最近ハマった漫画『天国大魔境』の作者、石黒正和のイラストだ、と思って手に取った本書。これまた好きな作家東川篤哉の解説が面白くて、読んでみる気になったが、とんでもない本だった…。タイトルからも解説からも、多少グロいのは覚悟していました。描写のグロさは想定内
遥か未来の76歳、と思っていたけれど、年追うごとに時間が加速することで、76歳もそう遠くない未来だと感じるようになってきた。罪を犯すのは刑務所に入りたいから。ひとり身で将来の保証もない状態であれば、分からなくはないかもしれない。一橋桐子(76)の犯罪日記 (徳
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最近ハマった漫画『天国大魔境』の作者、石黒正和のイラストだ、と思って手に取った本書。これまた好きな作家東川篤哉の解説が面白くて、読んでみる気になったが、とんでもない本だった…。タイトルからも解説からも、多少グロいのは覚悟していました。描写のグロさは想定内
35年前、若かりし頃の小野不由美の初期作品らしい。改題はされており、個人的には改題後のほうが好み。改題前のタイトル(『グリーンホームの幽霊たち』)だったら、買っていなかった気がする。超常現象なのか幽霊なのか、怖いけど現実に起きえる話なのか、ホラー小説にもい
ずいぶん長いことかけて読んでしまったが、嫌いではない。エレジーという言葉の意味を知らなかったわけだけども、読み終えて、いいタイトルだなと思った。特別というわけでもない日常の中で起きることたちが、すべて大切に思える。エレジーを流さない日常が描かれていると思
少しだけネタバレあり。これは家族の物語なのだろうか。父が失踪した後の、母と子の物語として、移ろいゆくふたりの心や行動を追いかけていく物語として楽しんだ。作者の思惑とは違う読み方をしているかもしれない。優しいって、何?あなたもその優しさに甘えていたの?って
校庭に突如現れたミステリサークルの謎。第一巻に続き、シンプルで読みやすい。ちょっとみんないい子過ぎるのが物足りないけど、シンプルに謎を楽しむならこれでよいのかな。放課後ミステリクラブ 2雪のミステリーサークル事件知念実希人ライツ社2023-10-28今後、主役3人の
絵本を読み漁ること数百冊。本好きの娘も小学生になり、、ということでお薦めしたものの、なぜだか敬遠されていた本書をついに手に取り、、すぐに読み切ったようです。面白かったとので2巻も読みたいと。謎あり伏線あり読者への挑戦状あり。ミステリの入門として最適な本書は
2024年5月に読み始めて半年が経ってしまった。二人で探偵ものといえば、ホームズとワトソンという役割が多いですが、本書は夫婦二人での探偵もの。どちらも頭は冴えている。(ワトソンも賢いけど)短編物ですが、当時の探偵小説のパロディが多い模様。とある一編は、彼女自身
書くのを忘れていた。今は2025年5月だが、多分読んだのは昨年の夏頃だろう。かな。もはや面白いかどうかは不問として、森博嗣独特のリズムや文体がやはりあって、そこに身を委ねるのは悪くない。馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow XXシリーズ (講談社文庫)森博嗣講談
すごいよかった。それを「嘘」と呼ぶべきか分からない。誰しも隠し持っている二面性、というわけでもなく、そもそも多面的な部分があるあの人のうち、見ている側はどの側面だけが見えているのだろうか。なんて考えた。六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)浅倉 秋成KADOKAWA2023-
ブラック、ルーピン、ジェームズ・ポッター。あまり語られていなかったハリーの父の人間性が垣間見れて、よかった。後半の盛り上げ方が、やはりうまい。ハリー・ポッターとアズカバンの囚人: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban ハリー・ポッタ (Harry Potter)Rowling
一気に読んだ。普通ではない隠し持った個性。こういった話が受け入れられ評価されるのは、やはり誰しもが隠し持ったなにかを持っている、ということなのだろうか。二木先生 (ポプラ文庫)夏木志朋ポプラ社2022-09-06 ふふふふふ。2023/8/15 読了
電子書籍化不可能との謳い文句に釣られて読んでみました。短いし、読みやすくて、ひさしぶりに一日で読み終えた本。多少なりとも予想したことは掠っていたけれど、このしかけは面白いというか、自然な形で実現したのが凄いと思う。世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫
読むのに時間がかかってしまった。10年前、15年前に読むのがちょうどよかったかもな。タイトル含め分かりみがありつつ、突き刺さるというほどではなかったかな。後半~ラストにかけて、おもしろかった。傲慢と善良 (朝日文庫)辻村 深月朝日新聞出版2022-09-07 2023/8/11
遥か未来の76歳、と思っていたけれど、年追うごとに時間が加速することで、76歳もそう遠くない未来だと感じるようになってきた。罪を犯すのは刑務所に入りたいから。ひとり身で将来の保証もない状態であれば、分からなくはないかもしれない。一橋桐子(76)の犯罪日記 (徳
ハリー・ポッターの2作目。魔法の世界に夢中になるのは少年少女たちだけではない。登場人物が増えてきて次巻以降も楽しみ。今度こそ7作目まで読む…今年中に…。 (静山社文庫 ロ 1-3)" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict">ハリー
ハリー・ポッターの第1作。今度こそ7作目まですべて読むと意気込むのは3度目ぐらいかな…。細かいことは覚えていないけど、映画で観た登場人物の(7作目までの)行く末をなんとなく覚えているのでそれを意識した視点で読むと、また違った味わい。スピーディな展開が飽きさせな
初めて青崎有吾の本は短編集。8編。多才で、違う作家が書いたのかと思うほど作風が違ってたりする。好みは超短編の『your name』『飽くまで』。あとは『前髪は空を向いている』。本格ミステリというのか『噤ヶ森の硝子屋敷』はもう少し長編で読んでみたい。あとがきに詳細が
Wシリーズ3作目。もうすぐ年明け。読了して大分だってから感想を書くのは無理があるが書く。人間とは、ウォーカロンとは、生命とはと、深く考えずに詩的さを感じながら読む。おかしな遺跡があった。不思議だった。記憶はもう薄れている。風は青海を渡るのか? The Wi
久しぶりに東野圭吾作品。こんなに引き付けられただろうかと思うほど、続きが気になってめずらしく一気に読んでしまった。ただ、心がしんどくなるので、この手の本は連続で読めない。希望の糸 (講談社文庫)東野 圭吾講談社2022-07-15伏線もほぼきれいに回収されているとは思
むしろ自由研究に向く殺人などあるのだろうか、と最初思った。むしろ自由研究に向いていたのではないか、と最後思った。自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫)ホリー・ジャクソン東京創元社2021-08-24原題は『A Good Girl's Guide to Murder』。2022 /8/25 読了
すごいよかった。それを「嘘」と呼ぶべきか分からない。誰しも隠し持っている二面性、というわけでもなく、そもそも多面的な部分があるあの人のうち、見ている側はどの側面だけが見えているのだろうか。なんて考えた。六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)浅倉 秋成KADOKAWA2023-
ブラック、ルーピン、ジェームズ・ポッター。あまり語られていなかったハリーの父の人間性が垣間見れて、よかった。後半の盛り上げ方が、やはりうまい。ハリー・ポッターとアズカバンの囚人: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban ハリー・ポッタ (Harry Potter)Rowling