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  • シオニズムと映画の話

    任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」の映画版がアヴィ・アラッド(Avi Arad)と組んで製作されるそうだ。このアヴィ・アラッドはイスラエルによる戦争犯罪を強固に支持している人物であるため、SNS上では批判も起こった。が、任天堂がこの人物の起用を止めようとする様子はない。任天堂は企業理念として人権を重要視しているらしいのだが、そんなのは口先ばっかりなんだろう。 そして多分、日本ではこのことを批判する人よりも全く気にもしていない人のほうが多数派なんだと思う。残念ながら。ディズニーの実写版「白雪姫」のときもそうだった。この映画では継母役としてシオニストのガル・ガドットが起用されていたが、そのことに対…

  • gooブログからの引っ越し

    gooブログがサービス終了になってしまうということで、こちらに引っ越してきた。記事の移行とリダイレクトまでは終了。あとは内部リンクを修正するだけだが、これが結構あるので大変な作業になりそう。 gooブログに限らず、最近ブログサービスがどんどんサービス終了になっているようで、寂しい限り。各種SNSのほうがもっと気軽に投稿できるから、ってことなんだろう。ブログはオワコン、って何年も前から言われているし。 オワコンと言われようが、私はブログが好きだ。一時期Twitterをやってみたけど合わなくて、ブログに戻ってきた。誰をフォローして誰にフォローされてて、っていうのがわかりやすく可視化されるあの感じが…

  • テロリストとはなにか

    「テロリスト」とは字義通りならばテロ行為をする人のことだ。そして「テロリズム」とは広辞苑には「政治目的のために暴力あるいはその脅威に訴える傾向。また、その行為。」とある。しかし暗黙の別の基準が存在しているように思える。 子供の頃からずっと疑問だった。なぜパレスチナ人は「テロリスト」と呼ばれ、それ以上の暴力を振るっているイスラエルはそう呼ばれないのか。去年イスラエル(モサド)が起こしたポケベル爆発テロも、かなりわかりやすいテロだったのに、日本の報道各社はこれをあらわすのに「テロ」という言葉を頑なに使わなかった。そもそもあまり大きく取り上げられなかった。 要するに、西側、特にアメリカから見て都合の…

  • 横浜DeNAベイスターズのバウアー投手獲得を歓迎しません

    私は一応ベイスターズのファンで、去年日本一になったときは本当に嬉しかった。だけどバウアー獲得は本当にやめてほしいと思っている。 理由の一つは性的暴行疑惑。本人は否定しているが、一人ならまだしも複数人から訴えられたというのはかなり怪しい。そのうち一部が不起訴になっただけだし、和解=無実というわけでもないのだが、こういう事があるとすぐに美人局だのバウアーははめられただのと決めつけられてしまう。実際被害に遭っていても性犯罪の立証は難しいし、有名人で金持ってる(=優秀な弁護士を雇える、裁判で有利)男を訴えるなんて生半可な気持ちではできないと思うが。このこともあってバウアーはメジャーリーグではプレーでき…

  • ドイツの現状から改めて考える2022FIFAワールドカップでのドイツチームのパフォーマンスの意味

    現在、ドイツではイスラエルによる虐殺や占領に反対する人々に対して、警察による暴力も含む国家的な弾圧が加えられている。反ユダヤ主義を取り締まるという名目で。イスラエル問題に関しては、ドイツに言論の自由はない。 ドイツは最近になって急に変わったわけではなくて、昔からこうだったんだと思う。前はイスラエル問題に注目する人が今より少なかったので見えにくかっただけで。 ドイツのことを考えていたら思い出したのが、2022年にカタールで開催されたFIFAワールドカップのこと。このとき、ドイツチームは日本戦の前に口を塞ぐパフォーマンスをした。これには多様性などを訴える腕章の着用を禁じたFIFAやカタールの同性愛…

  • シオニストVSシオニストのアメリカ大統領選

    アメリカ大統領選、ハリスが負けたらしい。そのことに対して大袈裟に嘆いているリベラルを結構見るが、私はトランプとハリスのどちらが勝つかなんてどうでもいい、と前から白けた気持ちで見ていた。 なぜなら、トランプだろうがハリスだろうがイスラエル支持派であることに変わりはないから。イスラエルに武器を送り続け、イスラエルに対する忠誠心はトランプに負けないとアピールする候補を応援する気にはとてもなれない。 もし私がアメリカ大統領選の投票権を持っていたなら、ジル・スタインに投票しただろう。ハリスとは異なり、はっきりとイスラエル批判をしている候補なので。そういう候補を無視してハリス、ハリスと言い、ハリスが負けて…

  • シオニスト左派について

    イスラエルによるパレスチナ人の虐殺に反対している人は大勢いる。日本にも、充分とは言えないが少なくはない数で存在している。ただ、そうした人たちの中にもグラデーションがあるな、とは感じる。中にはハマースのことを簡単にテロリストと呼んでしまう人たちや1948年のイスラエル国家の成立自体は問題視していない人たちもいたりして。「イスラエル支持だがネタニヤフ不支持」みたいなことを書いている人を見てギョッとしたこともあった。イスラエルは元々「リベラル」な国だったが最近急におかしくなった、というわけでは決してない。イスラエルがそもそもどういう国か、どうやって成立したかを考えれば、「今やっていることはおかしいが…

  • 反日教育と呼ばれているもの

    深圳で日本人学校に通う少年が殺された事件で、中国人ヘイトを煽る意見がネット上に吹き荒れている。中国の反日教育が悪い、とかこれが中国人の本性(by野口健)だとか。ウトロの放火事件みたいな日本人によるヘイトクライムや、アメリカ人が日本人に危害を加えたケースは無視するか擁護するくせにね。そしてかれらが言う「反日教育」とやらについて。日本はアジアの多くの国を侵略したという歴史がある。被害に遭った国ではそのことについて学校で教えている。当然のことだ。ところが、それが「反日教育」であると言われ、まるで悪いことであるかのように非難されている。また、「普通の日本人」は中国と韓国だけがそうした教育をしていると主…

  • パリオリンピック雑感ーどちらかと言えばオリンピック反対の立場から

    閉会式も終わってしばらく経って今更だけど、パリオリンピックについて色々と思ったことがあったので書いてみる。 目次 イスラエルのことなど 宮田選手のこと 体操競技のこと 柔道のこと ボクシングのこと イスラエルのことなど まず、一番気になることはロシアとベラルーシの選手は出られないのにイスラエルの選手は普通に無条件で出られるというダブルスタンダード。ベラルーシですら出られないならアメリカだってイスラエルを思いっきり後押ししてるし……って考えると収拾つかなくなるからみんな出場させたらいいと思う。「平和の祭典」を名乗るなら。ロシア・ベラルーシの選手も条件付きで個人としてなら出場できるみたいで、その代…

  • コカ・コーラとコロンブスとイスラエル

    Mrs. GREEN APPLEのコロンブス等を題材にしたMVが炎上した。消されてしまったようなので実際のものを確認はできないが、内容の要約を読むとかなり植民地主義的で上から目線な内容だったことが窺える。こんなものが一時的にでも世に出てしまったのが残念だと思う一方、あれが即座に炎上する時代で良かったとも思う。私の子供の頃だったら問題視されずスルーされていただろうし。 昔はコロンブスって好意的に扱われて偉人みたいに言われてたよな。当時から疑問だったけど、アメリカ大陸「発見」とか言われて。ルネサンスの三大「発明」って言われてるものだって全部中国が発明したもので西洋人は改良しただけなのに変だな、って…

  • 日本でも蔓延するイスラモフォビア

    少し前にエドワード・サイードの「イスラム報道」を読んだ。メディアがイスラムについての偏見を助長するような報道を繰り返していること、メディアの姿勢がそうなので報道すればするほどイスラムについての誤解が広まっていくことなどが語られていた。他の宗教と異なり、イスラム教についてはろくな知識もない人間がもっともらしく記事を書いたり語ったりすることが許されていることなども。 サイードが書いているのは主にアメリカ(+ヨーロッパ)の事例だろうが、日本もそう変わらないな、と思った。多分アメリカの影響を強く受けているからだろう。イスラム教に限らず、例えば中国などに対しても反中感情を煽るような報道ばかりが見られる。…

  • 「舟を編む」ドラマ版が最高だった話

    「舟を編む」のドラマを見終わった。原作が好きなので、馬締さんじゃなくて途中加入の岸辺さんが主人公になっていることに最初は抵抗があったけど、見てみたらとても面白かった。アニメも映画も見たし、どっちも良かったけど、今までの「舟を編む」の映像化でこのドラマ版が一番好きかもしれない。 原作に無いシーンてんこ盛りだけど大事な部分は変えていなくて、ちゃんと原作を尊重しているのが伝わるから違和感なく見られる。コロナや電子化など最近の事情も入れつつ、本筋は崩さず。辞書オタクの描写、みんなの言葉に対する愛の描写もいいし。「ヌメらない未来」って台詞、ドラマオリジナルだけど馬締さん言いそうだし。原作そのまま映像化し…

  • 「ちはやふる」最終巻感想

    「ちはやふる」最終巻をようやく読んだが、どうも釈然としない何かを感じてしまった。千早と太一がくっついたのが意外、というか唐突に思えてしまったので。差別描写などを含まない限りどんな結末にするのも作者の勝手ではあるけど、私は好みではないなと。 新と太一には大体同時期くらいに告白されていたと思うけど、千早の反応が大分違っていて、これは千早は新のほうが恋愛的に好きなんだろうな、としか受け取れなかった。太一のことは即振ったのに対して、新に告白されたときはもっと嬉しそうだったような。「私は一生かるたが好きで、新が好き」ってモノローグもあったよな。あれはなんだったのか。心変わりするまでの千早の心の動きの描写…

  • ドイツと日本、どっちも違ってどっちもクソ

    ドイツ大使館の1月のTwitterの投稿を見た。「ホロコーストの記憶を呼び起こすことは、ドイツにとって本質的な課題であり道徳的な義務」だそうで、ご立派なことだ。日本「リベラル」の間では、ドイツは日本と違って自国の負の歴史に向き合い、反省してきた国ということになっていた。果たしてそうだろうか、と私は少し前から疑問を感じるようになった。ドイツが反省の弁を述べるのはホロコースト、それもユダヤ人に対するものについてだけで、例えばロマなどのユダヤ人以外の被害者についてはほとんど無視されている。植民地支配のこともほとんど反省していない。 最近のドイツ政府やホロコースト記念館、日本のドイツ大使館の言動を見る…

  • デモに参加してみたいけど不安で踏み切れない方に向けて

    デモに行ってみたい、でもなんだか不安で踏み出せない、という人は結構多いのではないかと思う。私も昔はそうだった。人見知りが激しくて口下手なこともあり、気になってもデモに行けない期間が長かった。デモは最初に行くまでの心理的ハードルは高いけど、勇気を出して一度行ってみれば様子もわかる。慣れてしまえば、なんてこともなくなる。 一人で参加する人も多いし、途中参加も途中離脱もOKだし、周りの人と会話する必要もない。ウォーキングデモなら一緒に歩くだけ、スタンディグデモならそこに立っているだけで十分だ。意見を持った一人の人間として可視化される、それだけで価値のあることだと思う。それに、普段自分の周りにいる人が…

  • イスラエルの裁判とイエメンのこと

    今、イスラエルが大量虐殺の罪により国際司法裁判所に訴えられている。原告は南アフリカの弁護団で、マレーシアなど主に多くの国(主に非西側)が支持している。重要な裁判だが、日本のメディアはこのことをほとんど報じていない。そしてBBCなどの西側メディアは原告の言い分は無視し、イスラエル側の言い分のみを垂れ流しているようだ。ドイツとカナダはイスラエル支持を表明し、イスラエルは虐殺などしていないと主張しているようだ。自称・人権を重視する国、自称民主主義の国々の欺瞞がますます明らかになってきている。 さらに、アメリカとイギリスはイエメンの空爆を開始した。日本のニュースではこのことを無視するか、フーシ派を悪魔…

  • パレスチナーイスラエル問題は単純な植民地支配の問題である

    パレスチナとイスラエルの問題を語るうえで最低限全員が把握しておかなくてはならない基本的なことがある。問題の根本は、イスラエルによる75年間の占領にある、ということだ。このことは基本中の基本なのにもかかわらず忘れられ(あるいは無視され)がちで、2023年10月7日がこの問題の起点であるように語る輩が多い。パレスチナーイスラエル問題の始まりは1948年、あるいはもう少し前。パレスチナ人はそれからずっと占領され、殺され、暴力を受け、自由を奪われてきた。これは西洋からの入植型の植民地支配である。この問題を「複雑だ」という人は多いが、ごくごく単純でわかりやすい問題だ。このことを踏まえ、さらに「植民地支配…

  • イスラエル支援企業のリストと不買運動のススメ

    イスラエルによるパレスチナ人迫害に抗議する方法として、デモ以外にもイスラエルの商品やイスラエル支援企業の商品をなるべく買わない、というものがある。これが意外に効果的で、南アフリカのアパルトヘイトが終わったのも不買運動により追い詰められたのがきっかけだ。 イスラエル支援企業のリストを見ると、世界の名だたる企業がこんなに、と驚く。欧米ではイスラエルを批判した人たちがそのために職を失うような事態が頻繁に起きていて、シオニストがいかに強い権力を持っているかを日々実感させられている。こういう状況を改善するためにも、イスラエル支援勢力の力を少しでも弱めたい。 ということで、イスラエル支援企業を項目別にまと…

  • イスラエルがこれからすべきこと

    例の病院への爆撃は、やはりイスラエルの仕業だった。イスラエル寄りのニューヨーク・タイムズですらそう結論付けざるを得なかったようだ。まあ最初からわかっていたことではあるが。イスラエルはこんなことをずっとやってきたから。それまではそこまで批判もされてこなかった。だからいつもの調子で同じことをやったら、今回予想外に非難されたのでパレスチナ側に罪を擦り付けようとしただけ。シリーン・アブ・アクレ記者がイスラエル軍に殺されたときも、イスラエルは同じようにパレスチナ側の仕業にしようとし、すぐにその嘘がばれた。この件でイスラエルの主張に寄り添ってきたキャスターは大いに反省してほしい。 この問題の発端はイスラエ…

  • イスラエルによる虐殺と西側の欺瞞

    今、イスラエルはガザでの虐殺を続けていて、日本を含む西側諸国はそれを支持している。本当に、イスラエル問題(敢えてパレスチナ問題とは呼ばない)では「先進国」と呼ばれる国々の勝手さ、ダブルスタンダードがはっきりとあらわれる。不当に攻撃されているウクライナの人たちを助けよう、などと言っているのも偽善でしかないことがよくわかる。自分たち側の国は何をやっても正しく、逆も然りということ。それだけ。この人たちの言う「人権」ってなんなんだろうな。 パレスチナは70年以上ずっと占領されている。そしてイスラエルの兵士や入植者たちのちょっとした気分で簡単に殺される。日常的に。子供も含めて。しかもそれがなんの罪にも問…

  • 世界体操inアントワープ 男子団体決勝の感想

    ちゃんと2時半に起きてリアルタイムで見た。目覚まし時計のセットは上手くいかなかったけど奇跡的に起きられた。 中国はアジア大会で本気を出しすぎたせいであわや予選落ちの危機だったけどなんとか決勝に残れて良かった。張博恒や雛敬園は出ていないとは言え、こちらも良い選手が多いし、やっぱりいないと物足りないので。中国チームは若手中心かと思いきや大ベテラン31歳のヨウハオもいるし、ほとんど知っている選手だった。見たことない選手は蘇煒德だけ。身長高そう。鉄棒で2回も落下していたけど、引きずらなくてよかった。この演技以外はほぼ過失なしだったかな中国チームは。予選は散々だったけど、結局2位に入ってくるあたりは流石…

  • 杭州アジア大会の体操・種目別も最高だった

    アジア大会の体操、テレビではカットされまくりで物足りないのでユーネクストに入会してしまった。全員分の演技が見られるところがとてもいい。テレビ放送分では結構カットされていたから。入場シーンや表彰式も含めても含めて全部見てしまった。入場シーンではちょっとゲームっぽい演出もあったりして面白かった。平行棒決勝中の谷川翔と鄒敬園の会話や表彰台での3人ハートという、テレビでは決して放送されないレアなシーンを見られたのも良かった。何語で話してたのかな。英語っぽくは聞こえなかったんだけど気のせいだろうか。ユーネクストで見ていると解説の流れない沈黙の時間が長かったりするのは少し気にはなったかな。点数を待つ間とか…

  • 杭州アジア大会の体操男子個人総合で張博恒に惚れそうになった

    男子の個人総合の試合、本当に素晴らしくて(主に張博恒)とても興奮した。見てる人があまりいなくてこの気持ちを共有できる人がとても少ないのが残念。今大会の中国のメンバーが本気すぎた。中国も自国開催といえど主力メンバーは世界選手権に向けて温存するかと思いきや、バリバリの一軍を送り込んできていて。あのメンバー見たら世界選手権から外れたメンバーしか出ていない日本チームが勝つわけない、むしろここで中国が勝たなくてどうする、と思った。 張博恒、前からすごい選手だとは思っていたけど、更にパワーアップしたような。5種目終わった時点で他選手を引き離していたのに、最終種目鉄棒でも圧倒的な演技で15点台を叩き出して圧…

  • 映画「バービー」とグレタ・ガーウィグのホワイトフェミニズム

    「バービー」は公式が原爆を茶化して批判されたりもしたが、結構多くのリベラルやフェミニストの人が観に行っていて、概ね好意的に受け止められているようだ。 私としては、あの映画を平気で見にいけるんだ、そして称賛できるんだ、という気持ち。バーベンハイマーの件を許していないので。ちなみに私は全く愛国者ではなく、日本は自国のやらかした侵略についての認識が甘すぎると常々思っているしそれにも怒っている。それと同時に、大勢の人が犠牲になった原爆を肯定したり被害を軽視してはならないという立場。あんな風に茶化せるのはアジア人に対する差別意識が根底にあるからだと思っている。 そしてバーベンハイマー以外にもモヤモヤする…

  • 入管と愛国と大政翼賛会

    改正(改悪)入管法が強行採決されてしまった。いろいろな問題点が明らかにされてきたにもかかわらず。連日大勢の市民が様々な場所で抗議の声を上げていたが、それも完全に無視された。とても腹立たしい。 私が一番理解不能で怖いと思うのは、入管やその職員よりも、入管の肩を持つ一般市民かもしれない。入管の人らは軍隊と同じようにそういう環境の中で次第に染められていって、最終的にああなるんだろうからまだ理解できなくもない。でもそれ以外の人たちは特にそういう洗脳教育的なものも受けていないわけで。 入管を支持する人達の多くは「日本」という概念がよほど大事みたいで、人の命よりも、自分の国はいつでも正しいという信仰を優先…

  • 二大政党制はクソである

    日本もアメリカ等のように二大政党制になって欲しいと思っているらしき「リベラル」は結構見る。確かに自民党の一人勝ち状態は問題かもしれないけど、二大政党制だってろくなもんじゃない。どっちも大差ない右翼政党か保守政党になる。例えばアメリカがそう。共和党も民主党も保守政党でイスラエルをほぼ全肯定しているという点では変わりない。イギリスもそう。(多分)左派と見られている労働党は、王制反対派でイスラエルにも批判的だったコービンを追放したし。 日本の野党共闘にも私は懐疑的だ。共産党が野党共闘に積極的になる前は、共産党は候補者を立てずに民主党に票を集中させろ、みたいに批判されていた。共産党も天皇制を容認したり…

  • 入管法の改悪に反対します

    3回目以降の難民申請者は申請中でも強制送還を可能にする、という入管法の「改正」案が4月28日に衆院法務委員会で可決された。日本は元々極端に難民認定率の低い国で、入管収容所の被収容者はまともな医療も受けられずに虐待されている。在留資格がなければ働くことすら許されない。難民申請者の扱いは今でも十分ひどいのに、更にひどい状態に追いやろうとしている。 入管職員や入管庁の関係者たちもひどいけど、そういった環境に慣らされて麻痺しているだろうからまだわかる。もっと恐ろしいのはそれを支持する一般の人たち。たまたま自分にとって安全な国に生まれた「普通の日本人」たちが、国に帰れば命の危険がある人達を誹謗中傷してい…

  • 地方選挙とトイレの話

    数日前、区長と区議会議員の投票に行ってきた。そして区長の方には白票を投じてしまった。そのことが悔しかったが他にどうすることもできなかった。 現職の区長はホームレス排除を進めている区長で、消去法でも他の候補に投票して落選させたかった。それで選挙公報を読んで投票先を考えたのだが、消去法でも投票したい候補がいなかった。現職以外の三人の立候補者のうち、一人は日本第一党で、日本国籍者のみに生活保護を行き渡らせようと言っている。論外。一人は自民党で「女性専用トイレの廃止を見直す」などと言っている。これも論外。女性専用トイレが廃止されるなどという事実はない(そういうデマならある)。そしてもう一人は無所属の女…

  • 仮面ライダー龍騎の同窓会の話

    1月19に開催された「仮面ライダー龍騎 20th Anniversary 同窓会 talk event」に行ってきた。タイミングが遅くなってしまったけど、せっかくだから行ったという記録を残したいので書いておく。行った理由は、仮面ライダー龍騎が好きだというのも多少はあるけど、主に芝浦役の一條さんが見たかったから。一條さんは少し前は1年に1、2回は2サスやサスペンス系の連ドラのゲストなんかで見られたけど 最近それがなくなってしまって、更に事務所も辞めてしまった。俳優は辞めていないようなんだけど。ブログの更新すらない。前はブログに興味無かったけど最近はあまりの一條さん成分不足のためブログでいいから更…

  • 「大逆転裁判」感想

    注)ネタバレを含む。 長かった。始めてからクリアするまでに半年以上かかってしまった。通常の逆転裁判シリーズに比べてテンポが悪い。一話あたりに時間がかかる。チュートリアル回である第一話ですら長い。文字送りのスピードが自分が読むスピードより遅いのが地味にストレス。 反帝国主義で王政反対派の自分には辛いところがところどころあった。そもそも主人公が大日本帝国の人だし、イギリスの裁判では「女王陛下の名のもとに」って言葉が何度も繰り返されて聞くたびに心がザワザワした。クライマックスでは、何人もの司法関係者の意見を差し置いて国王一人の権限で全てが覆される。たとえその国王の判断が正しいものだったとしても、なん…

  • 映画「RRR」と日本の植民地支配

    「RRR」の大きなテーマとして植民地支配はクソ、というものがある。そして日本はイギリスと同じように、他の国を植民地支配した側である、ということは日本人として忘れてはならないと思う。「イギリス人以外はRRRを見よう!」みたいなこと言ってる人を時々見かけるけど、かれらは日本が植民地支配の問題に無関係だとでも思っているんだろうか。日本人はこの映画で描かれている「イギリス」を「日本」に置き換えて考えてみるべきだし、頭を空っぽにして楽しんでいい話ではないと思う。 でもこの映画を見た人たちの反応を見たところ全然その意識が無い人が多数のように見えた。この映画を見て「もし日本が植民地にされたら~」みたいなこと…

  • 「エルピス」最終回感想

    近年のテレビドラマの中ではかなり攻めた内容だったと思う。「民自党」の描写とか。それだけじゃなく、それぞれのキャラクターが立っていて純粋に面白いドラマでもあった。 最終回については、モヤモヤは残りつつも、当初の目的だった松本さんを救うことはできた。現実ではそれも限りなく不可能に近いことだから、良かったとは言える。大門も倒せてハッピーエンドだったら嘘臭すぎるし。こんなの大門サイドから見ればトカゲの尻尾切りにすぎないし、大門享の無念も晴らされないままではあるが。最後浅川も岸本も晴れ晴れとしたいい笑顔をみせていたけど、大門享の映像が取引材料に使われたことを多分岸本は知らないんだよな。知ったらどう思うか…

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