着床前診断に思う

今回の流産は受精卵の染色体異常35歳以上は受精卵の6割が染色体異常となって着床できないか、着床してもそのほとんどが初期流産受精卵が正常卵かどうかのスクリーニングは技術的にはできるのだけど、日本産科婦人学会が生命倫理？として自主規制してるので母体移植してみないとそれが正常卵かどうかは国内ではわからないだから正常卵に当たるまで何度も移植わかるなら移植前にやってほしいそしたら何度も流産する可能性が減るもの流産手術痛いし何よりもお腹で赤ちゃんが死んでしまうことが悲しい婦人学会、と名前をつけておきながらおじさんばっかりの役員のひとたち私たちの体の痛みや悲しみはその生命倫理をこえますか流産がさらに次の妊娠を遠ざけることを知っていますかせめて正常卵を移植したいもう流産したくない我が子を抱きたいその思いは生命倫理と照らして受け...着床前診断に思う

父の気持ち

病気になってからの父の気持ちは想像するものの、本人から聞いたこともこちらから聞いたこともありませんなにか聞いたほうがいいのか、本人が言うまで待った方がいいのかでもなにかあれば吐きだしたほうがいいのだ、、今はまだ聞きたくない、、色んな思いが錯綜します父は昔からあまりたくさん話す人じゃありません父が話さない分、母が話しているような家庭でしたなので、父が日ごろから何をどう思っているかなど健康だったころは考えたこともありませんでした父は父で、何かあったら甘えたり頼ったりする存在でただただ私たちを見守ってくれているのだ、そう思ってました私たち子供に何かを注意することも厳しくしつけることもなくただ生きて元気でいればいい、そんなことを母には言っていたようです反面、あまり子育てには参加してなかったともいえるのかもしれませんが男...父の気持ち

父の入院【2】 医師との話

入院中、主治医からこんな言葉を聞きました「この病気は最後には目しか動かせなくなります。目しか動かせないでそれで生きてて楽しいのかどうか」そんなに観念的な問題じゃない、ねえバカなの、、？と思いましたが、言いませんでした父が入院してるとどうも人質に取られたように医師や看護師に強くでることができずそして主治医は何度も治療法がないと言いました私は長い不妊治療で原因不明不妊と言われています妊娠のメカニズムすら全て解明されていません「妊娠」はメジャーなものですそれなのにわからないことが多いのです医師の言う、何やってもダメ、みたいな言葉を到底信じることはできません人のカラダなんてまだまだわかってないと思うし、医者だってピンキリですそして特に脳内のこと父の少しでも快適な闘病と希望をさがしたいそして母や兄弟が追い詰められないこと...父の入院【2】医師との話

不妊治療中の思い

これまで体外受精での移植にて5回の陰性、2回の着床後継続ならず、という治療歴を歩んできました不妊治療の専門クリニックに通いだしてからは2年半以上が経っています35歳後半から妊娠を目指す卵子の老化など、当時は全く知らず、結婚し、仕事が落ち着き、さあ子作り、とそこでつまづきました不妊のスクリーニングはいずれも問題なく原因不明不妊ということになりましたピックアップ障害かと思いましたが、体外をしてみれば卵子の老化が一番の原因に思われましたそしてタイミングから体外受精へのステップアップ5回目まで全く結果が出ませんでしたたいてい3回目までに妊娠するといいます受精卵はいつもただ私の体を通り抜けただけのように感じていました5回目の移植のとき、今までで一番評価の高い胚を移植しました6割以上が着床すると言われた胚ですでも陰性でした...不妊治療中の思い

意思伝達ツール

いま父の使ってるものはフィンガーボード、というものです最初は母がA3くらいの紙に文字を書いていましたしかし指が安定せず、指したい文字のところで指を止めることができないため、使えなくなりましたそして看護師さんの助言もいただき、これまた自作で文字と文字の間に仕切りのある文字盤を作ったのですが、段ボールでつくったため、仕切りが影を落として肝心の文字が暗くて見えずフィンガーボードはお見舞いに来てくれた従妹が見つけてくれましたトーキングエイドも考えていましたが、押す力がなかったら等、実機に触っての確認を病院からすすめられましたその為、医師が言語療法士をアサインしてセッションが行われる予定でしたしかし病院に行くたびに予定はしてる、というだけでなかなか実行されませんでした仕方なく急ぎでフィンガーボードを購入した次第です結局そ...意思伝達ツール

父の入院【1】

食事の介助、オムツ（夜間のみ）、歩行時の介助が必要になった今年の夏そして意志伝達にも文字盤を使うようになり嚥下にも徐々に問題が見られ始めました食事の際にむせてしまった父を母が病院に連れていくと肺炎のおそれがある、と即入院になりましたトイレは介助すれば行けるのに病院なので入院当日から完全にオムツになり、食事は肺炎防止のため、昨日までは食べていたのに点滴、鼻からの栄養となりました夜中に鼻のチューブを抜くと手にグローブをされ、仕方ないのかもしれませんが本人含めみな胸を痛めましたそして神経的疾患がメインの病院のせいか、部屋にテレビはなく、患者の快適な入院などは概念にないような病棟だったため、頭はハッキリしている父が不憫でなりませんでしたとにかく退院させたい、そう思いました入院当初は痰をきちんとむせて出せるか、誤嚥したと...父の入院【1】

父の介護-はじめに

父の発症は5年前くらいに遡ります最初は手がうまく動かない、嚥下に違和感、などでしたこれら症状が出る前に頭を強打する事故があったため、当初その影響かと思われましたしかし脳にそのような異常はなく、そのうち治るんじゃないか？といったような状態で半年くらいが過ぎたように思いますゴルフをよくやっていた父はこの頃スコアが悪くなり4年前結婚した私の婚姻届に署名した父の字はまるでミミズが這ったようでしたそしてとうとう精密検査へ症状がパーキンソン病に似たもので当初はこの病気と診断されましたしかしパーキンソンの薬の効きが悪く東京都立神経病院にて検査入院になり、再度の精密検査を受けることとなりました当時父はまだそんなに病気を深刻に捉えていなかったように思いますでも私は手や足に多少不自由はあるものの、自力で歩き、食事もしていた父と周囲...父の介護-はじめに

不妊治療歴

■自己タイミング1年NG杉山産婦人科へ・夫婦ともに検査所見なし■タイミング法×2NG■IVF-ET1回目採卵1回目（フォリスチム・セロフェン）→成熟卵5個採卵→5個受精→5個分割→2個はグレード低く廃棄、その他は初期胚で凍結上記うちグレードの一番良い胚を移植NG■IVF-ET2回目残り2個を移植、1個は融解時に損傷NG加藤レディスクリニックへ転院・卵管造影異常なし■IVF-ET3回目採卵2回目成熟卵1個完全自然周期、フレッシュにて移植NG■IVF-BT1回目採卵3回目成熟卵2個、胚盤胞まで培養・凍結2個うち1個を採卵翌周期に移植胚：5日目胚盤胞・胚の評価BNG■IVF-BT2回目残りの凍結胚を移植胚：5日目胚盤胞・胚の評価ANG■IVF-BT3回目採卵4回目成熟卵1個胚盤胞まで培養・凍結翌周期移植胚：5日目胚盤...不妊治療歴

はじめまして

はじめましてFXのこと、3年目に入った不妊治療のこと多系統萎縮症の父の介護について綴っていきたいと思います。はじめまして