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撮り旅・ヨーロッパ https://blog.goo.ne.jp/balaton620

ハンガリーを拠点にカメラ片手に周辺の“いい処”探しの旅と歴史・生活情報

米国とハンガリー、メキシコの20年間の駐在生活ののち、晴耕雨読を目指してバラトン湖畔(ハンガリー)に居残ってしまった、かつての企業戦士。中世の教会を主体に写真撮影の旅を楽しんでいる。

balaton620
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住所
ハンガリー
出身
新潟県
ブログ村参加

2013/02/05

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  • 国境沿いの教会スケッチ(2)

    これは仮想のスケッチ旅行であることを予め断っておきます。但し、仮想とは言っても、今現在の事ではないというだけで、過去の旅を紐解いています。このコロナ禍は、こちらでも感染の第二波が襲っており、より一層の自粛が要請されおり、国外の渡航は実質不可能、国内ならば日本の様な「GOTO何がし」があったら、すぐにも腰を浮かせたいところですが......当面は行った積りで思い出のスケッチ旅行が無難かと。今回の教会たちは、個人的にもお気に入りの教会が揃った地域であり、紹介したい物が一杯あり過ぎるので、詳細については過去の投稿写真を観て戴きたく、今回はスケッチ中心と要点のみと致しました。●2013/04/01投稿タイトル「Lónya/Vámos-atya教会」●2013/04/02投稿タイトル「Csarda/Tákos教会」ティサ...国境沿いの教会スケッチ(2)

  • 東部国境沿いの教会スケッチ(1)

    ハンガリーの東部はスロヴァキアとウクライナに接しています。四方を海で囲まれた日本では塀あるいは金網の向こうが隣国だなんて想像がしづらい訳ですが、ひと昔前まではその塀を越えることはタブーでした。(EUに加盟していないウクライナは緩和されたとは云え、未だ国境警備は厳しいものがあります)ハンガリーの風物詩である草原の牧草ロール(ロールベール)と隣国の山岳地帯を望む風景がこの地方の特徴であろう。Aug.192008撮ロールベールは直径1.5m、重さ350kgほどの大きさで牛などの家畜の餌となる。そして日本の合掌造りに相当する茅葺屋根の古民家<ロケーション>....赤丸印は今回紹介する教会の位置シャーロシュパタク(Sárospatak)はジグモンド(Zsigmond在位1387-1437)国王から自由都市の優遇を受け、特...東部国境沿いの教会スケッチ(1)

  • ハンガリー東部ミシュコルツをスケッチ(2)

    前回に引き続き、❸ヴィジョリィ(Viszoly)改革派(カルヴィン派)教会教会は13世紀にロマネスク様式で建てられ、その後14世紀にゴシック様式を取り混ぜた大きな内陣と塔を追加拡張した。<ロケーション>.....赤二重丸が今回の教会位置■教会の外観●13世紀創設期の祭壇と内陣(南側)●14世紀に追加された内陣と塔●教会の北側全景●東側(県道)より見た教会の全景■内陣内陣の全景;奥が祭壇部で新旧の内陣は仕切り壁で分かれている。これだけ多くの壁画が保存よく残されている教会は珍しく貴重な遺物である。●祭壇部のフレスコ画(壁画)◆13世紀の内陣にある壁画よく美術雑誌で見掛ける壁画でキリストを描いたようだ。◆天井は交差リブのヴォールト構造に色が鮮やかに残っているのは嬉しい。̻̻🔹14世紀の内陣側の壁面には....🔹天井は...ハンガリー東部ミシュコルツをスケッチ(2)

  • ハンガリー東部のミシュコルツをスケッチ

    この地域のカバーページを飾るスケッチを考えた時、一番に頭に浮かんだのがボルドグ・クー城(Boldog-kővár)であった。直訳すると「幸せの石」となる。山頂に佇む美しい城塞(主観的なミシュコルツのイメージである)ミシュコルツ(Miskolc)は、ハンガリーの東部にあってデブレツェン(Debrecen)に次ぐ大きな街であり、人口15.5万人(2018年)は国内では4番目に位置する。1989年の共産圏時代には20万人を超え、ブダペスト、デブレツェンに次ぐ3番目の工業都市であったが、旧ソ連崩壊後は西側から遠いということもあり、生産→工場の衰退で人口も激減した。工業都市ということで市街地よりも郊外の方に歴史的な建造物を含めた観光施設が多い。(温泉、行楽とアウトドア・ライフ、城塞、古い教会等)●温泉では洞窟温泉が、●行...ハンガリー東部のミシュコルツをスケッチ

  • ハンガリー東部のミシュコルツをスケッチ

    この地域のカバーページを飾るスケッチを考えた時、一番に頭に浮かんだのがボルドグ・クー城(Boldog-kővár)であった。直訳すると「幸せの石」となる。山頂に佇む美しい城塞(主観的なミシュコルツのイメージである)ミシュコルツ(Miskolc)は、ハンガリーの東部にあってデブレツェン(Debrecen)に次ぐ大きな街であり、人口15.5万人(2018年)は国内では4番目に位置する。1989年の共産圏時代には20万人を超え、ブダペスト、デブレツェンに次ぐ3番目の工業都市であったが、旧ソ連崩壊後は西側から遠いということもあり、生産→工場の衰退で人口も激減した。工業都市ということで市街地よりも郊外の方に歴史的な建造物を含めた観光施設が多い。(温泉、行楽とアウトドア・ライフ、城塞、古い教会等)●温泉では洞窟温泉が、●行...ハンガリー東部のミシュコルツをスケッチ

  • ハンガリー北東部国境の教会スケッチ(2)

    前稿に引き続き、次の教会から、●サロンナ(Szalonna)改革派(カルヴィン派)教会●ルダバーニャ(Rudabánya)改革派(カルヴィン派)教会●ツボジィ(Zubogy)改革派(カルヴィン派)教会<ロケーション>◆サロンナ(Szalonna)カルヴィン派)教会教会はアルパード王朝時代からの石造りの教会である。1562年にオスマン帝国軍によって、当時、壁面に描かれていた壁画は白い漆喰で上塗りされ、廃墟化していた。1589年にカルヴィン派の所有となり現在に至る。教会の入口教会の裏側(祭壇側)●内陣1970年に上塗りされていた壁を削り取って、絵を復元した。「聖マルギットの伝説」という名の貴重な壁画であるらしい。内陣の入口側(天井には絵板パネルはないが、階上礼拝席の側面パネルが存在)◆ルダバーニャ(Rudabány...ハンガリー北東部国境の教会スケッチ(2)

  • ハンガリー北東部国境の教会スケッチ(1)

    ハンガリーの北東部ではアッグテレク・カルスト台地(Aggteleki-karszt)をスロヴァキアと共有しており、地下では国境もなく繋がっている。両国合わせて1200もの洞窟があると云われており、1995年にユネスコの世界遺産に登録された。全長25Kmに及ぶバラドラ洞窟はヨーロッパ最大の洞窟である。バラドラ洞窟(Baradlabarlang)入口Aug.152007何億年もの歳月で出来た石灰岩の自然の造形には、各々名前が付けられているこの地域は外部からの侵略者も触手を伸ばさなかった秘境であった為か、幸いに古くからの教会が破壊されることなく残っている。先を急ぐ必要もないのだから、古き、貴重な物にちょっとばっかし多くの紙面を使わせて戴こう。アッグテレク国立公園の麓にある5つの教会を紹介したい。<ロケーション>山と湖...ハンガリー北東部国境の教会スケッチ(1)

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