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2013/07/14

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  • Novel~☆~World 13話(最終話)

    13話(最終話):新世界、小説世界、そして現実世界「今何時だよ……」朝の眩しい光を浴びて、高瀬羅 刹は久し振りに自分の部屋の天井を眺めた。いつもと何も変わらない天井に少しは安心したものの、自分の賭けたこれからの人生に不安が後を絶たない。「行ってきます……」も

  • Novel~☆~World 12話

    12話:もう一度、もう一度だけ……「時満ちし今、あなたに、二つの選択肢が残されている。一つ、あなた以外の人間がここでの記憶を失うが、その代償に全員が現実世界に戻る。一つ、全員の記憶が残ったまま、この世界で一生を過ごす。当てはまる選択肢に丸をつけよ」この世界

  • Novel~☆~World 11話

    11話:こんなページ……、なかったのにとある宇宙の一角で、たくさんのロボットが、いくつもの閃光の筋を作りながら戦っている。どちらが優勢かなんて分からないほど、すごいスピードで飛び回っている。「我々のシナリオには書いていなかった事態……、なぜこんなことが起

  • Novel~☆~World 10話

    10話:絶対に……許さないッ!!白い壁に囲まれた病室。静けさの中で窓から吹く風が音をたてる。四人部屋の病室は、昨日で一杯になった。 「雪乃……。俺は……。何で俺はこの世界に来ちまったんだよ……」目の前のベットでは、雪乃が静かに眠っている。高瀬羅 刹は、昨日も

  • Novel~☆~World 9話

    9話:ダメだ……。そいつらは……「こちらスタンバイ完了」「こっちもOKだ」「行くわよッ!!」ANGELが五体、地下で横一列に並んだ。 目の前には150mもある長いトンネルが続いている。「フットセット」五体のANGELは、同時に体を横向きにして浮きあがった。そして、かかとを後ろ

  • Novel~☆~World 8話

    8話:これは不可抗力で……ある日の夕方のこと、「水ッ!? 風呂が氷水って、どうなってんだよぉーッ!!」「気持ちいか、刹?」「気持ちい訳ないだろぉーッ!! 今すぐお湯を出せーッ!!」風呂に入っていた高瀬羅 刹は、裸で出てきた。部屋のベットの上では、遼似と悠が。部屋の隅

  • Novel~☆~World 7話

    7話:もう一人じゃないんだな……「私には、何か分からない記憶がある。いつだったかは覚えてないが、私は見たことないような平和な世界にいた。荷物のたくさん積まれた車に乗って、幼稚園を卒業した私は窓から外を見ていた。恐らく引っ越しする時だったのだろう。たくさん

  • Novel~☆~World 6話

    6話:刹のANGEL……「今日の訓練は、模擬戦闘。敵の映像を映すからそれぞれ空弾で撃破せよ」「はッ!!」この世界の学校は、戦闘モビルスーツでの戦闘訓練学校になっていた。技術も前にいた日常の世界より一段と優れていて、考えられないような世界が広がっている。「敵なんか

  • Novel~☆~World 5話

    5話:日常を捨てたんだ朝6時、高瀬羅 刹は昨日の夜の出来事が嘘だったかのように目を覚まして、家を出た。「行ってきます」「…………」街の風景も、歩いていく学生も、いつもと何の変化もない。「全員、起立ッ!!」「はっ!!」一つ違うと言えば、学校が軍隊のようになったとこ

  • Novel~☆~World 4話

    4話:お前、誰だッ!!「無事でよかったー」「何であいつと戻ってきたの? もしかして助けられたの!?」「そんなわけないだろ。あいつには、そんな度胸も力もねぇーよ」雪乃の帰ってきた学校は、記者会見の会場のように騒がしくなった。そんな騒がしさの嫌いな高瀬羅 刹は、もち

  • Novel~☆~World 3話

    3話:俺の……最初の「時満ちしとき、貴君の願、真とする」「あぁァァーーッ!!」今日も高瀬羅 刹は、夢にうなされて目を覚ました。「まだ4時か……」この頃こんな日々が続いているため、高瀬羅 刹はあまり眠れていなかった。「昨日話した女の子の情報開示許可が出ましたの

  • Novel~☆~World 2話

    2話:これって……「行ってきます」「…………」高瀬羅 刹は一人で家を出て、買ったばかりのスマホで天気予報を見た。「晴れのち曇り……」頭の上には、雲一つない青空が広がっている。「ほんとに……曇るのか?」高瀬羅 刹は、昨日書いた小説の一話を読み返してみた。「雪乃

  • Novel~☆~World 1話

    1話:俺は……好きなように生きるんだ小さな一軒家の二階の小さな部屋。少年は目覚ましもかけずに朝6時ぴったりに目を覚ました。「行ってきます」「…………」少年は一人で家を出る。返ってくる返事はない。「また曇りだ……」少年の一人孤独な生活は、日に日に激しさを増

  • お知らせ

    Not Lonely Sの制作を一時中断し、夏休み特別企画の新ストーリーを公開決定しました。題名は、『Novel~☆~World』この夏の青春を、是非味わってください。7月17日水曜日、1話公開予定。夏休み期間は、土曜日と水曜日の週二日で投稿します。涙あり、笑いありのストーリー

  • Not Lonely S 2話

    2話:記憶のループ部室に人が来なくなって一週間がたった。裕は、またゆりに会わなくなってしまった。というよりは、気まずくて会えなかった。「……ゆりにあんなことがあったなんて……」「北見」「……ゆりは何やってるんだろう……」「北見裕ッ!!」裕はゆりのことを考えて

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