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  • アンデルセン童話とごみの分別

    アンデルセンの童話に「しっかり者の錫(すず)の兵隊」というのがあります。私は小学生の時この物語を読んだことが、ごみ問題に対する目覚めでした。ご存知の方も多いと思います。日本では「錫」ではなく「鉛(なまり)」の兵隊とされているのも多いのですが、原作は「錫」です。ある男の子が誕生日の贈り物として、錫で出来た兵隊の人形セットを貰います。その中の一人だけ、脚が一本ありませんでした。原料である錫が足りなかっ...

  • ごみ教育は14歳の少女を救う

    14歳の時、グレそうになった。14歳の少女は壊れやすい。あの世とこの世の境目にいるといってもいい。どちらに転ぶか、とてもあやうい位置に存在しているのだ。誰もが14歳だったわけだが、人は親という立場になると、その14歳のあやうさを忘れてしまうものらしい。あまりにもそれを覚えていると、子育てが出来ないのだろう。私は子どもがいない(授からなかった)ので、14歳の「あの世度」を覚えている。私の場合は父が問...

  • 「お下がり」考2 文化のお下がり

    以前、夫のお下がりのアディダスを着ている話を書きましたが、私は半分以上「お下がり」が原料で出来ている人間かもしれません。三人姉妹の末っ子なんです。2歳上と5歳上の姉がいます。服はお下がりが当たり前でした。カバンなんかもそうですね。「お下がり」に対してネガティブな感情はありません。むしろ好きですね。「お下がり」が。これは、作家・向田邦子の妹さんである向田和子氏も語っておられましたが、姉が着ている服を...

  • アールジーンよ永遠なれ

    やぶれジーンズというのは「どこをつついてもピチピチという音がきこえるような」(『三島由紀夫レター教室』に出てくる表現。とてもおもしろい本です)若い子ちゃんならそれなりのファッションにもなるが、四十過ぎたらやめたほうがいい。でも、ジーンズというのは、時々すごく「主張」してくる。向こうも「離れたくない」、私も「離したくない」。相思相愛。このEarl Jeanのジーンズは、15年以上前に御殿場プレミアムアウトレッ...

  • 鎖骨から春の訪れを

    お片づけのツボ、お教えします。左鎖骨の少し下、胸には行き着かないところ。そのあたりを、ちょっと力を入れて、中央部から外側に向かって斜めに手でさすると、身体のめぐりが良くなり、気持ちもすっきりしますヨ。春はもうすぐ。勇気をもって、元気にいきましょう!環境問題・保護ランキングにほんブログ村...

  • 「パリのランデブー」的”軽さ”を世直しに有効活用しよう

    以前のブログで「バブル時の青春」の負の側面を書きましたが、バブル世代にはいい面もあります。それは「ノリの軽さ」です。私はうちの前の集積場所に来て下さるごみ収集作業員さんに挨拶したり、数語言葉を交わしたりするのを楽しんでいます。車が去っていく時には、手をふったり。それを三十歳くらいのある女性に言ったら「ええー、知らない男の人でしょ」と言われました。「知らない人との心のふれあい」に抵抗がない。それを受...

  • 干し柿スイーツ

    日本は食糧自給率がカロリーベースで低い、とよく言われますが、たくさんのお宅の庭で、もぎ取られないままボタボタと落ちている柿を見るたびに、日本中にある「食べてもらえない柿のカロリー」は相当なものだろうなあと思います。渋柿でも、焼酎を吹き付けて陽にさらしておけば、干し柿になるのに・・・。欲しいなあ。 干し柿というと、丸のままむいて、縄で吊るしたりしなきゃいけなくて面倒、と思う人がいるかもしれませんが、...

  • 冷凍ケーキの正しい食べ方

    ↑猿とかなみ。場所はピピ島か? 寒い日は昔の己が水着姿の写真でも見ると、少し体温が上がるかもしれない。23歳の時、「銀座和光」の高級生ケーキを12個もらったことがある。夫と出会う前。私は絵画モデルなどのアルバイトをしながら、東京都杉並区天沼で一人暮らしをしていた。ケーキの贈り主の男性は画家。日本画を描いている人だった。私は肩が薄いので、和服モデルの仕事が結構あったのである。一人で着物を着ることが出...

  • たんぽぽコーヒーでむくみ解消 「雑草は悪くない」つづき

    「たんぽぽコーヒー」ってご存知ですか。こういうたんぽぽの根を炒ってコーヒーにします。市販されてもいますが高い。そのへんに生えているたんぽぽの根を利用すれば、原材料はタダです。上の写真は、たんぽぽの根を洗って乾かした段階のものです。これを、オーブントースターでローストします。900ワットで2~5分くらい(量による)。焦げるおそれがあるので、いつでも加熱を止めることができるようにそばについて見守りまし...

  • キモノを着ましょう「ふだん」にね♪

    キモノは時々「着て」と私にメッセージを送ってきます。素直に着ます。このウールの着物は40年以上前、北海道で小さな呉服商を営んでいた母方の祖母が、当時十代だった私の姉に作って送ってくれたものです。姉は少女時代から背が高かったので大人仕立て。帯は絹の半幅。母からもらったものを「貝の口」に締めています。年増がこんな若向きを着て、などと非難する人はこの令和の世にはいません。和服を着ているというだけで、ご近...

  • 落花生に聞いてみよう なぜごみを分けなければならないの

    なぜごみと資源物を分別しないといけないの落花生さん分別しないと燃やすごみが増えるから燃やすごみが増えたらなぜ困るのごみは燃やしたって消えないから!アンデルセン童話とごみの分別(クリックでリンク)参照ごみを燃やすと「焼却灰」という残存物が生じます。それをどう処理するか。どこの自治体でも抱えている切羽(せっぱ)詰った問題です。横浜市の場合は海に埋立地(最終処分場)を作っています。私はこの最終処分場の見...

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ハンドル名
片山かなみ KANAMI KATAYAMAさん
ブログタイトル
アザランへの道 vers le pays d'Hazaran
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