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お金持ちとのちょっぴりエッチな恋愛小説 http://harekuin-lovestory.seesaa.net/

大富豪と庶民娘のちょっぴりエッチなグローバル恋愛小説です。ハーレクイーン風ラブストーリー

御曹司専務(パクシフ似)とインターンにやってきた実習生との社内恋愛物語が進行中です。

妄想マダムK
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2013/09/16

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  • 年下の天使

    ぬぐいきれない後悔が自分を責め立てる。 何がどうなったのかわからない—— 天女を地上にとどめおいた男のように、ボクは彼女をだまし自宅へといざなった。 教授からもらった飲みもしないワインが注がれたとき、ボクはもう虜になっていたのかもしれない。 ほんのりと頬を染めた天人(あまびと)から目が離せず、自身の鼓動が聞こえるくらい胸が高鳴り続けていた。 彼女がボクに口づけをし、その柔らかな胸のふくらみに…

  • 危険な情事【R18】―サナ(年下の天使)

    それは徐々に大きくなり頭の中にもやがかかる。 身体はマリオネットのように動き、ゆっくりと彼の方へと近づく。 何も考えられない—— 彼の頬をはさみそっと口づけをする。 目を見張り固まる唇にじらすようにもう一度... 白いブラウスの裾をスカートから引き出し、彼のその冷たい手をとると自分のふくらみへと導いた。 「私を感じて——」 彼は一瞬ひるんだが深い口づけに興奮し、温かく湿った私の唇を遠慮がちに…

  • 聖母マリア―サナ(年下の天使)

    あの人との時間を、失恋したという事実を忘れる為、私は昼夜問わず休みも返上し働いた。 幸いにも同時進行のプロジェクトを抱えていたので、やるべきことは沢山あった。 そうやって仕事に没頭し、楽しく食べること、ぐっすり眠ることを無意識に拒んでいるうちに肌が荒れ体重が減り、身体に不調が出始めた。 そして私はここへ来た。 この川のほとりに座り自らを解き放つために。 あの人と過ごした5年という歳月。 幸…

  • 予告なしの失恋―サナ(年下の天使)

    1週間の休みをとり、その日私はボストンにいた。 公私共に疲れ切り人生を投げ出したくなる呪縛から自分を解き放つために。 ゼミの紹介で会った日から憧れ続けたあの人と思いが成就したのが卒業間近の5年前。 約束はなかったけれど、それなりに恋人たちのイベントは毎年共に過ごし、ゆくゆくはこの人の妻になるのだと信じて疑うことはなかった。 あの日までは。 お盆明けの最初の金曜、同僚たちとビアガーデンにでも行こ…

  • 目次とお知らせ

    こんにちは。サイト管理人の@妄想マダムKです。 ここ数年めっきり減りましたが映画やドラマ、小説が大好きです。 ホラーや重たい悲劇以外は見ます。 米流、韓流、華流問わず好きです。 特に歴史物やスパイ、ラブコメが多いです。 ハーレクインロマンスの大ファンで、ヨーロッパやアジアでの滞在時にはかなり妄想してました。 3日おきの更新を目標にしていますが、なにぶん遅筆で移り気な性分ゆえ更新が滞ることもござ…

  • 深紅の傘―タケル(年下の天使)

    そこにあの人はいた。 秋も深まりひらひらとアカガシワの葉が舞い落ちていた。 数日前から続く雨がしとしとと深紅の傘に降り落ち、まるであの人の心を表すかのように冷たく悲しげだった。 僕は何を目的にするわけでもなくただ川沿いを歩き続けていた。 あの人を見つけるまでは... あの人は濡れたベンチに座り、目前のチャールズ川を怒りと悲しみをたたえた瞳でじっと見ていた。 その姿があまりにもはかなげで一幅の絵…

  • 魅惑的なジャスミン

    翌朝目覚めると、テーブルの上にメモとジャスミンの髪飾りが。 今夜は楽しかった。 明日のガイドも楽しみにしている。 起きたら僕の部屋へ。一緒に朝食を食べよう。 いつの間に書いたんだろう。 のどが渇いて起きた時はなかった気がするけど。 時計を見ると7時になろうとしていた。 朝食の二文字で更に空腹を感じた身体をひきずりシャワーをあび、ドライヤーで髪を乾かしていると部屋の電話がなった。 「おはよ…

  • 専務の相手はガネーシャ?<br />

    日本とインドの時差は3時間半。 大した時差じゃないのに長時間の移動と40度超えの暑さに身体はぐったり。 ホテルに到着した頃には恐ろしい程の眠気が襲っていた。 「大丈夫かい?」 だんだん反応が鈍くなる私をベッドに座らせ靴を脱がせると 「カバンとルームキーはそこにある。何かあったらすぐにこの番号へかけるんだ」 熱はないかと彼は私のおでこを触り、首の後ろにも手をやった。 その手に反応する元気もなく …

  • インドと秘密の予定

    「ホテルはインペリアルか。いい選択だ。 これを両替してレストランでもエステでも好きな所へ行って適当に過ごしてくれるかい? 一人にして申し訳ないけど今夜はちょっと行く所があってね」 経費で落とせるから遠慮なく。そう言って100ドル紙幣の束をくれた。 「但し、絶対に一人で外を出歩かないこと」 こちらへ身体を向けると「わかったね。約束だ」紙幣を財布にしまう私の手を押さえ、彼の目を見るよう促し確認をとる…

  • 二人だけの出張

    ランチを終え専務室へ帰ると 「昼食は美味しかったかい?」 コーヒーカップを持った彼が憎らしい程素敵な笑顔で近づいてきた。 「おはようございます。専務」 遅い出勤ですねぇ。は言わずにちょっと嫌味っぽく挨拶をする。 「あぁ、おはよう。今日のおすすめランチは何だった?」 そんな嫌味には気付かずに訊ねる 「ひよこ豆のサラダとチキンカレーです」 昼食はまだですか?と一応訊いてみる 「いや。ブランチを…

  • ゴシップネタにされる実習生

    昨夜は結局徹夜にはならず、定時に終わり専務の社用車で送ってもらった。 「悪いね。先約があるから今日はここまでにしよう。 明日出社したら直接僕の所へおいで。事業部の方へは言っておくから」 そう言い残し、彼は有名レストランで先に車を降りた。 先約ねぇ。夕食の約束があるなら初めからあるって言えばいいのに。 徹夜だなんて言うから、ちゃっかりお菓子まで買っちゃったじゃない。2人分も。 そう言えば、あれ…

  • 栄養ドリンクの甘い誘い

    徹夜だと聞いて自分用にもアリナミンを。それも私のはV&V。 結構するのよね。この栄養ドリンク。 専務にはユンケルゴールド。 安いのじゃ効かないって言われそうだし、ああ見えて結構スタミナないのかも。 「へぇ。滋養強壮ねぇ」 含みを持った言い方に 「徹夜だと言ってたし、お疲れになってるのかも。と思ってこれにしました」 特に意味ナシ! を強調して答えた。 「ふぅん。皇帝液って書いてあるから、てっき…

  • 専務のテツヤ宣言

    「ため息ばかりだね。そんなに疲れているのかい?」 そう。私は言い返す気力も無い程疲れています。あなたのせいで。 恨めしげに送る視線の先には、以前来た時はなかった少し大きめの机と2つのイス。そして持ってきた資料の山。 「ちょっと早いけどランチはどうする?食堂に行くかい?」 彼はそのイスに座り、パソコンを立ちあげながら問いかける。 まさか一緒に行くつもりじゃぁ… 冗談じゃない。断固拒否!! …

  • エレベーター内のゴシップ<br />

    大量の資料を抱えエレベーターに乗り込むと、案の定色んな視線が突き刺さる。 私以上に資料を持つ専務に荷物持ちを申し出る者以外、誰も一言も発せずエレベーター内は静まり返っている。 黙っていてくれてればいいのに、そんな空気を打ち破るかのように 「そう言えば、マジョルガ氏から電話があったよ。夫人が大喜びで帰って来たそうだ。次男が近々来日するから、また君を貸してくれないかと言われたよ」 「なんて答えた…

  • 専務のプレゼント

    「やぁ。久しぶりだね。プレゼントは気に入ってくれた…

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