囚人と看守の輪舞曲鉄格子と空/罪人/贖罪/獣と目撃者/追放・解放民営の刑務所に勤務する新人刑務官の凪は、父親が殺害されたトラウマを抱えていた。そこで出会った先輩刑務官や受刑者達もそれぞれ何かを抱えていた。彼らに接するうちに凪は自分も含めて、ここで何を得て次にどこに行くのかを考えるようになる。一方、自由に振舞っているようにみえた阿久津にも、刑期終了を控え徐々に変化が訪れる。そして、非常ベルが鳴り響き...
案内人◎曽束政昭2度づけゴメン!揚げたてサクサクの串カツ万歳‼︎/粉モンは大阪の誇りやで〜。ディープお好み焼き!/コシよりダシ!うまくてたまらんうどんの名店めぐり/大阪人の胃袋もハートもガッチリ!ミナミの洋食/ええ味してまっせ!カフェより断固、喫茶店/スパイスの聖地大阪で体も燃える!甘辛カレー食い倒れてみたかったので読んでみました。お店の特色をよく捉えた漫画で一項目につき3-4軒紹介されています。タイ...
暴落/受難/鼻 第14回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作全身ギブスに覆われベッドに固定されているイン・タム。彼はかつて一流大学を出てメガバンクに勤務し、株価は「エリート圏」だった。だが、家族の不祥事から「不審者圏」にまで転落してしまい、大怪我を負ってしまう。そんな彼を再生ファンドが救い出し、治療と改造と称した手術が繰り返される。(暴落、より)出身校や勤務先で株価が決まるなんて恐ろしい世界です。少しの失...
猟奇犯罪プロファイルBook1《変身》荏原警察署管内で頭部と両手首が切断された遺体が発見された。被害者の胸ポケットにはフランツ・カフカ『変身』の一部が引用されたメモが押し込まれており、5年前の連続猟奇殺人犯グレゴリー・キラーの再犯として捜査が開始された。その事件で相棒を殺害された加冶谷は違和感を覚えるが、第二の事件が発生しそれこそがグレゴリー・キラーの再犯と捜査を進める。やがて被害者の共通点が浮かび、現...
警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ③秩父山麓で発見された民俗学者の遺体は複数の咬み傷があった。彼が追っていたニホンオオカミの歯形だろうか。年末が近づく中、清花たち潜入班は秩父に向かう。やがて、浮かび上がる一人の少年。彼は今、どこにいるのか。清花たちは少年の家族を追う。もし少年が事故の時に山に紛れてしまったとしたら、少年にとっての幸せはどうなってしまうのか。清花は刑事としても一人の子の親としても考えます...
心をこめて使いたいテーブルウエア/生活に彩りを添えるテーブルアクセ/きちんと楽しむキッチンアイテム本のタイトルにも全ての章にも「ミニマリストが使っている」という言葉を冠していますが、割愛しています。何人かのオススメがあり、やはりロングセラーが多いですね。ご飯茶碗迷走中なので今後も研鑽します。...
作家・那々木悠士郎シリーズ ③ 作家・那々木悠士郎、最初の事件那々木の担当となった古都美は彼の未発表作品『崩れ顔の女』の話を読むことになった。転校したばかりの篠宮悟が緑地公園の『呪いの木』にまじないをしたことにより怪異に見舞われ、調査に訪れた那々木と共に解決の糸口を探すという話だった。しかし、読み進める古都美に何故か同様の怪異が、『崩れ顔の女』が迫る。怪異譚を読んだところに怪異が迫る。あるあるですが...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ③念願の本庁捜査一課仙波班に異動となった莉花は、縛られた両腕両足を車で轢き潰された現場に臨場した。被害者は半グレの構成員だと判明し内部抗争による事件の方向で捜査が進む中、監察官の尚澄が莉花に接触し、捜査一課四係の刑事が本庁待機となっていた日に情報の持ち出しがあったと言う。捜査と監査を行う莉花に、阿良谷は本件が快楽連続殺人だと示唆する。いよいよ本庁に異動となった莉花ですが...
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囚人と看守の輪舞曲鉄格子と空/罪人/贖罪/獣と目撃者/追放・解放民営の刑務所に勤務する新人刑務官の凪は、父親が殺害されたトラウマを抱えていた。そこで出会った先輩刑務官や受刑者達もそれぞれ何かを抱えていた。彼らに接するうちに凪は自分も含めて、ここで何を得て次にどこに行くのかを考えるようになる。一方、自由に振舞っているようにみえた阿久津にも、刑期終了を控え徐々に変化が訪れる。そして、非常ベルが鳴り響き...
強欲な羊/背徳の羊/眠れぬ夜の羊/ストックホルムの羊/生贄の羊艶やかで気性が激しく異常な嫉妬心で沙耶子の物を奪う麻耶子と、体も弱く可憐で優しく理不尽な麻耶子に耐える沙耶子の姉妹。ついには腹を裂かれた沙耶子のペットが見つか理、麻耶子は自分がやったのではないと言い張るが、真行寺家の絶対君主の祖母が麻耶子に勘当を言い渡す。翌朝、祖母の惨殺死体が発見される。数年後、妊娠した二人が再び屋敷で出会い、麻耶子が...
猟奇犯罪プロファイルBook2《怪物》グレゴリー・キラー事件解決の2ヶ月後、基本業務が過去の捜査資料の電子化である『別班』に配属された加地谷は、まるでエンゼルケアを行なったかのように清められた遺体の発見現場だった。伶佳に引き合わされた新任の心理分析官・伽耶乃と反発し合いながらも15年前の少女殺害事件に共通点を見出し、当時の容疑者だった被害者の兄を訪ねた。そこで手に取った古書『フランケンシュタイン』には見...
案内人◎曽束政昭2度づけゴメン!揚げたてサクサクの串カツ万歳‼︎/粉モンは大阪の誇りやで〜。ディープお好み焼き!/コシよりダシ!うまくてたまらんうどんの名店めぐり/大阪人の胃袋もハートもガッチリ!ミナミの洋食/ええ味してまっせ!カフェより断固、喫茶店/スパイスの聖地大阪で体も燃える!甘辛カレー食い倒れてみたかったので読んでみました。お店の特色をよく捉えた漫画で一項目につき3-4軒紹介されています。タイ...
暴落/受難/鼻 第14回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作全身ギブスに覆われベッドに固定されているイン・タム。彼はかつて一流大学を出てメガバンクに勤務し、株価は「エリート圏」だった。だが、家族の不祥事から「不審者圏」にまで転落してしまい、大怪我を負ってしまう。そんな彼を再生ファンドが救い出し、治療と改造と称した手術が繰り返される。(暴落、より)出身校や勤務先で株価が決まるなんて恐ろしい世界です。少しの失...
猟奇犯罪プロファイルBook1《変身》荏原警察署管内で頭部と両手首が切断された遺体が発見された。被害者の胸ポケットにはフランツ・カフカ『変身』の一部が引用されたメモが押し込まれており、5年前の連続猟奇殺人犯グレゴリー・キラーの再犯として捜査が開始された。その事件で相棒を殺害された加冶谷は違和感を覚えるが、第二の事件が発生しそれこそがグレゴリー・キラーの再犯と捜査を進める。やがて被害者の共通点が浮かび、現...
警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花 ③秩父山麓で発見された民俗学者の遺体は複数の咬み傷があった。彼が追っていたニホンオオカミの歯形だろうか。年末が近づく中、清花たち潜入班は秩父に向かう。やがて、浮かび上がる一人の少年。彼は今、どこにいるのか。清花たちは少年の家族を追う。もし少年が事故の時に山に紛れてしまったとしたら、少年にとっての幸せはどうなってしまうのか。清花は刑事としても一人の子の親としても考えます...
心をこめて使いたいテーブルウエア/生活に彩りを添えるテーブルアクセ/きちんと楽しむキッチンアイテム本のタイトルにも全ての章にも「ミニマリストが使っている」という言葉を冠していますが、割愛しています。何人かのオススメがあり、やはりロングセラーが多いですね。ご飯茶碗迷走中なので今後も研鑽します。...
作家・那々木悠士郎シリーズ ③ 作家・那々木悠士郎、最初の事件那々木の担当となった古都美は彼の未発表作品『崩れ顔の女』の話を読むことになった。転校したばかりの篠宮悟が緑地公園の『呪いの木』にまじないをしたことにより怪異に見舞われ、調査に訪れた那々木と共に解決の糸口を探すという話だった。しかし、読み進める古都美に何故か同様の怪異が、『崩れ顔の女』が迫る。怪異譚を読んだところに怪異が迫る。あるあるですが...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ③念願の本庁捜査一課仙波班に異動となった莉花は、縛られた両腕両足を車で轢き潰された現場に臨場した。被害者は半グレの構成員だと判明し内部抗争による事件の方向で捜査が進む中、監察官の尚澄が莉花に接触し、捜査一課四係の刑事が本庁待機となっていた日に情報の持ち出しがあったと言う。捜査と監査を行う莉花に、阿良谷は本件が快楽連続殺人だと示唆する。いよいよ本庁に異動となった莉花ですが...
私の朝の脱薄毛食メニュー/1日3分塩シャンで髪が蘇る/内臓が元気になれば髪も元気になる/自宅でできる育毛風呂の神秘/脱薄毛食レシピを完全公開/石井流育毛体操術人類の敵・ハゲに関する衝撃的なタイトルの本なので読んでみました。この手の本でネタバレを書いてはいけないような気がしますが、レシピの食材が今もほぼ毎日食べているお安い旬の食材だったので良かったです!これくらいなら良いですよね。...
蓋を押す神/火中の神/すずなりの神/くわすの神/俤の神/呼び潮の神/そこに在わす神霊感商法詐欺師の烏有は逮捕された。だが、領怪神犯対策本部の切間と名乗る刑事は、廃校のプールの端から端まで届くような巨大な腕の写真を烏有に見せ、詐欺をはたらいた村でこの腕を見ただろうと詰め寄る。詐欺の聴取をされるでもなく、烏有は村に連れて行かれ、切間の調査に同行することになった。善とも悪とも呼ばず、人智を超えて人間たち...
まずは、使い道を決めましょう/本体の選定/周辺機器の選定/費用の集計/基本の操作/使いやすくカスタマイズ/シーンごとの活用方法/もっと便利に使おう10年以上、windows+Androidタブレットで仕事をしていた筆者が、「iPadを使ってみたい!」と急に思い立ち、その週末には中古のiPadが手元に届いていたとのこと。本体の選定や周辺機器の選定は、キーボード迷子中のワタクシにとって勉強になりました。初心者に優しい一冊。出...
作家・那々木悠士郎シリーズ ①かつて恋人であった小夜子が、本家のある村に行ったきり3週間も連絡が取れない。小夜子を忘れられない倉坂は本家を訪ねるが、3日後に行われるナキメサマの儀式の巫女である小夜子は禊のため誰にも会うことは出来ないという。儀式の日まで本家に滞在することになった倉坂だったが、ホラー作家の那々木と共に両目を抉り取られた惨殺死体を発見する。だが、儀式のため通報もしない村人たち、夜に徘徊す...
今井聖は牧師の子供として産まれ、歯学部の先輩である双子の歯科医師の元で勤務していた。ある日、平子慎一郎と健一郎の双子の院長からどちらかと結婚して欲しいと求婚されるが、恋愛の対象として考えられない聖はその申し出を断った。数日後、双子の誕生日を祝うために平子邸を訪れた聖には、二人の姓の奴隷として監禁されるという恐ろしい罠が張られていた。双子に毎日交互に犯される日々。視点人物は3人が入れ替わり、双子の兄...
廃墟を訪れた高校生6人のグループチャットで共有された写真。6つ並んだ同じ写真を覆うそれぞれ違う位置にかかる赤いもやをジグゾーパズルのように並べ替えると、少女の輪郭を模った真っ赤な顔が浮かび上がった。1人グループに属さない尚があきなを連れてその場を離れた直後、ツイートに画像が上がった1人が顔中の穴から中身を噴き出した。そして再びツイートに画像が上がり、リツイートで拡散することで呪いを回避できたように思...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 ②警察に残る道を選んだ梨花は、警視庁江東署刑事課から西多摩郡奥多摩町の交番勤務を経て、奥多摩署の刑事課勤務になった。書類要員で成果を挙げられる状態ではなかったが、管内で首から上の皮膚が持ち去られた遺体が発見される。広域捜査となり警視庁の仙波と組むことになった梨花は、殺害現場にいた小学生の女児の事情聴取に向かう。なぜ彼女は現場で殺害されなかったのか。梨花は再び阿良谷と取引...
母と/あの日の光は今も/さえづちの眼かつて真琴が救った少女・杏は民間の更生施設に預けられていた。だが、更生施設の代表が亡くなり、妻となったばかりの瑛子が取り仕切るようになった頃から徐々に他の子供がおかしくなっていく。杏は一人高円寺まで歩き、真琴に助けを求める。真琴は野崎と共に施設に向かうが、瑛子は母の幻影で真琴を責める。(母と、より)野崎が疑問に思い、尾綱瑛子のことを調べます。子供の大勢いる場所、...
調味料にこだわる重要性を深掘り/基礎調味料の選び方を徹底解説/基本調味料以外で、よく使う調味料を解説正式名称は「図解 無添加生活初心者が健康でいるために絶対必要な本物の調味料を見分ける基礎知識〜基礎調味料編〜食生活改善シリーズ第2巻」というようです。基本調味料だけを使う生活を3年以上している筆者が、無添加を探すにはここを見るということを示すパッケージの写真やその工程の写真など満載で調味料を紹介しま...
謎の死を遂げた女優で作家の曾根繭子のパトロンであった祖父の資料を一般公開し、銀鱗荘ホテルの売りにしたい。念願の学芸員になって3年ほどで美術館が閉館、失業中の〈わたし〉はその資料室の学芸員を引き受けた。だが、銀鱗荘に着いてみると狂気ともいえる資料の数々、なぜか焼死する宿泊客、目撃される繭子の姿に銀鱗荘は徐々に変容していく。銀鱗荘が援用するだけではなく、主人公の学芸員も徐々に繭子に似ていく描写がありま...
ある日突然、神主になりました/弱小神社の神主に休息はない!/神主に出没する困った人たち/神社にも押し寄せる近代化の波!/知ってトクする神様の教え、神社活用法工学部を卒業して大手電子部品製造会社でキャリアを積み重ねていた著者が、50歳の時に本務社1社と兼務社13社宮司に就任。年収はなんと半分以下。そのため副業必須、経営コンサルタント・中小企業診断士の兼業神職です。御朱印や紙垂の猛特訓、中堅神職研修会の様...
白石が家裁捜査官だった頃に担当していた少年が、水戸市内のビジネスホテルの一室で惨殺された。更には少年の屋敷の離れには少女が監禁されていたこと、庭には二体の女性の死体が埋まっていたことを高校時代からの友人で事件担当となった和井田が白石に告げる。7年の間に何が少年を変えたのか、白石は当時の関係者を訪ね徐々に真相に迫っていく。担当した少年がなぜ殺害されたのか、その主軸に白石のトラウマが絡み、更には事件と...
買うけれども回す人と思っていましたが、職業柄でしょうが表紙の写真を見ただけでも凄まじい数です。基本右に購入時の話、左に写真(時々レシピも)があります。ワタクシもまだ食器を迷走中で揃っていないものも多いのですが、庶民のスペースを守りつつ上手く揃えていきたいです。片口がいい感じだなと思いましたが、まず飯碗がないのはなんとかしないとですかね。...
君の地球が平らになりますように/『彼女と握手する』なら無料/転ばぬ先の獣道/大団円の前に死ぬ/平らな地球ではキスはできないホストと結婚できるという大団円を迎えられる女は百人に一人しかいない。そして、歌舞伎の姫の殆どが自分をその百人に一人だと思っている。仁愛も地方に出稼ぎしながらシイラの不動のエースとして被りを蹴倒してきた。だが、初回で200万円のシャンパンをシイラに入れたのは、生き別れていた姉だった...
拝み屋怪談 ②母様の家、あるいは罪作りの家/花嫁の家、あるいは生き人形の家本書もMF文庫ダ・ヴィンチ『拝み屋郷内 花嫁の家』を加筆・修正・再編集のうえ改題したものだそうです。ここにきて既刊の並びも『怪談始末』からとなり、順序を考えず読み出した本シリーズもスッキリしました。初版が市場から消えて、復刊までの道筋は決して平坦ではなかったとのこと。初版までも色々あったようですが、復刊も大変だったのですね。一度...
拝み屋怪談 ①本書はMF文庫ダ・ヴィンチ『拝み屋郷内 花嫁の家』を加筆・修正・再編集のうえ改題したものだそうです。ダ・ヴィンチ版は読んでいるので再読になるのでしょうか。売れなかったら、この一冊で最後と担当編集者から言われ、最初で最後の自分の本で書いたという本書。デビュー作にして自選ベスト集の如き内容と言っているだけあって、本当に今読んでも読み応えがあります。シリーズ情報:怪談始末.花嫁の家.逆さ稲荷....
かわいいおやつ/持ちよりのおすすめ/お昼の差し入れは?/肩ひじはらない手土産/おすすめ弁当/大切なあの人へ/わたしの横浜土産/とびきりの朝食を/おすすめドリンク/ひんやりアイスクリーム/「わー」とよろこばれるおくりもの/お酒のおとも/秋といえば栗/小さなおくりもの/ちょっと腹ごしらえにもなるおやつ/とっておきの食材/なつかしいおやつ/ほっと一息、お茶の時間/地方のおいしいあれこれ/冬の定番のおくり...
矢野顕子/美内すずえ/寺久保進一朗/黒木華/田根剛/片桐はいり/椎名直子/是枝裕和/菊池亜希子/臼井悠/穂村弘/阿川佐和子/杉本哲太/依田龍一/水口克夫/沖田修一/串田和美/川内倫子/内田鋼一/黒川光博その時々に会いたいと思った20人の方との対談集です。憧れ続けた人から通い続けている店の社長さんまで、多義に渡っています。写真を見るとお店で食べていたりどこか自宅のようなところで食べていたり、自宅らしき...
「だいどこ道具 ツチキリ」ができるまで/道具の組み合わせを考えるのが好き/ツチキリで人気の道具たち/わが家の10年もの/台所仕事を楽しくするもの/かわいいものコレクション/人気YouTuber奥平さんと語る/わが家の台所2017年5月に井の頭公園そばにオープンした「だいどこ道具 ツチキリ」。以前どなたかの本で吉祥寺には自宅でお店を開く人が多いと書いてありましたが、どうやらそのようです。自宅のキッチンがすぐ見えるお...
捜査一課の杉浦は6年前に息子を殺害され、その後の家庭から逃げるように妻と娘と別居している。息子の死からも立ち直れないまま、中学生少女の暴行死体が発見される。同時期に小学生男子の失踪事件も発生、集団痴漢の闇サイトの犠牲者である少女と同じ実行犯が動いていると察した杉浦は、どこにでもいる女を演じている実行犯を追う。だが、娘と隣人の少女を女が拉致、杉浦を追い込んでいく。未成年者禁止になりそうな死体の状態に...
幕府遊撃隊士の八郎太は箱館戦争で負傷し、落ち延びた蝦夷地の山でヒグマに襲われた。運よくヒグマを仕留めた八郎太は老いた猟師に救われ、以後徐々に猟の手解きを受けていく。戦に敗れ心に傷を負った八郎太に、森に癒され立ち直ったら山を降りろと猟師はいう。やがて、新政府軍に投稿した兄と再会し、八郎太は衝撃を受ける。ヒグマの獣害の話かと思いましたが、八郎太の再生の物語でした。落ち延びた山でヒグマに襲われ、八郎太は...
暮らしまわりのスタイリスト。最終頁の紹介文にそのように書いてありました。暮らし系YouTuberやら暮らしまわりのスタイリストやら、最近はそんない暮らしを見つめ直しているのでしょうか。スタイリストとしてだけではなく、切らしたくない美味しいものを買ったり買ったり、色違いは絶対違う服といって何着も買ったり買ったり。それでもモノが家に溜まらないのは素晴らしいですね。どうやらその買いっぷりが本になっているようで、...
柏村の時代から、いやそれ以前から死体売買組織は続いている。各自が動いた結果ついに月島署に合同捜査本部が立ち、平野は骨片が出た廃棄物衛生研究所を水品と訪ねた。監視カメラで何かを感じたのか、平野たちの前に現れた会長の鵜野は隠しきれない屍臭を纏っていた。やがて、鵜野を追って恵平と平野はもう閉ざされたと思っていたうら交番に辿り着くが、それは柏村の殉職したとされる夜だった。次元を超えたシリーズが終わりました...
高速怪談/笛を吹く家/苦々陀の仮面/こうとげい/うらみせんせい/枯れ井戸の声/怪談怪談国際ホラー映画祭で日本初のグランプリを獲得した自主製作映画「苦々陀の仮面」。現代の山村に伝わる儀式の仮面を被った殺人鬼が、若者を次々と惨殺していく。その生々しさにメイク担当者も絶賛されていた。だが、役者の一人が自殺し、その原因は「苦々陀の仮面」の暴力シーンは全て自殺した役者が受けた結果だと家族の手記が公開された。...
待ち伏せの岩/火焔/歪む家/誰が袖/骸の浜/茨姫真琴の家は城下町の河口にあった。家の裏側にある庭は二方が水辺に接した浜、この街で死体が浮くと早朝に靄と共に浜に現れ居場所を知らせに来る。曽祖父の代にはそれが生業だったが、真琴だけが残った家は忌避される家になった。台風の夜部屋の雨戸が飛んでしまい、現れる死者の声に耐えきれなくなった真琴に隅田が紹介された。(骸の浜、より)死者の見つけて欲しいという訴えと...
食器/グラス&カトラリー/ランクアップ小物/おもてなしの心遣い/食材一生交わらないであろう別世界のおもてなしです。ダブルソーサー?ないないないない。アレとコレをダブルソーサーで、と具体的に示してわかりやすいですが、あの数の食器を保持するなど床が抜けます。和紙のスリッパや玄関のディフューザーなど心が惹かれるものもあり、お取り寄せグルメも目移りします。「sghr」で専用ケースまで作ってしまうほどのバターと...
神奈川県警刑事部捜査一課の木下清花は空回りした挙句、勾留中の被疑者を自死させてしまった。自宅謹慎になるも、幼い一人娘がいるにも関わらず家庭を顧みなかった清花は夫から離婚を言い出されてしまう。清花は警察庁特命捜査係地域潜入班に勤務となり、連続して児童が行方不明になっている牡鹿沼山のキャンプ場に潜入する。捜査権のない警察庁に新設された特別捜査権を持つ部署、と言えば聞こえはよさそうですが試験的な立ち上げ...
朝の時間/昼の時間/夜の時間趣味は「暮らし」。ユーチューブ・チャンネル「OKUDAIRA BASE」で日々の暮らしを発信している、暮らし系ユーチューバー奥平氏の初めての本です。自分がどのように生きていくかをしっかり考えて、着実に進んでいる印象です。若いのにしっかりしているなーと唸ります。念願のキッチンツールのデザインもされており、ちょっと欲しくなっています。欲しいと思ったもの:eda:木の計量スプーン(大さじ小さ...
ニューヨークでも軍事蜂起が発生した。国連本部が包囲され、国連事務総長・ソフィアの身に危険が迫る。一方、冬馬はアフリカ警備隊の司令官を世界連邦側に引き戻すために、アイリスはヨーロッパの司令官を補佐すべく、それぞれ向かう。だが国連事務総長室が爆破され、旧三大大国の司令官たちは世界連邦に反旗を翻す。冬馬やアイリスを守るシールドが誰の手によるものか徐々に分かり始めていますが、何かは未だ不明です。そして、世...
三浦半島の中ほどにある二子山ニュータウン、通称うさぎが丘の平成理科大学生物学部に入学するため、黒田父娘は転居してきた。放射線技師である父・茂は旧地区にある『うさぎが丘クリニック』に勤務し、旧地区と新地区の間には住民の大きな心の溝があることを知る。また、娘・葵は所属したサークルで自殺があったことを知る。そして、謎の意言葉を残した先輩も自殺し、葵も監禁されてしまう。娘の行方を父は追う。茂と葵が交互に視...