chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (6)

    おそらく、遅かれ早かれ、破局や乾きの過程が始まり、深い死の経験に入ることになるでしょう。これは、すべてが神からであって天然の人からのものはなにもないという基盤の上に、すべてが構成されるために必要なことです。死と復活を通して、一方の領域から他方の領域に移らなければなりません。これは常にそうでしたし、天の領域の定まった法則です。もしこのような形で私たちにもたらされるなら、新しい世界、新しいビジョン、...

  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (5)

    「なぜなら、わたしの家が荒れ果てているからである」 しかし、直ちにこう言わねばなりません。これは「教会」や「チャペル」の空席とはかけ離れた関係にあります。これは、「教会への出席」や不出席、国民の宗教生活全般の衰退といった現在の諸問題を、直接対処しようとするものではありません。この二つの問題は関連しているかもしれませんし、おそらく関連している思いますが、私たちはそのような枝葉末節から始めたりしません...

  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (4)

    もしこれらの預言者たちに状況の説明を求め、状況を神の権益と御力にかなう水準に引き上げるために私たちが意識すべきビジョンは何かと尋ねるなら、彼らはいくつかのことに言及するでしょうが、間違いなくすぐさま的確に「わたしの家である、と主は言われる。」と強調して述べるでしょう。彼らは次に私たちを聖書に導くでしょう。そして、彼らが私たちを創世記から順に導いていって、ご自身の家に対する神の第二の関心事を示すと...

  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (3)

    穴の開いた袋に金を入れること こう述べることをお許しください。神は御心に適っていないものを支援することはできません。御心に適うものを得ることがこれまで以上に必要になりつつある時代にあって、良いものですら――それが最善のものの敵である時は――彼はますます祝福できなくなりつつあります。かつて用いたものでも、ご自身の究極的御旨や御思いに至らない時は、用いることができなくなりつつあります。 もしヘブル人の預言...

  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (2)

    直ちに先に進んでこれらの要素に注目することにします。しかし、読者に警告した方がいいでしょう。私たちはたんなる聖書研究や聖書解釈をしようとしているのでありません。そうではなく、これは私たちの知性や観念全体に途方もない課題を突き付けるものなのです。私たちの多くは、子供の頃から長年にわたって、神の家のことを、宗教的礼拝が公に行われている特別な建物だと考えてきました。教会堂、チャペル、伝道館だと考えてき...

  • 「ベテルの神」第一章 ベテルの神 (1)

    神の御言葉の思慮深い読者なら、二つの偉大な事柄に感銘を受けずにはいられません。その二つは聖書の最初から最後まで一貫しています。一つは、神がこの世界に関して介入してこられたこと、そして、その行程と歴史に持続的かつ倦まずに割り込んでこられたことです。もう一つは、この世界から神を追い出し、排除しようとする試みの絶え間ない連鎖です。この後者のような試みが、創世記に記録されている創造の前に起きたようです。...

  • 「ベテルの神」目次

    ベテルの神T. オースチン-スパークス目次第一章 ベテルの神第二章 家の規定第三章 天的啓示オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (7) 完

    これ以上述べる必要があるでしょうか?これらのメッセージは何を訴えているのでしょう?それが私たちの到達点です。それはあなたにとって慰めを意味する、と私は信じています。私たちは、得られるかぎりの慰めを欲していますが、その代価についても承知しています。最近、人々は私に何度こう言ったことでしょう、「あなたはいつ引退されますか?何某さんは引退しましたし、何々さんは引退しようとしています」――そうです、福音の...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (6)

    この特別な宝の内在的価値 ですから、主がここで持っておられる価値あるものは、はっきりと分かるように、比較的少数の人々の中にあります。それは「小さい事の日」です。それは比較的小さな群れです。この群れについて主は「わたしの特別な宝」と言われます。その価値は内在的です。そこに主はご自分の心が望んでいるものを見いだされます。そして、それは私たちを遥かに偉大なものに導くものである、と私は信じています。旧約聖...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (5)

    しかし、聞いてください――「彼らは特別な宝となる」。主に対して特別な宝となれるなら、確かに収支は合います――いいえ、それ以上です。主と共に進み続けるには、手に入れたいと思っている多くのもの、きわめて合法的で正当な多くのもの、なんの問題もない多くのものを、主に対して絶対的であるがゆえに、手放さなければなりません。そして、その苦しみや代価に他の人々を巻き込むとき、とても苦い杯の水を飲むことになります。エ...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (4)

    大きな代価 しかし、それには大きな代価が伴っていました。皆にその覚悟があったわけではありませんでした。その覚悟があって、中に住む人を決める方法を受け入れていたにもかかわらず、そうするよう召されなかった人々が大勢いました。逆に、神の主権的支配の下で、そうするよう召されていることに気づいた人々もいました。くじが彼らの進路を決めました。神は主権的に、彼らのために事が運ぶよう取り計らわれました。そして、そ...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (3)

    自発的なささげ物 さて、この十分の一は自発的なささげ物でした。十人に一人が自発的にささげました。彼らは自発的にこのくじ引きに従いました。「くじを引いたら彼らに選択肢はなかったのであり、好むと好まざるとにかかわらず受け入れなければならなかったのである」とあなたは反論するかもしれません。しかし、重要なのは、彼らが進んでその方法に従ったということです。それは、主への心からの自発的なささげ物でした。強制や...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (2)

    民の十分の一をささげること この特別なささげ物は、物を十分の一ささげることではなかったことがわかります。物を十分の一ささげることは済んでいましたが、ここでは民の十分の一がささげられました。民全体の十分の一、戻って来て城壁を再建するこの働きに従事した人々の十分の一がささげられたのであり、この十分の一は主への特別な自発的ささげ物となったのです。さしあたって、この十分の一に注目することにしましょう。なぜ...

  • 「主の証しの全き回復」第八章 特別な宝 (1)

    「民の支配者たちはエルサレムに住んだ。その他の民はくじを引いて、十人に一人、聖なる都エルサレムに連れて来て住まわせ、十人のうち九人を他の町々にとどまらせた。民は、進んで自分をささげてエルサレムに住むすべての人を祝福した。さて、以下は、エルサレムに住んだこの州のかしらたちである。しかし、ユダの町々では、イスラエル、祭司たちとレビ人、また宮のしもべたち、ソロモンのしもべたちの子たちはみな、自分の町々の...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (12)

    目を覚まして賢く祈る必要性 これは戦いです。その性質や形態については少し触れましたが、全体の状況が救われたのは、大部分、細心の注意を払っていたおかげであることがわかります。サンバラテやトビヤをはじめとする他の人々は、内部で起きていることをすべて知らせる秘密の情報提供者を持っていましたが、ネヘミヤも情報源を持っていました。彼は、敵の陣営で何が起きているのかを非常によく把握していました。そして、彼の綿...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (11)

    脅し 次に、脅しです。ここに一人の人がいます。その人の家にネヘミヤは行きました。ネヘミヤは、妥協しない精神の持ち主でしたが、とても友好的な人だったように思われます。彼は、ある日、友好的にこの人に会いに行きました。この人は友人のふりをして、彼のことをとても心配しているかのように言いました、「私たちは宮の中に行き、その戸を閉じた方がいいでしょう。彼らが来てあなたを殺そうとしているからです」。しかし、ネ...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (10)

    捏造 次に、捏造です。「報告によると、あなたが城壁を築いているのは、自分が王となるためであり、エルサレムには王がいることを宣言するためである、とのことです。また、あなたは預言者たちを任命して自分のことを説かせているとのことです」(ネヘミヤ六・六、七)。敵がこの路線を試すとき、時として非常に不愉快な気分になります。恐ろしい暗示です。「あなたは自分のために名を上げようとしており、自分のために地位を得よ...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (9)

    激怒 今や、城壁は出来上がりつつあります。状況は終点に至ろうとしており、完成目前です。そこで今、敵は大いに怒ります。あのような嘲りには大きな意味があったのです。実は、敵は心底動揺していたのです。この激怒は、ここには考慮すべきなにかがあることをサタンが認識していることを意味します。外面的にどのような態度を取っていたとしても、内側深くでは、ここには自分の王国を根底から揺るがすことになるものがあることに...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (8)

    軽蔑と嘲り 次に、彼らは主の民を軽蔑しました。「この弱々しいユダヤ人は何をしているのか?一匹のきつねが上っても、彼らの石の城壁を崩してしまうだろう」(ネヘミヤ四・二、三)。彼らは軽蔑し蔑んで、「結局のところこれにはなんの意味もない、注目する価値もない――あまり真に受けてはならない!――」と考えようとしました。主の民の中には、この類のことに耐えられない人々もいます。彼らはその下でボロボロになります。あな...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (7)

    反対の形態 少しの間、この反対のいくつかの形態について見ることにしましょう。これまで述べてきたように、この特別な目的が示されるとき、特別な種類の敵意と戦いが引き起こされます。それは、神の御旨を破るために、取りうるいかなる形も取ります。このネヘミヤ記には、これらの敵の側からの絶え間ない反対が見られます。彼らは、ある時は一つの戦術を試しますが、その後、それがうまくいかずに敗北すると、別の角度に転じてそ...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (6)

    ネヘミヤがエルサレムに来た時もそうでした。この人々は、「イスラエルの子らの益を求める人が来たことで、大いに嘆いた」(ネヘミヤ二・十)。あなたにはこれを理解できないでしょう。あなたはこう言うかもしれません、「この人々が主を少しでも知っていて、主を認識しているなら、主に関する彼らの話になんらかの意味があるとするなら、彼らは、『あなたが神の民のためにすることはなんでも協力します』と言うでしょう」。しか...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (5)

    肉的な人々 さて、新約聖書の手紙は、まさにこれで満ちていることがわかります。今まで述べてきたような、人々の救いに対する敵意や、クリスチャンであることに関する一般的な戦いが見られるだけではありません。神のいっそう豊かな御旨が示される所ではどこでも、特殊な攻撃も見られるのです。パウロがなにものにもまして示しているのは、神の完全な究極的御旨です。彼を通して私たちは、主イエスに関する永遠のみこころと御旨に...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (4)

    主との生き生きとした関係がない もう一方の点から進んで、こう述べることもできたでしょう。「さて、ここにある人々と、名前が挙げられている指導者たちがいます。彼らは神と天にとって大いに重要なこのことに敵対しています。これが彼らの立場であり、姿勢であり、精神です。これはどうしてでしょう?」。その答えは本質的に、彼らは主との真の関係を持っていないということです。彼らがどんな告白をし、どんな語句を使い、どん...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (3)

    迷信的な人々 まず第一に、彼らは迷信深い人々です。ある出来事を見て、その出来事には超自然的な性格を帯びた背景があるという結論を下します。彼らは主を知らず、このことが主からのものであることを知りません。それには超自然的背景があり、オカルト的なものである、という結論に至ります。超自然的な領域の秘密を知り、その奥義の中に導かれさえすれば、この問題を解決できる、と考えて進みます。彼らが主のことでアッシリア...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (2)

    敵 この書を見ると、誓いを立ててこの特定の目的の敵となった多くの人々について述べられていることに気づきます。そこで、彼らが反対した方法や形を見る前に、この人々について見ることにしましょう。サンバラテとトビヤとガシムがいます。この人々は誰でしょう?何者でしょう?ここで何をしているのでしょう?どうやってここに来たのでしょう?これらの問いに答えていくと、霊的反対勢力に関する核心に大いに迫ることができます...

  • 「主の証しの全き回復」第七章 戦い (1)

    さて、戦いに移ることにします。主の全き証し、もしくは、完全・完璧な主の証しに関する戦いです。再度、直ちに言わせてください、これは特別な戦いなのです。救われていない人々の救いに関する戦いがあります。それには、主を知らない人々を主にもたらそうとしているすべての人々が関わっています。これは現実の戦いであり、これに関して現実に戦いがなされていることを、私たちはとてもよく知っています。クリスチャンであるこ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、オリバーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
オリバーさん
ブログタイトル
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ
フォロー
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用