仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」が目指す世界とは◎仏の神力とは(その2)同時に発した声と指で弾いた音の二つが十方の世界に届いた。と見るや、大地が震動した。この仏の神力によって、ありとあらゆる人々や生きとし生けるもの...
法華経をとおして仏様の世界を身近に感じていただきたいと思います。
法華経の教えに結ばれるのは3000年に一度花が咲くという優曇華の華に遭うが如しといわれています。 そういう貴重で有難い法華経を学んでみたい。自分の魂を磨きたい、先祖を救いたいと思っていらっしゃる方法華経に触れてみませんか?
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西洲の菩薩行8 第二十一章 如来神力品 その2(仏の神力とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」が目指す世界とは◎仏の神力とは(その2)同時に発した声と指で弾いた音の二つが十方の世界に届いた。と見るや、大地が震動した。この仏の神力によって、ありとあらゆる人々や生きとし生けるもの...
西洲の菩薩行7 第二十一章 如来神力品 その1(仏の神力とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」も、いよいよ終盤に入ります。◎仏の神力とは(その1)光が口から発することを始め、さまざまな超能力を説いたのが「如来神力品」 であり、この「如来神力品」は「法華経」を理解し実践するうえ...
西洲の菩薩行6 第二十章 常不軽菩薩品 その5(順縁と逆縁)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。釈尊はなぜ、速やかに悟りを開けたのか.....その種あかしとは。◎順縁(じゅんえん)と逆縁(ぎゃくえん) 仏は得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)に対して常不軽菩薩の因縁をずっとお話ししてきたのであっ...
西洲の菩薩行5 第二十章 常不軽菩薩品 その4(無限の修行)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。「法華経」の教えを自分のものにするためには?◎無限の修行この常不軽と言われた人が一生の間、他人を軽んずることなく善い行いを積んで、まさに入滅しようとするとき、虚空の中で、威音王如来が先に説かれ...
西洲の菩薩行4 第二十章 常不軽菩薩品 そのその3(身を避ける)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 真の達人は無用な争いはしない。逃げるのも仏法のため。◎身を避ける人間のなかにはいろんな人がいるものである。礼拝されたりすると喜ぶ人もいるし、反省する人もいる。なかには怒りを発する人もいる。と...
西洲の菩薩行3 第二十章 常不軽菩薩品 その2(礼拝行とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 常不軽菩薩の生まれ変わりは、お釈迦様です。◎礼拝行(らいはいぎょう)とは ...................人を軽んずることなし威音王仏(いおんのうぶつ)の寿命はたいへんに長く、正法(しょうぼう)と像法の時代...
西洲の菩薩行2 第二十章 常不軽菩薩品 その1(威音王如来の説法)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。(人間の生存の苦しみは煩悩が集まっているからである)◎威音王如来(いおんおうにょらい)の説法「法師功徳品」 は法師になるための修行について説いたものだが、その修行ができる人もいればできない人も...
西洲の菩薩行1 第十九章 法師功徳品 その6(身体に映すとは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。 不惜身命(ふしゃくしんみょう)の説法とは❓◎身体に映すとは その2最後に意(こころ)の功徳が説かれる。 経文は※この清浄の意根(いこん)を以(も)って、ないし一偈一句を聞くに、無量無辺の儀を通...
西洲の菩薩行46 第十九章 法師功徳品 その5(身体に映すとは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。宝玉のような身体に!(観音さまを見たら心が洗い清められていくように)◎身体に映すとは その1つぎに経文は身の功徳について説く。法師として五種の行を積んでゆけば、身に無限の功徳がつき、清ら...
西洲の菩薩行45 第十九章 法師功徳品 その4(深妙の法音)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。法華経を翻訳した鳩摩羅什(くまらじゅう)◎ 深妙の法音つぎに経文は舌の功徳を説く。五種の修行をしたならば、舌に無限の功徳がそなわることを説く。舌の功徳とは前に述べたように二つある。一は食べ...
西洲の菩薩行44 第十九章 法師功徳品 その3(香をかぎわける力)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。その人の修行力によって........。◎香をかぎわける力つぎに経文は耳の功徳を説く。「法華経」 の教えの通りに実行していると、生まれながらのこの肉親の耳が「清浄の耳」 になる。清浄の耳とは、世の...
西洲の菩薩行43 第十九章 法師功徳品 その2(無所畏の心とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。「法華経」を学ぶと、徐々に神通力が身についてくる◎無所畏(むしょい)の心とは「法華経」 でいう法師とは、「法華経」 を受持(じゅじ)し、読み、誦(じゅ)し、解説(げせつ)(説法)し、書写す...
西洲の菩薩行42 第十九章 法師功徳品 その1(真の法師とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。「法華経」の教えを弘める人はどんな人でも法師になれる ◎ 教えを説き弘める功徳※爾(そ)の時に仏、常精進菩薩摩訶薩(じょうしょうじんぼさつまかさつ)に告(つ)げたまわく、若(も)し善男子、善...
西洲の菩薩行42 第十八章 随喜功徳品 その6(まがれる心なし)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。「法華経」の功徳は、計り知れない◎ まがれる心なし「随喜功徳品」 の末尾は次の偈文(げもん)で終わる。※何(いか)に況(いわん)や一心に聴き、其(そ)の義趣(ぎしゅ)を解説(げせつ)し、説...
西洲の菩薩行41 第十八章 随喜功徳品 その5(千万劫にも遭い難し)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。 「法華経」 には、因縁が熟さなければ遭うことはむずかしい!◎ 千万劫(せんまんごう)にも遭い難し経文は今まで説いたことをふたたび偈文(げもん)で説く。ほとんどその内容は同じであるが若干そ...
西洲の菩薩行40 第十八章 随喜功徳品 その4(正しい修行とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。悪鬼や悪霊も法華経には太刀打ち出来ない◎ 正しい修行とは「法華経」 の教えを他人に聴くことを勧めただけでも、大いなる功徳を得ることができる。 まして一心に聴き、一心に説き、一心に読誦(どく...
西洲の菩薩行39 第十八章 随喜功徳品 その3(円満な人格とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。利根(りこん)にして智慧ある人とは◎ 円満な人格とはところがこのような大功徳よりも、第50番目に法華経の教えの一偈を聴いて随喜する人のほうが功徳が大きいという。仏は彌勒に明言した。この施...
西洲の菩薩行38 第十八章 随喜功徳品 その2(力に応じて説く)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。この世の人間は、千差万別であって同じ人は一人もいない。 ◎ 力に応じて説くこの「随喜功徳品」 の質問者は弥勒菩薩である。弥勒菩薩が仏に「この「法華経」 の教えに随喜するものにはどんな功徳、ど...
西洲の菩薩行37 第十八章 随喜功徳品 その1(教えに随喜するとは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。 「法華経」の教えを聞いてほんとうにありがたいと思う心「初随喜」※仏(ほとけ)、弥勒(みろく)に告(つ)げたまわく、我(われ)今(いま)分明(ふんみょう)に汝(なんじ)に語る。是(こ)の...
西洲の菩薩行36 妙法蓮華経 第十七章 分別功徳品 その5(大いなる功徳とは)
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十七章 分別功徳品の解説です。 功徳のなかでもっとも重要なのは、¨教えを弘める¨◎ 大いなる功徳とはこの「分別功徳品」 を読むに当たって、昔から四信五品(ししんごほん)ということを説く。 詳しくは「在世の四信」 と「末後の五...
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仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」が目指す世界とは◎仏の神力とは(その2)同時に発した声と指で弾いた音の二つが十方の世界に届いた。と見るや、大地が震動した。この仏の神力によって、ありとあらゆる人々や生きとし生けるもの...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」も、いよいよ終盤に入ります。◎仏の神力とは(その1)光が口から発することを始め、さまざまな超能力を説いたのが「如来神力品」 であり、この「如来神力品」は「法華経」を理解し実践するうえ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。釈尊はなぜ、速やかに悟りを開けたのか.....その種あかしとは。◎順縁(じゅんえん)と逆縁(ぎゃくえん) 仏は得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)に対して常不軽菩薩の因縁をずっとお話ししてきたのであっ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。「法華経」の教えを自分のものにするためには?◎無限の修行この常不軽と言われた人が一生の間、他人を軽んずることなく善い行いを積んで、まさに入滅しようとするとき、虚空の中で、威音王如来が先に説かれ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 真の達人は無用な争いはしない。逃げるのも仏法のため。◎身を避ける人間のなかにはいろんな人がいるものである。礼拝されたりすると喜ぶ人もいるし、反省する人もいる。なかには怒りを発する人もいる。と...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 常不軽菩薩の生まれ変わりは、お釈迦様です。◎礼拝行(らいはいぎょう)とは ...................人を軽んずることなし威音王仏(いおんのうぶつ)の寿命はたいへんに長く、正法(しょうぼう)と像法の時代...
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仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。宝玉のような身体に!(観音さまを見たら心が洗い清められていくように)◎身体に映すとは その1つぎに経文は身の功徳について説く。法師として五種の行を積んでゆけば、身に無限の功徳がつき、清ら...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。法華経を翻訳した鳩摩羅什(くまらじゅう)◎ 深妙の法音つぎに経文は舌の功徳を説く。五種の修行をしたならば、舌に無限の功徳がそなわることを説く。舌の功徳とは前に述べたように二つある。一は食べ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。その人の修行力によって........。◎香をかぎわける力つぎに経文は耳の功徳を説く。「法華経」 の教えの通りに実行していると、生まれながらのこの肉親の耳が「清浄の耳」 になる。清浄の耳とは、世の...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。「法華経」を学ぶと、徐々に神通力が身についてくる◎無所畏(むしょい)の心とは「法華経」 でいう法師とは、「法華経」 を受持(じゅじ)し、読み、誦(じゅ)し、解説(げせつ)(説法)し、書写す...
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仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。「法華経」の功徳は、計り知れない◎ まがれる心なし「随喜功徳品」 の末尾は次の偈文(げもん)で終わる。※何(いか)に況(いわん)や一心に聴き、其(そ)の義趣(ぎしゅ)を解説(げせつ)し、説...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。 「法華経」 には、因縁が熟さなければ遭うことはむずかしい!◎ 千万劫(せんまんごう)にも遭い難し経文は今まで説いたことをふたたび偈文(げもん)で説く。ほとんどその内容は同じであるが若干そ...
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仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。利根(りこん)にして智慧ある人とは◎ 円満な人格とはところがこのような大功徳よりも、第50番目に法華経の教えの一偈を聴いて随喜する人のほうが功徳が大きいという。仏は彌勒に明言した。この施...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。この世の人間は、千差万別であって同じ人は一人もいない。 ◎ 力に応じて説くこの「随喜功徳品」 の質問者は弥勒菩薩である。弥勒菩薩が仏に「この「法華経」 の教えに随喜するものにはどんな功徳、ど...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。 「法華経」の教えを聞いてほんとうにありがたいと思う心「初随喜」※仏(ほとけ)、弥勒(みろく)に告(つ)げたまわく、我(われ)今(いま)分明(ふんみょう)に汝(なんじ)に語る。是(こ)の...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十七章 分別功徳品の解説です。 功徳のなかでもっとも重要なのは、¨教えを弘める¨◎ 大いなる功徳とはこの「分別功徳品」 を読むに当たって、昔から四信五品(ししんごほん)ということを説く。 詳しくは「在世の四信」 と「末後の五...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」が目指す世界とは◎仏の神力とは(その2)同時に発した声と指で弾いた音の二つが十方の世界に届いた。と見るや、大地が震動した。この仏の神力によって、ありとあらゆる人々や生きとし生けるもの...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十一章 如来神力品の解説です。「法華経」も、いよいよ終盤に入ります。◎仏の神力とは(その1)光が口から発することを始め、さまざまな超能力を説いたのが「如来神力品」 であり、この「如来神力品」は「法華経」を理解し実践するうえ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。釈尊はなぜ、速やかに悟りを開けたのか.....その種あかしとは。◎順縁(じゅんえん)と逆縁(ぎゃくえん) 仏は得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)に対して常不軽菩薩の因縁をずっとお話ししてきたのであっ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。「法華経」の教えを自分のものにするためには?◎無限の修行この常不軽と言われた人が一生の間、他人を軽んずることなく善い行いを積んで、まさに入滅しようとするとき、虚空の中で、威音王如来が先に説かれ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 真の達人は無用な争いはしない。逃げるのも仏法のため。◎身を避ける人間のなかにはいろんな人がいるものである。礼拝されたりすると喜ぶ人もいるし、反省する人もいる。なかには怒りを発する人もいる。と...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。 常不軽菩薩の生まれ変わりは、お釈迦様です。◎礼拝行(らいはいぎょう)とは ...................人を軽んずることなし威音王仏(いおんのうぶつ)の寿命はたいへんに長く、正法(しょうぼう)と像法の時代...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。第二十章 常不軽菩薩品の解説です。(人間の生存の苦しみは煩悩が集まっているからである)◎威音王如来(いおんおうにょらい)の説法「法師功徳品」 は法師になるための修行について説いたものだが、その修行ができる人もいればできない人も...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。 不惜身命(ふしゃくしんみょう)の説法とは❓◎身体に映すとは その2最後に意(こころ)の功徳が説かれる。 経文は※この清浄の意根(いこん)を以(も)って、ないし一偈一句を聞くに、無量無辺の儀を通...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。宝玉のような身体に!(観音さまを見たら心が洗い清められていくように)◎身体に映すとは その1つぎに経文は身の功徳について説く。法師として五種の行を積んでゆけば、身に無限の功徳がつき、清ら...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。法華経を翻訳した鳩摩羅什(くまらじゅう)◎ 深妙の法音つぎに経文は舌の功徳を説く。五種の修行をしたならば、舌に無限の功徳がそなわることを説く。舌の功徳とは前に述べたように二つある。一は食べ...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。その人の修行力によって........。◎香をかぎわける力つぎに経文は耳の功徳を説く。「法華経」 の教えの通りに実行していると、生まれながらのこの肉親の耳が「清浄の耳」 になる。清浄の耳とは、世の...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。「法華経」を学ぶと、徐々に神通力が身についてくる◎無所畏(むしょい)の心とは「法華経」 でいう法師とは、「法華経」 を受持(じゅじ)し、読み、誦(じゅ)し、解説(げせつ)(説法)し、書写す...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十九章 法師功徳品の解説です。「法華経」の教えを弘める人はどんな人でも法師になれる ◎ 教えを説き弘める功徳※爾(そ)の時に仏、常精進菩薩摩訶薩(じょうしょうじんぼさつまかさつ)に告(つ)げたまわく、若(も)し善男子、善...
仏、釈尊は「法華経」 をお説きになるまでの四十余年間に方便の諸経を説かれた。 釈尊は衆生の能力に不同があることを知っておられたので、さまざまな喩や方便をもって説かれたのであった。 今回は第十八章 随喜功徳品 の解説です。「法華経」の功徳は、計り知れない◎ まがれる心なし「随喜功徳品」 の末尾は次の偈文(げもん)で終わる。※何(いか)に況(いわん)や一心に聴き、其(そ)の義趣(ぎしゅ)を解説(げせつ)し、説...