米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
モノクロ中心のスナップです。 フィルムとデジタルの両刀使いで、しばらく撮る予定です。
農村、漁村、都会、街等のスナップ中心で被写体を限定しません。 トライXをD76で現像しています。 以前はアサヒやフォトコン、日本カメラ等の雑誌月例にも出していましたが、ブログを主体に見てもらおうと思ってます。 ブログはつれづれに書いた雑文も載せています。 ヒマな時にでも覗いていただければ幸いです。 どうかヨロシクお願いします。
世の中の動きがいかほどであらうと 夕食のカレーは煮込むにかぎる しゃきしゃきの炒めもやしを朝に食み 今日のビタミン完璧となる
日暮れの街、札幌 (3枚組)
カメムシに蜻蛉、天道も現れて名残惜しかな 秋陽気わずか トビが二羽頭上高く飛び 目つむればここは鳥葬の荒れ野なり
根ものたち (3枚組) サツマイモをひと株掘ってみた。こんなサイズが4本ほどで、まだ肥大中なのでもう少し放っておく。 秋大根は白い肩が見えてきたのでぼちぼち…
ぐいぐいと身を伸ばしたるズッキーニ 加減知らずにユウガオの顔 久しぶりに孫の遊び来て端はしに言葉とがらせ 今反抗期
今日の札幌は夏日 (3枚組)
公の場での当時の天皇(現在は上皇)や沖縄の人々の視線。とても信頼しているという表情ではない。 こんな方がよく8年近くも首相を続けられていたと思う。議員戦挙…
雑念とイーストで焼くパンの味 ちょっと塩気と陽気が足りぬ 言はぬが花の運勢なるも 口元のうずうずやまず叫びたくなる
紅くなる秋 (3枚組)
いもやかぼちゃ、スイカにトマト たくさんの恵みを受けて一家生きて居る 菜園で野菜の顔してのさばるスベリヒユ 昔は食み尽くせど
夕顔みたいなズッキーニ (3枚組) 採るタイミングのがして大きくなり、見て見ぬふりのズッキーニ。夕顔みたいになりましたが、小さいのが普通サイズ。 いよいよ菜…
ナナカマドかこむ池の端 大鯉が秋白日をぐんと分けゆく 居残りのつなぎ蜻蛉がわずかなる水たまりに産卵してをりぬ
長男親子はイクラ好き (3枚組) 2日続けて、朝食にたっぷりイクラをのせてニコニコしてました。昨日の昼はかなり辛いトムヤンクン。 ベランダ栽培のパクチーをぱ…
ピーマンを片手でもぎ取り齧りつく 土の万物からだをめぐる 泡立ち草胸の高さに揃いゐて ひと風吹けば黄の波となる
昼はビリヤニ (3枚組) インディカ米がないので、冷凍の炊き込みご飯で作るがややべちゃつくのが難。肉は簡単に市販のカラアゲを使い、野菜は冷蔵庫にあるものを使…
街角ストーリー (3枚組)
ぽとぽとと部品はずれるやうに栗の実落ちて リスは静止ダンスしをり 窓をうつ雨音のそばでプリンターに詰まる紙のせつなさを聞く
ハリギリの走り根歩道にはみ出し 磨かれて午後の光となりぬ ひと足先に秋をよそほう空となり 吹かせる風にどんぐり落ちる
スイカ、カボチャ仕舞 (3枚組) そろそろ順番に片付ける時期になりました。午前中にそれぞれの蔓を抜き、最後の収穫。 手前のスイカはまだ大丈夫と思うものの容器…
通りの風景 (3枚組)
星空に浮くこの地球 背後から虫鳴く声のする菊月夜 大根の葉にしがみつく青虫やわれも必死なり 指で押しつぶす
風雨去り・・・(3枚組) 車道をスズメガの種類の幼虫がのそりのそり歩いていた。車に引かれると可哀そうなので草わらに戻してやった。 でも、迷惑だったかも・・・…
ニガウリを胡瓜のごとく齧るなり 眼(まなこ)つむれば我南国にあり 夏秋のはざまにありて流れ雲、木の葉のうつろひ楽しんで居りぬ
ベジライフ (3枚組) 午前中、雨前にトマトなど野菜を収穫。ゴーヤがたくさんぶら下り、カミさんが甘辛くして佃煮を作る。 少々の苦味がやみつきになります。セロ…
豪快に街濡らしたる天気雨 猫走り人も隠れ場求む 鎌もてば愛でたるつゆ草、ヒメジョンは雑草なりて スパッと切りぬ
二条市場閑散として丸椅子に眠り込む店主 かたはらに鴉(からす) 太陽を背に土砂降りの天気雨 鴉も我もしのぐ場さがす
暑くなるたびスイカ食む日の多くありて 銀河系この星の行方 街角に植ゑた特大の向日葵が ぐるりマンションの群れ眺めをり
街角の風景 (3枚組)
川沿ひの反魂草は少年の敵なり 釣り糸絡め泣く泣く帰り 亡くなりし父の歳より四つ追ひ超せど 父は父なるままにあり
街角で出あった言葉 (3枚組)
ビル窓に晩夏の陽映し 飛ぶハトの群れ一瞬影となる午後六時 生まれ歳昭和と書くたびに遠山を見る思ひのして手が止まり
筆を持ちながら・・・(3枚組) ひと月の過ぎるのは早いもので、もう競書提出が迫っている。同時並行でパンを焼くが、今日の山食はカタチも色も最近になく良い感じ。…
イヤホンとスマホで自らこの世をば隔離したるも たまには空を 飲み屋街 臨時休業の張り紙が期日過ぎても剥がされずにあり
つまみ食い (3枚組) 今年はスイカが豊作だった。まだ5個ぐらい横たわっている。 トマトは終盤戦、でも今日はペットボトルで8本のジュース。そして枝豆の時期と…
草原を低く飛びぬ揚羽蝶 晩夏きて何か探すごとくに 郊外に出づれば蟋蟀の鳴き田に稲穂垂れゆく もうすぐ秋が
赤、紅、あか・・・(3枚組) ベランダのルコウソウオジキソウのぼんぼり花そして、孫が置いていった風船・・・
赤レンガの沼に咲く蓮のあひだを鯉の口あけて周遊して居り おしまひの暑さなるかと 夏の日々思ひ出すやうに楽しんでをり
通りの風景 (3枚組)
隆々とかたく雲を積み 惜しみなく青空ひろげる終の夏なり 短日に向かひて日の脚長くなり 人の影ゼブラの歩道におとす
大通り公園 (3枚組)
三越のライオン肩で息しをり 暑さのうへにマスクつけられ 住まぬ家重機で壊され 一枚の写真残らずダンプに積みて
菜園の花たち (3枚組) ようやく咲きそろったコスモスとルコウソウ。今日はスイカ6個収穫。 半分知人におすそ分けして、残りは遊びに来ている孫たちと楽しむ予定…
上向けば栃や銀杏ぶら下がる果実見え 「もう」と気の追ひつかず ベランダで遠くの花火音だけのして 時々空が明るみぬ
まだ夏が・・・(3枚組)
予報にない不意の雨やつてきて パニックの蟻のごとく人は タンポポやアザミの飛ばす小気球 着地の運はふはり風まかせ
札幌狸小路 (3枚組)
それぞれの居場所確保し共に生く 権力の餌食にされぬやう 出土した器に刻みし恋の歌 その心今も変はらずにあり
昨夜の強風 (3枚組) 昨夜の風速12メートルは音も凄かったです。菜園のゴーヤやトマトは多分倒れているものと思ってましたが・・・。 がっちり支えをしていたの…
採る時期を逃し赤き種さらけ出す黄色のゴーヤ 風情は南国 採りきれぬレタスのたう立ちを観賞用と言ひわけして よこ目にす
街角の風景 (3枚組)
土手道を虫網持つて追ひかける少年の トンボの自由自在 雲裂けて陽があふれたり 天道虫くるり回つて茎よじのぼる
野菜カレースープ (3枚組) 夕食用に先ほど作ったカレースープです。カボチャ、ズッキーニ、インゲン、その他野菜いろいろで肉は鶏モモ。 それと昨夜焼いたおやつ…
それにしても早々の閣議決定! 国民不在の政治になっていないか!
たうきびの穂先にとまるアキアカネ 恋すれば赤くなる無限夏 小葉のエゾムカシヨモギすくり立ち シンプルの良さを教へてくれつ
野菜即売会の実施 (3枚組) 午前中は、マンション恒例の野菜即売会。 役員ではありませんが、仕入れや運搬等でお手伝いさせていただいてます。 物価高の折、こう…
菜園より握りのかたちもつ石器出て 殻を砕きしか獣を裂きしか 引き出しにユーロやドルのコインあり 出番がなくて眠つて過ごす
札幌テレビ塔 (3枚組)
「健康さうですね」医師の言ふ 肌の色で決めつけるも反論余地なく バリウムの味はバニラなり スムージーのイチゴ味ならもつと早く飲み
合唱練習 (3枚組) 週一の練習。今日は13名の参加者でしたが、たっぷり声を出してきました。 マンションのベランダで咲かせているルコウソウ。ここ以外にマン…
浅い息路地に入つて深呼吸 マスク外せば鼻腔にカレー 隣り合ふ木々が揺れゐる散歩道 夏から秋へよそほいこらす
ストリート (3枚組)
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米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
千葉に住む次男から、今度は段ボールいっぱいキウイフルーツが送られてきた。収穫を手伝っているそうで、商品にならないのが250キロもあるそう。 送られてきたの…
この世界「5G」で回れども昭和のゆったり感抜けずにあり 脈とればリズム乱れる日のありて加齢で出会ふ未知が増えゆく
世の中を「たかが」と「されど」で振り分けし永らへる命 今生ゆゑに 人らしさは限界超えたと言ひやらむホーキング氏 食はせものの世に
擬態語を動員し喋る赤ん坊の大き丸目「ぐわ、ぐにゅ、ぐぐぐ」 指先をスマホに走らせ乗客の時間止めたまま列車は夕べに
はるか昔の独身時代。おやつが無かったので、ジャガイモを薄切りにしてポテチを食べたものだ。 その後もちょくちょく作っているものの、久しぶりに今日は3時のおや…
病院や温泉そしてコンビニもシニアでにぎはう老人の国 口を開け言はれるままに歯を見せて後期高齢は幼きこころ
戦争や災害、疫病のとれかにあたる不幸あり或いはどれをも 空爆が教へてくれる戦争の二度としてならぬと誓った言葉
蕾つけきらめくごとく花を盛るシャコバサボテンの天衣無縫 ずつと先といつも思ひし晩年が至近距離となる いつの間にやら
父の亡き齢超ゆれども面影は変はらず今も齢上なりき 寒空に耐へてカシワのかさこそと散るは今かと枯葉のおもひ
星の夜を歳の数だけくぐり抜けど今に気がつく生き切らぬこと お湯注ぎふんわり膨れる珈琲をながめて想ふ あの時のずれ
マグロ、海老、ウニにサーモン 目と味蕾で海の絢爛(けんらん)味はふなり 温かき鮭茶漬け孫と食む夕に皮が旨いと分け合ふ笑顔
掘り起こす土の香りに確認す ヒトであることあり続けること 雪どけの野の匂ひ嗅ぐワン公はわれと同じく鼻穴ひろぐ
干し蛸の口とんがりて空あほぎ 文句言ひたげ風に揺れゐぬ 欲望が目を見開きて叫ぶなり鶏のから揚げ夕に食べたし
クレーン車が手足伸ばして空踊る 新たな空間札幌の街 今日もまたタイムマシンで彼の世へとお悔み欄の人々乗りぬ
春の陽に高くトンビの舞ひ上がり円描くうちにつがいとなりぬ 陽を占めてキバナノアマナぱつと咲き地は華やいでみな顔明るし
茹でたての毛蟹発泡で送られて生きてるごとく顔あげてをり 北向かふ白鳥いち群陽を受けてかがやきをりぬ 内臓隠し
食パンに残りのカレーのせナイフとフォークで食むスパイシーな朝 満開のクロッカス、空に鳴く雲雀が春を演じてじき早緑に
品種は3種で、アンデス系はやめた。半分ほど男爵を半割にしたが、後半は1個植え。 男爵も1Kで良かったかも・・・。半年ぶりの土おこし、からだがやる気を起こし…
熱き紅茶にオレンジピール 鼻先にふはり香りぬ地中海の風 雪残る大地にはやも雲雀鳴きしばしホバリングして雲間に消ゆる
穏やかな春の路わきで小さき児がふきのたうに顔よせてをり またひとり友人が旅立つ碧い空 エイプリルフールだと言つて欲し
啄木の顔つややかで時々は鴉とまつて白化粧せり 毎年の徐々に春喜びを腕をひろげて感じてゐるなり
札幌はクレーン流行りの大手術 街並み整形願ひし美観 ミツウマの長靴愛しもう五年夏の泥まみれ冬にぴかぴか