跳ねたりする踊りは、 それもそれなりに難しいものですが、 ゆっくりとして単純な動きのものは、 たちまちボロが出てしまい、 誤魔化しが効きません。 ..

  • お洒落なお猿。予告編。

    お洒落なお猿。 予告編。 もう9月も下旬に入りました。 そろそろ、 来年の干支を作らなければなりません。 毎年思うのですが、 どの干支も簡単なようでいて、 本当は難しいですものですね。 中でも「申」というものは、 人間に近いからでしょうか、 特別に難しく感じられて、 なかなか案もまとまらず、 非常に苦戦をしております。 それでも、 とにかく土を捏ねて、形を作ってみないことにはどうにもなりませんから、 今日は「お洒落なお猿」を2匹作ってみました。 凝ったシャツを着て、 いかしたベレー帽を被っています。 そして、 また畏まっているところが可愛いと思うのですが、 いかがでしょうか? 実は、 この2匹のお猿さんたちは、 出来立てのホヤホヤです。 ..

  • ハンカチの花瓶と椿の花束

    ハンカチの花瓶と椿の花束 椿の花枝を折り取って、 ハンカチに包んで花束にしました。 そんな趣向の花瓶です。 本物のハンカチのように、 正方形の薄い薄い陶板を作り、 布のように襞を寄せました。 と、 このように一言でいうと、 大変簡単なのですが、 まあ、難しかったこと。 何度やり直したことか。 自分ではまだ不満足な出来ではありましたが、 とうとうこれで諦めて、 取り敢えず焼くことにしたのです。 中央の穴に草花を挿せるようになっています。 こちらは椿の花と葉です。 それぞれ別々に作ってありますから、 好きな組み合わせで楽しめるようにしました。 椿落ちてきのふの雨をこぼしけり ..

  • 赤い渦巻きの黒い花瓶

    赤い渦巻きの黒い花瓶 『赤と黒』 昔読んだ小説に そんな名前のものがありましたね。 スタンダールが実際に起きた事件をもとに書いた長編小説で、 サマセット・モームが推す『世界の十大小説』のひとつです。 私としては あまり好きな部類のお話ではありませんでしたが、 『赤と黒』という題名の素晴らしさで、 今でも読んだことだけは覚えているのです。 さて、 その小説とはなんの関係もありませんが、 赤と黒の花瓶を作ってみました。 赤土で形造った花瓶に黒い釉薬をかけ、 櫛で螺旋状に掻いていきました。 これは簡単なようで、 なかなか大変でしたね。 息を詰めて一気にいかなくてはならないからです。 螺旋を描き終えたあと、 緊張感が一気に取れて、 思わ..

  • 象嵌と上絵付けの梔子の花の壷

    象嵌と上絵付けの梔子の花の壷 先日は倉庫を整理していたら、 随分古いものが出てきました。 私が陶芸を始めてから ほんの二、三ヶ月のときの作品です。 丸い形が初心者の割には上手に出来たと、 我ながら今でも感心しています。 私の織りの作品を敷いてみました。 当時は陶芸教室の先生は大学を出てすぐで、 持っている知識と技術を次々と、 惜しみなく私達に教えて下さいました。 「象嵌」も大変興味深くて、 私の好きな技法のひとつとなりました。 この壷は大変欲張りで、 「象嵌」と「上絵付け」でくちなしの花を表現しました。 こちらは「象嵌」の側。 そして、 こちらは「上絵付け」の側。 私としては、 「象嵌」の方が絵柄としても気..

  • 「贅沢禁止令」時代にぴったりの 贅沢な墨流しの花瓶

    「贅沢禁止令」時代にぴったりの 贅沢な墨流しの花瓶 世界的に経済状態がよろしくないご時世ですね。 江戸時代にも幕府は散々頭を悩ませた挙句、 何度も「贅沢禁止令」を出しました。 あれをしちゃあいかん、 これをしちゃあいかん。 身分によって、 してはいけない贅沢を決めて、 お金を使わないように、 その余った分は幕府や藩の懐に入るようにと画策されたとか。 それでは、 お金の有り余っている町人たちは欲求不満が溜まること溜まること。 「底至り」と称して、 表向きは質素倹約に務めていると見せかけて、 見えないところにうんと贅沢をしました。 そして、 それこそが「男の粋」などと言って、 粋がっていたのです。 代表的なものが「裏勝り」の羽織。 表はなんの変哲もない黒いものですが、 まあ..

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