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  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」一.死による一体化のメッセージ (5)

    他の箇所で、メイビー博士は再び、キリストの死は「放射性」である、と書き記しています。先日、私はある医者に、ラジウムについて少し教えてください、とお願いしました。すると、彼は言いました、「ラジウムは世界で最も強力な凝縮された力を持っており、その近くにあるものすべてに自らのエネルギーや力を賦与する能力があります」。「確かに」とある宣教士は言いました。「その光線を直接浴びると死んでしまいます。燃やされ...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」一.死による一体化のメッセージ (4)

    この一体化の生命力 「あなたたちも、キリスト・イエスを通して、自分は罪に対して死んでいるが、神に対して生きていると認めなさい」(ローマ六・十一)。キリストの死における彼との一体化による合一は――姿勢ではあるのですが――「姿勢」以上のものであり、――立場ではあるのですが――「立場」以上のものです。これは、罪の重荷からの解放と同じくらい、信者の経験上、実際的事実とならなければなりません。これを理解しそこなった...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」一.死による一体化のメッセージ (3)

    一体化の瞬間 しかし今、ここで、フィリップ・マウロが彼の本の中の一つで明らかにしている重要な点が明らかになります。彼の死における信者のキリストとの「一体化」は実際にいつ始まったのか、という疑問が生じるのです。マウロが言うには、それは「キリストの死の瞬間に始まった」のであって、「その前ではない」とのことです。信者は、世の罪を取り除く神の小羊であるキリストの宥めの御業の苦難に、決してあずかることはあり...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」一.死による一体化のメッセージ (2)

    しかし、あなたたちは言います、「私は何年もの間これを知っていましたし、理解していましたが、これが私の生活に何らかの違いを生じさせているようには見えません」。ここで、啓示の霊である聖霊を認識する必要が生じます。この最後の時代の神の子供たちの多くは、キリストと共なる死の「真理」を受け入れてきましたが、それは聖霊の啓示によって彼らに臨んだものではありませんでした。彼らは、自分は「キリストと共に十字架に...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」一.死による一体化のメッセージ (1)

    キリストの死の中で私たちは彼と一体化されたという基本的事実を求めて、ローマ六章に向かうことにしましょう。「彼の死」という言葉に注目してください。「死んだ私たちが、どうして」(二節)。「彼の死の中へとバプテスマされた」(三節)。「死んだ者」(七節)。「私たちが死んだのなら」(八節)。辞書によると、ここの「死ぬ」という言葉は、ギリシャ語では、この動詞を明確にする強調的表現になっており、完成・成就され...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」はじめに

    この集会のための私の特別な主題は、「キリストの死のいっそう深い面の今日的意義」です。これには今日、大きな意義があります。なぜなら、十字架の根本的意義に取り組んで、実際に生き生きと経験しないかぎり、私たちは、現在の世界情勢におけるこの世と肉と悪魔の圧力に抵抗して立つことはできないからです。 最初に言わせてください。私のメッセージの最初の部分は、あなたたちがよく知っている基礎をおさらいしているように...

  • 「十字架につけられたイエス・キリスト」目次

    十字架につけられたイエス・キリスト「スワンニック」集会での三つのメッセージの要約ジェシー・ペン-ルイス目次はじめに一.死による一体化のメッセージ二.死による一体化の適用三.死による一体化の継続性勝利者誌 一九二六年 七巻 七月号 掲載。オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 苦難を経て王座へ (3-3)

    終えるにあたって、この物語の二つの主要な面に注目することにしましょう。一.すべての上におられ、すべてを貫いておられる神が、ヨセフの人生のためにビジョンを成就されつつあります。次の点に注目してください。 (a)神は彼の命を救われました(三七・一)。 (b)神はポティファルの家に導かれました(三九・一)。 (c)神はヨセフを栄えさせて訓練されました(三九・五)。 (d)神は牢獄への道を許されました(...

  • 苦難を経て王座へ (3-2)

    権威と権力が彼に与えられました(創世記四一・四一~四四)。そして、彼が失ったものはみな、神ご自身の御手によって戻されました。「秘密を啓示された者」を意味する新しい名が彼に与えられました。また、孤独と悲しみの年月の果てに、家と愛する者たちが与えられました。さらに気前よく神は彼に応じられたので、彼は自分の苦しみと、若い頃に引き離された家を忘れることができました(五一節)。すべてを失った彼は今や豊かな...

  • 苦難を経て王座へ (3-1)

    勝利者誌 一九〇九年 一巻 十月号 掲載。(a)天のビジョンの成就 ヨセフが「苦悩の地」(創世記四一・五二)の牢獄にいた、彼の人生でまさに最暗黒の時に、彼の解放の瞬間がやって来ました。この苦難はあまりにも厳しい深刻なものになったため、詩篇作者は「彼の魂は鉄の中に入った」(詩篇一〇五・十八、欽定訳欄外)と述べています。彼の霊は、言わば、圧迫されて閉じ込められていました。彼の魂という鉄の檻の中で、自分の道...

  • 苦難を経て王座へ (2-3)

    (c)牢獄生活と苦難 偽りの訴え、名声の喪失、続いて不当な投獄が、この道の次の段階でした(創世記三八・七~二〇)。ここで、「彼の魂は鉄の中に入った」(詩篇一〇五・十八、改訂訳欄外)と述べられています。このような事になったのです!多くの、多くの、多くのことによって、私たちは打ちのめされますが、この点には及びません。しかし、そこで私たちはゲッセマネとカルバリの意味を知ります。晴れ渡った良心(創世記四〇...

  • 苦難を経て王座へ (2-2)

    (b)惨めな奴隷状態 ヨセフはポティファル――パロの役人――に売られましたが、神は依然としてヨセフに対する御旨を遂行しておられました。このようにエジプト人の家庭に入ったことで、彼は宮廷とのつながりを持つようになりました。彼はその宮廷の長官になる運命にありましたが、彼はそれを知りませんでした。それは彼にとってどれほど陰鬱に思われたことでしょう、彼の霊はどれほど悲しかったことでしょう!神は忘れてしまったの...

  • 苦難を経て王座へ (2-1)

    勝利者誌 一九〇九年 一巻 八月号 掲載。(a)選ばれた器の分離 すでに述べたように、「天のビジョン」の後には、必ずその成就への道が続きます。ヨセフの事例では、誰がその道具として用いられたのでしょう?彼自身の兄弟たちです。この若者に対する神のビジョンにより、彼らの苦々しい敵意が引き起こされました。彼らは彼を排除することを決意しました。「彼らは彼を殺す陰謀を企てた」(創世記三七・二〇)。彼らには彼を害す...

  • 苦難を経て王座へ (1-3)

    私たちは御霊の素晴らしい満ち溢れを受けて、それにより、「開かれた天」と「神の幻」の中に導かれます。神の霊は、ご自身が私たちにしようとしているあらゆることの輝かしい可能性を、私たちに啓示してくださいます。すると私たちは、それはみな直ちになされる、と思い込みます。その時その場で、絶えざる力と実り豊かさの生活が始まると期待してしまいます。 しかし、私たちは、ヨルダン川で主キリストに対して天が開かれた後...

  • 苦難を経て王座へ (1-2)

    (C)「天のビジョン」の危機(創世記三七・五~八)。 神の御旨に関する啓示をヨセフが話したことで、突然、彼の兄弟たちはこの潜在的敵意を実行に移すよう駆り立てられます。ヨセフが見た夢の意味は、彼の周囲の人々にはまぎれもなく明らかでした。ヤコブはそれらを「見守って」、神がなさることを見ようと待ちました。しかし、ヤコブの息子たちは弟を「妬み」ました。この「小さき者」は――あまりにも若く、あまりにも純真だっ...

  • 苦難を経て王座へ (1-1)

    勝利者誌 一九〇九年 一巻 七月号 掲載。 神は御言葉の中に、祝福への道に関する多くの視覚教材を私たちに与えてくださっています。そして、ヨセフの人生以上に明確なものはありません。その物語は、神のキリストが地上に来臨される時の彼の生活をみごとに予告しているだけでなく、一人の人の霊的歴史と、その人が「私と共に私の王座に着くであろう」(黙示録三・二一)という御言葉の意味を知るようになる前の霊的行程を描写して...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (11)

    私はあなたたちだけに話しているのではありません。自分自身に、そして、すべての牧者に話しています。牧者たちよ、一匹の悪魔が私たちの中の二人を支配できるとは、私たちはいったい何をしているのでしょう?何が私たちの問題なのでしょう?講演の大会をやめてでも、自己吟味と祈りの大会を開くようになる時が来るとは思わないでしょうか?全教会を四つの海の間から集めて、神を待ち望ませることができれば、私たちは神との関係...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (10)

    男性の方々、女性の方々、これが大事な点です。注目すべきことに聖書全体にわたって、この世界の悪の多くは悪霊どもの活動のせいだとされています。彼らがこの暗い世の暗闇を支配しています。この悪霊どもはみな私たちの周りにおり、社会の中に、私たち自身の家庭生活の中に、あの飲んだくれの息子の中に、汚れた霊に取り憑かれているように思われるあの少女の中に、この若者たち――彼らはまるで魅了されているかのように、神から...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (9)

    あの七人がその人に取り組み始めた時は、そうではありませんでした。彼は彼らの方を向いて、「おまえたちちっぽけな小人ども、おまえたちリリパット人よ、おまえたちはいったい何者だ?おまえたちはいったい何者だ?おまえたちのことは知らないし、前に聞いたことも一度もない。おまえたちの名は地獄では一度も話題になったことがない。このエペソとやらの小さな土地の外では、だれもおまえたちやおまえたちのことなど知らない」...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (8)

    この悪鬼どもは、パウロが神や人に対してとがめのない良心を持つ生活を送って実践していることも知っていました。毎晩、床に就く前に、パウロが自分のハンモックの横に座って、その日を振り返り、誘惑の病原菌が自分の血中に入り込んでいないかどうかを調べているのを、彼らは知っていました。悪魔を知っている人ならだれでも、悪魔は一度に私たちに襲いかかることは決してないことを知っています。悪魔はたいてい、一つの小さな...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (7)

    さて、次に、彼らは祈る彼を見ました。ここに来る前、私は自分の新約聖書に再度目を通しました。そして、自分の祈りの生活について述べていない、パウロの手紙を一つだけ見つけました。ほとんどどの手紙でも、彼は御父に向かって膝をかがめることについて述べていると思います。 パウロは彼の筆でなした以上のことを、ひざまずいてなしました。私たちが口論によってなす以上のことを、パウロは祈りによってなしました。パウロは...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (6)

    さて、次に、この悪鬼は続けて、「パウロについてもわかっている」と言いました。悪鬼はパウロをとてもよく知っていました。パウロが「とても立派な人」だった頃の彼を、悪鬼どもが彼には何でも好きなことをできると考えていた頃の彼を、彼が自分たちの働きをしていた頃の彼を、この悪鬼は知っていました。悪鬼どもは仰天して立ち尽くしました。なんと、ダマスコへの途上、栄光のインマヌエルがパウロを地に打ち倒すと、突然パウ...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (5)

    この同じ章の後半によると、イエスはその同じ安息日の晩に悪鬼どもを追い出して、「彼らに語ることを禁じ」られました。「悪鬼どもは彼を知っていたから」です。まるで、悪霊どもが自分たちの知っていることをすべて話すことを――悪霊どもはそうしたかったのですが――彼は願っておられなかったかのようです。 事実はこうです。サタンがヨブ記の中で「ヨブについて検討した」ように――「あなたは私の僕ヨブについて検討したか?」――...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (4)

    パウロは悪霊ども――彼らによって人々の体と思いと魂は苦しめられ取り憑かれていました――を対処することに大成功を収めました。それで、悪鬼どもを実際に払うことによって、あるいは、そのように見せかけることによって生計を立てている人々は、自分の商売が危ないと感じました。そして、自分たちの悪鬼払いが失敗すると、彼らは次にイエスの御名を使うことを決意して、「パウロが宣べ伝えているイエスの御名によっておまえに命じ...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (3)

    神の霊が十二人の上に臨んだ時、この人々は実際に御霊に満たされて、ただ神のためだけに立ったので、十二人からなる小さな核でも、広大な多くの人が住むこの州全体が揺り動かされて激変するほどでした。アジア中が神の御言葉を聞いたのです。 まさにこの時、聖霊降臨が悪霊どもを刺激したとしても驚くにはあたらないのではないでしょうか?聖霊が強力な力で人々の上に降られるときは、世界中どこでも、常に悪霊どもが立ち上がっ...

  • 「イエスについては知っている。パウロについてもわかっている。だが、おまえたちはいったい何者だ?」 (2)

    使徒の周りに集まったこの十二人は、彼によって、イエス・キリストを通して御霊を受けるよう導かれました。この御霊は、キリストのバプテスマの時に彼の上に、ペンテコステの時に教会の上に、コルネリオの家で異邦人たちの上に降ったのと同じ御霊でした。「御霊が最初の時と同じように」。これを語り尽くすのは不可能です。御霊がペンテコステの時のように、最初の時のように、この十二人の上に降り、革命を起こしました。もし神...

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