chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
うつと酒と小説な日々ー時々ホラー映画ー https://blog.goo.ne.jp/tobiomasahiro

躁うつ病を患い、酒に逃げながらも本を読み、ホラー映画や散歩を楽しむ孤独なおじさんの日記です。

平成16年4月にうつ病を発症して12 年近く。 病気は躁うつ病に悪化しつつ、酒に逃げながらも日々小説を読み、書き、ホラー映画や散歩を楽しむ孤独なおじさん(とびお)です。

とびお
フォロー
住所
若葉区
出身
江戸川区
ブログ村参加

2011/08/18

arrow_drop_down
  • ドグマチール

    昨日は4週間に一度の精神科通院日でした。最近仕事が増えて落ち込み気味で、今も多くの精神病薬を飲んでいますが、もうずいぶん前、初めて精神科で処方され、救われたと感じたドグマチールを処方してほしいと主治医にお願いし、処方してもらいました。思えば今までたくさんの薬を試してきました。合う物もあり、水を飲んでいるかのように効かない薬もありました。精神病の薬というのは飲んでみなければ効果があるかどうか分からないようなところがあります。内科の薬、例えば解熱剤などは、誰が飲んでも効くと思いますが、精神というもの、まだ得体が知れず、脳の一部に作用して薬効を得るわけですが、これがじつに難しい。解熱剤の例でいえば、熱を測ればその効果はすぐに分かりますが、精神科の薬はあくまで患者がどう感じたかに依るところが大きく、脳内を検査して...ドグマチール

  • 私が先生を殺した

    今夜はミステリーを読みました。テンポが良くて物語が疾走する快感に心奪われ、400頁を一気読みしてしまいました。読んだのは「私が先生を殺した」です。私が先生を殺した(小学館文庫)桜井美奈小学館物語の冒頭、ある私立高校の避難訓練で校庭に全校生徒が集まる中、27歳の人気教師が屋上から飛び降り自殺します。一体何があったのか。物語は語り手が次々と変わり、それぞれの視点から事件に関する一部が語られます。このあたり、湊かなえの「告白」との類似を感じさせます。告白(双葉文庫)湊かなえ双葉社告白松たか子語り手が変われば物語が多重的になっていくというのは、芥川龍之介の名作「藪の中」でよく示されています。藪の中・将軍(角川文庫)芥川龍之介KADOKAWAそのため、この手法は時折見かけますが、「私が先生を殺した」では、物語が多重...私が先生を殺した

  • 他人事

    今日はあまりの暑さのせいで家から一歩も出ず、冷房を効かせた自宅で快適に過ごしました。で、珍しく短編集というか、ショート・ショートを読みました。平山夢明という作家の「他人事」です。他人事(集英社文庫)平山夢明集英社私はこの作家を知らなかったのですが、本屋で偶然見つけて面白そうだと思い、購入。しばらく前までは本はほとんどネットで購入していたのですが、本屋では新鮮な出会いがあるので、よく大型書店に出かけるようになりました。この短編集、322頁に14のショート・ショートが収められています。どれも奇妙な味の、残酷で滑稽な物語たちです。短編集というもの、短い話ばかりなので、つい、もう一つだけ、もう一つだけ、なんて思いながら一気読みしてしまうことがあります。これがそうでした。ホラーだったりSFだったり、ブラックユーモア...他人事

  • 35年目のラブレター

    昨夜は珍しくノンフィクションを読みました。読んだのは「35年目のラブレター」です。35年目のラブレター小倉孝保講談社山間部に建つ小さな小屋で炭焼きを営む西畑家。そこの長男、西畑保の生涯に取材したもので、小説のような体裁を取っています。小学校までは獣道みたいな未舗装の細い道を3時間も歩かなくてはなりません。それでも同学年の友達が出来ることを楽しみに通い始めます。しかし、草鞋履きで継接ぎだらけのボロを着た見るからに貧しい彼は、その貧しさゆえにイジメにあってしまいます。しかも教師までが、彼を疎んじ、イジメを止めさせようとしません。西畑少年は登校拒否になり、山間部にぽつんと建つ自宅で父親の仕事を手伝ったり、同じ山間部に住む年上の少年と唯一の友達になり、遊びまわったりします。家庭では白飯を食うことなど出来ず、薄い粥...35年目のラブレター

  • 吸血鬼

    今日は読書をして過ごしました。読んだのは佐藤亜紀の「吸血鬼」です。吸血鬼とはいっても、ヴァンパイアが出てきて活躍するわけではありません。吸血鬼(角川文庫)佐藤亜紀KADOKAWA1845年のポーランド。その当時、ポーランドはオーストリア帝国の支配下にあります。ポーランドの片田舎の村にオーストラリアの行政官が赴任します。因習的で気味の悪い村です。ここで続いて3件、不審死が起こります。村民は動揺します。村民の不安を鎮めるため、行政官は村に伝わる因習的な方法を採ることを決意。それは棺を掘り起こし、遺体の首を切断するというもの。行政官は当然そんな迷信を信じているわけではありません。あくまで民心を安んじるための方便です。時を同じくして、ポーランド全土でオーストリア帝国打倒のための反乱計画が密かに進められます。この村...吸血鬼

  • 定年まで

    普段なら日曜日の夕方はひどく落ち込みますが、今週は月曜日がお休み。精神的にずいぶん楽です。火曜日になればまた地獄が待っているというのに。就職して33年目。若い頃よりはずいぶんずうずうしくなりました。休み明け辛いのは辛いですが、休みの最中も仕事のことを思って憂鬱になることは少なくなったような気がします。今日は雨が降ったりやんだりで、食材の買い物と昼食に出かけた以外、家でのんびりと過ごしました。退職すると毎日がこんな感じになるのでしょうか。そうするとずいぶん心穏やかでいられるような気がします。多分定年は65歳に延長されるでしょうから、そこまで勤めたらあと10年もあります。65歳までは気力、体力ともに持たないような気がします。そうなったら早期退職するしか無いでしょうね。とりあえず現在の定年である60歳までは勤め...定年まで

  • お買い物

    今日は雨が降る予報でしたが、意外にも晴れ間ののぞく陽気となりました。曇りがちなので、気温もそれほど上がらず、そごう千葉店にお買い物に行きました。まずはそごう千葉店でお気に入りの椿屋茶房でビーフカレーとサラダとスープの昼食。食後にはホットコーヒーをいただきました。私たち夫婦は飲食店ではつい長っ尻になりがちで、1時間半もかけてゆっくり食事を楽しみました。その後LOFTへ。同居人が欲しがっていたちいかわのぬいぐるみを購入。同居人、子供の頃お小遣いをもらえず、大人から見たらくだらない、しかし子供にはとても魅力的なぬいぐるみや駄菓子などを購入することが出来ず、思い残しゆえか、社会人になってからそういった物を買いあさるようにになりました。それは就職33年目の今も続いています。私から見たら馬鹿げているように見えますが、...お買い物

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、とびおさんをフォローしませんか?

ハンドル名
とびおさん
ブログタイトル
うつと酒と小説な日々ー時々ホラー映画ー
フォロー
うつと酒と小説な日々ー時々ホラー映画ー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用