こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
「人間関係のバランス」という学び〜〜「与え過ぎ・助け過ぎ・構い過ぎ」と「求め過ぎ・頼り過ぎ・期待し過ぎ」がアンバランスの原因
人間関係で大事なのは「与える加減」と「求める加減」 バランスよく他人と付き合える人というのは、各々の相手との関係において「与えるもの」と「求めるもの」のちょうど良い加減を知っている人です。 たとえ相手がアンバランスな人であっても、その人に対して自分にとっ
内省力(Capacity for Self-Reflection)
悩み解決を通して成長するには「内省力」が必要です。 「内省力」とは、自分に向き合い内面で起きていることを客観的に認識できる能力を指します。 「内省力が著しく欠けている人」というのがいて、彼らは自分に向き合うということができません。ドナルド・トランプ前大
今日は、「機能不全の心理パターン(dysfunctional psychologicalpatterns)」から自由になる方法についてお話しします。 「機能不全の心理パターン」とは、自分や他人を苦しめるような思考・感情・態度・決断のことです。具体例としては「消えない妬み」とか「収まらない
レズリー・モーガン・スタイナー『家庭内暴力から逃げ出さない理由(TEDトーク)』
家庭内暴力(DV)の被害者であるレズリー・モーガン・スタイナー氏が自身の体験から、なぜ被害者は逃げないのかを話しています。(日本語の字幕が選べます。) スタイナー氏によると、DV加害者の85%は男性。アメリカでは、16歳から24歳の女性が他の年齢よりDV被害
「今を生きる?」それとも「将来のビジョンに向かって生きる?」
「現在」が大事か、それとも「未来」が大事か? 「ちゃんと将来の目標をもってそれに向かって努力すること」が大事だと言う人がいる一方で「人間は今ここでしか生きられないのだから明日のことは思い煩わずに今日一日を生きること」が大事だと言う人もいます。 「未来」が
倉田真由美『女には母要素の強い人と姫要素の強い人がいて目指している幸せが違う』
倉田真由美さんがこの動画で言っていることがとても興味深いと思ったのでご紹介します。女が持つ「母要素」と「姫要素」 女が女である所以は大きく分けて「母要素」と「姫要素」の2つである。【母要素】☆ 動物のメス的なもの(性的なもの)☆ セックスしたい、子供を産
「外の問題を内面化する人(自己否定型)」vs.「内の問題を外化する人(他者否定型)」
人間関係のバランスとは各自が自分の責任を負うことで生まれる 人間関係のバランスは、相手の問題と自分の問題を公平に見極めることの上に立脚します。自分の問題の責任は自分がしっかりと負い、相手の問題の責任は相手に負ってもらわないとバランスは崩れてしまうのです。
人間関係は「ゲーム」である〜〜自分と相手の「ゲーム」を知って自分が望む「ゲーム」だけをプレイする
人間関係は様々な「ゲーム」として見ることができる 人間関係のあり方を観察していると、「教える人と教わる人」「世話する人と世話される人」「命令する人と服従する人」「助ける人と助けられる人」「利用する人と利用される人」など様々な交流のあり方があると分かります
「自分を"悩ませる”相手」は「まだ統合できていない自分の中の何か」を照らし出している(シャドーの統合)
「難しい他人」は「向き合うべき内面の課題」を映し出す 内側と外側は「ひとつ」に繋がっています。内側に問題があると外側の問題に発展するし、外側の問題はまだ解けていない内側の問題を映し出しているだけとも言えるのです。 私たち人間は他者との関係を通して成熟し発
悩みがなかなか解けない場合、そこには「無知」か「恐怖」か「執着」が絡んでいることがほとんどです。 悩み解決の道のりについて次のような真実があります。①「無知」に支配された人は悩みを解決できない。②「恐怖」に支配された人は悩みを解決できない。③「執着」に
自分の不満が「正当なもの」であっても「相性の悪い相手」「病理の深い相手」なら満足を求めない方がいい
いろんな記事ですでにお話ししてきたように、私は「人間関係の問題」は基本的に「不満をどう処理するかという問題」だと考えています。不満のないところに「人間関係の問題」は存在し得ません。 ならば、「人間関係の問題を解く」とは「不満を適切に処理する」ということ
成田奈緒子(医師・小児脳科学者)『高学歴親という病』〜〜①矛盾型、②完璧主義型、③リベンジ型
「子育ては心配を信頼に変える旅」という成田氏の言葉が象徴するように、子供の年齢が上がるにつれて本人を信じて任せる部分を増やしていくのが親の務めです。 成田氏は、親が心配して手出しをしてよいのは、3歳時で85%(15%は本人に任せる)、10歳で50%(5
中田敦彦YouTube講座『50歳から花開く人、50歳で止まる人①②』
参考図書有川真由美著『50歳から花開く人、50歳で止まる人』
悩み解決に重要な「可変要素」と「不可変要素」の判別〜〜変えられるものは変える努力をし変えられないものは受け入れる
「可変要素」と「不可変要素」 悩みを解こうとする時、私が気をつけているのは「可変要素」と「不可変要素」の区別です。 「可変要素」とは「変えられるもの」、「不可変要素」とは「変えられないもの」を指します。 「可変要素」を「可変要素」として扱い、「不可変要素
キレる子になる親の特徴TOP5①圧をかける・・・「勉強やりなさいよ」など②勝手に決めてやらせる・・・子供に選ばせない③暴力をふるう・・・子供もイヤなことがあったら暴力で表現するようになる④話を聞かない・・・子供は聞いてもらえてない不満が溜まっていく⑤常に正論
人間関係の質を上げたいなら「自分の心の闇」を意識的に処理せよ
誰にでも「心の闇」がある 私の知る限り、すべての人には「心の闇」があります。「心の闇」とは意識の奥にある「未解決の苦しみ」のことです。 ほとんどの人は「心の闇」が日常生活を邪魔しないように何とか誤魔化しながらやっています。「心の闇」に自分でも触れないよう
カンニング竹山の「今君電話」 9月19日にNHK Eテレで「今君電話」という番組が放送されました。カンニング竹山さんが「何でも話したいことを聞きますよ」と言って予め日時と電話番号を公示しておき、当日かかってきた電話に応じるという面白い企画です。 竹山さんは「悩
「悩みの構造」〜〜悩みの基本は「自己矛盾」〜〜「自己矛盾」に向き合ってスッキリできたら解決
(ここに登場する悩みや相談者は、多くの人に共通する特徴を寄せ集めたものであり、実在する特定の人物を描写するものではありません。)「悩み」=「解けていない自己矛盾」 「悩みとは自己矛盾である」と言ってもいいぐらい、悩みと自己矛盾は絡み合っています。 「自己
山田玲司『不登校の構造〜〜まともな感性の子供ほど耐えられない現在の学校』
漫画家・山田玲司氏の鋭い洞察に満ちた20分11秒の動画です。 非常に素晴らしい内容で、ここには「なぜ親は子供に学校に行かせようとするか」という親の心理分析から、「なぜ子供は学校に行きたくないか」という子供の心理分析、「現在の学校がどういう環境になってい
「不登校新聞」編集長・石井志昴氏『子供が「学校に行きたくない」と言ったらこうしてください』
不登校についての素晴らしい知見に溢れた59分の動画です。 途中に、コミックエッセイ『学校に行かない君が教えてくれたこと』の著者・今じんこ氏のインタビューもあります。 今さんのインタビューを聞いていても他の親御さんの経験を聞いていても思うことは、自分の子
12人産んだ助産師HISAKOさん『終わりない子どもの不登校体験から伝えたいこと』
12人の子供を持つHISAKOさんは、娘さんの一人が小学5〜6年から7年間ずっと不登校でした。この動画では、その7年間に母親として何に悩み、何を試し、何を感じ、何を学んだかということを惜しみなく語ってくださっています。 娘の不登校を通してHISAKOさんが何を掴み
「ナルシシズム」を「自己愛」と訳すことの問題〜〜「自己中心性」「ナルシシズム」「自愛」の違い
「ナルシシスト」は「自分のことが大好き」なのか? 巷では「自分のことが大好きな人間」のことを「ナルシシスト」と呼ぶのだと理解している人がたくさんいるようです。 確かに「ナルシシスト」は、自分のことばかり話したがるし、自分が特別扱いを受けて当然の偉大な人物
「有毒な人間」を構成する5要素〜〜パーソナリティーの"Dファクター”
ラマニ・ドゥルバスラ博士の YouTube 動画 "The 5 core elements of dark personality"(ダーク・パーソナリティーの核となる5要素)を参考にして、「有毒な人間」を構成する5要素についてお話しします。☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆☆ ☆ ☆ ☆
ラマ二・ドゥルバスラ博士(Dr. Ramani Durvasula)はアメリカの臨床心理学者で、ナルシシズムを専門としています。今日は、彼女のYouTube動画 "What types of people attract narcissists?"(どんな人がナルシシストを引き寄せるか?)をご紹介しましょう。☆ ☆
随分と昔に、「悟りとはプラスにもマイナスにも等しく開かれていること」という教えに触れたことがあり、ずっと心に残っています。 普通の人間は「プラスを増やしてマイナスを減らそうとする」んです。誰でも「プラス」が好きで「マイナス」が嫌いだと感じます。そうする
ナルシシストとサイコパスは別物です。どちらもマイルドな場合、必ずしも人を傷ついたり法を犯したりせず普通の社会生活を送っています。けれども、シビアな場合になると、どちらも人を深く傷つけ、法を犯し、極めて反社会性の強い人物となるのです。 では、「重度のナル
「具体的な相談」vs.「抽象的な相談」 たくさんの悩み相談に乗っていますと、相談が具体的な人と抽象的な人がいます。 「夫の不倫が発覚してショックを受けている。いっそ別れてしまおうと思ったりやっぱり別れたくないと思ったりして迷う。どうすればいいでしょう」という
「軽度のナルシシスト」「中度のナルシシスト」「重度のナルシシスト」
「ナルシシスト」という言葉から皆さんはどのような人物を連想するでしょうか? 実は、その答えは人によってかなり違います。「他人にチヤホヤされたい自意識過剰の少々イタい人物」と答える人もいるでしょうし、「他人への共感性がなく自分の思い通りにならないとキレて
「からだの病気」の場合、主訴はハッキリしている 「からだの不調」があって病院に行く時、「お腹が痛い」「咳が出る」「眠れない」「熱がある」など明確な症状がふつうあります。その症状を医師に伝えれば、あとは診察と診断をしてくれるのです。患者は症状の原因は分から
モラルの発達には3段階ある〜〜①「破壊的な衝動」のまま言動する、②「破壊的衝動」を抑制し外に出さないようにする、③「破壊的衝動」がない
モラルの発達には「破壊的衝動」の克服が関わっています。 いくつか具体例を見ていきましょう。差別意識に関して 在日コリアンや中国人やフィリピン人などに対する差別意識を持つ人がたくさんいます。この差別意識を悪いことだと思わず、そのまま言動にして外に出してし
「ブログリーダー」を活用して、心理カウンセラー菅波亮介さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
こんにちは。深層心理カウンセラーの菅波亮介です。 私は日本とアメリカでの20年間にわたる教師生活を経て、より広く自己治癒と自己実現をサポートする仕事がしたいという思いで、日米両国で心理カウンセラーとしての訓練を受けました。 現在、電話・チームズ・フェイ
★★がついた部分は特に重要ですので、すべてお読みください。★★悩みを通して成長したい人を支援しています 悩みの根本原因を深く掘り下げて、自分の成長課題と向き合い、自己変革したい方のための深層心理カウンセリングを提供しています。 支援対象は、M型の人(自己
以下のレビューを下さった方々に感謝します。(^^)☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆kt さん ★★★★★ 幼い頃から小さなことでも不安を感じやすく、いつも不安感でいっぱいの毎日を過ごしていました。 こちらで定期的にお世話になった結果、不安は段々減っていき、今で
このページには、心理学や自己成長、スピリチュアリティーなどの記事がリストアップされています。 過去の分はこちらをご覧ください→2020〜2024年4月分、 2011〜2019年分 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記
人の「オーラ(エナジーフィールド)」 ここに書く内容は通常心理学を超えたものです。私はエネルギーへの感受性が高く、関わる相手のエネルギーを敏感に感じとります。相手が意識的に私に伝達しようと意図した内容だけでなく、その背後の動機や、その人が他者に与えている
珈琲店の私の「特等席」 私はエネルギーを敏感に感じるのですが、それは「人のエネルギー」だけでなく「場所のエネルギー」を含みます。 私がよく行く珈琲店があるのですが、そこにはお気に入りのテーブルがあるんです。そこに座るととても気持ちが良くて、帰るまでにいい
この動画(9分48秒)では、霊的覚醒(Spiritual Awakening)の後に起こる心理的変化について語られています。 覚醒前には普通に耐えられていた「世間話」や表面的な人付き合いが、覚醒後にはどっと疲れてしまうようになる、つまり耐性がなくなってくるのですが、それは
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ この動画(44分)はスタジオパーソルが画家・西出弥加さん(36歳)を一日密着取材したものです。西出さんはASDと複雑PTSDを持ちながら、いろんな体験を経て今とても「自分らしい働き方」をしていらっしゃいます。 絵が上手なだ
このページでは、メンタリング・プログラムに関する記事をリストアップしてあります。 記事へのアクセス=記事名の下にあるURLをブラウザーにコピペするのが最速です。 ★・・・重要な記事 ★★・・最も重要な記事☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆1. メンタリング・プ
(この記事は、私が普段から多くの社会人を観察して長年思ってきたことの集積であり、特定の人に向けて書いたものではありません。大勢の人に役立てていただければ幸いです。)「感情との関わり方を知らないか間違えている」現代人 私は「感情」というものを極めて重視して
悩みを解くための必要条件2つ 悩み(内面の問題)が解決できるためには、2つの条件を満たしていなくてはなりません。 【条件1】問題と一体化しておらず、問題から離れて客観視できること。 【条件2】問題を拒絶しておらず、問題を受け入れて共感的に繋がれること。
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約60リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。親子関係から見えてくるその人の成長課題2025年6月 父親が娘の自我発達に与える影
ここに書く内容は、岡田尊司著『父という病』の202〜203ページを基にしてあります。 青年期の女性の自我発達と父親の関わりを調べた研究によると、父親の関わりが高いほど自我発達も良い傾向が見られました。 自我発達がもっとも優れた女性たちでは、父親は終始娘
このページには、親子関係から見えてくるその人の成長課題の記事が約70リストアップされています。 Google や Yahoo などのサーチエンジンで記事を検索するのが確実で最速です。恋愛と結婚から見えてくるその人の成長課題2025年6月 「幸せな愛情関係(夫婦+恋
夫婦関係(恋愛関係)の成否は何で測れる? 夫婦関係や恋愛関係が「うまく行っているか否か」は、何によって測れるのでしょうか? もちろん、二人が満足していて幸せならそれでいいという考えもありますが、客観的に愛情関係の成否モデルというものはあるのでしょうか?
病態水準(Levels of Personality Organization) メンタルヘルスの専門家の多くにとっては常識になっていることですが、世間ではまだあまり理解されていないことに、「病態水準」(カーンバーグ博士の理論)という考えがあります。 世の中に生きている人間は、人格構造が
推薦図書岡田尊司著『母という病』☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 私自身が母との関係に苦しんできた一人ですが、私の元を訪れる相談者の8〜9割も母親との関係に深い問題を抱え、大人になっても取り組み続けている人です。 「母という病」を抱えている人ばかりに
フロイトもユングも「夢の分析」を重視していました。それは、二人とも「無意識」というものを想定した「深層心理学」のパイオニアだったわけですが、夢は無意識を理解する重要なツールだと考えていたからです。 ということで、深層心理学の専門家は皆「夢分析(ドリーム
日米ともに人気の高いCBT(認知行動療法) CBTは日米ともに「心理療法のゴールド・スタンダード」と謳われ普及してきました。その根拠とされたのは、CBTが他の心理療法と比べてその有効性が実証されている(エビデンスがちゃんとある)という主張でした。また、実験の多くが
推薦図書岡田尊司著『夫婦という病』☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 岡田尊司氏は私が尊敬する数少ない精神科医のお一人ですが、先ほど著書『夫婦という病』を読み終えました。 この本では、多くの夫婦に共通する「病理」がとても分かりやすく解説されています。こ
カウンセラーとクライアントが「目的を共有できる」とは限らない カウンセラーはどんなクライアントでも助けられるわけではありません。 特に「目的を共有できない」場合、支援関係は成立しないのです。 このことは世の中であまり知られていないと思うので、ご紹介したい
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ イギリスの神経科学者で医師のタラ・スワート博士(Dr. Tara Swart)のインタビュー(95分30秒)をご紹介します。 中でも特に引用したいのが、44分22秒〜33秒にかけての部分です。Dr. Tara Swart: You meet people on the
「受容性」と「積極性」 どの瞬間にも「受容性」と「積極性」のバランスが問われています。「受け入れるべきもの」と「意志によって取捨選択すべきもの」があり、見分けて適切な対応をしなくてはなりません。積極性は受容性に比例する 私はある法則を発見しました。それは
母親は私にとって鑢(やすり)だった 私は子供の頃から母親との関係にずっと悩んでいました。父親との関係は心地よいものでしたが、母親との関係はしばしば不快で、憎しみさえ感じたものです。10代の頃「母は私の鑢(やすり)なんだ」と思いました。 数十年かけて私は母
悩みを解いていくには「意思」が必要 悩みを解いていくには「意思」が必要です。「意思」のない人には悩みは解けません。「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」は「意思」ではない 今日は1つとても大事なお話をします。それは「イヤだ」「不満だ」「不愉快だ」というのは「意
「覚悟」というのは「無条件の決断」であって、「うまく行くのならやる」とか「方法が見えてくればやる」といった「条件付きの決定」ではありません。 「成功するかしないか分からないけれどやるしかない」というのが「覚悟」だし、「方法はさっぱり分からないけれどやり
相談者の「問題認識」vs. 私の「問題認識」 私が悩み相談に乗る際、相談者の「問題認識」と私の「問題認識」が一致しないため、なかなか同じ方向を向いて協力できないことがあります。 「問題認識が一致しない」とは、相談者が「これに悩んでいるので解きたい」と仰る問題
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 自分のやりたいことを仕事にして、自分にしか生きられない唯一無二の人生を生きたいのならば、「頑張る人生」「努力する人生」を今すぐ捨てる必要があります。 私たちは「得意なこと」「好きなこと」「大事なこと」をしている時、時
「徹底した本音の出し合い」のパワー 私は最近いろんな相談者と「徹底した本音の出し合い」を経験しています。お互いに思っていることを遠慮なく相手に表現して、胸に秘めておかないんです。隠さない。私が本音を言うと相手も本音で返してくる。その相手の本音に対してまた
「波動の高い人」と「波動の低い人」 「波動の高い人」とは、愛と智慧が豊富にあり、他人を思いやる利他心を根本に生きている道徳的な人です。他人を利用したり搾取したり支配したりすることには何の興味もありません。 それに対し「波動の低い人」とは、愛と智慧がまだあ
「世界の問題」にイラついていませんか? 私たちの周りには「ネガティブな現実」がたくさん観察できます。例えば、差別やハラスメント、嘘、依存、絶望、自殺、戦争、変化への拒絶、自己中、支配体制、搾取などなど。 ついつい、そうした「ネガティブな現実」を変えようと
外からは見えない「内面での行為」=「心理的行為」 今日は「心理的行為」について考えます。 「行為」とは普通、「歩く」「食べる」「殴る」「ゲームをする」など、身体の動きを伴う外から観察可能な活動をさすのですが、実は内面で行われ、外から見えない「行為」もある
実は、悩みには「構造」があります。その「構造」があるから悩みが存在しているのであって、「構造」を壊してしまうと悩みもなくなるのです。よって、私は悩みを成立させている「構造」を理解しようとして相談者の話を聞きます。 相談者は、ふつう、相手や状況によって「
「悩み」は「間違った関係性」から生まれる あらゆる「悩み」は「間違った関係性」から生まれます。そして「関係性を正す」と「悩み」は解けていくんです。 人間の内側にも外側にも「いろいろなもの」が存在します。「それらのもの」と「正しい関係を築いて維持する」と、
「苦悩」を「ポジティブな機会」として利用する 私は長年多くの人の「内面の苦悩」と対峙してきて、苦悩を解決するプロセスは基本的に「困難に見える状況」を「ポジティブな機会」に変えて上手に利用することなのだと気づきました。3つの見方が常にある 私たちが「辛い/
苦しみを最小限にしたいならば、「問題」から逃げることなく真っ直ぐに向き合って「必要とされる根本的な解決」をしてしまうことです。 ところが、多くの人は「楽をしようとする」し、「安易な解決策をとろうとする」んです。こうして「表面的な対応」しかしない人は、水
「正反対の欲求」はどちらも大事にする 「幸せ」のためには、私たちはしばしば「正反対の欲求」をバランスよく満たす必要があります。「活動する」vs.「休息する」のバランス 例えば、誰でも「活動する」と「休息する」という「2つの欲求」を持っており、一方だけの人は存
人間の行動に「エネルギー」を与えているもの 人間が何かを「する」という時、その「行動」を持続させるには「意欲」という「エネルギー源」が必要です。「エネルギー源」がないと、「やる気」が出ないので、「行動」は続けられません。 この「エネルギー源」は一般的に「
「思い通りにならない相手」「許せない相手」がもたらすもの あなたには「自分の思い通りにならずイライラする相手」がいますか? もしいるならば、その相手はあなたに何かを教えてくれる人です。 そう言われて納得できず益々イラついてきたなら、尚更そうです。笑 「許
「嫌う・嫌われる」は悪いことではない 30代前半の私はまだ理解できていなかったことですが、私は30代後半になって「人を嫌う」とか「人に嫌われる」ということがそれほど悪いことでも罪でもないということを理解して非常に楽になりました。 心安らかに生きていく上で