4月18日 丹波 / 向山 曇 ときどき展望が開けると、朧な空にヒカゲツツジのクリーム色が似合う。霞か雲か、と言いたいところだが、今日は一帯を黄…
4月25日 六甲 / 黒五谷 曇後晴 カエデに続いてコナラの若葉も開き始め、六甲も新緑がまぶしい。その新緑の向こうに数人の影が現れ、談笑し…
4月25日 六甲 / 黒五谷 曇 ニョイスミレ(別名ツボスミレ) その形と言い、色と言い、スミレの仲間でもとりわけ清楚な感じがする。花弁…
4月22日 近江湖北 / 大谷山から石庭へ下る 晴 大谷山の南西から近江側の石庭集落へ、深く掘れ込んだ峠道が下っていく。急斜面でも丸く優しく…
4月22日 若狭 / 大谷山から若狭側の尾根周回 晴 大谷山からさらに国境を南へ辿ると、再びブナの森になる。若狭側へと下る尾根も次々と現れる…
4月22日 江若国境 / 寒風から大谷山へ 晴 ブナの森を抜け、江若国境に立つと風が吹きすさんだ。が、今日はもう初夏を思わせる心地よい風であ…
4月22日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ 晴 新緑のブナの森のなんと明るいこと。葉はまだ開き切らず、産毛に包まれて初々しい。暖かな陽を…
4月22日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ 晴 さあ、そろそろブナの森も若葉の萌える頃である。天気もよし。ひさしぶりに近江湖北の山に向…
4月18日 六甲 / 山上遊歩道 曇 タチツボスミレ 紅葉谷を詰め上がったところから山上を東へ歩いた。雲行きはいよいよ怪しくなり、冷たい風…
4月18日 六甲 / 紅葉谷 曇時々陽射し 六甲はいよいよ若葉萌える季節を迎えた。明るい萌黄色に包まれると、相好が崩れる。山笑う、と言うのも…
4月18日 六甲 / 西おたふく山 晴 和名のドウダンツツジは 「灯台躑躅」。枝分かれが 「結び灯台」 に似ているから、と説明されている…
4月15日 摂津 / 宝塚 歌劇場の東 薄曇 歌劇場から川沿いに5分ほど下流に歩いたところに、広い敷地に楠の大木が何本も聳える不思議な一画が…
4月15日 摂津 / 宝塚 花の道 薄曇 その大樹の下には、時間帯によって大勢の女性が集まり、異様な雰囲気が立ち込める。彼女らの視線の先に…
4月11日 六甲 / アイスロード 快晴 山腹の桜はほぼ終わっていたが、山上付近ではまだ咲き誇っている株も多かった。淡いピンクの彩りが、澄み…
4月11日 六甲 / 高羽道 快晴 六甲ケーブル山麓駅の北東に、山腹をトラバースする緑豊かな遊歩道がある。その両端は、登山道の起点にもなって…
4月11日 六甲 / 油コブシ道 快晴 山の朝の空気はひんやりと澄んで、深呼吸すると肺のすみずみまで洗われるようだった。新緑の森を冷たい陽が…
4月8日 大和 / 額井岳から戒場山を経て戒長寺へ下る 晴 集落に降り立つ手前に鄙びた寺があった。全く予備知識のないまま立ち寄ったのだが、化…
4月8日 大和 / 鳥見山から額井岳へ 晴 コバノミツバツツジ 鳥見山からは、登っては降りるを繰り返す単調な尾根伝いの道が続く。植生にはあ…
4月8日 大和 / 鳥見山から額井岳へ 晴 車で奈良県南部の山へ向かうとき、榛原を通過するあたりで見える鋭鋒が気になっていた。その姿から「大…
4月4日 大和 / 信貴山 東信貴ケーブル跡を下る 曇後雨 大正11年、全国で三番目のケーブルカーとして開通(最古は同じ生駒山地の生駒ケー…
4月4日 大和 / 信貴山 朝護孫子寺から信貴山城往復 曇 「信貴山」 と言えば寺とともに思い浮かぶのが、この山上に本拠を構えた松永久秀で…
4月4日 大和 / 信貴山 朝護孫子寺 曇 境内には樹齢千五百年と伝わる榧(かや)の木がある(写真上)。その若芽が生じて百年後に、聖徳太子…
4月4日 大和 / 信貴山 朝護孫子寺 曇 「信貴山」 と言えばこの寺を指すこともある。「高野山」 から分かれた信貴山真言宗の総本山である…
4月4日 河内 / 恩智神社から信貴山へ 曇 先週は生駒山地の河内側の山麓を、南から北へ辿った(※)。今日は、その時立ち寄った恩智神社から東…
4月1日 鈴鹿 / 御池岳山頂からボタンブチへ 晴時々曇 ボタンブチは山上台地の崖っぷちに突き出たコブのような場所(写真上)。周囲に遮るもの…
4月1日 鈴鹿 / 鈴ケ岳から御池岳へ 晴時々曇 御池岳の山上は東西に延びる広大な台地になっている。今回はその台地の南側を、西から東へ辿った…
4月1日 鈴鹿 / 鈴ケ岳から御池岳へ 晴時々曇 フクジュソウ 鈴ケ岳の福寿草群生地を後にして、御池岳に向かった。人出の多いメインルートを…
4月1日 鈴鹿 / 鞍掛峠から鈴ケ岳へ 晴時々曇 フクジュソウ 雪を割って咲く、と言われるくらいの花である。今年は訪ねるのが遅くなってしま…
3月28日 河内 / 河内国分から信貴山麓を北へ 雨時々止む 苔むした大きな岩盤上に、二つの神社が並び立つ(天照大神高座神社・岩戸神社)。奥…
3月28日 河内 / 河内国分から信貴山麓を北へ 雨時々止む 「ぬでひこぬでひめ」と読むそうである(※)。ここにも、さきほどの石神社ほどで…
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4月18日 丹波 / 向山 曇 ときどき展望が開けると、朧な空にヒカゲツツジのクリーム色が似合う。霞か雲か、と言いたいところだが、今日は一帯を黄…
4月18日 丹波 / 石生から向山へ 曇 ヒカゲツツジ 急登が一段落する頃から、淡いクリーム色の花が現れ始めた。じゅうぶんに焦らしてからの登…
4月18日 丹波 / 石生から向山へ 曇 六甲山系ではめったに出会えないヒカゲツツジ。今が満開、と聞いてひさしぶりに丹波の山に出向いた。急登…
4月14日 六甲 / 高羽道からアイスロード 快晴 六甲山中は若葉が萌え出て緑が淡く、そこに、咲き残った山桜の薄肌色が補色をなし、パステル画の…
4月14日 六甲 / 高羽道 快晴 今朝の近畿圏はすっぽり高気圧に覆われた。若葉の吹き出した表六甲の森に、遮られることにない朝陽が惜しげなく降…
4月11日 比良 / 蛇谷ケ峰からカツラの谷へ下る 曇 下山は例によってカツラの谷経由で。標高も低いし、あわよくばカツラの若葉を、と期待した。…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰 曇 近くに遠くにタムシバを愛でながら(※)、陽の射さない薄暗い尾根を辿った。頂上近くで木立が途切れる…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰へ 曇 雪解け間もない比良の山中に、若葉を付けた木はまだわずかだった。今日の主役はタムシバ。近くのは切…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 今年の桜はこのひと株を愛でれば済む。そんな気がして、その木の下に陣取り、はらはらと花の散るのを眺めて過ごした…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 梅林内には山桜の大木がある。豪華に花を付けていたが、いっぽうではや散り初めていた。風もないのに、はらはらと花…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 この梅林の春は、梅に始まって、辛夷、山桜、と忙しい。山桜が満開だ、と思って近づくと、それは淡い肌色の花を咲か…
4月4日 阿波 / 徳島城 晴時々曇 本丸跡だけでなく、城の敷地内にはたくさんの桜の木があった。昨日は終日本降りの雨。今朝ようやく上がって太陽…
4月4日 阿波 / 徳島城 徳島城の本丸は「城山」と呼ばれる丘陵上にある。平均傾度35.9度という急斜面に付けられたつづら折れの坂道を登る。築…
4月4日 阿波 / 徳島城 曇時々晴 城を見学するときの常で、まずは外周をひと巡りする。石垣はほとんど「阿波青石」と呼ばれる緑色片岩で、どこも…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園から徳島城へ 曇時々晴 眉山公園に車を置き、徳島市の市街地に降りる。途中、結晶片岩の岩壁が剥き出しになっ…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園 長駆、阿波国までやってきた。目当ては紀州から海を越えて続く三波川変成帯。紀州で「紀州青石」と呼ばれる緑色…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 前回この谷筋を辿ったときはまだ冬枯れの森だったが(※)、今日はもう落葉樹の芽吹きが始まり、なか…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 二週間前に信貴山道を辿った際、桜の木の多く植わった公園(※)を経由した。畿内の桜が開花した、と…
3月28日 鈴鹿 / 霊仙山 西南尾根を下る カレンフェルトの急斜面を前にする頃には青空も覗いた。が、暴風は変わらず、風圧を受け続けた身体は結…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 福寿草を堪能し、そろそろ山頂に向かおうと稜線に戻った。が、暴風は止む気配なく、加えて濃霧でどこが行く手…
4月16日 六甲 / 瑞宝寺谷 ヤマザクラ、コバノミツバツツジ 最高峰から有馬へと谷筋を下った。先月訪れた時はまだ冬枯れの灰褐色だった森が(※)、今日は…
4月16日 六甲 / 山上遊歩道から最高峰 オオカメノキ 雨の名残りの水蒸気が、濃くなり薄くなりしながら風に流されていた。そこへ、誰かが合図を送ったかのよ…
4月13日 北摂 / 能勢妙見山 上杉尾根から秋葉山を経て妙見口へ下る 快晴 前回この尾根を歩いていた途中、「吉川保育所」に下る支尾根の案内があった。目…
4月13日 北摂 / 能勢妙見山 上杉尾根を北斜面に逸れる 快晴 落葉樹の新緑を目当てに辿った北斜面は、足場の悪い急な尾根とザレた谷の繰り返しで、予定外…
4月13日 北摂 / 能勢妙見山 上杉尾根を北斜面に逸れる 快晴 前回、台場クヌギ(写真上)とともに、尾根の北斜面に広がる落葉樹の森が印象的だった。新緑…
4月13日 北摂 / 能勢妙見口から高代寺山へ 快晴 妙見口から西へひと登りした高代寺周辺は、カエデの美しい所である。宿坊跡と思われる石垣とカエデの取り合…
4月9日 六甲 / 再度山 修法ケ原 快晴 今日は朝からあまりにも気持ちのいい天気。ちょっと歩いてはうららかな陽を浴びて大休止し、身体をほくほくさせて修…
4月9日 六甲 / 七三峠 快晴 洞川梅林から六甲全山縦走路に出ると急に人通りが多くなり、七三峠に下る道にはいるとまた静かになった。この峠付近に山桜の大木…
4月9日 六甲 / 洞川梅林 快晴 山中のため花期の遅いこの梅林の梅も、今朝はすっかり散っていた。山桜が霞のような花をところどころに残している。日向になっ…
4月9日 六甲 / 再度山 修法ケ原 快晴 桜は半分がた散ってしまい、今朝の彩りはもっぱらコバノミツバツツジ。ひんやりとした朝の光がツツジのピンクを浮か…
4月6日 比良 / 堂満岳東稜道をイン谷口へ下る 曇 一昨年、この尾根の秋の最後を飾るシロモジの黄葉が印象的だった(※)。今日は、まだ若葉の萌え出さない森…
4月6日 比良 / 南比良峠 曇 比良山地の中でも南比良峠周辺のゆったりした雰囲気が好きで、季節を違えて幾度となく訪ねている(春、初夏、夏、秋、冬)。が、…
4月6日 比良 / 金糞峠から南比良峠へ 曇 南比良峠が近づくと、稜線は緩やかな起伏を見せて開け、それまで単調だった景色が少し賑やかになった。下草の緑が目…
4月6日 比良 / 金糞峠から南比良峠へ 曇 早朝、車中から遠望した比良山地の稜線は厚い雲に覆われていた。谷を詰めて峠が近づくとその雲の中に突入し、辺りは…
4月6日 比良 / イン谷口から金糞峠へ 雨上がる 昨夜からの雨は、登山口に到着する頃には軽く頬をなでる程度になった。空も明るい。大きな傘を差して歩く覚悟…
4月2日 河内 / 生駒山から枚岡公園へ下る 薄曇 こぶしの谷から生駒山山腹を南へ移動し、枚岡公園目指して下山。下山するにしたがって新緑はいよいよ鮮やかに…
4月2日 河内 / 石切から生駒山へ 晴 こぶしの谷このエリアの主役であるコブシも、山桜同様盛りを過ぎていた。花が散り始めているのに加え、花弁が茶色く変…
4月2日 河内 / 石切から生駒山へ 晴 こぶしの谷生駒山を歩き始めてから二度目の春を迎えた。昨年四月にこの谷を訪ねときはまだ梅の花が残り、桜は開花して…
3月30日 鈴鹿 / 霊仙山から今畑からへ下る 快晴 下半身が乳酸がたまったきりのように重かった。時間はまだ朝の十時。どれほどゆっくり下っても大丈夫。そう…
3月30日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 快晴 フクジュソウ北斜面から南を見上げると、花は逆光に浮かんで幻想的。空身になり、夢中でカメラを向けるうち小一時…