ごみをきれいに収集してもらえることに感謝。みなさんが正しく分別してルールを守ってごみを出してくださることに感謝。「いつもありがとうございます」と言うと、笑顔を返して下さる収集作業員さんに感謝。ごみ出しには感謝がいっぱい。Merci beaucoup! ところで、今日着ているサイケ調のシャツは、東京の杉並に住んでいた時に阿佐ヶ谷商店街にある古着屋で300円で買ったものです。フランス製らしい。生地がしっかりしていて、ボ...
ごみを減らすために「物を長く使う」ことを心がけるのは大事です。服なども衝動買いをせずに、本当に気に入ったものを買って、愛着を持って長く着る。服はね、素材ですよ。いい生地を使っているものは愛着がわくし、どこかが傷んできても、直して着ようという気持ちになります。写真のかっぽう着は、確か1980年代に、姉が着ていたISSEY MIYAKE(三宅一生)のギャザースカートでした。木綿の藍染で、素朴な感じが好きなので、一...
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ごみをきれいに収集してもらえることに感謝。みなさんが正しく分別してルールを守ってごみを出してくださることに感謝。「いつもありがとうございます」と言うと、笑顔を返して下さる収集作業員さんに感謝。ごみ出しには感謝がいっぱい。Merci beaucoup! ところで、今日着ているサイケ調のシャツは、東京の杉並に住んでいた時に阿佐ヶ谷商店街にある古着屋で300円で買ったものです。フランス製らしい。生地がしっかりしていて、ボ...
みかんの皮を干して、煮出したお茶はいいですよ。中国の漢方の世界では「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれて、よく「葛根湯(かっこんとう)」という風邪薬に調合されていたりしますが、身体を温める新陳代謝を良くするという効果がかなり実感できます。 みかんは冬におコタで食べる温州みかんでも夏みかんでもはっさくでもいよかんでもネーブルでもいい。りんごの皮をむくときのように、ナイフでらせん状にクルクルとむき、それを上の写...
やぶれジーンズというのは「どこをつついてもピチピチという音がきこえるような」(『三島由紀夫レター教室』に出てくる表現。とてもおもしろい本です)若い子ちゃんならそれなりのファッションにもなるが、四十過ぎたらやめたほうがいい。でも、ジーンズというのは、時々すごく「主張」してくる。向こうも「離れたくない」、私も「離したくない」。相思相愛。このEarl Jeanのジーンズは20年ぐらい前に御殿場プレミアムアウトレッ...
これは、お魚の切身パックに入っていた「プラスチック製の青じそ」です。こういうのやめましょう。ごみになるだけです。青じそ以外に南天の葉などいろいろヴァージョンがありますが、使い捨てプラを減らそうという時代の流れに反しています。私は横浜市へのパブリックコメントとして、魚や肉などのパックに、こういうプラの飾り物を入れることを条例で禁止してほしいという意見を送ったことがあります。市民のプラ分別教育も大事で...
ごみを減らすために「物を長く使う」ことを心がけるのは大事です。服なども衝動買いをせずに、本当に気に入ったものを買って、愛着を持って長く着る。服はね、素材ですよ。いい生地を使っているものは愛着がわくし、どこかが傷んできても、直して着ようという気持ちになります。写真のかっぽう着は、確か1980年代に、姉が着ていたISSEY MIYAKE(三宅一生)のギャザースカートでした。木綿の藍染で、素朴な感じが好きなので、一...
お片づけのツボ、お教えします。左鎖骨の少し下、胸には行き着かないところ。そのあたりを、ちょっと力を入れて、中央部から外側に向かって斜めに手でさすると、身体のめぐりが良くなり、気持ちもすっきりしますヨ。春はもうすぐ。勇気をもって、元気にいきましょう!環境問題・保護ランキングにほんブログ村...
以前、夫のお下がりのアディダスを着ている話を書きましたが、私は半分以上「お下がり」が原料で出来ている人間かもしれません。三人姉妹の末っ子なんです。2歳上と5歳上の姉がいます。服はお下がりが当たり前でした。カバンなんかもそうですね。「お下がり」に対してネガティブな感情はありません。むしろ好きですね。「お下がり」が。これは、作家・向田邦子の妹さんである向田和子氏も語っておられましたが、姉が着ている服を...
↑猿とかなみ。場所はピピ島か? 寒い日は昔の己が水着姿の写真でも見ると、少し体温が上がるかもしれない。23歳の時、「銀座和光」の高級生ケーキを12個もらったことがある。夫と出会う前。私は絵画モデルなどのアルバイトをしながら、東京都杉並区天沼で一人暮らしをしていた。ケーキの贈り主の男性は画家。日本画を描いている人だった。私は肩が薄いので、和服モデルの仕事が結構あったのである。一人で着物を着ることが出...
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの70年代のアルバムに「続脱・どん底」というのがあって、その中の「棄てましょブギ」が、小学生の時、好きでした。小学生時代に聴いた曲というのは、生涯にわたって刷り込まれているものが多いですね。この曲も家事の際の労働歌として、今も愛唱しています。替え歌にして好きに歌ったりしているのですが、野菜くずなどを庭の土に埋める時、土にかえそう かえそう ブギ♪と口ずさむ私です。例...
「アディダス」の三本線のジャージにユニクロのカーゴパンツを合わせ、ごみ収集後のお掃除に出て行ったら、収集作業のお兄さん(声がDef TeckのMicroに似ていてチャーミングなひと)にほめられた。「いいじゃん、似合うよ。最近、そういうの無いよね」そう、これは最近のではない。5歳上の私の夫が十代の頃着ていた70年代のアディダスなのである。夫は物持ちのいい性質なので(彼のお父さんもそうだった)、こうい...
これは、生ごみを捨てるために庭に掘った穴です。深さ1メートルくらい。夫はえらい。庭に穴を掘ってくれるところがえらい。この穴に、野菜くず、お茶がら、卵の殻、魚の骨等を入れ、上から土をかぶせていく。庭木の落ち葉などを混ぜ込んでも良い。どんどん分解されていく。夫が掘ってくれなかったら自分で掘るが、やはり、夫が掘ってくれた穴と思うと愛しい。穴欲しいじきにシャベルの君冴ゆる喜びの一句が出来てしまった。庭を見...
かまきりは、女性にとって、救いのシンボルなんですよ。英語ではMantis フランス語では Mante 英国の作家 Laurens van der Post ローレンス・ヴァン・デル・ポストの本に、A Mantis Carol 邦題「かまきりの讃歌」という作品があります。ユング心理学者、秋山さと子さんの訳で思索社から出ています。いま、まさに読まれるべき内容の本です。ローレンス・ヴァン・デル・ポストは、大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」の原...
桂枝雀の落語に「茶漬えんま」という題目がある。小佐田定雄作のいわゆる創作落語なのだが、面白いので紹介したい。ある男が死ぬ。よく言われているように、閻魔帳(えんまちょう)というのがあって、その人間の罪が記されており、それによって地獄行きか極楽行きかが決まる。死んだ男は大阪に住む大工だったのだが、閻魔帳をみると大工の親方の子供の守りをいいつかった際、子供の「乳ボーロ」を取って食べた「小便スルナ」の鳥居...
繰り返し使用可能な布製コーヒーフィルターは簡単に作れます。型紙(展開図)はこれ↑今まで使っていた紙製フィルターを切り開いてかたどると、大きさの間違いがないでしょう。底に縫い目を作らないこと。横の縫いしろは外側にとること。がポイントです。そして素材はネルがいい。目が詰まり過ぎている布だとコーヒー液がうまく落ちないし、薄すぎる綿ブロード等はハリがなくて使いにくいです。ミシンを使うまでもありません。お気...
「ひみつのアッコちゃん」や「天才バカボン」で有名なマンガ家、赤塚不二夫の隠れた名作に「たまねぎたまちゃん」というのがある。私の姉が読んでいた雑誌「小学一年生」に連載されていた。それをとても小さい頃に見たのが、人生初期の体験として刷り込まれてしまったのかもしれない。私はいまでも四文字の名詞を「たまねぎたまちゃん」的に表現してしまうくせがある。「さといも さとちゃん」「くろまめ くろちゃん」「コロッケ...
キモノは時々「着て」と私にメッセージを送ってきます。素直に着ます。このウールの着物は45年以上前、北海道で小さな呉服商を営んでいた母方の祖母が、当時十代だった私の姉に作って送ってくれたものです。姉は少女時代から背が高かったので大人仕立て。帯は絹の半幅。母からもらったものを「貝の口」に締めています。年増がこんな若向きを着て、などと非難する人はこの令和の世にはいません。和服を着ているというだけで、ご近所...
日本は食糧自給率がカロリーベースで低い、とよく言われますが、たくさんのお宅の庭で、もぎ取られないままボタボタと落ちている柿を見るたびに、日本中にある「食べてもらえない柿のカロリー」は相当なものだろうなあと思います。渋柿でも、焼酎を吹き付けて陽にさらしておけば、干し柿になるのに・・・。欲しいなあ。 干し柿というと、丸のままむいて、縄で吊るしたりしなきゃいけなくて面倒、と思う人がいるかもしれませんが、...
長野県上伊那郡のりんご園から毎年、生産者直売でりんごを買っています。そこの「加工用」や「自家用」りんごは、お米のもみがらを緩衝材として届くのです。りんごがおいしいのはもちろん、これが好きで買い続けています。もみは庭の土に混ぜ込んで、土壌改良に役立てます。ごみになりません。りんごでも豆でも「煮る」ことが好きな片山かなみです。部屋にその素材の香りがたちこめるのが幸せ。りんごはシナモンやクローブを入れて...
以前のブログで「バブル時の青春」の負の側面を書きましたが、バブル世代にはいい面もあります。それは「ノリの軽さ」です。私はうちの前の集積場所に来て下さるごみ収集作業員さんに挨拶したり、数語言葉を交わしたりするのを楽しんでいます。車が去っていく時には、手をふったり。「知らない人との心のふれあい」に抵抗がない。それを受け入れる「あそび」の部分を持っている。これは、バブル時の「ナンパ」に慣れた世代の特徴か...
空き箱と「何かのフタ」と磁石を使って車を作りましょう。空き箱が車体、「何かのフタ」がタイヤ、動力は磁石です。使用する材料と道具はこんな感じ。竹ぐしを車軸として、両端にタイヤになるフタを付け、その竹ぐし(車軸)が、ストロー状のものの中で回転するしくみを作ります。竹ぐしをフタに固定するのは、ボンドなどでも良いのですが、我が家にはそういう接着剤がないので、「樹脂ねんど」を詰めて固定しました。それを「スト...
「たんぽぽコーヒー」ってご存知ですか。こういうたんぽぽの根を炒ってコーヒーにします。市販されてもいますが高い。うちの庭に生えているたんぽぽの根を利用すれば、原材料はタダです。上の写真は、たんぽぽの根を洗って乾かした段階のものです。これを、オーブントースターでローストします。900ワットで2~5分くらい(量による)。焦げるおそれがあるので、いつでも加熱を止めることができるようにそばについて見守りまし...
私の夫はサラリーマンだが、写真の「ケータイマグ」にお茶を入れて会社に持参している。昔はペットボトルのお茶(500ml)を買って飲んでいた。しかし、ある日「ケータイマグ買って持って行くことにするわ(←大阪弁)」とつぶやき、アマゾンで「サーモス」の「真空断熱ケータイマグ500ml」を注文した。2011年8月のことである。その時の値段は送料込で2416円だった。とても気に入って、その後2012年4月に色違いが欲しくなり、...
重要なエネルギー源としている小豆の入ったびんを持つかなみ。ごみ集積場所問題で悩んでいる人は多いのです。「集積場所のそばに住んでいるのだが、ルールを守らない人がうじゃうじゃいて荒れ放題の光景を見ると気がめいる」という人。わかります。私も20年以上前に今の家に引っ越してきて、集積場所の「収集のつかなさ」にしばらく「うーむ、どうしたものか状態」でした。一番の問題は「一ヶ所の利用者が多過ぎること」。60戸...
家電製品などを買った際に梱包に使われているバンド「PPバンド」。本音としてはあれも「こういうのやめましょう」シリーズに入れたいところだが、あれがないとうまく梱包、輸送できない事情もあるのか。ここしばらく家電製品など買っていないので、新たに生じることはないが、以前家電製品を買って生じたPPバンドを、丸めてとっておき、編んでかごにしていたことがあった。縦型のは夫の部屋の物入れ、浅い形のものは、古紙回収...
私は慶應義塾大学文学部通信教育課程を2000年9月に卒業しました。卒論タイトルは「ル・クレジオの作品における微細なるものたちの存在 あるいは現実という織物」。つたない内容でしたが、宮林寛教授のご指導のもとで仕上げたのがいい思い出です。宮林氏はジル・ドゥルーズやフェリックス・ガタリなど、難しいフランス語翻訳のお仕事をなさっていますが、やさしい方でした。私は最初からル・クレジオをテーマに論文が書きたくて慶應...
伝説のパンクバンドSex Pistols セックスピストルズの曲 PROBLEMS にEat your heart out on a plastic trayプラスチックトレイに載せて 自分のハートを食べちまえという一節があって、名フレーズだと思う。ハートを食べているかどうかはわからないが、私たち都市生活者は、あらゆる食品をプラスチックトレイに載せて購入し、消費している。肉、魚、お惣菜・・・。 これらのトレイにはほとんど「プラマーク」がついているので、横...
盛岡の伯母からもらった南部せんべい「まめごろう」。落花生が詰まっていておいしい。ごみ収集がまだ終っていない集積場所の前に車を止める人を見るたびに、「この人にはごみが見えていないんだなあ」と思います。路上駐車はごみ云々に関わらず、してはいけません。物陰を作ってしまうことで事故の元になるし、車がうまく流れなくなって、渋滞の元となります。そのダメな路上駐車を、わざわざごみ集積場所の前にするとは何事ぞ、と...
私が十代の頃、音楽はレコードでした。それとカセットテープ。それがCDになり、現在ではインターネット配信という「モノ」ではない状況に向かっています。元来、音楽は音波、つまり「波動」ですから、モノでなくなっていくのは、必然なのかもしれません。モノとしてのレコードはいま、この世に何枚くらい存在しているのでしょうね・・・。私は(ほとんどの人がそうだと思いますが)好きなアルバムは、CD化されたものを再購入し、...
←自家栽培しているもやしとわたし||私の家の前にごみ集積場所があります、現在の利用世帯数は14世帯です。我が家はほぼごみゼロなので、ごみの量は13世帯分だといっても良いでしょう。現在、そのごみ出しメンバーに「夜出し」をする人はいません。朝一番にごみを出す人がごみステーション(鉄製のごみカゴ)を組み立ててごみ出しが始まる、健全なごみ集積場所です。「ごみステーション」をたたまずに出しっぱなしにしておく...
甲状腺がんと診断された際、私は持っていた人形たちをほとんど手放した。人形というより、ほとんどぬいぐるみで、若い娘時代にもらったものが多い。人形はごみには出来ない。供養してくれるお寺に持って行った。思い入れのあるテディベア二匹だけを残し、あとはお別れすることにした。何体くらいあったかもう思い出せないが、車の後部座席にぎっしり乗せて、横浜市保土ヶ谷区の立江寺(クリックでリンク) に行った日を覚えている...
私は、現場でごみ収集作業に携わっている方々と仲がいいんです。もともと、利用者が多過ぎて混沌状態にあった、かつての集積場所を分散し、我が家の前に少人数利用の集積場所を新規開設してもらったという経緯もあり、横浜市資源循環局の皆様のことはとても信頼していますし、委託されて収集作業を行っている民間業者の方達とも、どんどんお友達になれる。いつも「同志愛」をもって、収集作業に立ち会っていますから。この世には、...
二十代のかなみ。バリ島の美術館にて。24歳の時、インドに行った。観光とはちょっと違う「長期滞在」型の旅。プネー(当時は『プーナ』といった)にあるアシュラムの近くにアパートを借り、そこで暮らしながら、アシュラムに通ってヨガや冥想、ダンス等のワークショップを受ける。80年代後半の日本の若者に、こういうムーヴメントが確実に存在していたのである。一方ではバブルの狂乱景気で、アッシー・メッシー・みつぐ君、高...
卵と牛乳を混ぜたミルクセーキ状の液にパンを浸して、フライパンで焼いたものを フレンチトーストFrench toast というのは不思議ですね。なぜフランスのトーストなのでしょう。フランス語では Pain perdu ですよね。この語も不思議だけど。 perdu という形容詞が。食パンというのは、捨てられていることが多い食品なのです。私としては心がいたみます。ミュージカルであまりにも有名な、フランスの ユゴー Victor Hugo の大...
私の愛読書 青木健一郎 著 「現代物理学を学びたい人へ 原子から宇宙まで」”物理学は理系だけのものではない!”と本当に思っていらっしゃる方です。私は横浜市の定めるボランティアを現在二つ、つとめています。ごみと資源物関係と防災関係。ボランティアって骨折り損のくたびれ儲け、と思われがちなのですが、私は違うと思います。自分の興味や技能を生かす分野のボランティア活動ならば、自分のためにもなるんですよね・・・...
会社員時代、電話で「カタヤマカナミです」と言うと、相手に「ハタヤマさん?」とか「マナミさん?」と聞き返されることがあった。そんな時「かきくけこの『カ』です」と答えていたが、今だったら「かつおぶしの『か』です」と答えると思う。我が家では、かつお節削り器でかつおをかいている。まあ、昔は多くの家がそうしていたのですよ。小津安二郎の映画「早春」にも、幸田文の小説「流れる」(共に昭和31年作品)にも、かつお節...