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世相を斬る あいば達也 https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya

金融資本主義の限界、欧米民主主義の綻び。日本人の21世紀以降の生き方に思いを馳せて

あいば達也
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2012/09/25

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  • ●豪華客船建造に思う 富裕層と隠れ富裕層とは?

    1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法クリス・ヒューズプレジデント社プライベートバンカー驚異の資産運用砲(講談社現代新書)クリエーター情報なし講談社富裕層のバレない脱税―「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで(NHK出版新書526)クリエーター情報なしNHK出版●豪華客船建造に思う富裕層と隠れ富裕層とは?筆者は、弱者の味方をモットーにブログを書いているので、富裕層や超富裕層の人間の営みなどに、まったく関心がない。しかし、日本郵船が、豪華客船「飛鳥2」の後継船を建造して、2020年半ばに投入すると云う、日経の記事に触発されて、いま、コラムを書いている。ところで、庶民にとって憎たらしい、富裕層の人間たちとはいかなる人間たちなのか、あまり深く考えてこなかった。そんなわけで、今さらだが、富裕層とか超富裕層って...●豪華客船建造に思う富裕層と隠れ富裕層とは?

  • ●社会的に律儀なゆえ 女子の社会的地位はむくわれない

    ●社会的に律儀なゆえ女子の社会的地位はむくわれない宮台真司氏の映画評論には、社会学者としての視点が多く含まれているな、と感じながら、以下の朝日新聞のインタビュー記事を読んだ。最近の多くの男女が、プログレから、微熱感やトランス感を憶えるか、と問われたら、おそらくNOの返事が返ってくるだろう。筆者などは、プログレな音楽を5分と聴いていることは出来ない。「ボヘミアン・ラプソディ」が世界的に当たったところをみると、特別、日本の社会と関係があるのかどうか、一概なとらえ方は疑問だ。仮に、この映画が日本でだけ好評だったなら、宮台氏の解説を素直に聞ける。いや、もっと落ち着いて考えると、世界的に、醒めた時代が蔓延しているのであれば、宮台氏の社会学者の目線は、世界的な社会構造をも指摘していることになる。残念ながら、日本以外の国の男...●社会的に律儀なゆえ女子の社会的地位はむくわれない

  • ●資本主義迷走 投資家優等生・バフェット氏の苦境が示すもの

    ●資本主義迷走投資家優等生・バフェット氏の苦境が示すもの日経がさらりと書いた記事が気になった。資本主義の投資家とは、企業の価値を、現在の利益と将来展望を見定め、積極的に投資をしていくのが、いわゆる資本主義の投資家だ。しかし、金融資本主義の投資家は、株式の時価総額評価で、投資基準を決定しているため、“今だけ金だけ自分だけ”と云う経営者を生む素地があり、到底、企業の存続や、授業員の生活や、地元への貢献度など目もくれない状況を呈する結果を生んでいる。著名なヘッジファンドなども解散しているようだが、彼らでさえ追いつかない強大なマネーが、世界を駆け巡り、何の目的で、誰が誰の為に企業経営をしているか、正確に答えられる者はいなくなりつつある世の中になったようだ。企業経営者は、あまりにも潤沢な資金と云う毒が回り、企業の本来の価...●資本主義迷走投資家優等生・バフェット氏の苦境が示すもの

  • ●沖縄県民投票率52%反対7割超え NHKは1/4で印象操作

    ●沖縄県民投票率52%反対7割超えNHKは1/4で印象操作見事な沖縄県民の勝利である。日本に民主主義が生き残っている地域の代表権としての、面目や躍如と云うことだ。安倍のNHKは、“有権者の1/4が反対”と云う見出しで、あきらかな印象操作に手を染めていた。沖縄の人々は、NHKの受信拒否を堂々と主張する資格がある。まさに、腐れきったNHKを、解体に追い込む手立てはないものだろうか。それにしても、沖縄の人々の公正公平の民主主義的思考経路には感服する。戦後、最も遅れて米国の占領から独立した沖縄県が、民主主義や憲法の精神を、一番理解していると云う状況を、日本人は考えるべきである。いや、民主主義に遅れて参加したことで、民主主義が色あせていないともいえる。筆者の感覚では、日本人のもっとも優れた感性は、「恥の文化」だと理解して...●沖縄県民投票率52%反対7割超えNHKは1/4で印象操作

  • ●株式市場から株が消える日 ETF、年金、自社株買い

    日米地獄へ道連れ経済(Econo-Globalists13)クリエーター情報なし祥伝社週刊ダイヤモンド2019年3/2号[雑誌](人類欲望史1万3000年で読み解く相場経済地政学今が全部ヤバい理由)クリエーター情報なしダイヤモンド社週刊東洋経済2019年3/2号[雑誌](東証1部天国と地獄)クリエーター情報なし東洋経済新報社●株式市場から株が消える日ETF、年金、自社株買い法人税減税で内部留保の使い道に苦慮している日本企業は、従業員への肝がんなどを考えることはないが、企業経営者の短期的な評価に繋がる「自社株買い」に奔走する企業の姿が浮き彫りになっている。このことは、早い話、株式が企業の金庫株になるのだから、進めば進むほど、株式市場が縮小していく。このことは買い材料の少ない市場を活性化するが、最終的に市場から株が...●株式市場から株が消える日ETF、年金、自社株買い

  • ●今日は辺野古基地、反対・賛成・ほかの県民投票日だ

    ●今日は辺野古基地、反対・賛成・ほかの県民投票日だ沖縄県民投票が本日、24日(日曜)に投開票される。この県民投票は、公選法の適用除外なので、買収や恫喝は駄目だが、選挙活動は大いに許される選挙だ。しかし、辺野古基地建設賛成派は、表立った行動は控え、県民が事前活動しにくいよう、或いは、その行為が、あたかも選挙違反であるかのような印象操作に明け暮れているようだ。主に、ネトウヨらがまとまって集まるネットサイトやツイッターを通じて、辺野古基地反対派の票の切り崩しに躍起のようだ。これら基地賛成は勢力が、反対派へのバッシングを強めることで、反対派が気を変えるとは思えないが、執拗に選挙運動を妨害している。上記のような事実関係を含め、沖縄県民の人々の、幅広い意見の集約が見たいものである。何とか、辺野古基地推進派(賛成派)は、投票...●今日は辺野古基地、反対・賛成・ほかの県民投票日だ

  • ●NHKの安倍支配 「忖度」飛び越え「屈服と平服」

    ●NHKの安倍支配「忖度」飛び越え「屈服と平服」遂にNHKは、安倍官邸のレスポークスマンになり下がった。政治や安倍の性癖に関心のある者であれば、かなり昔のことだが、2001年の中川・安倍NHK恫喝事件は強く記憶に残っている。1月30日に放送されたNHK・ETV特集『戦争をどう裁くか』の第2回「問われる戦時性暴力」に関して、自民党の故・中川昭一と安倍晋三が放送日前日に、NHKの局長らを呼びつけ、放送内容の変更や中止を求めた。そして、結果的に内容を大幅に編集させた事件である。放送内容の変更や中止を与党政治家が求める(ほぼ恫喝に近い)ことは、放送法違反であり、到底看過できないことだ。当時、かなり大きな政治問題になった。たまたま、その後、中川昭一氏はなくなり、安倍晋三も政権の中枢ではなかったので、同氏の政治生命は温存さ...●NHKの安倍支配「忖度」飛び越え「屈服と平服」

  • ●高齢者の貧困・認知症のケア プワーなベーシックインカム

    ●高齢者の貧困・認知症のケアプワーなベーシックインカムあるコラムを読んでいたら、今後の高齢者犯罪、特に粗暴犯罪への警鐘と対策の理念が語られているが、高齢者刑務所的な対策しか見当たらず(名前はコミュニティだが)手をこまねいている現実があるようだ。逆に、軽犯罪を繰り返し、刑務所をねぐらにするような人々も存在するのが現実だ。是枝監督の「万引き家族」がパルムドール賞を受賞したことに、安倍官邸が眉を顰めた事実が、すべてを物語っている。しかし、支える家族がいない、認知症を患った高齢者を野放しにするのも、社会共同体として容認は出来ないだろうから、そういう施設による囲い込みは、世論的に生まれてしまうだろう。BBCの報道としてチャイナネットが報じているが、こちらの答えも、“高齢者ビレッジ”を作って収容する方が合理的と、ナチの収容...●高齢者の貧困・認知症のケアプワーなベーシックインカム

  • ●“国内ファシズムは許すぞシンゾウ” 望月記者狙い撃ち

    ●“国内ファシズムは許すぞシンゾウ”望月記者狙い撃ち以下は、日経新聞が、世界の右翼の勢いについて伝える記事だ。≪欧州議会選、極右に勢い伊・仏で首位予測【ブリュッセル=森本学】5月下旬の欧州議会選で「反欧州連合(EU)」や「反移民」を掲げる大衆迎合主義(ポピュリズム)の政党が台頭する見通しが強まってきた。欧州議会が18日発表した予測によると、最大会派の中道右派勢力は第1党を堅持するが、イタリアとフランスで極右政党がトップになる勢いだ。英離脱で揺らぐ欧州統合に新たな逆風が吹きそうだ。欧州議会はEU加盟28カ国でつくる立法機関で、議員は5年に1度の直接選挙で決める。5月23~26日投票の次期議会選では、英国が3月末にEUを離脱するため、751から705に減る定数を27カ国に割り当てる。欧州議会は各国の世論調査を集計し...●“国内ファシズムは許すぞシンゾウ”望月記者狙い撃ち

  • ●岸信介の陰謀 日米同盟から抜け出せない日本と日本人

    ●岸信介の陰謀日米同盟から抜け出せない日本と日本人以下は、朝日新聞の沖縄県民投票に関する世論調査だ。まず読む前に、最低限の話をしておこう。日米安保条約が永続的に日本を植民地化する条約であることを、岸信介が知りながら、締結した条約であり、不可逆的に日本の世界における地位を決定づけたものである。日米安保条約、地位協定、合同委員会等々は表向きの条約について知り得るが、行政官僚と米軍との密約、行政官僚とCIAとの密約などは、我々が知ることは出来ない。しかし、ここでは多くを語らないが、明らかに、ダレスの魔術に惑わされた、自民党が、日本で厳然たる地位を約束される代りに、植民地化を自ら望んだ関係にあるので、この闇は深い。最終的には、あっては困るが、現実に、米中戦争などが起きない限り、日本が植民地であったと気づくことがないのが...●岸信介の陰謀日米同盟から抜け出せない日本と日本人

  • ●米英の劣化 日本政治の劣化、そして日本人の劣化

    ●米英の劣化日本政治の劣化、そして日本人の劣化最近思うことだが、人類全体が劣化病に罹ったような政治社会現象が起きている。米国では、トランプが大統領に選出され、ホワイトハウス崩壊に近い目茶苦茶ぶりで、全米を混乱に陥れている。トランプ大統領の弾劾に期待する向きもあるが、仕組み上、トランプの断崖が実現することは、非現実的なので、当面、アメリカは、覇権国の威信を失わせる行動を続けることになり、益々、覇権の勢力を弱める方向に向かうだろう。まさか、トランプが勝利するとは、誰も思っていなかったために、ノーガードで、トランプ大統領が誕生したことは、米国の喜悲劇である。現在、対中経済戦争では、ファーウェーがやり玉に挙がっているが、当面、アメリカの勝利のように見える。しかし、経済原則からいくと、安くて高性能なファーウェーの勝利に収...●米英の劣化日本政治の劣化、そして日本人の劣化

  • ●案外、馬鹿に出来ない 世論調査から見えてくるもの

    ●案外、馬鹿に出来ない世論調査から見えてくるものまず初めに、拉致被害者家族会が、安倍晋三の日本政府の対応に疑いを抱いたかどうか判らないが、安倍首相は信用できない、もう、金正恩朝鮮労働党委員長宛てのメッセージをまとめた。今までの、安倍首相及び日本政府一辺倒の拉致問題解決の方法論では、今ひとつ信用できないと、漸く理解出来たようだ。この動きは、日本政府が拉致被害者と認定していた池田実さんと、もう一名が、北朝鮮で、家族ともども元気で暮らしていると云う情報を、既に、2014年以降の両国の接触で複数回、伝えてきたことが判明した影響が大きいのだろう。騙されている。漸く、家族会にも、安倍政権への疑念を口にする人たちが表れたと云うことだ。家族会にも、世代交代が起きていると言えるだろう。そうそう、安倍政権の嘘が通用する方が不可思議...●案外、馬鹿に出来ない世論調査から見えてくるもの

  • ●貿易収支赤字深刻 安倍の輸出製造業依存のツケは大きい

    ●貿易収支赤字深刻安倍の輸出製造業依存のツケは大きい昨年の貿易収支が約1兆2000億円の赤字だ。これは、米中貿易戦争の煽りをまだ受けていない段階での貿易収支の赤字だ。つまり、今年度は、対米、対中、対韓の赤字幅が増える可能性が、相当高くなっている。冗談ではなく、日本の貿易収支が、恒常的にマイナスに転ずる分岐点かもしれないことが重要だ。現在の安倍政権の勢いとしては、対韓国問題では、強気一辺倒の旗を下げることは不可能だろう。韓国も、国内世論を考えると、反日の旗が下ろせない。また、アベノミクスが推進する製造業による輸出一辺倒主義が、今までは、米国の好景気と、追いつき追い越せの中国製造業からの工作機械受注で、潤っていたが、その流れは、完全に変った。おそらく、根本的に中国経済の減速があったが、その上に、ファーウェー問題が大...●貿易収支赤字深刻安倍の輸出製造業依存のツケは大きい

  • ●根拠乏しい値上げラッシュ まるで日銀インタゲ後押し

    ●根拠乏しい値上げラッシュまるで日銀インタゲ後押しどうもよく判らない、各分野の値上げと云う現象が起きている。それも大きく分けて三分野だ。メディア、運送サービス、の分野の値上げは、前者は、量的減少を価格転嫁で補おうとする値上げであり、自殺はしたくないが、自殺的行為をしているに過ぎない。後者は、値上げをしても、ユーザーがついてくる値上げで、合理的値上げだといえる。問題は、18年の電気代・ガス代の値上げだ。石油価格に大きな変動もないのに値上げに踏み切った。18年は、食料品(納豆、米菓、ヨーグルト、コーヒー、ワイン)や日用品(ティッシュ、トイレットペーパー)、一部のたばこ、牛丼、業務用ビールなどが上がった。:医療費や介護サービス自己負担、保険、税金なども値上がりした。そして、今年に入り、いわゆる「粉もの」の値上げがきつ...●根拠乏しい値上げラッシュまるで日銀インタゲ後押し

  • ●日本の米軍駐留経費は、世界最大、桁外れの負担率

    ●日本の米軍駐留経費は、世界最大、桁外れの負担率日米同盟と云う言葉がよく使われているが、日米安保条約と日米地位協定に基づくものである。いや、歴史的経緯を考えると、いまだに、第二次世界大戦の敗戦国の負の遺産を受け継いだ状態(日米同盟という名の隷属契約)が続いていると言えるのだろう。一定期間は、東西冷戦構造の中において、必要性があったことは、ある程度理解出来るが、ソ連が崩壊してもなお、米軍は、日本をかなりの範囲で占領している。その、かなりの範囲は、領土の占領、国家体制への洗脳的影響力に及ぶ。多くの国民を、TVを通じて、アメリカンドリーム的世界に導き、欺瞞に満ちた、アメリカ型の自由主義や、民主主義や資本主義への同化戦略を加えた。この戦略は絵に描いたように成功し、ほとんどの時代で、アメリカ様さまに洗脳された日本人を作り...●日本の米軍駐留経費は、世界最大、桁外れの負担率

  • ●辺野古強行からみえてきた 官邸・警察・自衛隊・民警の闇

    ●辺野古強行からみえてきた官邸・警察・自衛隊・民警の闇カルロス・ゴーンさんが、大鶴基成氏を弁護士に選んだのは、悪い冗談だと思っていたが、案の定、有罪になる為に選んだ弁護士だと気づき、あの弘中惇一郎弁護士に代えたことは、最低でも有罪の罠から抜け出したわけで、先ずは一安心だ。判決が有罪か無罪かを別にして、被告の言い分を十二分に咀嚼した上で、法廷闘争が可能な体制になったことは、日本の司法が有効に機能する可能性を残した点で、良い選択だったと思う。無論、ごうつくゴーンが、有罪か無罪かは別物だが、裁判所の判事に、一定の緊張感を持たせる意味で、良いことだと思う。さて、沖縄県の県民投票が14日告示され、24日に県民投票が実施される。政府や自民党などは、投票率が50%を切ることで、“到底、民意とは言いがたい”と云う流れに持って行...●辺野古強行からみえてきた官邸・警察・自衛隊・民警の闇

  • ●枝野は白馬の騎士か 支持者の勘違による棚ぼたの妙味

    ●枝野は白馬の騎士か支持者の勘違による棚ぼたの妙味NHKニュースによると、安倍内閣支持率が44%と1%増加し、支持しないも2%増加して37%だったと報道しているが、支持、不支持の%が逆さまなら、まぁ、真実に近いと思えるのだが、極めて奇妙な世論調査だ。しかし、よくよく考えると、支持不支持の差は7%である。以下に述べるような設問が入っていれば、あぁ、安倍内閣は、こんなにダメな内閣だと、視聴者が、はたと気づくわけで、感覚的には、支持不支持は40:40のレベルにあると考え差し支えない。国家の最重要課題と位置づけと認識できる、アベノミクスの是非、北朝鮮拉致問題、日ロ平和条約領土交渉、辺野古新基地建設、アメリカンファーストにおける日米FTA、日米地位協定、日中関係、日韓関係についての質問が抜けているようでは、国民から受信料...●枝野は白馬の騎士か支持者の勘違による棚ぼたの妙味

  • ●パパブッシュの葬儀からみえる 本当のアメリカの顔(2)

    ●パパブッシュの葬儀からみえる本当のアメリカの顔(2)最近、アメリカと云う国を考える時、共和党・民主党の二大政党論で語られるのは、あまりにも単純化し過ぎだと思うようになった。専門家に言わせれば、当たり前じゃないか、と言われるだろうが、トランプを泡沫候補だと断言したことを思うと、専門家も怪しいのだから、自分のノータリンな知恵を絞ってでも、現在の覇権国の正体を見定める必要はある。彼ら専門家が見逃したアメリカが、実は本当のアメリカだと云う現実と事実だ。アメリカを専門領域としている学者やジャーナリストの多くは、米国留学を経験していることが多いので、当然、アメリカのエリートらからの洗脳に出遭っているのだ。アメリカが、民主的国家なのは、警察官の黒人に対する逮捕劇などを見ても判る通り、問答無用のマッチョ体質だ。逮捕されてから...●パパブッシュの葬儀からみえる本当のアメリカの顔(2)

  • ●アメリカを知るため、ふたつの葬儀にから見えるもの(1)

    ●アメリカを知るため、ふたつの葬儀にから見えるもの(1)昨年、アメリカでは、政治的に重要なふたりの葬儀が執り行われた。ジョン・マケイン上院議員とパパブッシュ(ジョージ・H・G・ブッシュ)のふたりの葬儀だ。ここに引用する池田純一のふたりのアメリカを象徴する大物政治家の葬儀の模様から、幾つかの顔を持つアメリカを理解したいと思う。:そんな最中、以下のように、朝日新聞が、気になる記事を配信した。米南部バージニア州での州トップ3に起きた、同時疑惑のあらましだ。バージニア州のトップ3スキャンダルにも、アメリカの精神構造上の欠陥が見られる。表向きの顔と実際の顔が使い分けられているリアルな上流アメリカ社会の状況だ。ホワイトハウスの表向きな民主主義国家を守ろうとする理念的なアメリカと、グアンタナモ刑務所を隠し持ち、CIAを通じて...●アメリカを知るため、ふたつの葬儀にから見えるもの(1)

  • ●ミレニアル世代の消費動向 日本経済は必然的に縮小する

    ●ミレニアル世代の消費動向日本経済は必然的に縮小する以下は、マネー現代に載っていたコラムだ。コラム自体の質に問題はあるが、ミレニアル世代と云うか、若い世代の人々の現状を知る情報が提供されている。ミレニアル世代のコスパを求める生活は、最終的に、経済を縮小させることになり、考えものだ、と云う段階で終わっているコラムなので、思考上、役立つレベルにはないが、鳴らしている警鐘に、一定の価値を感じた。市場原理主義やグローバル資本主義が行きづまっているのは確実で、国家主義経済、突きつめるところ、計画経済や統制経済に至ることになる。自由主義経済の勝利に終わった筈の、世界経済が、社会主義経済に輪廻のように回帰してしまう、珍現象を、我々は目の当たりにしているような気がする。それでも、自由主義、市場原理主義の元祖アメリカでは、現在の...●ミレニアル世代の消費動向日本経済は必然的に縮小する

  • ●アベノミクス胡散霧消 米中経済摩擦、日本経済直撃か

    ●アベノミクス胡散霧消米中経済摩擦、日本経済直撃か輸出産業に、きわめて強い警戒警報が鳴らされている。グローバル資本主義が頭打ちになっている中、竹中平蔵や経産省の手のひらに乗って踊りまくった、安倍晋三の息の根が、とどめを刺される時期が近づいている予兆になるだろう。内需重視でも、一定の経済活動が可能な国が、より多くを求めた咎が、そろそろ日本と云う国の上に落ちてくる予感が現実となって、襲い掛かってきた。国際事情で、浮き沈みの激しい輸出産業に、国家の経済構造を委ねることは、21世紀には無謀である。内需の経済への傾注と、外需の自然付託が、21世紀の国の経済構造のあり方なのだ。≪車・非鉄の純利益2割減4~12月、中国減速など逆風上場企業の業績が急減速している。2018年4~12月期は海外景気の影響を受けやすい業種の業績悪化...●アベノミクス胡散霧消米中経済摩擦、日本経済直撃か

  • ●今だけ、金だけ、自分だけ みんな“アベ友”という疑惑

    ●今だけ、金だけ、自分だけみんな“アベ友”という疑惑最近のマスメディアやネットの話題は、厚労省の毎月勤労統計調査の不正問題、アベノミクス偽装、腰砕けな北方領土交渉、総務省の物価統制疑惑。細野豪志衆院議員自民入党希望騒動、女児虐待死事件、公的年金15兆円損失、実質賃金マイナス。国民・自由会派、官房長官の望月記者締出し事件、日韓関係悪化、片山さつき疑惑、沖縄県民投票等々だが、今夜は女児虐待死事件を切り口に、日本人の劣化について考えてみたい。毎日新聞の社説は次のように述べている。≪小4虐待死で新事実致命的ミスをなぜ重ねた千葉県野田市の小学4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡した事件で新たに衝撃的な事実が明らかになった。心愛さんが虐待を否定する文章を書いたことを児童相談所は不審に思いながら、父親の元に戻していた。心...●今だけ、金だけ、自分だけみんな“アベ友”という疑惑

  • ●隠れて安倍政治を批判する朝日 沖縄イジメの行動哲学

    ●隠れて安倍政治を批判する朝日沖縄イジメの行動哲学安倍首相が、参議院予算委員会で毎月勤労統計の不正問題で、国民の足立議員の指摘に対し、「総理なので森羅万象すべて担当している」と、極めて不遜な言葉を使った。おそらく、安倍自身、「森羅万象」の意味をよく知っていないようだ。また、森羅万象そのものが、すべてを指しているのだから、そのあとに「すべて」を付け加えるのも間違っている。誰かが書いたものを読んだのだとしたら、即刻、無教養担当ライターを変えた方が良い。もしかすると、国家神道的用語だと勘違いしてるかもしれない。「森羅万象」は広辞苑によると、≪(「森羅」は限りなく並び連なる意、「象」は有形物の意)宇宙間に存在する数限りない一切のものごと。万有。しんらまんぞう。≫と云うことなので、たかが国家の首相如きが、自分になぞらえて...●隠れて安倍政治を批判する朝日沖縄イジメの行動哲学

  • ●原発から安全保障を考える 安保破棄、重武装・非武装

    ・原発から安全保障を考える安保破棄、重武装・非武装重武装中立論をまっとうに語っているのは宮台真司くらいのものだ。非武装中立論は日本共産党が段階的に実現しようとしているが、メインストリームではない。日本の防衛は、日米安保に永遠に頼り、米国との集団的自衛権行使という名の下で、徹底的に死活を共にすると云う安倍自民党の考えが、政府方針になった。ここまで、米国追随する日本の防衛体制は、結果的に、一義的に自国を防衛しているように見えて、最終的には米国本土防衛の防波堤にされる疑念は深まっている。憲法改正の如何に関わらず、自衛隊が集団的自衛権行使出来る、日米案体制になった以上、論理的には、憲法改正は既に実行されているのだ。その意味で、安倍政権にとっての憲法改正は、一種のセレモニーに過ぎないので、政権にとっては、改憲を、やっても...●原発から安全保障を考える安保破棄、重武装・非武装

  • ●“独立なくして民主主義なし” 国家と金融資本と仏

    ●“独立なくして民主主義なし”国家と金融資本と仏心以下は、日刊ゲンダイに掲載された中村敦夫についてインタビュー記事と、同氏の演劇について紹介された毎日新聞の記事だ。年齢は違うが、筆者と中村氏の思考経路は、かなり似ている。神道嫌いの筆者の場合、ついつい仏教に目が向くが、中村氏の場合、得度しているので本格派だが、筆者の方はなまくらだ。ではまず、日刊ゲンダイのインタビューから読んでみよう。現在の永田町の政治は、政治屋が政治家気取りで、立法府を占拠していると言って、過言ではない。地盤看板カバンの3拍子を受け継ぐ政治屋一家に牛耳られている。彼らの多くは、主義主張など、選挙ポスターやブログ・ツイッターの中で語るが、現実は、党の指示通りに行動する操り人形なのだ。社長の命令に従う社員に過ぎない。≪中村敦夫氏が警鐘「安倍政権は高...●“独立なくして民主主義なし”国家と金融資本と仏

  • ●We the People、36万筆 シンゾウ、辺野古やめようか?

    ●WethePeople、36万筆シンゾウ、辺野古やめようか?今月24日に行われる「辺野古米軍基地のための埋立ての賛否を問う」沖縄県民投票が実施される。この投票は三択で「賛成」「反対」「どちらでもない」から選ぶことになる。昨日も少し言及したが、「どちらでもない」は、辺野古埋立への賛否と云う意味では“白票”と同じことだから、反対票が60%から、どれだけ上積みされるかが、勝負どころになるだろう。この県民投票には、玉城知事の県政に対する信任投票的性格もあるだろうから、6割以上の埋立反対票が得られれば、県民の意志を背中に、堂々と安倍政権や米国指導部へ、アプローチ出来ることになる。玉城知事の公約に含まれていた「日米地位協定の改定」への後押しの意味も含まれる。しかし、それにしても、県民投票の実施を拒否する自治体が現れたこと...●WethePeople、36万筆シンゾウ、辺野古やめようか?

  • ●メディアの誘導に踊らされない 近視眼に物事を見ない

    ●メディアの誘導に踊らされない近視眼に物事を見ない「噂の真相」(うわしん)元編集長だった岡留安則さんが亡くなった。まだ71歳の若さだった。心より、ご冥福を祈りたい。最近は、尖った雑誌が消えて久しいが、岡留さんの、反権力、反権威の姿勢は鬼気迫るものがあった。右翼の襲撃を受けても怯むことのなかった編集姿勢は、無手勝流で物語性もあり、魅力的人物だった。最近のアングラなネットメディアは、親権力、親権威メディアが多く存在するが、反権力、反権威な、ネットメディアやブログの数は少なく、勢いもない。幾つかの事情があるだろうが、権力側が、言論統制を強化する方向に動いている現状では、長いものに巻かれて発言する方が安全圏と云う、極めて人間的で面白い心根があるのだろう。情けないが、それが現実だろう。今夜は、以下引用記事の通り、厚労省不...●メディアの誘導に踊らされない近視眼に物事を見ない

  • ●人の住めない星になる? 人類100年平和は夢まぼろし

    ●人の住めない星になる?人類100年平和は夢まぼろしアメリカが、INF(中距離核戦力)全廃条約の離脱を宣言した。6か月後には条約が失効する。この離脱が、米中ロ三つ巴の軍拡競争の要因となる恐れも充分にある。ロシア側に、条約違反が見られると、米国は主張するが、その辺は外交上の姿勢の問題であり、嘗ての、絶対的ヘゲモニーを所持していた米国であれば、特に、気に掛ける問題ではなかった。しかし、最近の米国は、こらえ性を失い、カミツキガメのような覇権国になった。おそらく、このような動きや、アラブの春以降の起きた、ウクライナクーデター、クリミア併合、シリア内戦誘発、IS国誕生、ベネズエラ等々の戦い、そして、米中経済戦争と、今の米国は、全力を挙げて国家の衰退をとめようともがいている。米ソ2大国の睨みあい、米国一国支配、そして、G8...●人の住めない星になる?人類100年平和は夢まぼろし

  • ●自公が安倍に印篭を 本気度問われる野党の結束

    ●自公が安倍に印篭を本気度問われる野党の結束年末年始返上で、水面下で行われていた野党五党の大筋合意が表面化した。まだ、NHKはじめ全国紙は半信半疑で、この野党五党らの結束を色眼鏡で見ているのは間違いない。しかし、基本的なところで、野党五党が本腰を入れてきたのは事実のようだ。国会開会中、出来る限り結束して、安倍政権の打倒に向かう姿勢は評価して良いだろう。だからといって、一足飛びに政権奪取と云うものではない。兎に角、安倍内閣を打倒することで一致したと考えるべきだ。政権に唾をつけるのは、次の次の衆議院選辺りが、一応の目安と考えていい。この場合でも、野党連合政権と云う顔ぶれにならざるを得ない。こうなった時、連立政党間の調整弁として、“壊し屋”変じて“仲介フィクサー”となり、働くのは小沢一郎になるだろう。この流れは、日本...●自公が安倍に印篭を本気度問われる野党の結束

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