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  • 竣工

    芦屋の茶道具店、改修工事。新型コロナウイルスで落ちつかない日々ですが、現場では工事が着々と進んで、予定通りまもなく竣工。茶室の床下引出し収納の前板を設置中。コート掛けも設置された。確認にコートをかけてみる。スライド式炉壇も設置された。これが電熱炉で

  • 電板と葛石

    日曜日の朝。近江の家のアプローチに使う石をいただきに建築主さんのご親戚の家へ。建築主さんはアプローチに電板を希望されていましたが、今回工事を担当する外構屋さんでは入手が難しいとのこと。新品の御影石でする予定でしたが、建築主さんの従姉妹の方が、お父様の集

  • 腰張と建具搬入

    腰張りと建具搬入芦屋の茶道具店、現場管理。今日は表具屋さんが現場に来て、腰張り。紙を貼った障子や襖も納めてくれる予定。大工さんは水屋のすのこの準備、表具屋さんは腰張りの準備。水屋側は茄子紺の湊紙の二段張り。茶室内、客側は茄子紺の湊紙の二段張り、点前

  • 土壁上塗り

    土壁上塗り芦屋の二帖台目。今日は左官屋さんが、土壁の上塗り。部屋の中に作られた茶室。ずっと養生されていたリョウボの中柱が姿を現した。塗りたてのヒタヒタの土壁。ニッチは色漆喰で仕上げる予定。釣り棚のある出隅。床の間の奥の壁が塗られた。下地窓

  • 賀茂川の夜桜

    夜の散歩。愛犬と夜の賀茂川へ。賀茂川沿いの御宅が個人的にライトアップされている夜桜を、勝手にお裾分けで楽しんでいる。カメラを持っていなかったのでスマホで撮ってみると、思いがけず綺麗な写真が撮れた。奥に見えるのは出雲路橋。スマホのカメラはどんどん性能が良

  • 引手と無垢板

    近江の家、現場監理。今日は現場に表具屋さんが来てくれて打ち合わせ。施主支給の引手や裂地を表具屋さんに見てもらう。引手は建築主さんが近江のコレクターの方から分けてもらったもの。光琳桐。大小があり、床脇の天袋、地袋に小を使う予定。リビング側には九谷の引手

  • 若楓

    朝の散歩。ヤマザクラと五山送り火の舟型。まだまだ抜け毛が目立つ楓子。ソメイヨシノのトンネル。高野川の桜はまだこれから。下鴨神社のモミジ。モミジの赤い花が咲いている。朝日の射す糺ノ森。「卯月ばかりの若楓、全て、よろずの花紅葉にも勝りてめでたき

  • 下地窓

    芦屋の二帖台目の現場を後にして、芦屋の茶道具店へ。ちょうど左官屋さんが下地窓を塗るところ。下地窓は手間がかかるので、一日一箇所。力竹が入るとさらに厄介なのだとか。外側を先に塗って、これから内側を塗るところ。急ぐ時には、二人で内外同時に塗ることもあるの

  • 中釘の高さ再考

    芦屋の二帖台目。明日から左官の下塗り工事というタイミングで建築主さんからメール。中釘の高さをもうちょっと低くしたい、とのこと、急遽朝一で現場へ。作業場の仮組の時に見ていただき決定した高さは三尺六寸。実際に現場で出来上がって、お持ちの花入に花を入れてみて

  • 左官仕上げ

    芦屋の茶道具店、現場監理。近くの桜並木もいよいよ開花。現場では左官屋さんが仕上げ中。クロス屋さんは下地処理中。左官屋さんの材料。ビニール袋には藁が入っている。いろんな鏝が並ぶ道具箱にiphoneが置かれているのが今時。ちなみに道具箱は左官屋さんが大工さ

  • 材木店と和室造作打合せ

    日曜日、近江の家の大工さんとともに八幡の材木店へ。茶室にもなる和室六帖の床脇用の松板。大工さんが寸法を確認しているのは竿縁用の赤杉。使用材確認後は広い倉庫、加工場を見学させていただく。大量の合板が山積みされていましたが、社長さんはやはり木が好き、無垢材

  • 道庫

    芦屋の二帖台目、現場監理。建築主さんと道庫について相談。大工さんにプラベニアを切ってもらい、ヴォリュームを確認する。置いたままで通路として通れるか、中に柄杓、茶碗を荘ってうまく納まるか。開口との納まりも確認して詳細図を作成する。道庫を中から見たところ

  • 建具建て込みと表具屋さん

    芦屋の御茶道具店、現場監理。今日の現場は大工さんと表具屋さん。障子などの建具ができ、現場に運びこまれた。引手はツキエスTS-6、真鍮製。建具屋さんが製作した建具を、大工さんが建て合わせてゆく。建て込まれた腰付きの紙貼障子。腰の高さも現場で最終確認して

  • 水郷めぐり

    近江の家、現場監理の後、小さいアシスタントのために、建築主さんが水郷めぐりを案内してくださった。船頭さんと櫓。櫓の接合部。いざ出発。野鳥観察用に双眼鏡を準備。船は木製の上にFRP塗装。橋を潜って葦原へ。菜の花。良い天気。風も止んだ。葦が見えて

  • 呉須のタイル

    近江の家、現場監理。今日は小さいアシスタントを連れて。LDKの壁天井のボードが貼られて、ようやく部屋の感じが出てきた。陶芸家の森公男さんが作ってくれたキッチンの呉須のタイル、左官屋さんが貼ってくれた。レリーフ入りのタイルを散りばめて。窓からの光で陰影

  • ヤマザクラ

    朝の散歩。賀茂川のヤマザクラが咲いた。日の出。オーロール・ソナタを聴きながら。鴨たちの朝食と比叡山。ツグミ。サルスベリの樹皮。葵橋より。山並の見え方は日々刻々と変化する。アジサイの新芽。アーモンドの花。柴犬の楓子は換毛期でボサボサ。抜

  • 建具建て込み

    芦屋の二帖台目、現場監理。壁下地のラスボードが貼られ、大工工事ももうすぐ終了。中柱の袖壁など薄壁は木摺り下地になっています。紙はまだ貼られていませんが、天井照明の障子も出来上がった。羽重ねのへぎ板と同様の納まりになるよう、障子の桟もしゃくられている

  • シフのピアノリサイタル

    大阪いずみホールで行われたアンドラーシュ・シフのピアノリサイタルに、妻と小三の次男と三人で行ってきました。半年も前からチケットを購入して楽しみにしていたコンサート。新型コロナウイルスの影響で、いずみホールでも前後のほとんどのコンサートが中止になるなど開催

  • 展示台搬入

    芦屋の御茶道具店改修工事。豊中での打ち合わせの前にちょっと現場に立ち寄る。家具屋さんに製作してもらった展示台が搬入された。道路側のガラス前に置いてショーケースとなります。台部分、畳を入れてその上に袱紗を敷いて道具を置く。ガラスの掃除などのため、台が

  • 蒲葉の落天井

    芦屋の二帖台目。現場監理。落天井が出来上がった。蒲葉の糸通し。黒糸編みとせず、よりシャープな印象になることを狙っている。竿縁は女竹の吹き寄せ。半円系の断面の蒲の葉を、二枚ずつ合わせて、糸を通している。出来上がってしまったら見ることのない断面図。利

  • 土壁中塗り

    芦屋の御茶道具店改修工事の現場監理。左官工事、土壁の中塗りが終わったところ。完成の姿がだいぶ見えてきた。飾り棚。絞り丸太の養生も外され雰囲気が出てきた。三枚引きの障子を、壁の中に収めることができます。床の間の墨跡窓。塗り廻しのRの具合を、中塗り

  • 洋鍛冶屋さんの階段

    古民家の移築。洋鍛冶の長命さんが、製作中に撮影した階段の写真を送ってくれた。作業場の雰囲気も出ていて、モノクロームでかっこいい。さすが芸術家は違うな、という感じ。洋鍛冶の長命佳孝さんは大学で日本画を学んだ後、木彫家に弟子入り、その後洋鍛冶に転身。ヨーロッ

  • 畳椅子

    芦屋の茶道具店に置く予定の畳椅子等が出来上がりました、と宮崎家具さんから連絡をいただいた。工事が終了した時に現場に納品して貰えば、それで良いのですが、せっかくなので、事前に見せてもらいに行ってきた。念のための確認、もしかしたらこれからの工事の参考にもなる

  • 煤竹、タイル、梁。

    近江の家、現場監理。和室の床脇の落掛には煤竹を使う予定。写真の煤竹は、建築主さんの湖北のご実家より。キッチンの壁に貼るタイル。割り付けを決め、レリーフを入ったタイルの配置を建築主さんと相談する。玄関土間のタイル。目地を検討中。座敷の掃き出しの窓か

  • 茶室の天井。へぎ板、空調、照明。

    芦屋の二帖台目。現場では天井の工事が進んでいる。現場に到着すると、ちょうどエアコンのチャンバーボックスを取り付けるところ。既成のチャンバーを、木製のボックスに取り付けたもの。天井にはへぎ板。パネル上にしたものが仮置きされている。天井照明ボックス。一

  • 虹と休校

    朝の散歩。賀茂川に出ると、出雲路橋の向こうに虹。ピンボケですが、うっすらと二重の虹になっていた。樹上のツグミ。反対側の虹。五山の送り火、舟型と虹。かつて「光はもともと白色で、屈折によって色を帯びる」と考えられていたのを、「白色光はあらゆる色の

  • へぎ板の天井

    芦屋の茶道具店改修工事、現場監理。第一期家具工事、事務所部分の机や本棚が設置された。デスクはナラ練り付け。本棚。大正名器鑑や雲州蔵帳がきちんと収まる寸法に設計しています。水屋の照明位置を現場にて決定。仮設電気をあてがってもらって、影になる様子、手

  • 茶室の壁サンプル

    芦屋の二帖台目、現場監理。左官屋さんが壁のサンプルを作ってくれた。奥四つは土壁のサンプル、手前三つは色漆喰のサンプル。古材と栗の床柱、コブシの廻り縁との取り合わせを確認する。リョウブの中柱との取り合わせ。今回の茶室の見どころの一つはこのリョウブの

  • 夕暮れ散歩

    日曜の夕暮れ、愛犬と次男と散歩へ。蕾が膨らむ桜。ねえ、楓子、あっち。ほら、ね。走れ!夕日と大樹。蔵と月。イソヒヨドリ。赤い比叡山。比叡山から大文字。稜線の上に浮かぶ月。月と大樹。あっちに行きたい。月齢13.5。満月は明後日。アオサギ

  • 洋鍛冶階段設置

    古民家の移築。今日は洋鍛冶屋さんが作ってくれた階段を設置する予定。現場には既に洋鍛冶屋さんが到着していた。昨日淡路島を出て、東京で一泊、朝一で現場に来てくれた。設置位置の墨出しなどをして、足場など現場の準備が整ったら、いざ運び込み。建築主さんも一緒に

  • 足場撤去とタイル

    近江の家。時折みぞれが降る天気の中、現場監理。ついに足場が外された。着ていた服を剥がされたような、ちょっと気恥ずかしい感じもしますが、建築も植栽が入って完成の予定。周りに木が植われば落ち着いた感じなると思います。南より見る。西からの眺め。北より。

  • 柱建て

    芦屋の二帖台目。大工工事、二日目。今日は現場に行けなかったが、大工さんが写真を送ってくれた。外周の柱が建った。足元の栗ナグリの壁留も入っている。左が躙口、右が貴人口。出隅の柱。

  • 土台組み

    芦屋の二帖台目。いよいよ今日から大工工事が開始。現場に運び込まれた土台などの材料。電気屋さんも工事中。いらない電線を整理したり、エアコンの準備を進めたり。今日はコア抜きの業者さんも来て、電気屋さん2人、大工さん3人(親方の息子さんもアルバイトで参加)と

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