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  • 「ヨハネ黙示録略解」第一四章 二種の刈入れと天使の宣言(4)

    〔14〕「白雲」清くかつ輝いているさま。キリストの栄光を現わす。「人の子」キリスト。「金の冠」神性と王を表わす。すなわちキリストを王として神として審判主として、権威をもって現われて下さる。「利き鎌」罪人を滅す恐ろしい鎌。「座せり」審判の型である(マタイ二五31、32)。〔15〕「殿より出で」直接に神から出て神の命令を抱いて来るのである。「刈時すでに至れり」審判を下す時がすでに来た。「地の穀物すでに熟したり...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一四章 二種の刈入れと天使の宣言(3)

    〔6〕今の時代では、神は福音宣伝を贖われた者に託しておられるが、この時代になると悪魔が具体的に現われて、超自然の力をもって暴威をふるうために、神は天使に力を与えて、福音を宣伝させられるのである。「永遠なる所の福音」福音の真理が永遠に動かないものであるとの意である。この時代の福音は罪人を救う福音ではなく、今日の恵みの時代における福音と異っている。永遠の福音である。〔7〕「神を恐れ、栄をこれに帰せよ」こ...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一四章 二種の刈入れと天使の宣言(2)

    〔1〕「シオンの山」エルサレム神殿のあったところである(詩四八2)。ここでは将来に現われるべき新しいエルサレム、すなわち天国にたとえているものである(黙二一2)。「一四万四千の人」。 12×12=144……………神の数 144×1000=144000……完全数これは先きに七章4節で印を捺された者であってユダヤ人中の選ばれた民のことである。この民の受けた印の対照であって、民は小羊の名を受けた者である。「名」はその実を現わし、性質にお...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一四章 二種の刈入れと天使の宣言(1)

    分解一 一四万四千人 1二 彼らの讃美 2~3三 彼らの資格 4~5四 第一の天使の福音宣伝 6~7五 第二の天使の宣言 8六 第三の天使の宣言 9~12七 天からの声と霊の声 13八 人の子と二種の刈入れ 14~20オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一三章 二匹の獣――偽キリストと偽預言者(3)

    〔11〕「一匹の獣」偽預言者のこと。この子をイスカリオテのユダであると言う人もある。悪魔の三位一体は、竜、偽キリスト、偽預言者である。「地より出ずる」明白ではない。しかし、事実地から出るがごとくである。地から超自然の者が出て来て羊のような様をする。「二つの角」偽預言者が、偽キリストから与えられたすべての権のみならず、宗教上の権もあると解する人もある。またこれは自然界、超自然界のことであると解く人もあ...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一三章 二匹の獣――偽キリストと偽預言者(2)

    〔1〕悪魔の奥義の現われるところ。あたかも神の奥義がキリストによって現われたようにである(テモテ前三16)。ただし、七章と関連している。今までに悪魔はいろいろな手段方法をもってこの世の権力を用い働いてきたが、いよいよこの時になってその姿を現わしてきた。これは悪魔がその力を現わして働こうとするためである。「七の首」「十の角」共に恐ろしい権力をいう。首は尊厳の意、角は権威を現わす。「十の冠」悪魔はこの世...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一三章 二匹の獣――偽キリストと偽預言者(1)

    分解一 第一の獣 1~7 獣の形状と権威 1~2 獣の人望 3~4 獣の勝利 5~7二 警戒 8~10三 第二の獣 11~18 獣の形状 11 獣の権威と働き 12~15 獣の印誌 16~17 獣の数目 18オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一二章 女と龍の異象(4)

    〔13〕「女を悩ませり」地上に残された有形の教会は、悪魔からはなはだしく迫害される。〔14〕神の特別の保護がなければ悪魔に殺され滅されてしまうであろう。「大いなる鷲の二つの翼」神の救いの力(申三三11。出一九4)である。神の救いの力は再び患難時代に現われる。「野に」イスラエルがエジプトを離れて淋しいシナイの野に来て、天来のマナをもって養われたように、淋しい野に行き難を避けて神の聖手に守られるのである。神...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一二章 女と龍の異象(3)

    〔7〕「ミカエル」キリストであると解する人もある。しかし、天使の長と解すべきである。悪魔と天使との戦い。〔8〕悪魔は天にあって暗の権威を司ったが今はキリストの勝利が有形に現われて来たので、天にいることが出来ないのである。〔9〕「悪魔」ギリシャ語では訴える者との意。「サタン」へブル語では敵する者との意であって、保恵師の反対。「老蛇」惑わすことは彼の特色であって、奸智にたけた者である。〔10〕大讃美。あが...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一二章 女と龍の異象(2)

    〔1〕「大なる異象」ヨハネはこの異象の大きなことに驚いた。第一は、女、第二は男子、第三は龍である。「一人の女」諸説がある。ある人はマリヤであると解し、男の子をキリストと解する。その他エルサレム、またイスラエルあるいは初代教会、ローマ教会(この場合には男の子はコンスタチン帝)であるなどと解釈する人もいる。これは過去の歴史に適応させるべきではなく世の終りのときに起るべきことである。サイス氏の解釈によれ...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一二章 女と龍の異象(1)

    分解一 一人の女 1~2二 赤龍 3~4三 男子 5四 女の避難 6五 天における戦い 7~10六 悪魔の怒りと証人の勝利 11~12七 龍の迫害と女の保護 13~17オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一一章 神殿をはかることと二人の証者および第七のラッパ(4)

    〔15〕地上にはまだ顕現してはいないが、天においてはすでに成立しているのである。キリストが王の王としてこの世を治められる時が来ることの預言である。聖国がこの世に成るとき、み心が天に成るように地にも成る時が来るのである。〔16〕大きな讃美礼拝。〔17〕「今いまし、昔しいます全能の主なる神よ」一章8節、四章8節には後いますとあるがここには記されていない。これは特に今に重きを置いたためである。現在において主の国...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一一章 神殿をはかることと二人の証者および第七のラッパ(3)

    〔7〕「獣」陰府から出て来たもの。超自然の動物であって、いかなるものであるかは不明である。「これと戦いをなし勝ちてこれを殺さん」神の許しによってこの動物は二人の証者と戦い、勝ってついにこれを殺すのである。神の栄光のために一時悪魔に勝つことを許されるのである。しかし、殺されるものはこれによって殉教の栄光を受け、ついにはよみがえりの恵みに浴するのである。〔8〕「その屍は大なる町のちまたにあり」証者の死体...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一一章 神殿をはかることと二人の証者および第七のラッパ(2)

    〔1〕「われ」ヨハネであって、聖徒全体を代表している。一○章の終りにおいて、ヨハネはキリストの手にある巻物を取ってこれを食し、その結果預言をした。そして今は聖徒の特権として審判時代に審く権利を与えられた。「杖の如き葦」杖はこらしめ、鞭打つことの意。あるいは革命、または政治すなわち神から授けられた特別の権威。葦は、はかり竿の意。原意はキャノン(正典)と同じ字であって定規の意。測るもの調べることを言う。...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一一章 神殿をはかることと二人の証者および第七のラッパ(1)

    分解一 神殿をはかること 1~2二 二人の証者 3~14三 預言 3~6四 二人の証者の殉教 7~9五 悪人の喜び 10六 証者のよみがえりと昇天 11~12七 地震 13八 第七のラッパの審判 15~19オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一○章 一人の強い天使の小さい巻物(2)

    〔1〕「一人の強き天使」キリスト。「雲を着て」み座のそばに雲がある。(詩九七2)、雲に乗ってくることは神の栄光、威厳を現わす。「天より降る」これは主の再臨ではない。ヨハネの黙示したところのものである。「日」栄光。「火の柱」堅固。この足の行くところを焼きつくす恐ろしい光景を示している。〔2〕「小さき巻物」五章にあった巻物であろうとの説がある。「その右の足を海の上にふみ、左の足を地にふみ」キリストが陸と...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第一○章 一人の強い天使の小さい巻物(1)

    分解一 一人の強い天使の姿 1~2二 七つの雷の声 3~4三 天使の誓言 5~7四 小さい巻物と天使の命令 8~11オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第九章 第五、第六のラッパの審判(3)

    〔13〕「金の祭壇」神を信じる者には、祝福となり、神を信じない者には審判となる(八3~5)。〔14〕「ユフラテ」人の造られた場所にある河。この所に神の祝福が下り、悪魔もそのわざを始めた。神と悪魔との最後の戦いをする場所である。〔15〕「四人の使者」四は完全を現わす。全世界に及ぶことを意味する。「許されたり」神の許しを得るまで待っていたが、その許しがあったので釈き放たれたのである。「年月日時」その年、その月...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第九章 第五、第六のラッパの審判(2)

    〔1〕「一つの星」第八章の星は鉱物であったが、これはそうではない。権威を持って輝いていたものであるが、堕落して落ちて来た天使である。「底なき穴」この世の穴ではなく、陰府である。陰府は霊界での悪の勢力の満ちあふれたところ。恵みによって今はこの世と陰府との交通遮断がされているが、この時になると神の許しを得て、交通が始まり、陰府の門が開かれるのである。「鍵を与えられたり」この世と交通するために陰府の門を...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第九章 第五、第六のラッパの審判(1)

    分解一 第五のラッパの審判 1~12 イ 底なき穴 1~2 ロ いなご 3~10 ハ いなごの王 11~12二 第六のラッパの審判 13~21 イ 四人の天使解き放たれる 13~15 ロ 騎兵 16~19 ハ 人々の状態 20~21オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第八章 ラッパの審判(3)

    〔7〕「血の混りたる雹」一八一九年。パッフィンスベイ近くの山の八マイル四方に血の色の雪が降ったことがあると言う。その他ビクニウス山、ノウルウェイ等にも降ったことがあると言われる。これはたんにやがて現われて来ることの模型であって、世の終りには物すごい光景で降って来るのである。木を大人物、草を普通の民衆として解する人もあるが、これは文字通りに解釈すべきであろう。〔8〕「火に焼かれる大なる山の如きもの」ど...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第八章 ラッパの審判(2)

    〔1〕七章の終りにおいて大讃美があった後、半時ばかり天が静かになった。これは実に厳粛な光景であって、恐ろしいわざわいの迫って来たことを悟ったためである。詩篇の中にも大讃美を、歌ってきてのち「セラ」に至ってしばらく静まるものがある。これは実に神の沈黙の力の働く時である。〔2〕「七人の天の使い」神から各自一つのラッパを与えられたために、静かになったのである(アモス三6)。七つのラッパは、祈祷の答として吹...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第八章 ラッパの審判(1)

    分解 一 第七の封印と七つのラッパ 1~2 二 主イエスおよび聖徒の祈祷の答 3~5 三 ラッパを吹く準備 6 四 第一のラッパ……雹と火 7 五 第二のラッパ……火に焼かれる大きな山のようなもの 8~9 六 第三のラッパ……星 10~11 七 第四のラッパ……日と月と星との変化 12 八 一つの鷲のラッパ 13オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第七章 患難時代の聖徒(4)

    〔15〕14節の条件を果たしたものの祝福。第一、「神の宝座(くらい)の前にあり」私たちは、この世の帝王の前に立つ事のできないものであるが、神から与えられる祝福によってみ座の前に立つことができる(二四人の長老、四つの生き物のようである。み座には座すことはできないが)。これが栄光、また喜びである(ユダ二四、コロサイ一28)。聖霊は言い難い嘆きをもって、私たちのために祈り、私たちをしてしみなく、傷なき神の前に...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第七章 患難時代の聖徒(3)

    〔9〕天の有様。すなわち患難を経て来た聖徒の祝福の状態である。 (一)六章において神を信じない人々への地上の患難が現われた。 (二)七章一節から八節までにおいては、選ばれた神の民の有様が記されている。 (三)七章九節から一七節までには、天にある聖徒たちの様子が見られる。神を信じない者も神の民も、天にある聖徒もみな患難時代を経て来たものである。「諸国民、諸族、諸民、諸音(いん)」先の一四万四千のイス...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第七章 患難時代の聖徒(2)

    〔1〕神は七つの封印を開かれて、恐ろしいわざわいの来るまでに、患難時代に残された神の民を顧みて下さる。それゆえ、封印を六まで開いて、七まで開かれない前に、これを挿入したのである。「四人の天使」地球の四隅に立って、この世をかき乱しわざわいを来らせようとする嵐をとどめ、何一つどこにも風を吹かせず、あたかも嵐の最中に暫時静穏な時のあるようになし、更に大きなわざわいの来ることのために、このようになしたので...

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