どうもご無沙汰しております。まあ毎年のことなんですが、どうしても日本ダービーが終わると何かこう、「脳内のリセット」をしたくなりまして。 競馬という娯楽に、これでもかと常にのめりこみ過ぎるのも、あまりよろしくないな~という自制心が働いてしまう時期なんです
競走馬の血統を「母の血」主体に分析する独自の血統論。芝重賞級となる馬は「迂回血」がキーワードとなる。
「迂回血(うかいち)」とは、現代の競走馬の父系の中心である「ファラリス直系子孫」にとって、言わば「必須」となる血のことであり、その血を持つ特定の先祖に遡るラインを「迂回血ライン」と呼ぶ。そのラインを一定数以上持つ繁殖牝馬が、「芝重賞級」を産む母となるのである・・・。
ダービー馬ドウデュース陣営は今年の凱旋門賞に挑戦するとのことで、参戦が決まったからには是非とも万全の状態で臨んで好勝負してもらいたい。健闘を祈るのみ、にて。 さて、今年もいよいよ2歳戦が幕を開ける。6月からのメモ記事は2歳戦が主体となり、3歳馬に関して
5/29 東京11R 第89回東京優駿(芝2400m)1着 ドウデュース(リファール4×4)・RRP:169=128+5+(8+3)+9+(3)+(10+3)2着 イクイノックス(リファール5・5×4、ヘイロー4×4)・RRP:155=128+9+(9)+(9)3着 アスクビクターモア(母カルティカのBL
このブログの内容が理解されにくいところは、「父と母父」といった種牡馬中心の考察ではなく、繁殖牝馬のほうにスポットを当てて、繁殖牝馬自身に近親クロスがないこと、及びその仔にも近親クロスがないことを「配合の要注目ポイント」として特化させていることにあるから
いよいよ今年も競馬の祭典、東京優駿(日本ダービー)が迫ってきた。当ブログの血統考察において、「近親クロスに頼らない配合馬タイプ」として注目馬となるのは、3.アスクビクターモア、6.プラダリア、8.ビーアストニッシド、9.ジャスティンパレスの4頭となる。
チャンネル登録をして頂いている方々には既にご覧になっておられるようで、誠に有難い限りであるが、YouTube動画ではイクイノックスの血統背景について取り上げておいた。 YouTube動画のご視聴はこちら→ https://youtu.be/Hm6bVKYn6Ow 皐月賞の事前考察では、イクイノ
5/22 東京11R 第83回優駿牝馬(芝2400m)1着 スターズオンアース(ミスプロ4A×3a)・RRP:163=125+7+7+(8+3)+(10+3)2着 スタニングローズ(母ローザブランカのBLP=19:(9,4,6))・RRP:144=123+3+9+(9)3着 ナミュール(母サンブルエミューズのBLP=
先週までのGⅠ戦を見るに、買い目は回りにくいにせよ、最低人気に近いような馬でも渾身の仕上げで臨んでくれば、上位人気馬と拮抗した能力が出せるということに留意すべきと言えるのだろう。 まあ、色々買いたい馬がいる中での、そこへ買い目を回せるか回せないかが、人
今年のオークス出走馬たちを考察をする前に、2021年から2011年までの、過去11年のオークスで馬券になった計33頭のうち、母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)で考察可能なタイプがどれだけいたのか?と、もう1つ、初勝利が「芝マイルに満たない距離」だった馬がどれだ
では(その3)より続ける。5/14 東京4R 3歳未勝利(芝1800m・稍重)1着 ビーナスローズ(ノーザンテースト5×3)・RRP:1252着 ルージュアルル(母レッドエルザのBLP=11↓:(5↓,4↓,2↓))3着 ジュエルラビシア(母父自身にSwaps 4×3の近親クロス
今年の3歳馬で、「迂回血ライン」の概念(=迂回血ライン継承度:略してBLP)を適用可能な繁殖牝馬の産駒で「マイル以上の距離の芝重賞(連対)級」となった産駒たちを挙げておくと、・アスクビクターモア(弥生賞1着・3番人気)・ビーアストニッシド(スプリングS1着
ヴィクトリアMでは注目配合馬とした3頭で最も人気薄(17番人気)のアブレイズが7着。上がり3Fはメンバー最速タイの32秒9を繰り出したが、後方15番手からでは・・・。 それでも、フジTVの名物競馬番組、「競馬予想TV!」に出演の調教捜査官、井内氏が何とア
明日のヴィクトリアMでの注目配合馬はアブレイズ(母のBLP=30だが・・・)、レイパパレ(母のBLP=20)、アンドヴァラナウト(母のBLP=19)の3頭となる。 レイパパレが上位人気なのは当然として、アンドヴァラナウトは前日段階で7番人気あたりと妙味ある立場で、ぜひ買い
では(その1)より続ける。5/7 東京4R 3歳未勝利(芝1600m)1着 ラッキークローバー(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)・RRP:1232着 イワクニ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)3着 フラッシュアーク(母自身がノー
5/1の3歳戦の前に、まずは京都新聞杯の結果から先に。5/7 中京11R 第70回京都新聞杯(芝2200m)1着 アスクワイルドモア(サンデーサイレンス3A×3a)・RRP:143=125+8+102着 ヴェローナシチー(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス
5/8 東京11R 第27回NHKマイルC(芝1600m)1着 ダノンスコーピオン(母父自身にヘイルトゥリーズン4×3、且つアルマームード4×4のW近親クロス有り)・RRP:153=126+5+(3)+8+(8+3)2着 マテンロウオリオン(母父自身にノーザンダンサー4×4の近
1つ前の記事で提示したように、昨年は「近親クロス要素に頼らない配合馬」は上位好走には至らなかった。 一応、昨年の場合はソングラインをマークしておいたので枠連の的中でどうにか損をせずに済んだものの、注目配合馬のホウオウアマゾンが勝ち馬シュネルマイスターと
出走各馬の考察の前に、過去10年のNHKマイルCで、「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」となる馬たちの中で上位好走(5着以内)となったケースを以下に列挙しておく。2021 第26回5着 ロードマックス(母パーフェクトトリビュートのBLP=26↓:(17↓,5↓,4↓))
出走予定の注目配合馬、ストップザタイムについてはユーチューブのほうへ動画をUPしておくこととした(ポッドボレットの動画についてはまた後日に)。 ただし枠順確定前に編集した動画なので、録画したターゲットの画面においては仮の馬番となっていることをお断りして
2022 京都新聞杯 配合の視点から(記事の訂正&追記あり)
*訂正内容=(出走登録馬の中に、ジャスタウェイ産駒のポッドボレット「母のBLP=15」がいたのを見落としていたので、ポッドボレットも注目配合馬の1頭とする) この記事は出走馬の確定前の段階なので、あくまでも出走が確定した場合の注目配合馬として、今年はダイワ
本題に入る前に、2回目となるユーチューブ配信動画として、キングエルメスについて簡潔に取り上げておいたので、よろしければご覧になって頂ければと。 チャンネル登録&高評価をして頂いた皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。m(_ _)m なお、音声の一部に編集の
4/30 東京11R 第29回青葉賞(芝2400m)1着 プラダリア(母シャッセロールのBLP=22:(9,4,9)で減算解除)・RRP:137=127+102着 ロードレゼル(母自身に全姉妹4×4の近親クロス有り)・RRP:139=127+3+93着 エターナルビクトリ(ミスプロ4×4)・R
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どうもご無沙汰しております。まあ毎年のことなんですが、どうしても日本ダービーが終わると何かこう、「脳内のリセット」をしたくなりまして。 競馬という娯楽に、これでもかと常にのめりこみ過ぎるのも、あまりよろしくないな~という自制心が働いてしまう時期なんです
6/1 東京11R 第92回東京優駿(芝2400m)1着 クロワデュノール(母ライジングクロスのBLP評価=Cだが・・・、父がやっぱりスゴいっ!てか、苦笑)・RRP:172=128+9+(10+3)+(9)+(10+3)2着 マスカレードボール(サンデーサイレンス3×3)・RRP:152=12
このブログでは昨年、一昨年ともに日本ダービーを考察し的中させております。 タスティエーラ、ダノンデサイルのいずれも「母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)」で考察可能な配合タイプとして、明け3歳の早い段階から検証対象と位置づけ、今では両馬ともに海外GⅠレー
昨年の日本ダービー事前考察ではダノンデサイルとシンエンペラーの2頭を中心視すると述べて、単勝と3連複を的中させ美酒に酔うことが出来ましたが、さて今年はどうなることやら・・・。 例年、皐月賞上位好走馬と日本ダービーの結果がほぼ直結する傾向が見られるのは、
5/25 東京11R 第86回優駿牝馬(芝2400m)1着 カムニャック(サンデーサイレンス2×4)・RRP:153=130+10+(10+3)2着 アルマヴェローチェ(血量最上位・ノーザンダンサー:16.41%)・RRP:163=128+8+(8+3)+(7)+(9)3着 タガノアビー(母父自身にDanzig 4
今からちょうど10年前の優駿牝馬(オークス)における、このブログの考察記事を自分で読み返してみました。 当時はもう既にディープインパクト産駒たちの躍進が著しく、ディープ産駒なら誰でも当たり前に注目可能な時代へ移行していたという時期です。 ただ種牡馬勢力
5/17 東京4R 3歳未勝利(芝2000m)1着 リポサンテ(母サラスのBLP評価=現状保留)・RRP:1272着 エポナ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)3着 ストレートブラック(サンデーサイレンス3A×4a)5/17 東京6R 3歳1勝C(芝2400
今年のヴィクトリアM出走馬の中ではアルジーヌ、ワイドラトゥール、シランケド、アリスヴェリテの4頭が「母のBLP(=迂回血ライン継承度)」で優先考察可能な配合タイプに該当。 この4頭の内どれか1頭でも馬券に絡んでくれれば、個人的には御の字ですね。それぞれに頑
5/11 東京11R 第30回NHKマイルC(芝1600m)1着 パンジャタワー(母自身にマキャヴェリアン3×3の近親クロス有り)・RRP:140=122+7+(8+3)2着 マジックサンズ(サンデーサイレンス3×4)・RRP:144=128+9+(7)3着 チェルビアット母自身にノーザ
過去10年のNHKマイルCにおいては、「母のBLP(=迂回血ライン継承度)」で優先考察可能な配合タイプの好走が結構あるので挙げておきますと、2015:タイキクラリティ(3番人気1着) ミュゼスルタン(2番人気3着)2017:アエロリット(2番人気1着)2018:ギ
現在、JRA所属騎手で新潟県出身となるのはベテランの酒井学騎手と若手の小林美駒騎手ですが、当方にとっても同郷の存在として常に応援したくなる存在です。 永野猛蔵元騎手もその1人でしたが、残念ながら不祥事の発覚で自ら退職する経緯となり、その後どうしているのだ
4/26 東京4R 3歳牝・未勝利(芝1800m)1着 エリーナストーム(母自身にDanzig 4×4の近親クロス有り)・RRP:1252着 オルグジェンダ(サンデーサイレンス4×4)2着(同着) リポサンテ(母サラスのBLP評価=現状保留)4/26 京都5R 3歳牝・未勝利
4/26 東京11R 第32回青葉賞(芝2400m)1着 エネルジコ(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)・RRP:141=128+3+102着 ファイアングランツ(サンデーサイレンス3×3、且つトニービン4×4)・RRP:137=128+93着 ゲルチュタール(母キ
4/19 中山5R 3歳未勝利(芝1600m)1着 リバーバレイト(母自身の血量最上位・ノーザンダンサー:12.89%)・RRP:1232着 トレヴィ(母自身がネイティヴダンサー5A×5a・7a)3着 タイキブライトン(母クラウンアゲンのBLP評価=現状保留)4/19 中山6R 3
4/20 中山11R 第85回皐月賞(芝2000m)1着 ミュージアムマイル(サンデーサイレンス4×3)・RRP:148=125+3+(7)+(10+3)2着 クロワデュノール(母ライジングクロスのBLP評価=Cだが・・・)・RRP:159=128+9+(10+3)+(9)3着 マスカレードボール(サ
近年の皐月賞においては、一昨年のソールオリエンス&タスティエーラが「母のBLP」で考察可能な配合タイプで、続く日本ダービーにおいても連続好走してくれました。 昨年のダノンデサイルも、発走除外の不運を乗り越えてのダービー制覇と今年に入っての海外GⅠ制覇にも繋
4/12 中山5R 3歳未勝利(芝2200m)1着 プルミエソルティ(母マドモアゼルのBLP評価=現状保留)・RRP:1272着 ピエナフェーヴル(サンデーサイレンス3×4)3着 バトラーズワーフ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)4/12 中山9R
先日、ウイスキーのオールドボトルを手に入れたのですが、銘柄はジョニーウォーカー・レッドラベルの古酒(特級表記のラベルが貼付)で、少なくとも36年以上は未開封状態という一品。 特級のラベル表記は1989年を境に廃止されており、それ以前に流通していたものが
4/13 阪神11R 第85回桜花賞(芝1600m・稍重)1着 エンブロイダリー(サンデーサイレンス3×4)・RRP:146=125+2+8+(8+3)2着 アルマヴェローチェ(血量最上位・ノーザンダンサー:16.01%)・RRP:154=128+8+(8+3)+(7)3着 リンクスティップ(母自身にサド
昨年の今頃はまだこのブログが休止中でしたので、今年の桜花賞全馬考察は2年ぶりとなりましょうか。まあ、GⅠ戦の事前考察そのものが久々ではあるのですが(苦笑)。 今年は少々、過去記事とはスタイルを変えて、まず枠順とレース実績ポイントを先に列記し、そのあとに各
どうも、ご無沙汰しております。個人的には日本ダービー終了を一つの区切りとして毎年、2歳戦の動向へと気持ちを切り替えることにしていますが、その日本ダービー的中に気を良くして安田記念もチョイと記事にしてみたものの、ソウルラッシュの3着という内容のみでトホホ
先週の日本ダービーは、17頭の出走馬の中で唯一「母自身のBLP」で優先考察可能な配合タイプのダノンデサイルが見事に優勝。 昨年の日本ダービーでのワンツー、タスティエーラ及びソールオリエンスの2頭も、「母自身のBLP」で優先考察可能な配合タイプだっただけ
皐月賞で無念の発走除外となっていたダノンデサイルが、何とビックリ勝ち切ってしまうとは、注目配合馬として取り上げておいた甲斐がありました。 さすがに京成杯以来のレースとなる部分で、この中間が間延びする仕上げ方になってしまいそうなところを、安田翔師以下、陣
先週のオークスではステレンボッシュが落鉄していたとのことで、それも運不運の流れと言うべきなんでしょうが、伝統ある日本ダービーも、「本当に運の良い馬が勝つ」という格言が昔から存在。 昨年は皐月賞連対馬2頭が、着順を入れ替える形で再度日本ダービーでも連対。
昨年の日本ダービーの事前考察記事の冒頭においても提示していた、過去10年の日本ダービーで3着以内に好走した「同系配合馬」の「その後」にまつわる不吉なジンクスについて、今年も再度、言及しておこうかと思います。(以下の記事は昨年の掲載文) 近10年の日本ダ
5/19 東京11R 第85回優駿牝馬(芝2400m)1着 チェルヴィニア(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)・RRP:146=125+8+(10+3)2着 ステレンボッシュ(サンデーサイレンス4×4)・RRP:158=128+3+(7)+(8+3)+(9)3着 ライトバック(母父
最近、コーヒーの生豆を自分で焙煎して色々試しつつ、その都度で出来具合いの違いを楽しむということをやっております。これが、なかなかに面白い。 キャンプ用途に向く感じの底の浅い、目玉焼きが1度に2つぐらい焼けるような小ぶりの片手鍋(フタ付き)を使い、少量(
今年2月にブログを一時的に休止させて頂いて以降、ようやくボチボチ再開しますか~として皐月賞で唯一の注目馬としたダノンデサイルが、まさかの競走除外となる憂き目(苦笑)。 何とも、トホホ~な展開としか言いようがない状況で、早速ブログ再開の出鼻を挫かれてしま
昨日の15日、故・藤岡康太騎手の葬儀が栗東でおこなわれました。個人的にも弔意を示す意味もあって、昨日は記事をUPせずに、本日の記事UPとさせて頂いた次第。 勝ったジャスティンミラノに騎乗した戸崎騎手は勝利インタビューで涙を見せつつ、直近の調教で跨ってい
当ブログをいつも訪れて頂いている読者の皆様、ご無沙汰いたしております。 一つ前の記事「告知」におきまして、当方の身内の事情による当ブログの当面の休止・不定期更新の旨をお伝えしておりましたが、そろそろ、ボチボチと再開させることが出来る状況となったことをこ
この3連休、個人的には遊興・娯楽にふける余裕は全くなくなってしまった。先週木曜の段階で身内に付き添い病院に行き、その病状の深刻さを医師より告げられた。 翌日金曜は身内の友人が付き添ってくれて患部の検査をするだけのはずが、そのまま急遽入院。要加療というこ
では(その2)より続ける。1/13 中山5R 3歳新馬(芝1600m)1着 ヒラボクミニー(母自身がミスプロ3A×4a)・RRP:1262着 ニシノオンリーワン(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)3着 ゼフィールエレ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロ
今年の京成杯を振り返る前に、一昨年(2022年)の一番最後のメモ記事で述べた部分を、ここに再掲する。(以下、再掲文) 今後ますます、サンデーサイレンスの「4代内クロス」を持った配合馬たちが今以上に幅を利かせてあらゆるレースに顔を出し、増殖を続けていくの