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作家 福元早夫のブログ https://blogs.yahoo.co.jp/hayaofukumoto

文学、小説、生きる事を追求しながら毎日書いています。

         著書 1981年 「労働者文学作品集」 日本社会党刊 1985年 小説集 「工場」 1991年 小説集 「家」 1994年 小説集 「蒸気機関車を降りてから」     (いずれも編集工房ノア刊)

福元早夫
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姶良市
出身
姶良市
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2012/04/28

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  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第九回 菜 の 花 空き家にひっそり黄色い菜の花 七十五歳の私にラブレター 明るくかがやいて小さな幸せ そっと花言葉のおくりもの 野道で春がきたよと歌う菜の花 七十五歳の私にラブレター 快活な...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第九回 クローバー 白玉状に咲いたシロツメクサ 七十五歳のわたしにラブレター 約束よその足どりを忘れずに そっと花言葉のおくりもの 朝露あびた四つ葉のクローバー 七十五歳のわたしにラブレター 幸...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第七回 梅 花 枯れ木に銀世界をみる梅の花 七十五歳のわたしにラブレター はっと息をのむ気品を漂わせて そっと花言葉のおくりもの 木枯らしに吹かれて舞う花びら 七十五歳のわたしにラブレター ...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第六回 蓮 華 草 路傍にうす桃色のレンゲソウ 七十五歳のわたしにラブレター あなたがそばにきてやわらぐわ そっと花言葉のおくりもの ミツバチとたわむれるレンゲソウ 七十五歳のわた...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第五回 野 菊 河原の砂利道に白い野菊 七十五歳のわたしにラブレター さりげなく清らかにさわやかに そっと花言葉のおくりもの 道端の霜にうたれた白い野菊 七十五歳のわたしにラブレタ...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第四回 ス ミ レ 草むらにひそむ紫のスミレ 七十五歳のわたしにラブレター 謙虚に生きていますいまを そっと花言葉のおくりもの 稲田の路傍に息吹くスミレ 七十五歳のわたしにラブレター...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 南 天 白く咲いて赤く実るナンテン 七十五歳のわたしにラブレター 火の玉になってよい家庭をと そっと花言葉の贈りもの 雪にうたれて赤いナンテン 七十五歳のわたしにラブレター ...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第二回 水 仙 野辺に咲く黄色い水仙 七十五歳のわたしにラブレター 私のもとへ帰ってと自己愛 花言葉の贈りもの 冬空に黄金色に輝く水仙 七十五歳のわたしにラブレター 風に...

  • 「七十五歳のラブレター」

    『七十五歳のラブレター』 福元早夫詩歌集 連載第一回 山 茶 花 まっ赤に咲いた垣根のサザンカ 七十五歳のわたしにラブレター あなたがもっとも美しいと 花言葉の贈りもの 寒風に赤く揺れるサザンカ 七十五歳のわたし...

  • 連載小説「神々たちのすみか」

    連載小説 「神々たちのすみか」 連載四十四回 ( 最終回 ) (十五)の⒊ 裏山の竹林でウグイスが鳴いている。夏が近づいて繁殖期にはいったようである。オス鳥が縄張りをつくって、ホーホケキョとさかんに鳴いている。スズメ...

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