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太平洋の真ん中で https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011

2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。

海外生活ブログ / 海外移住

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2012/01/13

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  • 60をおばあさんと呼ぶな

    呼ぶなシリーズ。おかあさんと呼ぶなアンティと呼ぶな(2つだけなのにシリーズ化)自分は年寄りだと自覚し、素直に受け入れている人はどのぐらいいるのだろう。私の父は、自営業のありがたみで82歳まで自転車で出社し(実家から会社までは1本道)、83歳でようやくリタイアした。これで毎日好きな油絵が描けるはずが、時間がありすぎると描けないものらしく、暇つぶしに姉が近所のデイサービスに申し込んだ。初日、父は「まったくヨイヨイ(年寄り)ばっかしでつまらん!」とぷりぷりして帰ってきた。そのくせ、美術館などの窓口では「年寄りです。」と言って割引してもらっていたのだからゲンキンなもの。いつも元気が威勢がよく、おしゃべりで明るい父は自分を年寄りとは思っていかった。その父が初めて、年を取ったと言ったのは、亡くなる4日ほど前だ。お世話...60をおばあさんと呼ぶな

  • 千秋楽はどこ行った

    子供だった頃も、若かった時代も、私は相撲が好きではなかった。若乃花、貴乃花のブームも、まったく興味はなかった。実家の台所にあった小さなテレビは、家に人がいればたいてついていて、それは必ずNHKだった。夕方、祖母が何かをしながら相撲中継をみている。子供心に、裸同然の太った人が投げ合って何がおもしろいんだろう、と思っていた。行司の歌うような声や、とにかく相撲の雰囲気そのものが苦手だった。相撲中継、豆腐屋のラッパ、魚やの御用聞きのオートバイの音、それは子供時代の、膨大な音の記憶の一片である。きっかけは何だったのかわからない。2年ほど前から、NHKWorldで相撲中継をみるようになった。ひとつの場所が15日間というのも、今になって知った。期間中は夕方の6時半から、30分の大相撲ダイジェストがあり、そのあとで2分ほ...千秋楽はどこ行った

  • 無知とは恐ろしい世の中

    しばらく更新できなかったのにはワケがある。あれは5月15日のことだ。その日は休みで、朝の9時頃にパソコンを使っていた。すると突然、バーンと画面が変わって、AIの声で「このコンピュータはハックされました、けして画面を閉じないでください、そしてMicrosoftのカスタマーセンターに連絡してください」と繰り返す。機械ものにはてんでダメな私。心臓バクバク。画面を閉じようにも、閉じられないし、何か大変なことが起きているという焦りばかり。こんなときの駆け込み寺の、家電店に持って行こうと急いで支度をするも、時計を見たらまだ開店前だ。そうしている間にも、AIの声は繰り返し同じことを叫んでいる。仕方がないので、画面に出ているMicrosoftのカスタマーセンターに電話をしてみた。これが大きな間違いだったのだが、何も知らな...無知とは恐ろしい世の中

  • 12分が3時間になった話

    ハワイ諸島は今、たっぷり水を含んだスポンジ状態じゃないかと思うほど雨が降っている。指で押したらチューっと水が出る、きっと。日本の梅雨のようにジトジトと際限なく降るのではなく、バケツをひっくり返したかと思うと青空が見え、止んだかと思うとプールを逆さまにしたような雨が来る。その繰り返し。オアフ島の東側に横たわるコオラウ山脈は急峻で、降った雨は滝となって海に流れ出る。その山と海の間に人が住んでいるわけで、こんな降り方をされたら当然、水が溢れる。だから、こういう雨が降ると、「大水警報」がすぐに出る。職場の近くに、簡単に冠水する要注意箇所があり、そこは1本道なので、冠水すると通行できなくなる。そこを通らねば家に帰れないので、大雨になるたびにヒヤヒヤしている。昨日、お昼ぐらいまでは小雨が降ったりやんだりで、青空すら見...12分が3時間になった話

  • これはなんのチャンスだろう

    私は40過ぎて離婚してから、私的にどん底と思えるところから、スピリチュアルに出会ったおかげで人生を切り拓いてきたのだけれど、ここしばらくはそういうことから離れて暮らしていた。毎日、自分にある祝福にひとつずつ感謝する日課は欠かさないが、瞑想するでもなく、目の前にあることを淡々とこなしていた。10年以上通っていた、レイナのロミロミに行っていないのも、オーラとか、今の私のスピリチュアル的な立ち位置だとか今後のこととかを、知りたくないからなのだ。それは私のエゴなのかもしれないが、私が「げ!」と思うようなことを言われたくないのが本音。半年前に行った時、「新しいことをどんどんやりたくなって忙しくなる、今度来た時どうなっているか楽しみだわ」と言われたけれど、私はこれ以上忙しくなりたくないから、ちょっと嫌な気分になった。...これはなんのチャンスだろう

  • 母の日

    ハワイは今日が母の日。日本の母の日に実家の母に電話をすると、「アメリカにも母の日があるの?」と母は言ったものだ。母の日はアメリカ発祥なんだけど・・・・・100年以上前に、アンナ・ジャービスという女性が、2年前に亡くなった母親を偲ぶために始めたのが始まりとされていて、日本には1930年代に少しずつ一般に広まっていったらしい。日本でカーネーションの花を贈るのは、アンナが集まった人々に手渡したのが白いカーネーションだったからで、そこから母親がいる人は赤、すでに亡い人は白ということになったというのだけれど、幼稚園の頃、赤いカーネーションを持っている子供たちに混ざって、白いカーネーションを持っている子がいて、その意味を知って子供心に辛かった記憶がある。母の日や父の日に、親の似顔絵を描かせたりするのは普通だったが、今...母の日

  • 意味もなく怖いもの

    昔、仕事仲間に誘われて「13日の金曜日」などの怖い映画をよく観ていた。若者のグループが古い館に泊まりに行き、一人ずつ消されていくというお決まりのストーリーの映画はいくつもあって、最後の一人が命からがら館の外に停めてある車に辿り着いて助かる結末をみて、その翌日に自動車学校に申し込んだ。ホラー映画のおかげで今も車を運転しているわけだけれど、今ではそういう映画は絶対に観ない。怖いからというよりも、幽霊屋敷や肝試しのように、いきなり脅かされて、見たくもないような残忍なものを見せられるのがバカバカしいからだ。なぜあんなものを若い頃は観ていたのかわからない。私が怖いものは、他にある。外国人作家の地底探検に行く小説を読んでいたとき、背筋を下から撫でられるような恐怖を感じて、読み終えることができなかった。地底にある湖のそ...意味もなく怖いもの

  • 変化はいらないんだってば

    今日から夫が新しい職場に行っている。「今日、辞めてきた」と言われてから3週間。ウツになる前に辞めたし、無職の間もウツにならず、数年前にお酒をやめたので酔いつぶれることもなく、元気に過ごしていたのはヨシ。私は絵のほうも忙しく、職場でも人事的に気ぜわしいことが重なったこともあり、それに加えてうっすら諦観の境地に達してもおり、ジタバタしなくて済んだ。辞めた理由を今後も聞くつもりはなかったが、私が職場のアレコレを話したとき、ぽつりと理由を話した。退職するときは2週間前に告知するという一般的な決まりがある。私の職場では、告知したのに最後の日まで働かずに、来るのをやめてしまったり、告知もせずにいきなり来なくなってしまう人たちがいる。夫は、そういう面ではまともな方なので、過去の数多くの転職の際には、一応の手順を踏んで辞...変化はいらないんだってば

  • 訴訟とか

    徒歩通勤している日本人の友人が、家を出てすぐのところでピットブルを散歩させている女性の横を通り過ぎた際に、突然犬にアタックされて転んでしまった。ジャケットのポケットあたりを噛みつかれ、ポケットはビリビリに裂けて、ジーンズにも穴があいた。転んだときにこめかみと頭を打ち、右ひじを派手に擦りむいた。飼い主の女性は、友人を助け起こすどころか、車の陰に隠れてしまって出てこない。友人がまだ家にいる娘に電話をかけると、娘が飛び出してきて、飼い主を見張りつつ警察に通報。救急車と警察官がやってきて、友人は救急車内で手当てを受け、警察官は隠れていた飼い主に事情聴取。何が心配といって、彼女は2月に日本で首の骨の手術を受けたばかりで、しかもガラスの腰の持ち主。転ぶことが1番よくないというのに、こんなに派手に転んでしまい、首と腰へ...訴訟とか

  • 視界の問題

    義両親側の家の増築工事が、着々と進んでいる。増築部分を掘って、水回りの配管をする配管終了反対側から見たところ正面にあるのが、私たちの住居。我が家の2階の窓から。屋根もついて、窓枠ができた。これから、母屋との境の壁を壊して一部屋にする。母屋の内側。この壁を壊して、増築部分とつなげるのだ。この部屋は現在ゲストルームで、写真の右側にはバスルームがついているのだが、その部分は来客があったときのために残しておき、義両親のバスルームは新たに作るらしい。2階にバスルームは2つあるが、人が集まったときには確かに1階にあったほうが便利。ここまでできてみて、我が家のリビングダイニングからの庭の景色が変わってしまうことに気づいた。今までは窓いっぱいに庭が見えたのだけれど、増築すると視界が狭くなる。キッチンの窓からここは、立ち位...視界の問題

  • やればできる

    6月に始まるコオラウショーに出品する作品3点(3品目はコチラ)を、締め切りよりも半月も早く納めてきた。しかも、その3品の他にもう1作品を同時に創ったという、泣きながら夏休みの宿題をやり続けてきた人とは思えぬ快挙。フルタイムで仕事をしながら、1か月と少しでこれだけ仕上げたのは初めてだ。やればできる。それならなぜ、普段はズボラでずるずる後回しにしているのか。ふたつ創ったのはAfterrain。これがショーに出す方。もう一つの方。ショーに出す方を創っているとき、とても気持ちがよかった。創り終えてしまうのが惜しいぐらいで、もう一つ創って別のギャラリーに持ち込むことにしたのだ。山とか木とか、花という題材が、私は好きなのだなあと思う。数日前、ギャラリーに持っていった。ラティーシャが、「ラブリー!!!この週末に私はこれ...やればできる

  • ハワイの人名

    私は人の名前を覚えるのが非常に苦手だ。名前だけじゃなく、顔を覚えるのも苦手なので、困ることが多い。ハワイに移住してしばらくした頃、隣家の家の娘さんのフラダンスショーを見に行ったとき、知らないおじさんが親しそうに私たちに声をかけてくる。(誰だっけ?)愛想笑いをしながら、必死で記憶をたぐる。その人は私の名前も知っているのだから、親しい人には違いない。「犬がうるさくてごめんねー」その一言で、ようやくわかった。隣家の主、ブライアンだった・・・・と、まあ、こんなことは茶飯事。これからも会いそうな人の名前は、忘れないうちにその場でメモをとる。しかし、ノートの端っこやスマホのメモに、殴り書きで書かれた名前を後から見て、「ハテ?誰だっけ?」ということも起きてくる。口の悪い友人は、「それってアンタまさか、いよいよアレのファ...ハワイの人名

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