すみません…

アメブロのパスワードを再申請してるのですが、メールが来ないので記事のアップができません(w_-;)どうすりゃいいんだか…

あの日、夕暮れアパートで ～平太と悟の骨壷珍道中123

安江顕謙。渡された名刺にはそんな四文字が並んでいた。渡された名刺は机の端においても大丈夫。そんな知恵も過去の面接の失敗から学んだ。そそくさと渡された名刺をしま…

あの日、夕暮れアパートで ～平太と悟の骨壷珍道中122

「早いっすね。」目にも眩しいオレンジ八百長は元気プンプンといった顔で俺の身なりを上から下までチェックした。「おっ！いいね。就活生っぽいじゃん。」ガハハと笑った…

あの日、夕暮れアパートで 平太と悟の骨壷珍道中121

翌日の俺は朝9時半、御茶ノ水駅に到着した。面接は11時からだったが、なにしろ連戦連敗の俺だ。用心には越したことない。八百長まさおの連絡はあれから何回かあり、面…

あの日、夕暮れアパートで 120 平太と悟の骨壷珍道中

ぶぶぶぶ、ぶぶぶぶと鈍い音を立てて振動する画面を見ると、八百屋やお長・まさおの文字が表示されている。やお長ってあの八百屋か？商店街の？吉田までは聞いてたが、名…

あの日、夕暮れデパートで ～平太と悟の骨壷珍道中119

ガコーン、ゴリゴリゴリ、ガコーン、バリバリバリと屋根が割れ、壁が崩れていく。二階から壊していくからおもちゃの家みたいに片方だけ丸見えになった部屋が残ってく。俺…

あの日、夕暮れアパートで ～平太と悟の骨壷珍道中118

電車で一時間半。いまどき珍しい平屋の駅舎におりると、すでに解体作業が始まっていた。懐かしいこの駅も線路の高架によって取り壊される運命なのだ。ちょっとした感慨に…

あの日、夕暮れアパートで ～平太と悟の骨壷珍道中117

川口のお別れ会DVDを見て素麺を食べた後、俺はベットでごろんと横になったままいつの間に眠っていたらしい。耳元でうなるような音がして目が覚めると、部屋の中は薄暗…

あの日、夕暮れアパートで ～平太と悟の骨壷珍道中116

叫ぶだけ叫んでウォーと轟音のうなり声をあげた映像の中の俺はそのままパタリと倒れた。あれ？俺どうしたんだ？とそのままみてると、前列にいたおっちゃんたちが転がった…

あの日、夕暮れアパートで～平太と悟の骨壷珍道中115

「えー…っと…」こほんと咳払いをひとつ、そろった面々を見渡してみる。騒ぎですっかり目が覚めたおっちゃんおばちゃん達が俺を見ていた。いったい何を喋ればいいんだ、…