Anselm Kiefer: Two Paintings(25/6/7) 去年今年で3度目のキーファー展。 絵画2点を展示する展覧会。2点で十分、見ごたえがあ…
展覧会の感想を主に書きます。現代美術が中心です。
現代美術が好きです。特に好きなのは、ウイリアム・ケントリッジ、マシュー・バーニー、ボルタンスキー、会田誠、横尾忠則、アンゼルム・キーファー。
ワンゲチ・ムトゥ(Wangechi Mutu)の芸術前の記事; つづき;●自然素材の彫刻 2015年に故郷のナイロビ(ケニア)に戻ったMutuは、ナイロビの…
ワンゲチ・ムトゥ(1972-)はケニアのナイロビ出身の女性アーティスト。1990年代初めにニューヨークに移住し美術を学んだ。2000年代に、コラージュ作品で…
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Anselm Kiefer: Two Paintings(25/6/7) 去年今年で3度目のキーファー展。 絵画2点を展示する展覧会。2点で十分、見ごたえがあ…
(25/6/7) 現在88歳の横尾忠則(1936-)が2023-2025年に描いた64点の絵画を展示する。 2021年の東京都現代美術館の大回顧展の後、202…
「アンゼルムここにありき」(2024)。 だいぶキーファーらしくない、意外な作品。黒い外套を着た男性の後ろ姿がはっきりと描かれている。絵の具のグチャグチャの…
前の記事;『アンゼルム・キーファー ソラリス 二条城 その2』 「弦理論」(2019-23)。黒い夜空に、巨大な網のような物体が立ち上がる。そこに金箔による手…
「弦理論」(2019-23)。黒い夜空に、巨大な網のような物体が立ち上がる。そこに金箔による手書きの線で描かれたダイアグラムが浮かぶ。画面の下半分は地上の風…
(2025/5/10) アンゼルム・キーファーは一番好きな美術家の一人である。このブログでも何度も取り上げてきた。 キーファーの大規模な個展を日本で見れる日が…
マシュー・バーニー「拘束のドローイング9」(Drawing Restraint 9)(2005)の映画全編が下記ページで見られる。(Youtubeにもたまに…
大作「大地、太陽、空と星、ぼくらは宇宙のこどもだよ」(2025)。サボテンシリーズの延長か、丸い目のようなものがびっしりと付いた大きな樹木。裸の女性が大きな…
近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は 水戸芸術館現代美術ギャラリー 近藤亜樹(1987-)の個展。力強い絵画が並ぶ。満足だった。なかなか現代美術の個展で絵画8…
前の記事;『マシュー・バーニー "River of Fundament" その1』 マシュー・バーニー(Matthew Barney)による6時間の映画"Ri…
マシュー・バーニー(Matthew Barney)による6時間の映画"River of Fundament"(2014)を、ついに見ることができた。 自分が…
ワンゲチ・ムトゥ(Wangechi Mutu)の芸術前の記事; つづき;●自然素材の彫刻 2015年に故郷のナイロビ(ケニア)に戻ったMutuは、ナイロビの…
ワンゲチ・ムトゥ(1972-)はケニアのナイロビ出身の女性アーティスト。1990年代初めにニューヨークに移住し美術を学んだ。2000年代に、コラージュ作品で…
(2025/1/17)前の記事; つづき; 「カップル」(2003)。大きな銀色の彫刻が天井から下がっている。螺旋を体に巻き付けた二人。等身大より大きいうえに…
つづき; 「Anda Disini」(2024)。最初の絵は緑色の、洞窟の入口を描いた絵。洞窟の中には、漫画みたいな描き方で労働する人たちと兵士が一人見える。…
(2025/1/17) 今津景の作品は六本木クロッシング2019と高橋コレクション展で見たことがある。WEB上の画像を組み合わせて、Photoshopで加工し…
(つづき)●「父の破壊」(1974) 1980年代以前では例外的な大作であり有名な作品。 壁に開口があいていてその向こうに立体が置いてあり、赤い光に照らされて…
(2025/1/17)ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョ…
前の記事;『AES+Fの芸術 その1』 AES+Fは1950年代生まれの4人によるユニット。いずれもロシア(ソ連)生まれで、1980年代に活動を開始した。 C…
●美術館ベスト 20241.『★★★日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション / 東京都現代美術館 その1』(2024/9/15) 高橋コレクションの展覧会は…
(24/6/3)横浜美術館 ・志賀理江子。 あいちトリエンナーレ(2013)で見た「螺旋海岸」はすごい展示だった。志賀の写真は好きなのだが今回は期待外れ。大き…
(24/6/3)横浜トリエンナーレ横浜美術館・ピッパ・ガーナー Pippa Garner 現在80歳のアーティスト。1980年代に女性になった。美術作家とし…
第8回横浜トリエンナーレ 野草:いま、ここで生きてる(24/6/3) 2月に横浜トリエンナーレ出品作家が発表されて作家名で調べた。いつもなら興味深いアーティ…
ピエール・ユイグ(Pierre Huyghe)(1962-)はフランスの芸術家。 毎回別のタイプの作品で興味深い。今までいくつか作品を見たことがあるし洋書も…
つづき; 第2展示室は映像4点を展示する。 「反復するものが主体化する(プロジェクトA)」(2007)。2007年のヴェネツィアビエンナーレ(スイス代表)で展…
イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い 宇都宮美術館 イヴ・ネッツハマーは1970年スイス生まれの作家。自分は聞いたことがなかったが、2007年にヴェネ…
第 3 章 大いなる加速 モニカ・アルカディリ。クウェート国籍、セネガル生まれ、16歳から日本に留学し、東京藝術大学で博士号を取得、現在はベルリンで活動、とい…
●ニナ・カネル / 和田礼治郎 42 Days SCAI PIRAMIDE ついでに入ったギャラリーだが、今回見たギャラリーでは一番面白かった。先ほど森美術館…
第1章 全ては繋がっている ニナ・カネル「マッスル・メモリー(5トン)」(2023)。 ホタテの殻の上をざっざっざっと歩く。会期末で粉になっているかと思ったが…
(2024/3/30) 環境と人間の関わりに言及する作品を集めた展覧会。以下の3つの作品が、特に面白いと思った。 第1章 全ては繋がっている エミリヤ・シュカ…
MAMコレクション さわひらき(2024/3/30) さわひらき「hako」(2007)。 暗い展示室に入ると、大きな机の上に砂が敷き詰められていて、そこに置…
(2024/3/2) 春陽会という美術団体の作品を集める。美術団体系の絵に興味はないが、有名画家も結構含まれる。東京ステーションギャラリーからの巡回。 つまら…
Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョワ)(1911-2010) 1911年にフランスに生まれる。1938年に結婚してニューヨークに移る。19…
ハーストの作品にはホルマリン漬け以外にも、生き物を使ったものがある。死んだハエや生きたハエ。作品の中で死んでいくハエ。蝶。 これも、作品のために生物を殺した…
2022年にGagosian Gallery(ロンドン)で展覧会「Natural History」が開かれた。動物の死骸をホルムアルデヒド溶液に浸したDam…
●美術館ベスト 20231. 大竹伸朗展 東京国立近代美術館 2月『★★★大竹伸朗展 東京国立近代美術館』(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2…
Neo Rauch(ネオ・ラオホ)は1960年、ライプツィヒで生まれた。社会主義リアリズムが優勢であった東ドイツで絵画を学ぶ。 1999年頃に知られるように…