野村證券の本社営業企画部で満4年が経過しようとしていた。仙台支店、新宿野村ビル支店、そして営業企画部と異動し、私も35歳となった春に、首都圏本部最下位の大宮西…
伝説の営業マン『市村洋文』が語るひとり言
大学時代には1億円も稼いでビジネスマンとしての才能の片鱗を表し、更に自身を厳しい環境に身を置くため、日本一厳しいノルマが課せられたバブル期の野村證券に入社し、他社の追随を許さない圧倒的な記録を打ちたてた市村洋文のブログです。
日経新聞の「私の履歴書」は42年前から毎日楽しみに読んでいる。成功者の一生を1カ月間で学ぶことができるのは実に有り難い。成功者は人生の最期に「人生には仕事やお…
昭和の時代、戦後から平成の始めまで日本人は実に良く働いてきた。無我夢中で働いてきた。生きるために働いてきた。私は昭和の時代の最後の数年を野村證券で働いたが、朝…
特設経営者合宿も107回目を超えた。毎回60名を超える参加者が北軽井沢に集まる。参加者の方々は皆が真剣。各々が自分の立場、ビジネスにおいて多くの問題、課題を抱…
野村證券にはいくつもの「都市伝説」なるものがある。野村の朝は早い。私が野村にいた20代、30代の時は、朝7時丁度には支店全社員で「ラジオ体操第一」のテープを流…
経営者の仕事とは何か。自分の社員らが思い切って仕事ができる環境を作ってあげることだ。例えば、制限速度のない、信号のない、素晴らしい設計のドイツのアウトバーンの…
日本人の我々が大切にしてきたものは何だろうか。親を大切に思う「孝心」の気持ち。誰も見ていない所でも一生懸命に努力をする「慎独」の心。汗を流して働くことの大切さ…
正直、60代で友人が亡くなっていくと私自身も落ち込む。葬式に参列する度に、自分もそういう歳になったのかと思ってしまう。しかし、この男のステージのDVDを観ると…
30代、40代でもう延び切っている奴を見ると、「おまえ、生きてんの?」と聞きたくなる。人生100年の時代で30代、40代で疲れていてどうすんのとも思う。人生は…
私が後藤佳英君と初めて出会ったのは練馬区立田柄中学校の時だ。私は練馬区立北町小学校から、父親の転勤の関係で田柄へと引越し、近くの田柄中学校へと通うこととなった…
45年前の大学生の頃、茨城の阿字ヶ浦の海でサーフィンに夢中だった。なんであんなにサーフィンに夢中になれたのだろうか。初めて波に乗れた感動。そのフィーリングが忘…
大企業に行って飼い殺されるのなら、たった一度の自分の人生なのだから、本物のプロの集まるビジネスフィールドに戦ってみてはどうだ。私も大学を卒業し大企業に入社した…
私は良く、私の主催している「特設経営者合宿」で受講生の若き経営者から同じ指摘を受ける。「市村さんって、メチャクチャ働いているのに実に楽しそうですよね。本当に爽…
私は新人社員の人たちに自分自身に損益計算書を持てと必ず伝える。学生と社会人とは全く違う。学生は学校のお客様であって、学生が講義をさぼってスタバでコーヒーを飲ん…
先日も壮絶な人生を歩んできた30代の社長に会った。小学校中退と笑いながら私に言い、実は「院」卒だと言う。小学校中退で大検も取り大学院まで出たのかと聞いたら、彼…
ロシアがウクライナに侵攻してきてから、アメリカの軍事産業株は大幅に値上がりした。日本で国産の武器を三菱重工あたりが作ったら、アメリカは大量に購入してくるであろ…
努力しないで旨くいくことはない。たまたま旨くいっても継続はしない。偶然の勝ちはあっても、偶然の負けはない。負けには必ず原因がある。ビジネスの世界で言えば、常に…
仕事って何だろう。仕事を通して我々は4つのことに占有されている。1つは「時間」。2つ目はオフィスという「空間」に縛られている。3つ目は「気持ち」。仕事ができて…
年収1000万円の世帯は勝ち組かの疑問を呈した書籍がある。それは、マネーステップオフィス㈱の代表取締役の加藤梨里氏の書いた「世帯年収1000万円~勝ち組家庭の…
野村證券の2つ上の先輩で、タワー投資顧問において基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチし、現在個人資産800億円超を持つ清原達郎氏が初めて書いた「わが投…
良く行く荒木町の居酒屋の女将から、「市村さんの『昼メシは座って食べるな!』を読んだよ。あれ、いい本だね。うちの息子にも読ませたいよ。」と言われた。13年前の東…
ここ何年も毎日「いっちゃんのひとり言」のブログを書いているので、私の脳の前頭葉は老化しない。毎週、丸善や紀伊国屋の書店に行って大量に今流行の本を買って帰る。平…
50代後半の年齢となり、自分の今後を考えるビジネスパーソンも多いであろう。こうした人たちに私は今までの自分のキャリア、実績の棚卸しをしなさいと勧める。社会人と…
自分の42年のビジネス人生を振り返って、若い将来のある人たちに伝えたいことを、私は自分のブログに記している。若いビジネスアスリートたちに伝えたい一番のことは「…
日本の桜は入学式ではなく卒業式に咲くものになってしまった。ここにも地球温暖化の影響が出ているようだ。日本人はやはり富士山と桜が好きだ。富士山や桜を愛でる感覚は…
身体や体重、運動能力などの身体的な形質の遺伝率は高い。背の高い両親からは背の高い子供が生まれる。足の速い両親からは足の速い子が生まれる。同じように、知能やパー…
「市村社長、今の相場はバブルではないのですか?」と良く質問を受ける。1989年の当時のPERやPBRと比べれば、今の相場はバブルではない。むしろ、まだ割安な水…
私が社会人デビューした1983年(昭和58年)は経営者も重役陣も大胆不敵の人物が多かった。入社式の場で営業統括の専務が我々新人を前にして「当社は数字が人格。数…
私の会社にも「いい奴」が沢山いる。こんな奴は本当にいい奴だなと思ったケースを紹介しよう。①銀座コリドー通りにある「もんじゃ焼きや」で率先して作ってくれる奴。何…
新人の私と田中君は営業場の近くのブースで待たされた。営業場からは罵声と怒声は止むことはない。これは「仁義なき戦い」の広島の暴力団の事務所と同じか、それ以上だと…
今月から私もビジネス歴42年目に突入する。24歳で社会人となり、42年目の春を迎えた。振り返ればあっという間の42年であった。野村證券に入社が決まり、営業から…
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野村證券の本社営業企画部で満4年が経過しようとしていた。仙台支店、新宿野村ビル支店、そして営業企画部と異動し、私も35歳となった春に、首都圏本部最下位の大宮西…
日経新聞の「私の履歴書」は42年前から毎日楽しみに読んでいる。成功者の一生を1カ月間で学ぶことができるのは実に有り難い。成功者は人生の最期に「人生には仕事やお…
昭和の時代、戦後から平成の始めまで日本人は実に良く働いてきた。無我夢中で働いてきた。生きるために働いてきた。私は昭和の時代の最後の数年を野村證券で働いたが、朝…
特設経営者合宿も107回目を超えた。毎回60名を超える参加者が北軽井沢に集まる。参加者の方々は皆が真剣。各々が自分の立場、ビジネスにおいて多くの問題、課題を抱…
野村證券にはいくつもの「都市伝説」なるものがある。野村の朝は早い。私が野村にいた20代、30代の時は、朝7時丁度には支店全社員で「ラジオ体操第一」のテープを流…
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日本人の我々が大切にしてきたものは何だろうか。親を大切に思う「孝心」の気持ち。誰も見ていない所でも一生懸命に努力をする「慎独」の心。汗を流して働くことの大切さ…
正直、60代で友人が亡くなっていくと私自身も落ち込む。葬式に参列する度に、自分もそういう歳になったのかと思ってしまう。しかし、この男のステージのDVDを観ると…
30代、40代でもう延び切っている奴を見ると、「おまえ、生きてんの?」と聞きたくなる。人生100年の時代で30代、40代で疲れていてどうすんのとも思う。人生は…
私が後藤佳英君と初めて出会ったのは練馬区立田柄中学校の時だ。私は練馬区立北町小学校から、父親の転勤の関係で田柄へと引越し、近くの田柄中学校へと通うこととなった…
45年前の大学生の頃、茨城の阿字ヶ浦の海でサーフィンに夢中だった。なんであんなにサーフィンに夢中になれたのだろうか。初めて波に乗れた感動。そのフィーリングが忘…
大企業に行って飼い殺されるのなら、たった一度の自分の人生なのだから、本物のプロの集まるビジネスフィールドに戦ってみてはどうだ。私も大学を卒業し大企業に入社した…
私は良く、私の主催している「特設経営者合宿」で受講生の若き経営者から同じ指摘を受ける。「市村さんって、メチャクチャ働いているのに実に楽しそうですよね。本当に爽…
私は新人社員の人たちに自分自身に損益計算書を持てと必ず伝える。学生と社会人とは全く違う。学生は学校のお客様であって、学生が講義をさぼってスタバでコーヒーを飲ん…
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努力しないで旨くいくことはない。たまたま旨くいっても継続はしない。偶然の勝ちはあっても、偶然の負けはない。負けには必ず原因がある。ビジネスの世界で言えば、常に…
仕事って何だろう。仕事を通して我々は4つのことに占有されている。1つは「時間」。2つ目はオフィスという「空間」に縛られている。3つ目は「気持ち」。仕事ができて…
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野村證券の2つ上の先輩で、タワー投資顧問において基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチし、現在個人資産800億円超を持つ清原達郎氏が初めて書いた「わが投…
コンサルタントの仕事はゴルフで言えばキャディでしかない。プレーヤーではない名キャディであるべき。そもそもコンサルタントは当事者ではない。第三者としての意見は客…
私はタワマン(タワーマンション)を買わない。私の知人経営者が住んでいた武蔵小杉のタワマンに行ったことがある。武蔵小杉は「タワマン銀座」と呼ばれるほど多くのタワ…
コロナが5類へと移行し、街中でマスクをしないで歩く人々の数も増えてきた。コロナ禍によって東京一極集中に変化が起きるのではないかと予測する向きも多かった。この3…
令和5年に東京都の人口は1400万人を超えた。しかし、2025年には東京都の人口はピークアウトする。理由は本格的な人口減少社会へと突入していくからである。昨年…
新入社員の時の一年間が自分のそれからの人生を決めてしまうと言っても過言ではない。ならば、新入社員としてどんな意識を持って仕事に取り組んだらいいのか。私は以下の…
今年64歳になったが、365日一年中仕事がある。この歳になってこれだけ仕事がある喜び。一日中、家の中で過ごすなど私にとっておもしろくも何ともない話。朝から晩ま…
特設経営者合宿を主催していると2種類の人種に出会う。「別にこのままでいいじゃないか」という人たち。冷笑主義者たちだ。「どうせ今の会社で何をやっても無駄だ」と捉…
9日間連続の研修を請け負ったが、さすがに64歳の身体にはきつかった。しかし、若い人達の熱い眼差しを見ていると、無限の可能性を持っている彼らにいい加減な研修は出…
大磯プリンスホテル内にある「サーマル スパ エスウェーブ」がヤバい!施設はインフィニティプール、天然温泉、サウナなど10以上のスペースがある。どれも清潔でいい…
私がユーミン(松任谷由実)のファンであることは周知の事実だ。私の青春時代のバックグラウンド・ミュージックであり、ユーミンと共にあったといっても過言ではない。今…
NHKの大河ドラマは好きで観ている。今は徳川家康の生涯を描く「どうする家康」。誰もが知る歴史上の人物を、新たな視点で捉えた物語には歴史好きならずとも引き込まれ…
企業研修のメンバーや、若手社員と一緒に仕事の後にカラオケに行くことがある。20代だというのに、昭和の歌謡を知っている輩がいる。「この歌いいですよね」と、私が青…
新年度がはじまった。私は新人さんたちに普遍的なこととして「機を捉える」ということを話す。「機」とはチャンスの神様とも言うが、一旦通り過ぎると、後から捕まえよう…
マスクはとれるようになっても、日本経済の回復力は低い。日本の潜在成長率が1%以下の状況から脱することが未だに出来ないでいる。今こそ、日本の中長期的な成長を支え…
当社の16期も3月で終了した。当社社員たちは昨年の6月以降一人も欠けることなく全員で良く頑張ってくれた。営業を統括している若干32歳の本部長の加藤大樹君は、当…
私は日本を代表する数多くの成功者と出会ってきた。彼らに共通したことがあることに気付いた。それは約束を守るということ。成功者はできない約束を決してしない。成功し…
コロナ融資の返済が本格化してきた。そもそも、金利のない世界が異常であったのだ。資本主義の在り方に逆行していたのだ。資本主義とは拡大再生産が基本。サービスの提供…
河島英五の「時代おくれ」を私は良くカラオケで唄う。私がこの歌を唄うと泣いてくれる経営者仲間が何人かいる。経営者の琴線に触れるのだろうか。この歌の歌詞の中で好き…
KOBE証券(インヴァスト)の社長時代に優秀な監査役がいてくれた。A監査役は、私の経営に対する率直な提言、助言を私に直接してくれた。何かあると、内幸町にあった…
4月9日に黒田東彦氏に代わって、日銀総裁に元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏が就任する。植田新総裁の手腕に金融マーケットは強い関心を持っている。振り返って1…