9年前の話。私はその日は忙しく、図面の作成をしていた。図面がなんとか出来上がって、依頼した木工屋さんに、図面と野外授業に花菜を向かいに行く日は、突然の図面に答えられないとメールに入れた。なんとか送信して、テレビを見た。そこにはS中が写っていた。しかもその言葉の中で行くへ不明の生徒が、一人いると言っていた。花菜じゃないことを私は祈った。しかし、その祈りも無駄で、初めて聞く細江署という警察からの電話だった。警察からは、一番辛い話が聞かされた。「花菜が死んだ」と。それを聞いて私は、Aちゃんのお母さんが一緒に連れて言ってあげると言ったけど、断った。S中に連れて言ってもらおうと思った。S中からは二人家に伺わせるからと言われた。でも車で15分の距離だけど、豊橋もひどい天気で、先生たちは道に迷って来るのが遅れた。2時間ぐらい...5月18日花菜の涙B
花菜は帝王切開で産みました。いつも忙しく患者をみる先生が、エコー写真を見て考え込んでいる。そして、先生の答えは「帝王切開しましょう」だった。私は交替勤務で家にいる主人に電話した。花菜の胎児の首にへその緒が巻きついて、15分しか持たないと言われ、すぐに車椅子の人になっていた。そして主人が来てくれた。二人で考えている中に、帝王切開ができる先生がいなくて時間がかかった。お腹の胎児は2500gはあるだろうと言われたが、実際には2020gだった。私は帝王切開で取り出された瞬間、赤ちゃんを見た。全身麻酔で夜の7時に気がついた。もうお腹には子供はいないと思い淋しい夜だった。それで主人に子供が生まれたかどうか聞いた。主人は未熟児センターで保育器の中の赤ちゃんを見せてくれた。保育器はだんだん近くで見れるようになって来た。毎日お乳...5月18日花菜の涙A
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