ある時「お父さん、フルーチェいらない？」と我が子に訊かれた。あまり興味なさげに「いらない」と答えはした。おっさ

長女monmonが小学5年生にして塾にご執心である。あまり休日にも共に遊ぶことが少なくなった。大きくなると友達

昔、銭湯によくみかん水が置いてあった。子供心にしてなんて今一つな飲み物なんだと思ったことを痛烈に覚えている。さ

ある夏の日、セミの鳴き声に囲まれた。それはとても凄まじい音量だった。そうすると、あまりの音の大きさに、やがて耳

ハンディファンがとても一般的になった。朝駅に歩き行く女子高生の何人がもち歩いている。でも、思う。まるでマイクも

次女たる我が家のrinrinは、何を隠そう、何も隠さないが、太陽の塔を気に入っている。どこか琴線に触れるところ

我が家のハムスター（名を『大福』というが、いつも思い出せない）は、プラスチックのケージの同じところを飽きること

春の風には妙なところがある。穏やかな気持ちで春を迎える時、風はまるで体の中を通り抜ける。そしてそこかしこに満ち

我が家の子らは双六が好きだ。双六のスイッチを司る遺伝子が一族には存在するのではないかとにわかに思ってしまうくら

タコは宇宙人なのか？ 遺伝子が異質なためそんな話があるが、元々高度な知性をもつ宇宙人だったのなら、今海でのほほ

暗所恐怖症と閉所恐怖症は時折手を繋いでやってくる。それを心底感じたのは、ベトナムのクチトンネルだ。人が四つ這い

ある日のこと、串カツ屋さんで出てきた紅しょうがが親指サイズだった。と突然吐露しても理解してくれる人がどれだけい

我が家の犬が少々えらそうだ。まあ、別にそれが悪いってわけじゃないが、いささか手間がかかる。ドッグフードはカリカ

サイバー空間に囚われた魂たちが無意識に織り成す現代社会の見えない蜘蛛の糸。捏造された虚像が逆に現実（リアル）を

そろそろ長女monmonも没頭できる何かの趣味をもったほうがいいかな、と思ってきた。そういうのがあると、日常が

予想もしない展開でやってくるものがある。先日、とある喫茶店へランチを食べに立ち寄った時、自由にもって帰っていい

その鼠は抑圧された世界からの解放と自由を求めて、やおら立ち上がり叫んだのだ。『ヂユウ』と。 そんなことを昔書い

遥か20年ほども前に、とある旅行ガイドが言った。「これから、面白い話をします」 全身真っ白な犬がいましたすごく

我が家はレガシーなゲーム機に包まれている。最新のは……ちょっと早いかな、と。いや、それよりもコストが。まあ、そ

長女monmonの足が何か長い。遺伝子は全く関係なく。日本人が皆足が伸びつつあるような気がしている。食べ物だ、