対州馬に限らず、馬の飼養において、なかなか大変なのが、この蹄(ひづめ)の管理です。蹄は健康状態のバロメーターでもあります。すなわち、餌の種類や量が適切でないと、蹄の軟弱化として現れて、最悪の場合取り返しのつかないことになるのです。また、裏ぼりと呼ばれる蹄
対州馬の飼養と調教 13「 対州馬にかける損害保険はあるのか 」
ありません。そもそも保険を掛けないと心配な状態で、馬を柵外に出したり、人に触れさせてはいけないのです。但し、いまだに馬が逃げ出したりすると全国ニュースで大騒ぎしていますが、馬の方から人に当たったり、ぶつかったりすることはありません。せいぜい人の方が慌てて
対州馬の飼養と調教 12「 対州馬が雑草を食べて死ぬことがあるのか 」
残念ながらあるようです。雑草の中にはもちろん毒草もたくさんあって、素人ですべてを見極めるのは困難です。では、なぜ野生の馬が毒草を食べて死なないかと言うと、毒草を食べないからです。基本的に匂いなどで毒草をより分けるので、それをわざわざ食べて死ぬことはありま
対州馬の飼養と調教 11「 対州馬が飼養・調教する上で常備すべき医薬品は何か 」
馬を飼養する上で最も恐れるべきものは、なんといっても疾病。競馬場のある地域以外で馬を診ることのできる獣医を探すことはまず無理と考えた方がいいです。①疝痛時の痛み止めと消化促進剤私の場合は幸い対州馬を飼養する獣医の知り合いがいたので、この方を通して入手する
対州馬の飼養と調教 10「 対州馬が飼養・調教する上で必要な資質とは何か 」
対州馬に限らないことですが、馬は人の「人間性」を見抜くので、人として誠実に生きているという自負と自信は必要です。また馬を飼養するの上で調教も絶対的に必要です。そうでないと馬を安全に移動させたり健康に留意して世話をすること、つまり管理することができません。
対州馬の飼養と調教 9「 もし対州馬が何かに驚いて走り出した時、曳き手一人で抑える方法はあるか 」
あります。でも、こればかりは、文面では伝えらません。また、これを体得しない限り、馬を曳いて柵外に出すことは辞めた方がいいです。対州馬の体重は300kg前後あり、大人の男3~4人をいとも簡単に引きずり回すパワーを持っています。それを体重50kg前後の人間が抑えるという
対州馬の飼養と調教 8「 対州馬以外でも、市街地にある坂の小道を歩く荷運び馬になることができるか 」
なれません。まずサラブレッドなどの競走馬はフラットなコースを早く走る事だけに特化して改良されてきているので、200%できません。あとの在来馬でもいけそうな感じですが、昔長崎の荷運び屋さんが、他の在来馬を連れてきて試したところまったく使えなかったそうです。(一
対州馬の飼養と調教 7「 対州馬を調教する上で参考となる資料等はあるか 」
ない。そんなものはない。対州馬に限らず、馬の調教についての資料がない。と言うか、あったとしてもそれは極々一部にしかあてはまらない事しか書いていない。そして、そのようなものに頼ろうとしない方が結局はいい。しかし、対州馬が小~中型の馬と言っても体重は300kg前後
対州馬の飼養と調教 6「 対州馬の牡馬は荷運び馬や曳き馬等の役馬として適するか 」
適します。ただし、条件はあります。1頭飼いをすることです。牝馬と一緒、もしくは近くでの飼養だと役馬となることはできないでしょう。これは実際に長崎市内で荷運びを生業とされていた浦川さんもはっきりと述べられたことです。(ちなみに去勢していないオス馬を牡馬(ぼば
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