ひきこもり大好きのズボラ桃豹…GWは花粉症の薬切らして絶不調。初日は前日の無理が祟って寝込み、2日目は持ち帰り仕事、3日目は家事に仕事に、そして午後から買い物…
劇場アイドルのぱんざぶろーが韻文散文・お絵かき・ひとコマ劇場で四季の美・和の文化をご紹介します
ビンボーハンボー教師桃豹✿ストレス解消妄想劇場へようこそ!
ひきこもり大好きのズボラ桃豹…GWは花粉症の薬切らして絶不調。初日は前日の無理が祟って寝込み、2日目は持ち帰り仕事、3日目は家事に仕事に、そして午後から買い物…
勝手わからぬ新しい学校でうろうろしている間に、はやひと月を超えた。秩序と静謐を好む者にとり、ストレスはハンパなく、一時には来月にはもう辞めるかもとこぼした同期…
世間ではGWに入ったらしい…。ビンボーハンボー教師桃豹は、みどりの日なのに休日出勤で、みなとみらいに出掛けた。桜木町駅からの道は人でごった返している。抜けるよ…
ビンボーハンボー教師桃豹、今年度から新しい学校勤務になったのだが…通勤時間は相変わらず片道90分以上。しかし、JR最寄駅まではスクールバスのお迎えがあるので苦…
花あらしけぶる学舎(まなびや) 子ら集い 笑顔見交わし 門出言祝(ことほ)ぐ by 桃式部先週の土曜日4/12は20…
桃豹殿と銀角に帯と片腕を掴まれて、渾身の力にて引き摺り出された金角は、岩壁に頬擦られ根結ほどけてざんばら髪になり、ひどい有様にて助け出された。「…お前らしゅう…
花を追う こと叶わずも 我はみぬ ひそやかなゆめ 飽き果てぬまで by 桃式部 桜前線追いかけて、いつか北上の旅したい…と思いつつ、ビ…
うるわしの3月…陽光と共に花粉降り注ぎ洟垂れ泪流れ目ぇカユカユ気分イマイチ…ぱんさー学園は私立のために土曜出勤があるので、土曜日のお愉しみを拵えても満喫できぬ…
昼間に嫌という程嗅いだ伽羅の薫が辺りに立ち昇った。三人はうっと呻いて袖で鼻を覆って顔を背けた。「はよう蓋を戻せ!」…全く、今日は何という日だろう。世間に数多い…
公私ともぐっちゃぐちゃの2025年春。雨降れば靴濡れて気分悪く、晴れれば花粉が襲いかかり、それでなくとも重症花粉症患者にとって試練の3月は…陽光に花ほころび、…
コスプレカレンダー 『オペラ座の怪人』12月 再び黄泉の帝王
神に見離されたかの如く 時を超えて旅する者たち 時折交わる空間で遭遇し 居心地悪さすら覚えつつ それでも忘られぬひとり 繊細で気まぐれな少年は 永遠に歳を…
中に入った三人は唖然として其処此処に積上げられたものどもを見上げた。「…ものすごい量じゃな…。」桃豹殿が乾いた声を絞り出すと、金角銀角も頷き、狐火を集めて端近…
ぱんさー学園、引越しに伴う片付けで、先週は連日無理をした。極めつけは金曜日にひたすらゴミの分別作業に専念し、重たい雑誌やら紙ゴミやら束ねに束ねてヨレヨレになっ…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』10月 再びファントム
天使のような歌声の 彼女の瞳は海のいろ 煌めく灯映す金の髪 たおやかなるその姿 紫水晶の指輪託した そのひとは姿を消し 目の前にいる歌姫は 延び艶共に比類…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』11月 再び桃豹殿下
目の端に翻る黄金の粒 白い衣装目の端に捉え 光ゆらめくオペラ座で 僕はどれ程待ったのか 今宵の開演待ちながら 目前を横ぎる白い衣装 絹糸の如き艶めく髪の 若い…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』9月 ラウル子爵
幼いころの初恋は 薄い帷の向こう側 幾重にも閉ざされ 夢か現か幻なのか 今でひどく曖昧な 追憶の彼方の世界 そこに彗星の如く 現れた歌姫の声は 遠い昔に垣間…
絶賛不定期連載中! 若君明暮之記 盂蘭盆会の客に係る言い訳ww
繁忙理由に何年にも渡る絶賛不定期連載中!『若君明暮之記(わかぎみあけくれのき)』 シリーズの「盂蘭盆会の客」。漸く完結しそうです。…が、い〜加減な桃豹がテキト…
堅固な鋲と鉄板が打ち付けられた蔵の大扉には、大きな鍵穴が設えられていた。古ぼけた袱紗から取出した蔵の鍵はびっしりと赤錆に覆われ、見る影もない有様である。「まさ…
「ここらあたりかの。」桃豹殿は馬手を僅かに引いて馬の速度を緩めさせ、傾く西陽に手庇されてあたりを見回された。少し行くと左手にいきなり鬱蒼とした茂みが現れた。真…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』8月 追憶の椿姫 マリー・デュプレシー
あれはいつのことだろう まだ瓦斯灯が点るより前はるけき昔のことなのに眩い光を背に立つその人片ときも忘れることなどあり得はしないあの刹那幾千もの光の粒は金の色辺…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』7月 新プリマドンナ クリスティーヌ・ダーエ嬢
大回廊の華やぎよりも もっとずっと心が躍る 舞台からの客席の眺め 桟敷照らす灯りの数々 今宵初めて私は演じる 全身全霊でヒロインを 悪魔に魂売った恋人を …
日影茶屋のどら焼き&一色餅お値段の割にお味は…特にどら焼き、2度目はないな(ーー;)一色餅はまぁまぁだが、この程度なら他にいくらでもある奥に見えるうさぎさんの…
寒〜い夜にゃ あつあつの身体の芯から あったまる美味いものを 食べたいな若君おこたで 頬杖ついて暫し目閉じて 思案の最中やがて微笑み 呼鈴を振るすぐに影武者 …
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』5月 桃豹殿下
遅いティータイム終えて上着羽織って窓外見れば 黄昏は夜の帷下ろし始め オペラ座の窓に灯が入る 広場には馬車が列を成し 装い凝らした人々が集う支度整い襟飾りの花…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』5月 名もなき管理人
ガルニエ宮の誇る大階段ガス燈に誘われて上ればグラス持つ人さんざめきはためく扇に瞬く光の粒今宵はヴェルディの椿姫もの悲しい旋律の幕開け賑やかな乾杯の歌の後は華や…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』4月 桃豹殿下の侍従オルシーニ=ローゼンベルク伯
暮れなずむ空を背に オペラ座の影浮かび 灯される明かりゆれ 窓明りは切嵌のよう 今宵は何処の姫君が 主に秋波を送るやら さて嫌われ役務めん 含み笑いを隠し…
気分があがるものwwビンボーハンボー教師桃豹の日常は…一般人からみたらかなり悲惨である。人並みに寝れない食えない遊べない。…おまけにここ数年ろくなことがない。…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』3月 オペラ座プリマドンナ カルロッタ
旅路の果てに来たこの地 他の何処より美しい劇場 幾千もの灯に照らされた 素晴らしき哉オペラ座は 芸術の都にこそ相応しく 夜毎に素敵な夢紡ぎ出し 明日への希…
甘いものには目がないぱんさー一家ww若君御用達のお食事処のぱんさー亭は、日々のおやつやお夜食の注文を承っている。寒い日には甘酒やら汁粉やら誂えて、取り揃えてあ…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』2月 エリック
オペラ座には何かいるそんな噂があちこちに但し正体見た者はなく謎めく話は恰好のネタ2階5番ボックス席には何時も誰かがいる気配背の高い黒マント姿をチラと見たいう人…
初めてのTemu(ーー;)とお口直しのAmazonプライム&Yahooショッピング
以前から何だか買う気になれなかったのだが…初めてTemuにトライしてみた。ぱんさー学園の生徒たち曰く、「箪笥買った知り合いいるんだけど、すぐ壊れたんだってさ〜…
ぱんさーママのお誕生日、ホントは明日なのだが、1日早く、楽しいムーミン一家ならぬぱんさー一家が桃豹山に集った。外食に行くという話もあったのだが、インフルエンザ…
コスプレカレンダー2025 『オペラ座の怪人』1月 トート閣下
あなたに残された時間知りたくないだろうか懐中時計の文字盤示し鏡の向うで死神が笑う幾千もの灯りが揺らぐオペラ座の回廊の端で昨年は諸事情により、中途にて挫折してし…
ぱんさー劇場アイドル(?)ぱんざぶろー若君。そもそもその存在自体が、コスプレ三昧しているようなものなのだが…。新年寿ぎ、ふけ〜き吹き飛ばそうとキンキラキンの宮…
ぱんさー亭?聞いたことないけど、何処のラーメン屋だよとお思いの方は、間違いなくぱんさー劇場初心者であるよなwwぱんさー亭は桃豹脳内お食事処にて、ぱんざぶろー若…
この年末年始は暦の関係上、長い休みになった。…とは言え、例によって例の如く、桃豹の寝室と散らかり放題の物置化している訳わからん部屋は片付いていない。取り敢えず…
2024年悲しかったこと父が亡くなって4ヶ月以上経つ。先の記事投稿の翌日の8/31、入院先の聖隷横浜病院で家族に見守られて旅立った。特養施設から緊急入院となり…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 異次元へのタイムトンネルめいた隧道 其の1
酷暑続きと打ち続く台風に悩まされた葉月も終わろうとしている。皆々様には如何お過ごしであるかな?まだ、夏休みの宿題を残しているなんていう、ワルイ子はおらんであろ…
2024コスプレカレンダー 9月 『ハリー・ポッター』アカデミック・ガウン
幼い頃より大の書物好き床から天井まで隙間なく本に囲まれて生活したく一時は司書もいいかなとひとりにんまり思ったが…本から得た知識を伝える教師も悪くはないと考えお…
『ウィンダミア卿夫人の扇』 Lady Windermere's Fan, A Play About a Good Woman オスカー・ワイルド作の4幕の…
『白いドレスの女』原題Body Heat 1981年アメリカ映画で、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』の脚本家ローレンス・カスダンの監督デビュー作品である。この…
2024コスプレカレンダー 8月 『夏の夜の夢』ティターニア
イギリスが世界に誇る詩人&劇作家であるシェイクスピアの作品、『夏の夜の夢』A Midsummer Night's Dream。1594年〜1596年頃の喜劇で…
美しいものが好きヴィーナスの涙粒露おく薄紅の薔薇ポワン・ド・ガーズ光に変化するタフタ巻毛飾る孔雀の羽根漆に塗込められた金回廊にゆらめく灯りさざめく葉ずれの下麗…
過去帳の粟飯原縁の記載は、何れもごく短いものだったが、見るともなしに前後の記載が目に入る。童子や童女といった幼子の戒名もかなり交じっており、七つ子までは人に非…
「朝から大変であったの。忙しゅうて中食を摂られていないのではと思うて持って参った。さしたる凌ぎにもならぬであろうが、皆で召し上がられよ。」寺の厨から訪い、白玉…
その放蕩な生活こそが最高の芸術の極みだと甘美な囁きに騙されて道踏み外した憐れな男君の姿をからめ取ろう画布の中に永遠を約し 桃豹殿下の愛読書wwの一冊『ドリアン…
三人が寺に戻ると、丁度中食どきで炊出しの真っ最中だった。早くも子連れの母親や老人たちが並んでいる。銀角が両袖を奴凧のように広げて、はたはた振りながら戯けた。「…
崖に一番近い端の墓石の前に屈み込んでいた銀角が、頓狂な声を挙げた。「あれぇ!?このご仁のご命日は、宝永六年己丑(つちのとうし)睦月十日…犬公方様のご薨去と同日…
万福寺では朝から近在の家々の内儀たちが集まり、施餓鬼会の支度に取り掛かっていた。真言宗では他の宗派より供養の回数が多いのだが、何分物要りでもあるし、ころにゃん…
一年のうちでも特段暑い時期の盆の中日、そろそろ陽射しきつくなる頃、お館の奥まったお居間にて、桃豹殿と若君は対座して朝餉の真最中であった。それでなくとも煙たい存…
陽光に溶けそうな黄金の髪深い森映したような翠の瞳ケミカルレースの衣装纏いあえかな色の花々胸に抱き六月の花嫁は案外お茶目で芯が強いと知る者如何ほど 【最大半額セ…
本日は雛の節句である。姫君のご入輿から、はや5年。世間騒がせしころにゃん禍から、外歩きもままならぬ押しこめに等しき日々過ごされてはいるが…。元より若君姫君なる…
野に花々咲き乱る芳しき五月遥か地平線まで続く翠の絨毯点在する小さなマーガレット赤毛のアンを脇に携え往けば足下の絨毯ふうわり心地よく蜜蜂の羽音も然程気にならず鼻…
穀雨にそぼる 窓外の木々は靄に霞んで 現実味などなく額縁の中の 絵画にすら見え甘く哀しい ショパンの調べくぐもる音は 互いに共鳴しこんな日には 一層せつなくプ…
桃豹殿下シリーズ『オペラ座の怪人』のエリック。カレンダーには敢えて傷のない顔で登場。オペラ座の地下の湖にある隠れ家に棲まう、素晴らしい美声の持ち主。冷徹な人物…
粟飯原の家は鎌倉期に主君和田義盛の乱に伴い、当時の当主が討死した。その後、末裔が北条氏に仕え、かつての領地だった相模国相原より遠く離れた、別所あたりに住まうよ…
既に1月も終わり、2月も半ば近くで、今更だが…。遅れ馳せながら、恒例のコスプレカレンダー。過去画像も交えて、2ヶ月ずつアップしていこうと思う。まずは、『若君明…
あたり一面銀世界の週明け。しかし、ちっともロマンチックな気分になんかなれないのは、雪が大キライだからに他ならぬ。甲状腺機能低下になってからは、寒いのが辛くて堪…
右足小指骨折してから16日目の1/3、不信心モノの桃豹ではあるが、頑張って初詣に出かけてきた。新年になってから家から一歩も出てないと言って、ぱんさーママも同道…
大晦日の朝起きたら…我が家だけ、停電だった。メインブレーカーは落ちていないし、各々のブレーカーにも問題はない。(ーー)あ〜う〜外は雨で薄暗い。懐中電灯つけて、…
ビンボーハンボー教師桃豹、学習能力云々を言う立場にあるが…自分はど〜なんだいというと…大分ヤバイww勉強とかナニか覚えるとかはよいのだが、身体が覚えてないんか…
本日12/15はぱんざぶろー若君のお誕生日である。ぱんさー学園2年生と同い年の若君、17歳におなり遊ばした。ビンボーハンボー教師桃豹、いつもに増して霜月からず…
ふかぁい森に護られた翠の間を縫う浅瀬には浮きつ沈みつ両手挙げ揺蕩いながら流れゆく愛する父喪いて痛哭し哀れ狂いしおとめなり柩に手向ける為摘みしとりどりの草花散ら…
東欧のとある山にそびえたつ古城には、週末になると自家用セスナで城主がやってくる。既に世は封建時代にはあらねど、未だ各地に点在する所領からのあがりがあるお貴族さ…
ハロウィンがやってくる魔女のお供の黒猫は自慢の毛並み整えて特別な夜に備えてる漆黒に一番映える赤白いレース頸に巻き煌めく腕環に髪飾り ハロウィンがやってくる誰の…
読書の秋ということで、たまには格調高く、今宵は『十八史略』から拾い読みでもしようか。古代中国王朝である西周(せいしゅう:B.C.1045〜B.C.771)の滅…
#今日の体調は 没後30年の天才バレエダンサー ルドルフ・ヌレエフのこと
涼しいどころかいきなり冷え込んで、少々体調不良である。一昨夜から心臓が締めつけられて、しくしく痛む。9月になってから疲れて疲れて仕方ない。行き帰りの通勤電車…
お耽美劇場 第四十七夜 Dimash Kudaibergen ディマシュ・クダイベルゲンさま
さて、音楽と言えば幼き頃よりクラシック一辺倒な桃豹、学生時代からコンサートに足運んだり、ご招待される機会には嬉々として出かけたりする時期もあった。声楽より器楽…
お耽美劇場 第四十六夜 桃豹版李玉剛 (ユゥガン・リー)さま
2006年に、CCTVの超人気オーディション番組「星光大道(スターへの道)」に於いて、京劇女形姿で素晴らしい喉を披露して3位に食い込み、その後国民的スターにな…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 6月の薔薇園&洋館 その3 外交官の家2
外気の暑さから隔絶された落ち着いた室内には、鏡の前にティーセット、重厚なテーブルにディナーセットは大倉陶園のものである。ガラス器と銀のカトラリーの中、青と金に…
2023年健康診断結果を受け取ったのは先週始めだった。持病の甲状腺機能障害からくる脂質異常は、食事&運動に気をつけているので、微々たるものでしかないが一応改善…
お耽美劇場 第四十五夜 Mademoiselle Hyde マドモアゼル ハイドに寄せて
「Mademoiselle Hyde(マドモアゼル・ハイド)」。原曲はウクライナのイゴール・クルトイ作曲で、ベルギーの歌姫ララ・ファビアン作詞である。かの有名…
PANZABUROと歩くTOKYO OMOTESANDO 原宿キディランド
2023年の夏は厳しかった。7月から猛暑が始まり、8月は度重なる台風の影響による大雨が続き、9月に入っても残暑半端ない。桃豹殿は夕食後、ニュース観ながら寝落ち…
ART FILTER使用のイラストww小5で『椿姫』読んだマセガキ桃豹は、モデルとなったマリー・デュプレッシーに出会い、即座にドゥミ・モンディーヌに魅せられた…
お耽美劇場 第四十三夜 Princesse panthere プランセス パンテール
お耽美するには…暑過ぎる。朝晩は少しは涼しくなったものの、度重なる台風の影響でムシムシジトジトである。夏休みにやりかけた大掃除の続きをやっているのだが、例によ…
お耽美劇場 第四十二夜 Aimer 桃豹版ロミオさま&ジュリエットさま
不滅の悲恋物語『ロミオとジュリエット』。シェイクスピア原作として有名だが、実はシェイクスピアの戯曲には、皆ネタ本があることを知る人は案外多くはない。更に戯曲の…
2023 夏は短し 学べよ 方々(いや、まずは自分だなww)
ぱんさー学園の夏休み前半はクソ忙しかった。夏季講習というより、各教科共、1年生の補習に追われたからだ。高校に入学して以来てんやわんやの日々送り、勝手わからぬま…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 2023年 弘明寺サンパチ縁日その弐 8/8&8/18
かんのん橋すぐ脇の橋では、大岡川下流側から狙い撃つ射的をやっていた。大人のお客さんも結構いて、皆、真剣そのものである。ぱんさー学園の夏フェスや文化祭などの射的…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 2023年 弘明寺サンパチ縁日
8/8(火)、昨年たまたま通りかかった古刹門前町の縁日に、今年も他の用事で偶然行きあった。定時退勤して、未だ明るい時間に京急弘明寺(ぐみょうじ)駅に着き、商店…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 6月の薔薇園&洋館 その2 外交官の家
ブラフ18番の玄関側の前庭には緩やかな斜面があり、山手洋館のミニチュアが点在している。どれもよくできているなぁ。上に続く階段を上がると、眼前に素晴らしいイタリ…
PANZABUROと歩くYOKOHAMA 6月の薔薇園&洋館 その1
ぱんさー学園にはPerformance Hourなる体験型授業がある。昨年度は、コロナ禍下でもあるためと約2時間しかないために、学校界隈で美味いものを調達して…
山の朝(あした)は清々し日の出前に山昇り岩棚に着き一休み胸一杯に吸い込んだ息を口から長く吐き汗がひくまで深呼吸湿った大気心地よく 麓の牧場見下ろしてカメラ覗い…
日本列島のあちこちに被害もたらした台風2号。6月2日(金)朝、電車遅延&もみくちゃ混雑の中、漸く勤務先に辿り着いた。本日は荒天にも関わらず、楽しい(?)校外学…
甚だ色っぽくない桃豹版マリリン・モンローさまwwあ、ホクロ、ちょい小さかったわ〜(ーー;)。モンロー出演作品は「紳士は金髪がお好き」「ナイアガラ」「七年目の浮…
『オペラ座の怪人』20 Les parfumsde la nuit)夜の薫り その11
殿下は卓上ベルを鳴らして次の間に控えるギャルソンを側近くに呼ばれ、何か耳打ちされた。ギャルソンは頷いてすぐに下がった。驚いて何か言いかける侍従を手で制して、の…
『オペラ座の怪人』19 Les parfums de la nuit)夜の薫り その10
「ローゼンベルク伯爵さま。如何致しましょうか?」ナポレオン三世の崩御より、このロタンダを使う者はいない。呼鈴とノッカーを鳴らし続けるジャンが、不安そうな面持ち…
アメーバ運営局からメッセージが来ていたな〜んにも考えずに前世診断したら…あなたの前世は・・・ (ーー)何で幕末?幕末だと近代戦法やから甲冑の出番なんか…
『オペラ座の怪人』18 Les parfums de la nuit)夜の薫り その9
あのマントの男は、やはり怪人に違いない。あんな寒い雨の夜に歩き回るなんて、まず考えられないから、何処からかの帰りだったのだろうか。オペラ座の馬車寄せがあるのは…
第二十七夜の明智小五郎さまとセットになるべき黒蜥蜴さまww一筋縄ではいかない悪女。そんな彼女に惹かれる名探偵明智小五郎。昭和の暗い混沌とした時代を描いた乱歩の…
『オペラ座の怪人』17 Les parfums de la nuit)夜の薫り その8
バルカローラの心地よいリズム、入れ替わり立ち替わり現れる懐かしい人たち、母の衣装箪笥から立ちのぼるヴィオレットの香り…。何故、私は家族から遠く離れて、独りでパ…
ミステリ好きになったのは、小4のウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)との出会いがあったればこそである。お子さま版のミステリ小説全集の中に『アリス…
『オペラ座の怪人』16 Les parfums de la nuit)夜の薫り その7
「探偵の真似事の次は、慈善事業でございますか?」桃豹殿下は侍従にお小言を食らっている真っ最中だった。シャニー伯爵が辞した後の昼下りである。一緒にお茶でもと誘っ…
物心つかぬうちから怪奇幻想的なものに何故か心惹かれ、幼稚園年少の頃には墓場散歩が日課だった。墓場を怖がるなんてことはなく、親近感覚える幼稚園児…、墓碑や墓石の…
『オペラ座の怪人』15 Les parfums de la nuit)夜の薫り その6
硝子越しの西の空が少しずつ翳り、刻一刻と色を変えてゆく。先ほどまでカルロッタの喪服のスカートの襞に宿っていた光の粒は、見る間にその輪郭を曖昧にして消えてゆく。…
これは昔から伝わる関係者内の噂話パリオペラ座には亡霊が棲んでいて開演日には専用5番ボックス入りし灯りの届かぬ奥まった処に陣取って華やかな舞台を愉しんでゆくらし…
仏蘭西の至宝オペラ座にようこそ無数の瓦斯灯に一斉に光が灯るとクリスタルの煌きがゆらゆら瞬き暗闇に溶け込んでいた黄金が蘇る特等桟敷席の金の手摺に寄り添い時止めて…
『オペラ座の怪人』14(Les parfums de la nuit)夜の薫りその4
階段の踊り場まで登りきった時、カルロッタははっと息を飲んだ。男が立っていたのである。逆光の中で、男のシルエットが無数の黄金の粒を浴びたように霞んで見えた。「…
デュ・バリー夫人は多くの書物で、下層階級出身者でありながらルイ15世の最晩年の愛妾に収まり、贅沢三昧に暮らした享楽的な悪女として位置づけられている。オーストリ…
『オペラ座の怪人』13(Les parfums de la nuit)夜の薫り その3
埋葬を済ませた帰り道、カルロッタはマダム・ジリーたちと別れて、一人オペラ座に立ち寄った。落下したシャンデリアの残骸、潰れた客席の手摺や椅子は、全て撤去されてい…
春先は花粉症から体調崩すことが少なくない。ぱんさー日記紐解くと、風邪っぴきで寝込んでいる記事が矢鱈多く、桃豹=弱っちい=根性なしwwという図式が成り立つのも無…
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ひきこもり大好きのズボラ桃豹…GWは花粉症の薬切らして絶不調。初日は前日の無理が祟って寝込み、2日目は持ち帰り仕事、3日目は家事に仕事に、そして午後から買い物…
勝手わからぬ新しい学校でうろうろしている間に、はやひと月を超えた。秩序と静謐を好む者にとり、ストレスはハンパなく、一時には来月にはもう辞めるかもとこぼした同期…
世間ではGWに入ったらしい…。ビンボーハンボー教師桃豹は、みどりの日なのに休日出勤で、みなとみらいに出掛けた。桜木町駅からの道は人でごった返している。抜けるよ…
ビンボーハンボー教師桃豹、今年度から新しい学校勤務になったのだが…通勤時間は相変わらず片道90分以上。しかし、JR最寄駅まではスクールバスのお迎えがあるので苦…
花あらしけぶる学舎(まなびや) 子ら集い 笑顔見交わし 門出言祝(ことほ)ぐ by 桃式部先週の土曜日4/12は20…
桃豹殿と銀角に帯と片腕を掴まれて、渾身の力にて引き摺り出された金角は、岩壁に頬擦られ根結ほどけてざんばら髪になり、ひどい有様にて助け出された。「…お前らしゅう…
花を追う こと叶わずも 我はみぬ ひそやかなゆめ 飽き果てぬまで by 桃式部 桜前線追いかけて、いつか北上の旅したい…と思いつつ、ビ…
うるわしの3月…陽光と共に花粉降り注ぎ洟垂れ泪流れ目ぇカユカユ気分イマイチ…ぱんさー学園は私立のために土曜出勤があるので、土曜日のお愉しみを拵えても満喫できぬ…
昼間に嫌という程嗅いだ伽羅の薫が辺りに立ち昇った。三人はうっと呻いて袖で鼻を覆って顔を背けた。「はよう蓋を戻せ!」…全く、今日は何という日だろう。世間に数多い…
公私ともぐっちゃぐちゃの2025年春。雨降れば靴濡れて気分悪く、晴れれば花粉が襲いかかり、それでなくとも重症花粉症患者にとって試練の3月は…陽光に花ほころび、…
神に見離されたかの如く 時を超えて旅する者たち 時折交わる空間で遭遇し 居心地悪さすら覚えつつ それでも忘られぬひとり 繊細で気まぐれな少年は 永遠に歳を…
中に入った三人は唖然として其処此処に積上げられたものどもを見上げた。「…ものすごい量じゃな…。」桃豹殿が乾いた声を絞り出すと、金角銀角も頷き、狐火を集めて端近…
ぱんさー学園、引越しに伴う片付けで、先週は連日無理をした。極めつけは金曜日にひたすらゴミの分別作業に専念し、重たい雑誌やら紙ゴミやら束ねに束ねてヨレヨレになっ…
天使のような歌声の 彼女の瞳は海のいろ 煌めく灯映す金の髪 たおやかなるその姿 紫水晶の指輪託した そのひとは姿を消し 目の前にいる歌姫は 延び艶共に比類…
目の端に翻る黄金の粒 白い衣装目の端に捉え 光ゆらめくオペラ座で 僕はどれ程待ったのか 今宵の開演待ちながら 目前を横ぎる白い衣装 絹糸の如き艶めく髪の 若い…
幼いころの初恋は 薄い帷の向こう側 幾重にも閉ざされ 夢か現か幻なのか 今でひどく曖昧な 追憶の彼方の世界 そこに彗星の如く 現れた歌姫の声は 遠い昔に垣間…
繁忙理由に何年にも渡る絶賛不定期連載中!『若君明暮之記(わかぎみあけくれのき)』 シリーズの「盂蘭盆会の客」。漸く完結しそうです。…が、い〜加減な桃豹がテキト…
堅固な鋲と鉄板が打ち付けられた蔵の大扉には、大きな鍵穴が設えられていた。古ぼけた袱紗から取出した蔵の鍵はびっしりと赤錆に覆われ、見る影もない有様である。「まさ…
「ここらあたりかの。」桃豹殿は馬手を僅かに引いて馬の速度を緩めさせ、傾く西陽に手庇されてあたりを見回された。少し行くと左手にいきなり鬱蒼とした茂みが現れた。真…
あれはいつのことだろう まだ瓦斯灯が点るより前はるけき昔のことなのに眩い光を背に立つその人片ときも忘れることなどあり得はしないあの刹那幾千もの光の粒は金の色辺…
その放蕩な生活こそが最高の芸術の極みだと甘美な囁きに騙されて道踏み外した憐れな男君の姿をからめ取ろう画布の中に永遠を約し 桃豹殿下の愛読書wwの一冊『ドリアン…
三人が寺に戻ると、丁度中食どきで炊出しの真っ最中だった。早くも子連れの母親や老人たちが並んでいる。銀角が両袖を奴凧のように広げて、はたはた振りながら戯けた。「…
崖に一番近い端の墓石の前に屈み込んでいた銀角が、頓狂な声を挙げた。「あれぇ!?このご仁のご命日は、宝永六年己丑(つちのとうし)睦月十日…犬公方様のご薨去と同日…
万福寺では朝から近在の家々の内儀たちが集まり、施餓鬼会の支度に取り掛かっていた。真言宗では他の宗派より供養の回数が多いのだが、何分物要りでもあるし、ころにゃん…
一年のうちでも特段暑い時期の盆の中日、そろそろ陽射しきつくなる頃、お館の奥まったお居間にて、桃豹殿と若君は対座して朝餉の真最中であった。それでなくとも煙たい存…
陽光に溶けそうな黄金の髪深い森映したような翠の瞳ケミカルレースの衣装纏いあえかな色の花々胸に抱き六月の花嫁は案外お茶目で芯が強いと知る者如何ほど 【最大半額セ…
本日は雛の節句である。姫君のご入輿から、はや5年。世間騒がせしころにゃん禍から、外歩きもままならぬ押しこめに等しき日々過ごされてはいるが…。元より若君姫君なる…
野に花々咲き乱る芳しき五月遥か地平線まで続く翠の絨毯点在する小さなマーガレット赤毛のアンを脇に携え往けば足下の絨毯ふうわり心地よく蜜蜂の羽音も然程気にならず鼻…
穀雨にそぼる 窓外の木々は靄に霞んで 現実味などなく額縁の中の 絵画にすら見え甘く哀しい ショパンの調べくぐもる音は 互いに共鳴しこんな日には 一層せつなくプ…
桃豹殿下シリーズ『オペラ座の怪人』のエリック。カレンダーには敢えて傷のない顔で登場。オペラ座の地下の湖にある隠れ家に棲まう、素晴らしい美声の持ち主。冷徹な人物…
粟飯原の家は鎌倉期に主君和田義盛の乱に伴い、当時の当主が討死した。その後、末裔が北条氏に仕え、かつての領地だった相模国相原より遠く離れた、別所あたりに住まうよ…
既に1月も終わり、2月も半ば近くで、今更だが…。遅れ馳せながら、恒例のコスプレカレンダー。過去画像も交えて、2ヶ月ずつアップしていこうと思う。まずは、『若君明…
あたり一面銀世界の週明け。しかし、ちっともロマンチックな気分になんかなれないのは、雪が大キライだからに他ならぬ。甲状腺機能低下になってからは、寒いのが辛くて堪…
右足小指骨折してから16日目の1/3、不信心モノの桃豹ではあるが、頑張って初詣に出かけてきた。新年になってから家から一歩も出てないと言って、ぱんさーママも同道…
大晦日の朝起きたら…我が家だけ、停電だった。メインブレーカーは落ちていないし、各々のブレーカーにも問題はない。(ーー)あ〜う〜外は雨で薄暗い。懐中電灯つけて、…
ビンボーハンボー教師桃豹、学習能力云々を言う立場にあるが…自分はど〜なんだいというと…大分ヤバイww勉強とかナニか覚えるとかはよいのだが、身体が覚えてないんか…
本日12/15はぱんざぶろー若君のお誕生日である。ぱんさー学園2年生と同い年の若君、17歳におなり遊ばした。ビンボーハンボー教師桃豹、いつもに増して霜月からず…