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VO.Endicottのエロ・コメ・ファンタジー https://ameblo.jp/kuroyamanba/

BL小説「凸月の狼たち −逆遺言篇−」を掲載します。

アメーバブログ、FC2ブログ、小説家になろう、の3サイト同時掲載です。

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2013/03/01

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  • 【逆遺言篇】22.俺じゃダメか?(2)

    「んーーーー、その申し出は有難たく、今後の可能性を考える上でも興味深いのですけど、那智さんはヴァンパイアになってしまったので・・・。ヴァンパイアがヴァンパイ…

  • 【逆遺言篇】22.俺じゃダメか?(1)

    那智はヴァンパイア・デビューを無事に終えたが、“凸月”が終わって一週間経っても吸血した人間の誰からも再会を望む“念”を送られて来なかった。 「あの、門番をし…

  • 【逆遺言篇】21.“凸月”の引力(4)

    ヴァンパイアは元々人間より頑丈にできていて、三峰は意識が戻ったのと同時に健常者と変わらないくらいにまで回復したので、ヴァンパイア・デビューに勤しんでいる那智…

  • 【逆遺言篇】21.“凸月”の引力(3)

    「考えられることは、那智さんが三峰さんと無理心中をした日を境に時空を乗り換えてしまったってことなんだと思います」 時雨がとりあえず皆で共有している推論を言っ…

  • 【逆遺言篇】21.“凸月”の引力(2)

    「吸血欲が無いのは、毎日“擬血薬”の点滴をしているからですよ」 三峰に不安を与えまいと時雨が言った。 「それよりも・・・那智さんの雰囲気が随分変わったように感…

  • 【逆遺言篇】21.“凸月”の引力(1)

    那智の前世を最も知る三峰の目覚めは、那智にとっても待ち望んでいたことであり、一刻も早く記憶の有無を確認して、もし、可能なら無理心中事件の詳細を聞き出し、詫び…

  • 【逆遺言篇】20.異例の選択(3)

    那智はそのジャッジを笑い飛ばすわけでもなく、クラブに興味を示すこともなく、ある一点をジーッと見ていた。 視線の先にはドアの脇に立っているセキュリティーらしい…

  • 【逆遺言篇】20.異例の選択(2)

    久々のスーツ姿に上機嫌で口笛を吹きながらドレッサーの前で肩に達するくらいに伸びた髪をセンター分けにして撫でつけ、満足そうにキメのポーズをとった。 大神は吹き出…

  • 【逆遺言篇】20.異例の選択(1)

    すっかり目が冴えてしまった大神は、寝ることを諦めて洗顔を済ませ、ソファに座って冷えた緑茶を飲み、胃に伝わる冷たさで体内をも覚醒させた。 寝汗が引いて多少は快…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン《選択A》

    案の定、那智の周りは寝汗でぐっしょりで、これでは不快な夢を見るのも頷けた。 本当はシーツを替えてあげるのが最善なのだが、魘されているとはいえ、寝た子を起こす…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(6)

    ※  本日は性的表現自主規制のため、途中から二分岐します。  二人それぞれ病室で静かな午後を過ごしていると、時雨が那智の容態を診に来た。 「安定剤と睡眠薬の…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(5)

    その日は忙しさのピークが予想されたので、午前中に大神は三峰の容態を確認しに病室を訪れた。 三峰は相も変わらず涼し気な顔をして寝入っていた。本当に童話の世界の眠…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(4)

    “もしや・・・” と、思って、大神はお節介を承知で、 「那智さん、もしかして張って来たんじゃありませんか?三峰君の時もそうでしたが、それは“擬血薬”の濃度を下…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(3)

    「えっ!?アンチボディーですか?・・・霧系の・・・。周囲にヴァンパイアがいないところを見ると、高校卒業後の18か19ってところですか?」 那智は感知した情報を…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(2)

    「服も買い揃えたし、それじゃ、これから今日の目的を果たしましょう。 疲れたし、お腹も空いたので、焼き肉でもどうです? “凸月”を前にスタミナを付けなきゃ・・…

  • 【逆遺言篇】19.自立へのカウントダウン(1)

    大神は翌日から那智の進化形ヴァンパイアとしての自立トレーニングを始めた。 “擬血薬”濃度を10%下げたのを機に外出してみて、好みの吸血対象を物色する訓練をす…

  • 【逆遺言篇】18.遅れて来た待ち人(4)

    「ええ、本に書いてありましたね」 記憶力もヴァンパイア化した那智はその内容が書いてあったページの行まで頭に浮かんできた。 「じゃあ、もう受験は終わったも同然…

  • 【逆遺言篇】18.遅れて来た待ち人(3)

    「いいなあ、ハーレム活動が生業だなんて・・・」 時雨がボソッと言った。 「時雨先生、浮気願望でもあるんですか?」 那智が揶揄った。 「いや、いや・・・そうい…

  • 【逆遺言篇】18.遅れて来た待ち人(2)

    翌日、午前中、大神は那智のヴァンパイアとしての自立に手を貸してくれるという時雨を交えて那智の病室で簡単な打ち合わせをしていた。 「進化形ヴァンパイアの“盛り…

  • 【逆遺言篇】18.遅れて来た待ち人(1)

    無職になった大神の一日は、午前中は家事をし、午後に病院に行って、依然、眠り続けている三峰と進化形ヴァンパイアとして自立を目指す那智の二人を見舞い、夕飯の配膳…

  • 【逆遺言篇】17.日本吸血鬼協会(2)

    「今、遡れる最も古い共通点が那智君の双子の息子の妊娠ということになるので、彼らは今、中1だっけ?つまり、13、4年前は分岐していなかったということなんでしょ…

  • 【逆遺言篇】17.日本吸血鬼協会(1)

    大神は赤坂見附駅からほど近い所にある黒御影のような光沢のある中層ビルの前に立っていた。 店子の看板は掲げられていない分、品は保っていたが、エントランスは照明…

  • 【逆遺言篇】16.過去の探索(4)

    冷酒に鰤大根の定食を頼んでちびちびやっていると、ハーレムの一人から“念”が送られて来た。<大神さん、今晩空いてたら会って・・・>と、健気なものだった。“克己(…

  • 【逆遺言篇】16.過去の探索(3)

    「奥さんが刺客を送ったというのは証明されていません。だけど、奥さんの兄も認める推察ですから、ほぼ事実でしょう。奥さんは極道の組長の娘ですから・・・」「ご、極道…

  • 【逆遺言篇】16.過去の探索(2)

    「まず・・・ですね。あなたは当面、単独での外出は禁止です。今は“擬血薬”で吸血欲は抑えられていますが、それを必要としないで人間社会で生きていけるようにならなけ…

  • 【逆遺言篇】16.過去の探索(1)

    大神は那智が三峰の家に残したスーツ、靴、カバンを抱えて那智の病室へ瞬間移動で降り立った。 「うわっ!・・・何だ!?」 ベッドに座って雑誌を読んでいた那智は、…

  • 【逆遺言篇】15.15年前の再来(6)

    オーナーが帰って行き、大神と白谷は示し合わせたように同時に大きな溜息をついて、ソファに背を預けるように座った。大神は茶を淹れ直し、二人は三峰と那智の今後につい…

  • 【逆遺言篇】15.15年前の再来(5)

    那智に睡眠をとらせるために大神と時雨は退室し、この時間を利用して、大神は昼食と那智に必要な日用品等の買い物に出かけることにした。別れ際、時雨は、「今朝、白谷会…

  • 【逆遺言篇】15.15年前の再来(4)

    「進化形とか前進化形とか、蝙蝠族とか霧族とか狼族とか、ヴァンパイアってそんなに種類が多いんですか?」那智は半ば呆れたように言った。「霧族と蝙蝠族には霧・蝙蝠族…

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