白月・ハトコ・シロクマの三人の共同ブログ。 オリジナルメインの漫画や小説を掲載してます。
こちらは白月・ハトコ・シロクマの三人の共同ブログです。 オリジナルメインのちょっぴり中二病だったり、妄想全開だったりする漫画や小説を掲載してます。 その他、4コマ漫画、オリジナルイラスト、二次創作イラストなどなど。
八房が私の目を覚まさせてくれた。熱を持った私の心は急速に冷えていった。道ならぬ恋から助け出してくれた八房。しかしその代償は大きい。八房は飼い犬としては、絶対に…
私は貴女の為なら何だってしようと思ってた。それが例え貴女の望まないことだって。何かを認識する前に私の体は貴女の隣にいる男に飛び掛っていた。これが本能なのか。そ…
自分では既に歯止めが効かなくなってしまっていた。どうすることも出来ない。自分の体で自分の心のはずなのに、高温で熱せられた鋼のようだ。朱色に燃え、ぐにゃりと曲が…
致命的にセンスがないと気付いたのは、いつ頃からだったろうか。社会人になってからは、特に強く意識するようになった。きっと、自分のセンスではお金になることがないと…
最近考えることは、あの悲しみはどこからやってくるのだという事だった。私は気が付いた。ある匂いを纏っている時、貴女の悲しみはより一層深くなることを。この匂いの元…
どうやら、毛布に包まったまま眠ってしまっていたらしい。ふと、五感の片隅に貴女の存在が照らし出される。私には分かるのだ。貴女がもうすぐ帰ってくるのだということが…
貴方はちゃんと、元の「貴方」ですか?
狭い部屋に私は一人残されたまま。薄いカーテンが引かれた部屋は少し薄暗い。窓に近づいてみて、外を眺めてみてもどんよりとした雲が一面を覆っているだけ。これならいっ…
貴女と出会ったのも、雨降りの日曜日だった。貴女は突然やってきて、小さな私の体を抱き上げた。窓から見える景色は、どれも雨粒で滲んでいて世界の輪郭はぼやけたままだ…
冷たい雨粒が地面に跳ね返り、足元を濡らす。シトシトと降る雨音に耳を傾けながら、交差点で信号が青になるのを待つ。数十秒の間、私と貴女は立ち止まる。隣に並ぶ貴女と…
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