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しろくま日記 https://blog.goo.ne.jp/shirokuma_2007

読んだ本の感想など書いていきたいと思います、読む本は...気の向くままです。

しろくま
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2012/09/11

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  • 文学賞メッタ斬り! 大森望・豊崎由美著 PARCO出版

    大森望氏のことは「日本SF作家クラブ入会否決事件」のことなどで興味を持っていて(コニー・ウィリス作品の翻訳やSF関係の各種文章などももちろん)豊崎由美氏との対談形式での共著の本書の存在も認識していてちょっと気になっていました。(豊崎氏の方は全然存じ上げませんでした。)そんな中、今年春先に立ち寄ったブックオフで本書が200円で販売していて購入しました。このブログ見ていただくとわかると思いますが、わたくし国内外問わず「最近」の文学事情に疎いのでちょっと「勉強しておきたいなぁ」というのもありました。もっとも本書は2004年3月発刊なので、ほぼ2003年の国内文学ー文学賞事情が語られています。15年前.....ですが私にはかなり新鮮な作家、作品が多く参考になりました。文学賞事情も15年でかなり変わっているとは思いますが...文学賞メッタ斬り!大森望・豊崎由美著PARCO出版

  • メモリー上・下 L.M.ビジョルド著 小木曽絢子訳 創元推理文庫

    「天空の遺産」に続いてのヴォルコシガン・サガとなります。本書の発刊は「天空の遺産」の直後、1996年となりますが時代設定は「ミラー・ダンス」の直後マイルズ29歳となります。(作中で30歳の誕生日を迎えます。)‘12年ローカス誌オールタイムベストSF長編65位、1997年のヒューゴー、ネピュラ、ローカス三賞に輝く作品です。(とりあえずここにたどり着くためにヴォルコシガン・サガを読んできました)これまた現在絶版なので、ブックオフで探し出して入手済みでした。(上下とも108円!)内容紹介(裏表紙記載)上巻特命作戦の遂行中、マイルズは低温蘇生の後遺症による発作を起こし、救出すべき捕虜を死なせかけてしまう。だが彼は発作の一件を隠して機密保安庁に報告し・・・・・・結果、イリヤン長官から最悪というべき処分を受けた。失意のあま...メモリー上・下L.M.ビジョルド著小木曽絢子訳創元推理文庫

  • 天空の遺産 L.Mビジョルド著 小木曽絢子訳 創元推理文庫

    「SF」ヴォルコシガン・サガに戻りました、本作の時代設定は「ミラー・ダンス」から6年ほど遡りマイルズ22歳。「遺伝子の使命」とほぼ同時期となります。ただ発刊順は「ミラー・ダンス」(1994年)の直後、1995年となります。時代設定では「ミラー・ダンス」の直後にあたる「メモリー」が1996年発刊ですので間にはさまれた形です。「ミラー・ダンス」「メモリー」ともに割と重めな展開ですので、本作のように後に直面する大変な事態を知らないマイルズの大活劇を書いておきたかったんでしょうかねぇ、本作ではマイルズ大活劇がシンプルに楽しめます。なお本作に「ネイスミス提督」としてのマイルズは出てきません、その辺の話が好きな人には物足りないかもしれません。こちらも現在絶版のためamazonで古本で購入。内容紹介(裏表紙記載)敵星セタガン...天空の遺産L.Mビジョルド著小木曽絢子訳創元推理文庫

  • 同時代ゲーム 大江健三郎著 新潮文庫

    本作まぁ普通に考えると「SF」ではないのでしょうが....。1979年の発刊で、発刊当時世間的に不評であったため、本作を高く評価していた当時日本SF作家クラブの事務局長の筒井康隆が本作に受賞させようと「日本SF大賞」を創設したという話があります。(wikipediaー日本SF大賞)結局第一回は小松左京が強く推す「太陽風交点」が受賞しましたが、第二回は井上ひさしの「吉里吉里人」が受賞と、ジャンルとしての「SFにこだわらない」姿勢は貫かれた感じです。「太陽風交点」の受賞はその後早川と徳間の抗争の基になっていますし、「吉里吉里人」に受章させるくらいなら、もっと他の作品を評価した方が後のSFの発展につながったような気もするので成り立ちからこの賞ジャンルSFにとってどうか?という気がしますが...。と余談はともかく、昨年...同時代ゲーム大江健三郎著新潮文庫

  • コンプリート・ロボット(短編集未収録作品)アイザック・アシモフ著 小尾芙佐訳 ソニーマガジンズ

    アシモフのSF短編集ほぼ制覇したのですが....。本書「コンプリート・ロボット」はアシモフのロボットもの31編を集めた短編集ですが、その中で5編だけ他の短編集に収載されていない作品が入っています。すでに絶版となっており、古本もamazonで調べると8,000円超えと高価です...。図書館で借りようかなぁ...とも思ったのですが他ならぬ「アシモフ」ですので大人買いしました。この手のamazonで古本が高い本はブックオフ・オンラインの方が安めな傾向があり本書もそちらで登録していたら5,000円台の出物があったのでそちらで購入しました。内容紹介(amazon紹介文より)巨匠アイザック・アシモフのロボット短篇全集!「サイエンス・フィクションを書いていたというたったそれだけの理由で、わたしは自分では知らずして——世界の様...コンプリート・ロボット(短編集未収録作品)アイザック・アシモフ著小尾芙佐訳ソニーマガジンズ

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